こんなことがありました

出来事

5年生チャレンジ、宿泊活動2日目その2

午後は場所をいわき市アンモナイトセンターに移して、Act.5「化石発掘体験!」にチャレンジ。この地の地層が世界でも有数の化石発掘地であることを勉強し、ハンマーとタガネを手にしてコンコンコン!と。「あったー!」「ここにも!」と気付けば「化石だらけだ!」との声。白亜紀の示準化石であるイノセラムスが出るわ出るわで大騒ぎ!

その傍らで、アンモナイト一本に絞っています!と担任の先生は子どもたち以上に夢中になって...。結果は、子どもたちの勝ちでしたね。サメの歯ゲット!懇切丁寧に対応していただいた研究員の歌川先生やボランティアさん、面白いトークで悠久の世界にお導きくださりありがとうございました!

夕方近くになっての帰校。子どもたちは元気に「只今帰りました!」とあいさつ。保護者の皆様、先生方に温かくお出迎えいただきました。ありがとうございました。

本校で大切にしている「育てる4つの力」。それらをフルに発揮して、全日程を見事にやりきったテンション高めの5年生でございました。教頭先生のお言葉通り、「一回り大きくなったことでしょう。これからが大事ですね。しっかり振り返りを行って、明日につなげていきましょう!」。1泊2日、お疲れさまでした!

5年生チャレンジ、宿泊活動2日目その1

宿泊活動2日目、6:20には起床・清掃、そして朝食へ。朝から高いテンションでどんどん活動を進めていきました。

そしてAvt.4「野外炊飯」。カレーライスづくりにチャレンジ!馬場口先生からこつをご教示いただき、薪・かまど係、お米係、カレー係に分かれて、いざ調理開始!自分の責任を果たすだけでなく、お互い積極的に助け合い、美味しいカレーライスを完成させようと頑張る姿、とっても素敵でした!

写真だけ見るとあれですが、現場の実際の声をいくつか紹介。包丁持つ手が震えるんですけど! 玉ねぎはあんたに任せた! 薪に火をつけるどころかマッチに火がつかないんですけど! 研いでも研いでもお米の研ぎ汁が透明にならないよぉ、それ研ぎ過ぎじゃん! 炎が顔まで上がってるのに何で薪入れるのよ!熱くて鍋を運べない、やばい、焦げる!等々。先生方も子どもたちと一緒になって熱いご指導、大人の振る舞いはどこへやら...。だって美味しいカレーを食べたいじゃないですか!...ごもっともでございます。

ともあれ、テンション高く活動した5年生、予定時刻より早めに調理完了でございました。が、「ちょっと待って、まだ11:00よ。お腹すいてるの?」という状況でしたが、「大丈夫で~す!」と、笑顔笑顔でご馳走を頬張っていきました。カレーの方は完食でございました、すげ~!

お片づけを済ませた子どもたち、所に戻って「別れの集い」へ。所員さんから「いつの間にか友情が深まったことでしょう。そして皆さんを大事に育てている家族へ今日の出来事をお話しください。それが成長した自分を伝えることになりますからね」とのこと。おっしゃる通りでございます。2日間お世話になりました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目後編

1日目の午後はバスで四倉海岸へ。Act.2「班対抗・砂の芸術大会!」にチャレンジ!共通テーマは「友情」。その時々で対話を積み重ね、砂をかき集めたり、海水を汲みに行ったり、漂着した棒や貝殻を拾ったりして。各班お互いに出来栄えをチラ見しながら完成させていきました。審査では各班に作品のポイントをプレゼンしてもらいましたが、結果は甲乙つけ難く、学校に戻ってから審議することとなりました。

穏やかな秋の砂浜で伸び伸び活動してきてからの入浴、そして夕食バイキング。誰かが「最高!」と話していましたね。

夜は野営場に移動して、お待ちかねのAct.3「キャンプファイア」でございます。4人の火の守を引き連れて火の神降臨!「そなたには『自分の考えを見つける力』を与えよう!」等と、どこかで聞いたことのあるキーワードが。与えられた火の守は「この宿泊活動で楽しかったことやこれからの生活で大切なことについて自分の考えを持てるように頑張ります!」と話しました。このやりとり、アドリブてございます。ちょっと意地悪な火の神が台本を変えて話したのですが、火の守たちは自分の言葉でしっかり答えてくれました、拍手!

申し訳ございません。素敵な夜の時間は私たちも参加してしまい、写真はカメラマンの武藤さんにお願いしてしまいました。武藤さん、お仕事とは言え、常にT2的な立場で子どもたちの活動を支えていただきました。よって子どもたちも自然と「武藤先生!」って頼りにしておりました、感謝いたします!

ちなみに、総合司会の進行のもと、高速しりとり、クイズ、爆弾ゲームと友情を高め合う余興は続き、ラストは女子二人による漫才。持ち時間10分をほぼアドリブで回して爆笑タイムを創出してくれました、拍手!最後はマイムマイムを全力で!楽しい時間を過ごしました。担当したレク係の皆さんに盛大な拍手を!

こうして1日目は終了。テンション高めの5年生、自分たちで決めたスケジュールを最後までよくやり抜きました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目の前編

5年生は、9月25日(月)から1泊2日のスケジュールで、いわき海浜自然の家での宿泊活動にチャレンジしてきました。いつもテンション高めの5年生、約束の時間の20分前に集合完了!やる気満々でございます。そのままの勢いでまずは出発式。教頭先生より「たくさん学んできてください」とのお言葉をいただきました。

出会いの集いでは、自然の家の職員さんから施設利用の仕方についてレクチャーしていただきました。「よろしくお願いします!」

早速、Act.1「班対抗・フィールドビンゴオリエンテーション大会!」。ビンゴカードに書いてある動植物を探して施設敷地全体をぐるぐると。

「校長のサインをもらうこと!」なんて指令もありまして、各班にキメのポーズをしてもらいました。結果は1班・4班が満点優勝!「抜け殻」を見つけられたかが勝負の別れ道でした。

昼食はバイキング。バイキングって何?食い放題!やったね!でも食べられる分だけよそるのよ!はーい!

初めは遠慮気味でしたが、誰かが「カレーは飲み物!」と声を上げ、一同「その通り!」との反応が。その後、美味しい!と声が出始め、おかわりーって!元気いっぱいでございます。

こちら、今回引率の先生方、意欲も食欲も満々でございまする。2日間、どうぞよろしくお願いいたします!

 

9月のまとめ、秋の訪れを感じております!

「やっと完成させました!子どもたち頑張ったんですよ!」とは6年生担任の先生。残暑が厳しかった9月、暑さ指数(WBGT)の数値が高くて朝のランニングが中止になったり、大休憩も室内で過ごすことが多かった中、6年生はこのパズル制作にチャレンジしていたとのこと。

ずばり円周率パズルです!手がかりは「3.141592...」で始まる数字の並びのみ。有志が集ってこつこつとつなぎあわせていったのだそう、お見事!

一方で、長倉の杜の風景も着実に変化してきております。子どもたちも時間を見つけては秋探し!にチャレンジしております。今一番の人気は栗の木。イガイガの中に実があって、手が届きそうで届かないところに実っていて、子どもたちの好奇心をくすぐります。先輩を頼る後輩、後輩を助ける先輩と、長倉小ならではの優しい時間が流れています。

3年生は理科の授業の一環として植物を育てよう!にチャレンジ中で、種をとる!を目標に毎朝水やりや観察をしています。ホウセンカは背丈がぐんと高くなって、ピーマンは赤くなるんですね。そして巨大になって威圧感が増したオクラ、オーガニックコットンは収穫の時期を迎えています。

やまなし学級ではカボチャの収穫が進行中!今年は豊作なんだとか。また職員室で売り出してひと儲けでしょうか?

見学学習でさらに仲良しになった1・2年生は、昆虫採集にもチャレンジ!でも虫さんたちの動きがすばしっこくて、かごの中は毛虫が多かったのだとか...。

ヘチマにカリンに、間もなく収穫するでありましょうサツマイモ、そして長倉田んぼで米づくりにチャレンジしている5年生も稲刈りの日を心待ちにしているところです。

まさに収穫の秋。そして本日29日(金)は中秋の名月でございます。先日の給食でお団子をいただきました。今夜はウサギの餅つきを観測しながら9月までのがんばりを振り返って、10月からのチャレンジに思いを巡らせてみてください。

学校は日々の授業を大事にしながら、10月14日(土)開催予定の学習発表会へと進んで参ります。大切な行事ですね。引き続き健康第一!で明るく前進して参りましょう!

3校合同交流会を開催しました!

9月12日(火)のことになります。やまなし1組・2組の子どもたちが、湯本一小と湯本一中の子どもたちと、恒例の交流会を開きました。「今日は長倉小が会場だから、しっかりとおもてなししなくちゃね!」と声をかけるとご覧のポーズ、張り切ってますね!

開会式の練習も行って準備万端!といったところでしょうか。

そして、おはようございます!ようこそ長倉小学校へ!とお出迎えをして開会式へ。一人ひとり自己紹介をしました。緊張する!と言いながらもお互いに「よろしくお願いします!」を伝えることができました、拍手!

それでは交流会を始めます!ということで3校の子どもたちが混ざり合ってのチームづくりへ。1分間じゃんけんでアイスブレイク。それだけでもご覧の表情でございます、本当に楽しそう!

その後、チーム対抗で「アニマルスプーンリレー」「くつとばし」「BIGオセロゲーム」「紙飛行機づくりと飛ばしっこ大会」にチャレンジしていきました。お互いあまり無理を強いない優しいかかわり合いがGOOD!その中でも中学生のリーダーシップはお見事!小学生同士でも後輩に頼りにされ嬉しそうに接する先輩の姿が素敵!学校間の垣根を越えた交流がどんどん進行していきました。

あっという間の3時間。得点結果の発表では「見事A班が優勝!」となりましたが、子どもたちにとっては「お友達ととっても楽しく過ごすことができてよかったです!」と、点数よりも交流会そのものの方にこそ価値を見出していたご様子、恐れ入りました!

最後に再会を約束して閉会となりました。本校の子どもたちに「おもてなしできた?」と聞いてみたところ、「あ、夢中で忘れてた!」とのこと...。とは言え、湯本一小・湯本一中の皆さんも含めて充実した時間を過ごすことができ、交流会は今年も大成功!でございました。子どもたちの貴重な学びの機会を準備してくださった各校の先生、支援員の皆様にも感謝申し上げます!

見学学習、5年生編

最近、イノベーター(革新者)になる!という野望を抱き始めた5年生、グローバル企業の日産自動車いわき工場とかつて日本の産業を支えた常磐炭田の様子を今に伝えるみろく沢炭鉱資料館を訪問させていただきました。まずは日産いわき工場へ。最先端のクルマづくり・エンジンづくりについてご説明いただきましたが、やはりものづくりの基本は職人技!

工業高校さながらのものづくりを体験させていただき、安全!信頼!の意味についてご教示いただきました。

こらこらそこの小学生諸君、無免許運転でしょ!

続いて、内郷地区の弥勒沢へ。ここは石炭発見の地であり、炭鉱とともに歩んできた本校のルーツでもあります。館長の渡辺先生やいわきヘリテージ・ツーリズム協議会遺産案内人の菅野先生をはじめとする皆様にお世話になりました。まずは、実際に手掘りをしていた頃の’穴’へ。今でも石炭が露出しています、お~すげー!

それでは石炭を燃やしてみましょう!ということで着火。わくわくしていた子どもたちでしたが、石炭を燃やし始めると「うぇ~!」と悲鳴を上げて...。そうなんです、石炭は一度燃えてしまえ気になるのは煤くらいなのですが、着火時は何とも言えない匂いが発生するんですね。「むがしは、火をつける仕事は子どもの仕事だったんだ!」便利な時代になったことを実感しましたね。 

続いて、炭坑内での明かり=カンテラの学習。アセチレンランプの仕組みはまさに化学のお話でございました。それが電池式となって...というご説明。「昔の人ってすごいな!」と先人の発想・知恵に感心しておりました。資料館内の展示はすべていわき市の文化財、お宝!子どもたちにお宝=ホンモノと直接出会わせることの大切さを再確認いたしました。しっかりメモを取っていましたね!

内郷地区は先般の台風13号で災害が起きた地域でもあります。直後にもかかわらず、私たちの学習を中断させず、受け入れてくださった皆様に感謝申し上げます。5年生は、これからもう少し炭鉱について深堀していく予定です。

見学学習、3・4年生編

中学年の見学学習の出発もお留守番の教頭先生へ、元気に「行ってきまーす!」と。

まずは古民家や古道具等、古き良き時代の暮らしを体感できるいわき市暮らしの伝承郷へ。「いらっしゃい!」と職員さんたちが温かく迎え入れてくださり、子どもたちの学びを支えてくださいました、いつもありがとうございます!

4年生は社会科で「昔の道具調べ」を学習済み&昨年も訪問したので後輩たちを導きながら積極的に活動を。「あっ!とんがらし!」と声を出して、国語科「ごんぎつね」に出てくる「百姓家のうら手につるしてあるとんがらし」を思い出したご様子。3年生は社会科の予習として貴重な体験の機会となりました。

ひと通りのご説明を頂いた後は、お待ちかねのフリータイムでございます。「欲しいものがなければ自分で作りっせ!」って声が聞こえてきそう。外で中で思い切り遊ぶ!いや学習に専念する子どもたちでございます。

真剣勝負!

なぜアイロン?

帽子にバッタ!秋ですね。

茅葺き屋根の古民家と生業を実感できるお庭をフルに活用して「楽しかった!」とのことでございます。お弁当タイム、いつも以上に「美味しい!」の声が聞こえてきました。

続いて、南部清掃センターでございます。3年生は、まずは近代的な建物・設備に驚いた様子。こちらも昨年訪問させていただいた4年生は、「おー!今年は中央管制室にも入れたぞ!」と大喜びをした一方で、そこから見たクレーンが運ぶゴミの種類を観察して、「ごみの量が凄い!」「ごみの中身も凄すぎる!」と面白さを通り越して、環境問題にも思いを巡らせておりました。職員さんの解説もとても分かりやすく、子どもたちは積極的に質問もして、教科書から飛び出した学習を展開することが出来ました。

先生方、「遊び一つとってもできるようになるまでチャレンジしたり、お話を聞きに行ったりして積極的でした!」「教頭先生に言われことを守って、あいさつ等の礼儀やマナーを意識して活動できました!」とのこと。アクティブな3・4年生、目的指揮をしっかり持って、頭を使い、体を使い、心もフルに動かした一日となりました。どんな学びをしたのか、学習のまとめが楽しみでございます。

見学学習、1・2年生編

6年生が劇団四季のミュージカルを鑑賞した15日(金)、5年生以下の子どもたちは市内各所を訪問させていただき見学学習を実施しました。1・2年生の低学年チームは、アクアマリンふくしまと小名浜吹松公園へ。先輩の2年生が音頭をとって、お留守番の教頭先生に「行ってきまあーす!」と元気に挨拶をして出発しました。大きなバスでの遠出、特に1年生は嬉しそう!

アクアマリンでは獣医の平先生にご講義いただきました。「お魚に与えるお薬は人間と同じものなんだよ」に「え~!」という反応!「シーラカンスは人間が出したプラスチックごみを食べてしまって大変なんです」とさりげなく海洋ごみ問題のお話もしてくださいました。

水槽で最も人気があったのは人間!だったとのこと。水槽をお掃除するダイバーさんです。カワウソは人気者ですね。また、イワシの群れに学習したスイミーの姿を重ねていたり、チンアナゴにちょっかいを出してみたりと、館内の隅々まで楽しく見学活動をしていました。

移動するときは手をつないで、みんな仲良しなんです。それでは吹松公園へ...と、ここで雨が降り出してしまい、急遽学校に戻る判断をいたしました。とは言え充実した表情で帰ってた1・2年生、お弁当は体育館にて。いつもと違うシチュエーションで予想以上の笑顔を見せてくれました!

「一生懸命メモをしながら活動していて成長を感じました!」とは2学年の先生。1学年の先生は「お魚や動物たちを見て、学校とはまた違った表情を出していて楽しそうでした!」とのコメント。天気はあれでしたが、その中でも充実した見学学習となってよかったです。この日の出来事をどんなふうに日記にまとめていくのでしょうか?楽しみですね。

鑑賞教室2023、演劇の世界を堪能!

今年の鑑賞教室は9月19日(火)、劇団らくりん座をお招きして開催しました。らくりん座の皆様には昨年もお越しいただきましたので、2年生以上の子どもたちは「今年は何かな?」と。1年生も劇場と化した体育館のステージ下特等席でわくわくそわそわと。

今回上演していただいたのは「いっしょにいこうよ」でございます。うぃー!うぃー!と声を上げて、人間にこき使われ続けてきたご高齢のロバ。実は歌う才能があることに気付かされて一念発起!自由と希望の国と評判のブレーメンを目指して旅するというストーリー。

途中で、同じようにご高齢ということで、人間から酷い扱いを受けていたイヌ、ネコ、ニワトリと出会っていきます。それぞれ音楽的センスに秀でていることが分かり、4匹でバンドを組むことに。子どもたちは、「向こうの方に!」のセリフに踊らされて後ろの方を向いてみたり、照明の効果に驚いたりしながら、物語の世界にぐんぐん引き込まれていきました!

ラストはお互いの絆をさらに強くし、大きな自信をつかんでのバンド演奏。子どもたちも自然と笑顔になって手拍子を!中には歌を口ずさむ様子も。そして会場は、前向きな気持ちで一つになりました!

お礼の言葉は6年生。「昨年とまた違った内容でよかったです。いいなと思ったのは、仲間を集めて歌を歌ったシーンです。学習発表に向けてのお手本となりました」と自分の言葉でお話くださいました、拍手!本校の「育てる4つの力」を発揮している姿を直接体感する機会となりました。

演劇の世界は詳しくはないのですが、4匹がそれぞれ楽器を手にして4部合唱で生演奏する姿。これはひょっとして俳優さん自身のチャレンジだったのではないでしょうか?役を演じることを通して自分の可能性を広げ、協働で物事を創造していくプロセス!それが演劇の世界の魅力なのでしょうか。らくりん座の皆様、ステキな時間をありがとうございました。

劇団らくりん座のご紹介はこちら
https://rakurinza.com/