出来事
こんなことがありました、大浦小学校
4年生の保健体育。授業始まる事前指導の時間、養護の先生のシルエットクイズから。
アイスブレイクタイム。どんな子でも答えることができるシルエットクイズに学級大盛り上がり。
授業が始まってもシルエットクイズは継続中。「さて、男の人はどっち?」「女の人は?」
これまで元気に答えていた子ども達に少しずつ「?」が。
担任の先生と子ども達のやりとりから「今日の学習のめあて」に気づかせていきます。
「この子供の時の体から、大人の体に変わるころ。この時期を・・・」
この時期を『思春期』と言います。
今のみんなの理解度。ポジショニング機能を使って、「知っている事」が少ないことを視覚的に共有・確認。「今日の学習でもっと体の変化について知ろう!」「みんなで学ぼう!」
自分のこと、自分の身の回りの人、家族などを思い出して。そしてこれまでの保健体育の学習や関連図書を思い出して、思春期の体の変化を書いていきます。
対話的に学ぶことを大事にしている授業。まずは「自分との対話」。
そして男女に分かれて考えを共有します。
内容が少しセンシティブな内容。故に、男女で分かれての話し合い。
こういう内容の時こそ、子供たちの信頼関係が重要となります。
冷やかしたりからかったりしない。どんな意見も受け止めてもらえる雰囲気が。
どんどん子供たちから意見が出て、書き込んでいきます。共同作業ができるアプリを使っています。
ペアやグループでの学習に慣れている子供たちの姿。
自分のつぶやきが誰かの意見に影響与えたり、だれかのつぶやきで影響受けたり。学ぶことは真似ること。
この日は、校内での研究授業。他の職員が授業を参観して、研修をします。
子供たちの意見。最後は全員で共有することで理解を更に深めていきます。
体の変化を親和的な学級で、みんなで学ぶことができました。こういった学習を経ていくことで、これからの成長や個人差に不安を感じることなく前に進んでいける子になると考えます。
本校では、今年度いわき市教育研究会の指定を受け体育の研究を行っています。
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