センターの研修等

水泳指導担当研修

 7月4日(水)は水泳指導担当研修を実施しました。市内全小学校から先生方が参加し、水泳指導について、具体的な実技や事例をもとに研修を行いました。

 前半は、水泳指導上の安全管理の徹底について、いわき市教育委員会学校教育課指導主事が講義を行いました。文部科学省や福島県教育委員会から出された資料に基づいた安全管理の仕方や、豊富な経験に基づいた安全指導について講義を受け、先生方は自校での水泳指導について改めて振り返りました。また、所属校での実践例を紹介する先生もおり、受講者間で積極的な安全管理・安全指導のあり方について共有することができました。

 後半は、市内小学校教諭を講師に実技研修を行いました。まずは水中での救命法について講義を受け、実際に気道を確保しながら救助する練習をしました。さらに、発達の段階に応じた水泳指導について、スモールステップを踏みながら研修しました。

 受講者からは、「安全管理については理解しているつもりだったが、改めて気づくことがいくつもあった」「気を引きしめて指導にあたるよい機会になった」「呼吸法の指導など、明日からすぐに取り入れたい」等の感想が寄せられました。

 今回の研修内容をぜひ所属校で共有していただき、水泳が好きな子ども達を育てていただくとともに、水泳事故ゼロに向けて「チーム学校」で万全を期していただきたいと願っています。

 

養護教諭経験者研修Ⅰ 先輩校研修

7月6日(金)に小名浜第二中学校にて、「養護教諭経験者研修Ⅰ 先輩校研修」が行われました。当日は3名の先生方が参加し、経験豊富な養護教諭よりご講義をいただきました。保健室経営の実際や養護診断のあり方について、実践例をもとに分かりやすく具体的に説明していただき、参加者の先生方も大変参考になったようです。研修者からは、「養護教諭の職務に沿った内容で、大変分かりやすく勉強になりました。」「改めて子ども達の未来を預かっているのだと認識しました。一人でも多くの子どもがよくなるように努力しなくてはと感じました。」「自分の課題に対して経験豊富な養護教諭からアドバイスをもらえる機会はすごく貴重で、大変有意義な研修となりました。」などの意見が聞かれました。今回学んだことを、これからの実践に役立てていただければと思います。

 

生徒指導主事研修②

7月3日(火)生徒指導主事研修②を実施しました。本研修は、福島県の「不登校・いじめ等対策推進事業(域別研修会・SC等地区別研修会」と共催としての実施でした。
 午前中は、いわき教育事務所学校教育課主任指導主事が「いじめ防止対策の要点」、いわき市教育委員会学校教育課指導主事が「いわき市における生徒指導の現状と課題」の講義・演習を行いました。午後は、いわき教育事務所学校教育課主任指導主事が「ネット社会の望ましい意思決定と行動選択」、総合教育センター教育支援室長が中心となり「不登校への対応の実際」の、講義演習を行いました。どの研修も、子どもたちの生活の上で大きな問題であり、演習をとおして学びを深めたり、情報を共有したりすることができました。

  
 研修者からは「演習が多く、情報交換ができてよかった」「ネット社会にかかる研修について、授業でも使えるので実践してみたい」「ケース会議の進め方がわかり、有意義だった」等の感想がありました。
 本日の研修は、子どもたちを守るために、各校で伝達講習を実施し、全教職員で共有していただきたいと思います。

ICT活用講座②

 6月28日(木)ICT活用講座②を実施しました。表計算ソフトの基礎についての内容でした。

 総合教育センター指導主事が「表作成」「名簿作成」「グラフ作成」について演習を進めました。基礎的な内容の中にも、関数や表示形式などで便利な機能の紹介などがありました。

 

 受講者からは「グラフの作り方が基礎から学べて大変勉強になりました。実際に学校で役立つ内容でした。」「この知識があることで校務処理はだいぶ楽にできるのかなと思いました。」「知りたいと思っていた関数について教えていただき、大変役に立ちました。」などの感想が寄せられました。

 本日の研修を生かして、校務に必要なスキルアップにつなげていただければと思います。

 

 

 

初任者研修<授業研修②>

6月14日(木)は、初任者研修<授業研修②>を開催しました。
はじめに「初任者研修を振り返って」と題して、昨年度の初任者を代表して、2名の先生から発表がありました。
初任者の時に失敗から学んだこと、子どもに対する熱い思い、2年目になって活かされていることなど、日々頑張っている様子をお話いただきました。

 

 続いて、各グループに分かれての模擬授業発表です。3~4人のグループに指導主事が1名付き、各自持ち寄った指導案をもとに、模擬授業を行い、その後、授業についての協議を行いました。良い点や改善点についてどのグループも真剣に研修を深めることができました。

最後に担当から、防災サマーキャンプの詳細説明を受け、夏休みに向けて意欲を高めている姿を見ることができました。

ICT活用講座①

6月13日(水)にICT活用講座①が行われました。
今回の講座は画像処理ソフトの活用ということで、市内の全小中学校のPCにインストールされている「Adobe Photoshop Elements」の基本的な操作および活用方法について学びました。先生方は実際にPCを操作しながら研修を進め、画像の修正や加工の仕方に真剣に取り組んでいました。また実際の校務にも活用させるために、掲示物の作成方法やホームページのタイトル作成についても研修を深めました。参加された先生方からは、「画像処理の基本的なことを学べて大変勉強になりました。」「教材づくりにも大いに生かせそうで、また明日からの授業が楽しみになりました。」「もっともっと多くの方々に広めて活用してもらえたら良いといました。」などの意見が聞かれました。少しでも多くの方に既存のソフトを有効に活用していただき、教育効果を高めていただければと思います。

 

 

特別支援学級担当教育講座

 6月8日(金)は特別支援学級等教育講座を実施しました。市内小中学校から40名の先生方が参加し、特別支援学級等における学級経営、指導法等について研修を行いました。

 前半は、「交流の予定の伝え方」の授業を参観しました。また、後半は小グループに分かれて、参観した授業についての協議を行いました。受講した先生方は予め共有した「授業参観の視点」に沿って活発に意見交換を行いました。

 参加した先生方からは、「毎日の交流予定の聞き方を自分の学級で指導する際のヒントをたくさんいただいた。」「子ども達がお互いの良い所を認め合う姿がとても素晴らしかった。」「特別支援学級で有効だった手立ては、普通学級でも生かせると思った。」等の感想が出されました。

 研修会場や授業を提供してくださった内町小学校の先生方に心から感謝申し上げます。

 

常勤講師基礎研修①②

 

5月16日および5月30日に常勤講師基礎研修①②が行われました。新任の講師の先生を含めて多くの先生方が参加されました。講義「教職員の服務と勤務」では職務上の義務や身分上の義務について再確認したり、講義「生徒指導の充実に向けて」では、生徒指導を進めていく上で大切なことを、生徒指導提要や生徒指導リーフをもとに確認しました。また講義「授業づくりと指導法」では、実際に授業の動画を見ていく中で、それぞれの場面での工夫点について学びました。午後はそれぞれの教科に分かれて模擬授業を行いました。お互いの授業を見合って話し合うことにより、自分の授業力のスキルアップを図りました。研修者からは「教職員の服務と勤務では、改めて自分が全体の奉仕者としてどのように見られているかを考えながら受講することができた。」「模擬授業ではリラックスした雰囲気でできたので、日頃の悩みや課題を打ち明けやすく、小さな疑問も解決できたのでよかった。」「服務について、生徒指導について、授業についてとバランスよく研修を受けることができてとても勉強になった。」などの意見が聞かれました。
今回の研修を今後の指導に生かして欲しいと思います。

保健主事研修

5月25日(金)には、「保健主事研修」が行われました。学校保健の現状と課題について、講義や協議により課題を共有し、改善策について学ぶことができました。また、アレルギー対応について専門の医師による講義もありました。研修者からは「アレルギーへの対応については、ほとんど知識がなかったので今後はしっかり危機意識をもって理解を深めていきたい。」「学校保健委員会に向けた自校の健康課題等の把握に努め、市・県の健康課題と照らし合わせた学校保健委員会の運営をしていきたい。」などの感想が見られました。安全で安心な学校に向け、本日の学びを生かしていただけたらありがたいです。

中堅教諭等資質向上研修

 5月28日(月)に、中堅教諭等資質向上研修として「経験者研修Ⅱ共通研修」並びに、「学校栄養職員経験者研修Ⅱ全体研修」を実施しました。教職経験10年を経た教諭・栄養職員の18名が参加しました。
 まず、吉田尚教育長から「中堅教諭等資質向上研修に当たって」の講話がありました。その後、学校教育課管理主事から「教職員としての服務・勤務」センター指導主事から「経験者研修Ⅱの進め方」「学校経営への参画について」、最後に外部講師の市内教頭先生から「授業設計の在り方」について講義がありました。

 

 栄養職員の全体研修では、午後から市内中学校所属の栄養教諭の先生を外部講師として、講義「これからの学校栄養職員の役割」協議・演習「学校給食運営上の課題とその対策」のについて研修を進めました。

 中堅教諭としてますます力を発揮されるよう、教職10年を経た先生方は、1年を通して研修を進めていくことになります。充実した研修となるよう、当センターでも工夫してまいります。