こんなことがありました。

ジェシカ先生と比較表現で楽しく活動 in2年3組

 ジェシカ先生の訪問最終日には、お楽しみの活動を行いました。といっても単なるゲームではなく、習ったばかりの比較表現を用いての言語活動です。この日ばかりは教科書もノートも使用せず、自分たちの知識や経験、そして直感(勘?)を最大限に活用しました。

 まずはウォームアップ。誰もが知っている単語を5人が後ろの生徒から1人1文字ずつ書いて完成させます。「ゴースト」「ナイロン」「ウィルス」…それぞれが任意で選んだ単語にみんな苦労していましたが、音声とつづりが一致しない英語の特性に気づいたのではないでしょうか。

 続いては恒例のGo to Sleep~居眠り並べかえです。他の生徒が眠っている間にひとり1語ずつを覚えて、5人が英文を完成させます。もちろん文法事項だけではなく、内容を考えて作らなければなりません。Mr.Kameoka is younger than Jessica. ではジェシカ先生に怒られてしまいますよ!

 続いてはこれまた恒例の英語早押しクイズです。ちなみに問題はすべてジェシカ先生から英語で出題されます。例えば Please tell us the long adjective with 'more' or 'the most'. のような問題ですが、adjective(形容詞)という単語がわからなくても「more や the most が付く長いものといったら」…と考えることで思考力や応用力が養われていくのです。実際に日本語を読んでいてわからない漢字があっても、いちいち調べるのではなく前後の流れから判断して読み進めるのは当たり前にやっていること。英語でもできないはずはなく、生徒たちは柔軟な頭で次々と解答していきました。

 そして最後は早押しマシンを使っての比較並べ替えです。ジェシカ先生が言うABCそれぞれの語句を、長い順や古い順、大きい順などに並べかえます。ABC3つの組み合わせは「ABC」「ACB」「BAC」「BCA」「CAB」「CBA」の6通りしかないので早押しでそのいずれかを選びますが、他の班が選んでしまったものを選択することはできません。とはいっても早く選んだからといって正解するわけでもなく、最後の残り物が正解のことも。例えばこんな出題にみなさんはどう答えますか?

  Which is the oldest convenience store in Japan, A: Seven-Eleven, B: Lawson, or C: Family Mart? 

 ジェシカ先生が告げる正解にみんな一喜一憂!楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、またジェシカ先生が来校する日まで、もっともっと英語の力をつけて活動を楽しみたい!と誰もが思ったようです。12月そして2020年も今日で終わり。ぜひ残りの冬休みの日々は復習に力を入れて、次回の活動でその力を発揮できるようにしましょう!