出来事
令和5年度、1学期終業式!
7月20日(木)、1学期の終業式を迎えました。校長あいさつでは、各学年の成長したことを紹介させていただきました。「育てる4つの力」をフル活用した成果をたくさん紹介することができて嬉しいです。みんなで拍手をして称え合いました。
そして、ある6年生児童のご紹介。彼は夏休みを使って、いわき市の兄弟都市である宮崎県延岡市に派遣されるジュニア交流隊に応募し、見事メンバーに選ばれ、8月15日(火)~18日(金)に交流活動に参加することになりました。彼がこの活動に応募した理由は、「宮崎県に行ってみたいと思ったんです」とのこと。そして「延岡市の小学生とお互いの町の魅力を紹介し合って見聞を広めたい」という目標を立てて準備を進めています。彼のように、夏休みを思い切り使って、「やってみたい!」と思ったことに夢中になってチャレンジしてみよう!と呼びかけさせていただきました。「こんなこと頑張ったよ!」「こんなことやってきたよ!」というお話を楽しみにしております。
続いて、代表児童による作文発表。「1学期を振り返って」をテーマにお話くださいました。
2年生児童は、鉄棒のこと。お友達が前回りやコウモリの技をやっているのを見て「私もできるようになりたい!」と思って練習して、前回りができるようになったというエピソード。毎日こつこつ練習してきた成果が現れて嬉しいですね。そのチャレンジに大きな拍手!
4年生児童は、心に残っている3つのことを紹介。その中で、七夕集会で◯×クイズを担当し、タブレット等で問題作成を頑張ったのだそう。その結果、「みんなに喜んでもらえてよかった!」とのこと。みんなのために!と知恵を絞ってチャレンジしたことに大きな拍手!
6年生児童は、とても大変な1学期を過ごす中で、「6年生としてあるべき姿」について考えたのだそう。そして、「ぼくは6年生のあるべき姿は、自分のことは自分でやり、責任を持って下級生を導いていくこと」と「下級生を導くためには、時間を見たり、誰に見せてもいい生活をするのが必要だと思います」という考えに至ったとのこと。彼の思考、心打たれます!きっと彼が暮らす学級全体がそういう思いを共有しているのでしょう、立派!
式後、表彰式を行いました。3年生が青少年健全育成標語コンクールで優秀賞を受賞。「こんにちは やさしいエール ありがとう」。あいさつの大切さを気づかせてくれますね。1学期の最後に嬉しい言葉ををみんなで共有することができました。
その後、お掃除をして学級の時間へ。もう胸の内はすっかり夏休み!といったところでしょうか。セミの鳴き声と大輪のひまわりに見送られながらにぎやかに下校していきました。
1学期、大変お世話になりました。ご家庭、地域の皆様、そして身内ではありますが本校の職員に感謝いたします。とびっきりの笑顔で下校していく子どもたちの姿を見ていると、また2学期も頑張ろう!頑張らなければ!という思いをしております。8月25日(金)、また全員集合!でございます。
デニス先生、Thank you very much!
7月18日(火)、外国語指導助手(ALT)のデニス先生が任期満了ということで、6年生が中心となってデニス先生お別れ会を開催しました。まずは全校生と記念写真!長倉小のミニアルバムとして贈呈します。
6年生より感謝の言葉を。一人が日本語で、もう一人が通訳となって英語でスピーチ。「Thank you for teaching us English for two years.You were aiways kind and your English classes were so fun.」「2年間、英語を教えてくれてありがとうございました。デニス先生はいつもやさしくて英語の授業も楽しかったです。」
続いて校歌の演奏。6年生の鼓笛の演奏に合わせて、全校生で校歌を歌いました。デニス先生より「So happy!I heard the school song for the first time, it is a powerful and wonderful.」=「嬉しいです!初めて校歌を聴きましたが、パワフルで素敵な歌ですね。」との感想をいただきました。
そしてプレゼント贈呈!1・2年生は学級で、3年生以上は一人1枚のお手紙を準備していて、デニス先生に手渡しました。デニス先生からのご挨拶は日本語で「長倉小学校でみんなと英語の勉強ができて嬉しかったです。これからも頑張ってください。今日はどうもありがとうございました。」とのお言葉をいただきました。
最後の授業となった4年2組、いつも通り子どもたち目線で熱心に授業をサポートしてくださいました。
デニス先生、下校時はいつも昇降口で子どもたちを見送ってくださいました。でも今日はいつもの「See you!」ではなく「good bye!」で。それは退勤時に職員に見送られる場面でも同じでして...。
淋しいですが、彼の人生の新たなステージでの活躍をお祈りいたします!デニス先生、Thank you very much!Good luck!
それで、このお別れ会にはエピソードがございまして、それは6月27日(火)のこと。6年生が校長室にお越しになり、「ALTのデニス先生が7月でアメリカに帰ることを聞きました。そこで、このようなお別れ会をしたいのですがどうでしょうか?」と企画書を持参してのご提案。私からは「それは素晴らしいこと」とお伝えし、その上でどのように準備をしていくのか、かかる予算はどうするのか?と、職員と議論する時と同様に質問させていただきました。6年生、答弁に戸惑うところもありましたが、「デニス先生にお礼を言いたい!全校生で伝えたい!」という確かな目標を持っていたので、私の質問に対してもぶれずにその場で知恵を出して、追質問にもめげずに答弁していきました。
そんな経緯があって実現したこの会。会を終えた後の6年生、再び校長室にお見えになり「準備は大変だったけど全校生でやれてよかったです!」「デニス先生に贈ったミニアルバムには授業中のデニス先生の写真も入れていて、アメリカの家族にデニス先生が頑張っているところを見てもらいたくて。必ず伝わると思います!」「デニス先生にThank you!と言ってもらえて嬉しかったです!」との声。淋しい出来事ですが、みんながHAPPY!となる会を企画・運営した6年生にも大きな大きな拍手!でございます。
5・6年生受講「インターネットの使用について伝えたいこと!」
7月18日(火)、1学期最後の週がスタート!暑い日が続いていますが、子どもたちとともにもうひと頑張りして夏休みを迎えましょう!
さて、13日(木)に、5・6年生はメディア講習会を開催しました。講師は、市青少年育成市民会議にご依頼申し上げ、いわきメディア指導員の佐藤先生にお越しいただきました。
本日の講話の柱は次の3つでした。
メディア指導員として長年ご活躍されてきた佐藤先生、インターネットによって全世界とつながっていることを丁寧に説明してくださいました。まさに諸刃の剣。便利さと危険性の両面をあわせもつインターネット世界、そしてSNS利用の仕方について、事故事例を踏まえて具体的に教えてくださいました。
まとめとしてメラビアンの法則が紹介され、人とのコミュニケーションにおいては、言語情報の影響は10%弱で、表情やジェスチャーといった視覚情報や話すスピードや声のトーンといった聴覚情報の方が影響しているとのお話がありました。直接会って話をすることこそ大事!というメッセージをいただきました。
講義後の質疑は、子どもたちからも様々なテーマが出されました。消去した画像や動画は本当に消去されているのか?加工処理した画像を公開したけど加工を外されてもとの画像を見ることは可能なのか?等々。それに呼応して担任の先生も、一方的に送りつけられたメールの対応策について質問をしていました。なんだかだんだん不安になってきたようで...。佐藤先生、ご指導ありがとうございました!
講義後、佐藤先生とお話しさせていただきましたが、子どもたちの質問テーマが多岐にわたっていたことから、子どもたちにとってネット社会は身近であることを実感しました。それに伴って危険な状況に遭遇する可能性も高い!ということですね。使い方については学校でも啓発して参りますが、ご家庭内でもネット利用の約束ごとと確認、それとフィルタリングの設定を重ねてお願いいたします。
夏休みを前に、計画・実施していただいた先生方にも感謝申し上げます!
今週は「新体力テスト」ウイーク!
今週は1日2種目ずつ、こつこつと新体力テストを実施しています。体育館では、長座体前屈、立ち幅とび、 反復横とび、20mシャトルラン。
体育館通路では、握力と上体起こし。
校庭では、ソフトボール投げと50m走。
今年も、6年生を班長さんとする縦割り班で活動しています。開始時間になると1年生教室には6年生がお迎えに参上、1年生は安心して初の新体力テストにチャレンジすることができています。
シャトルランでの一コマ。陸上大会でも入賞した6年生女子の走りに全員の視線が注がれ、いつの間にか体育館に居合わせた子どもたちから「がんばれ!」のかけ声が。それで最高レベルに到達して見事ゴール!大きな拍手!となりました。担任の先生ともハイタッチ。その後、自分の班の後輩たちが憧れの眼差しで走り寄ってきて、みんなルンルン気分?!で移動していきました。
どの種目会場でも、先輩が後輩を優しく気遣い、また活動を引っ張る姿があります。特に6年生は、ここにきてますます最高学年としての自覚が高まってきていますね!そして後輩は先輩の凄さを実感し、走り方や投げ方を真似してチャレンジする様子が見えます。
お互い見る・見られるというかかわり合いがモチベーションとなって、自己ベストを更新!の声もたくさん聞こえてきています。本校の子どもたちのよさをたくさん見ることができて、嬉しい毎日でございます。
今週は暑い日が続きました。校庭では日陰箇所を増やし、水分補給を十分に行わせてきましたが、流石に12日(水)は校庭の暑さ指数(WBGT)が危険域に達する数値でしたので新体力テストは中止にしました。一方で、低学年の下校時には、3日連続して雷雲が通過して教室待機へ。ご心配をおかけしました。来週で1学期も終了となります。お互い健康第一で過ごして参りましょう!
食育、「おやつ」について学びました!
本校では、正しい食習慣づくり、食品を選ぶ力の育成等をねらいに食育の一環として、毎年、カルビー株式会社様によるスナック・スクールを開催しています。今年も講師として加藤先生がお見えになり、7月11日(火)・12日(水)、3・5・6年生において各2時間ずつご講義いただきました。
前半のキーワードは「200キロカロリー」。これはおやつのエネルギーの適切な量の目安。ポテトチップスに換算すると35gとのこと。この位だそうです。「案外多いなぁ」という印象でしたが、「実際はもっと食べちゃうよね!」の声も。
ちなみに、3年生、ふだん食べているおやつのエネルギー量を計算してみると...。
多くの子どもたちはカロリーオーバーとの結果が。中には「やっぱり食べ過ぎだったか」と自覚していた様子も...。加えて、夕食2時間前までにおやつを食べることは、血糖値の変動を穏やかにする効果があるのだそう。
後半のキーワードは「パッケージの表示」。加藤先生から「今日の授業の教科書を配布します」とのお話があり、子どもたちの手元には教科書=「◯ッ◯◯ポテト」の実物が...。当然子どもたちは「やったー!」となったわけですが、続けて加藤先生から「どんな商品でもパッケージに書いてある表示を読むことが、皆さんの安全や健康を考えるためにとっても大事なのよ!だからこの表示は教科書なのよ」というお話があり、子どもたちは納得のご様子。すぐに冷静さを取り戻し、「原材料名」や「賞味期限」等の表示について、クイズやゲームを通じて具体的に理解していきました。
途中、ポテトチップスが完成するまでのプロセスをビデオで視聴しました。「すげぇ量のじゃがいもだ!」「あんなに早く運ばれていくんだ!」「機械ばっかりだ」「働いている人少ない」「厳重な服装で大変そう!」等々のつぶやきが。また、揚げ油にはパーム油を使用していて、環境や人権に配慮したパーム油を証明するRSPO認証マークの表示を開始したとのこと。広く深い視点から「おやつ」をとらえることができるようになったでしょうか?
最後はポテトチップスのご試食へ。わたし、授業中、ずっと銀色に輝くボウルの中身が気になっておりまして、何度も手を伸ばしていただこうとしたのですが、その度に子どもたちに怒られてしまい...。ここでやっと子どもたちと仲直りすることができました。おやつは仲違いの要因ともなりますが、仲良くなるきっかけにもなるんですね。
あら、今野先生まで...。昨年度まで常磐公民館で地域連携事業を担当していた今野先生から本事業をご紹介いただいたご縁で本日もご参観いただきました。見事な食べっぷりでございます。3年生にとってもお馴染みの今野先生、自然と子どもたちの中へ。寄り添ってくださりありがとうございました。
クーラーの効いた部屋でのおはなし会、2年生編
7月11日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を行ってくださいました。今回は2年生が対象。いつもは畳の部屋で行っていますが、この日は猛暑日。よってクーラのあるコンピュータ室に場所を移して開催しました。本日のメニューはこちらです。
絵本「にんじゃあまがえる」は、カエルが持ついろいろな能力を忍者に見立てて紹介していく内容。「葉っぱ隠れの術!どこにカエルはいるでしょうか?」の問い掛けに、もの凄い勢いで答える子どもたち。さらにさらに...と、カエルの魅力にもすっかり引き込まれていきました。
続いて「おかしな かくれんぼ」。絵本の造りにひと工夫あって、意外な展開に一喜一憂!「えー!」だの「おー!」だの言いながら好奇心をくすぐられたご様子。「よくばりすぎたねこ」は本の名前の通りのストーリーで「やっぱり欲張っちゃダメってことね」と感想を話しておりました。
絵本「ともだちや」。キツネが主人公のお話で、友達はお金で買えるのか?がテーマ。最後にオオカミがキツネに向かって「本当に友達か?」と問い掛けます。この言葉は子どもたちの心にも響いた様子で「友達ってなんだろう?」と、無言でじっと絵本に集中する子どもたちの目が印象に残りました。
最後のお話は、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」。イラストが1枚ずつ紹介され、その度にストーリーが付け加えられていって、最後にはイラスト8枚分のお話が完成。子どもたちはボランティアさんの後に続いて復唱していくという仕掛け。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいるおじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいるおじいさんが飼っている...(中略)...お地蔵さん」となっていきました。けっこう頭を使うので子どもたちも必死に復唱!また「この本の読み聞かせをやってみたい人?」の呼びかけがあって2名がチャレンジ!見事成功して大きな拍手をいただきました!
ラストは、ボランティアの皆さんからのプレゼント。最後に読んだ「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「お家の人にも読んで聞かせてあげてね!台本を見ないで出来たら最高よ!」とのメッセージ。早速、まずはお友達からということで台本を読み合いながら教室へと帰っていきました。
ボランティアの皆さん、本日も子どもたちに心の栄養と上質な思考の時間をありがとうございました。図書館前の掲示板も夏バージョンに模様替えしていただきました。次回は、9月に3年生対象とのこと。引き続きよろしくお願いいたします。
やまなし2組、授業研究を開催!
2年生から4年生の子どもたちがそれぞれの個性を発揮し合って元気いっぱいに学んでいるやまなし2組。7月5日(水)、生活科・総合的な学習の時間で授業研究を行いました。
やまなし2組は学級園で一人1野菜を担当しての栽培活動にチャレンジ中!本日は「野菜の成長報告会をして、これからの計画を立てよう!」というめあてのもと、一人ひとり観察記録をタブレットを使ってまとめてプレゼン大会を行いました。
しろうり、トマト、らっかせい、ピーマン、とうもろこし...。それぞれに写真を使い、コメントを書き加えて、恥ずかしそうにしながらもノー原稿での発表、よく頑張りました。決して順風満帆の栽培ではなかったことも伝わってきました。それとスイカのプレゼン、表紙のデザインが素敵!
後半は、これからの活動について意見交換。ここでも「肥料をあげる」「整枝する」「栄養が届くように草むしりをする」等々、具体的な内容をあげていました。「美味しい野菜を食べたい!」という大きな目標があって、「育ててみたい」という意欲をもち、実際に野菜作りを通して、知のネットワークを自ら築いてきていることを実感しました。まさにアクティブラーニングでございます。本日の授業も大成功でございました!
授業後の振り返りでは、担任の先生から「子どもたちのよさや出来ることを引き出して試行錯誤を繰り返しながら授業づくりにチャレンジしていますが、まだまだです!でも子どもたちは毎日本当に頑張っていて、家庭や地域の方にも上手に伝えていきたいです」というお話がありました。その思いに寄り添い支えて参ります。
支援員さんのさりげないサポートも子どもたちの学びをしっかりお支えいただいております。
また、担任の先生の素晴らしいところを2つほど。1つは、子どもたちとの話合いの中で、全身を使ってのボディーランゲージ。子どもたちの五感に働きかけていました。もう1つは板書。本日の授業に見通しを持たせるために、タイムタイマーで時間を見える化していました。また、今日の授業に見通しを持たせるために段階毎にカードを貼り付けていって、そのカードも文字だけでなく活動内容が分かるイラストも入れていました。そして活動が終了したと同時にカードをはがして、次の活動はこれ!と、視覚に働きかける取組をしていました。これはユニバーサルデザインの視点に基づく授業づくりですね。お見事!学びの多い授業研究会でございました。
毎朝、用務員さんも巻き込んで野菜の収穫をしているやまなし2組の子どもたち、時々職員室にやってきて「美味しい野菜はいかがですか?」と商いも始めた次第。「あまくておいしいです。おすすめ料理はピーマンの肉詰めです。」と、買ってもらえるようにコメントまで添えていて、きっと学級であれこれ作戦を練っているのでしょう。
そう言えば、先週は60円だったのに、今週は80円に値上がりしておりまして、「どうして?」の質問に、「いろいろ大変なんです!」とのこと。もはや立派な生産者でございます。ちなみに買わせていただいたピーマン、ご指示いただいた通りに肉詰めにしてみました。それはそれは美味しかったですよ!ご馳走さまでした。
6年生、じゃがいもの収穫にチャレンジ!
新しい一週間が始まりました。お星さまにお伝えした願いごとをかなえるために今週も頑張って参りましょう。猛暑日が続きますので健康面にご注意ください!
さて、6月28日(水)のことになります。じゃがいも畑には今野先生のお姿が。今年も収穫の時期を迎え、6年生がじゃがいも掘りにチャレンジしました。「メイクイーンはカレーかな、きたあかりは煮くずれしやすいけど甘いがんね!」というお話を聞いて、6年生、がぜんやる気が出てきて...。
立派なサイズから豆粒サイズまで、1個たりとも逃すまい!と夢中になって掘り起こしておりました!
今年もバケツ5杯分のじゃがいもが収穫、大豊作!途中、畑の中から、それはそれは太くて長いミミズさんがたくさん出て参りまして子どもたちも興味津々。うわっ!って嫌がる様子もなく、「このミミズのおかげでじゃがいもがたくさんとれたんだね!」って会話、さすがは6年生。6年間ずっとこの畑をホームグラウンドにしていただけあって、ミミズのパワーをしっかりと理解していました。
本校では、じゃがいも引継ぎの儀式があって、今年も6年生から5年生にじゃがいもが手渡されました。じゃがいも畑の隣では、5年生がきゅうりとさやえんどうを育てていて、今野先生から追肥の仕方のレクチャーを受けておりましたが、「来年はじゃがいもだがんね!」と声を掛けられ、早くも「あのじゃがいもか!」と思いを巡らせておりました。
じゃがいもはさっそくご自宅へお持ち帰り。後日、「カレーに入れました!」「ポテサラつくったんですよ!」「みそ汁に居れたら甘かったです!」等々の報告をしてくれました。ジャガイモ栽培2023、大成功でございました。
七夕集会2023、星に願いを!
毎朝、低学年教室から聞こえてくる子どもたちの歌声。6月はカエルの歌、7月に入ってからは「♩ささの葉さらさら~」が聞こえています。本日7日(金)2校時、体育館で代表委員会主催による七夕集会を開催しました。
「願いごと発表」では、各学級の代表児童が短冊に込めた願いや思いをお話しくださいました。「みんなが幸せになりますように!」「オリンピック水泳で金メダルをとって元気を届けたい!」「水泳25m泳げるようになりたい!」「家族で元気に過ごせますように!」「七夕展でよい賞がとれますように!」「算数100点とれるように頑張ります!」「男女共同参画社会にかかわる仕事に就きたい!」「プロサッカー選手になりたい!」「お母さんと遠出したいです!」「アイスクリームやさんになりたいです!」。
続いて代表委員が「七夕の由来」について絵本の読み聞かせ、気持ちを込めてしっかりと語り部の役目を果たしていました。
そして「七夕◯✕クイズ」。「彦星さんが飼っていたのはサイである。◯か✕か?」。正解に一喜一憂、司会の4年生、会場を盛り上げてくださいました。
ラストは「たなばたさま」を合唱。今夜から星空を見上げて、彦星さんと織姫さん探しが始まるのではないでしょうか?
代表委員会の皆さん、楽しい時間の創出ありがとうございました!
さて校舎内、各学級前には笹飾り が。短冊には、世の中の幸せやこれからの自分の目標等々の美しい!願いごとが記してあります。一方で、正直!な願いごとも...。それはそれで認めて参りましょう。
わたし個人的に特に感動した短冊はこちら。ぜひぜひ叶えましょう!
ちなみ、飾り付けに使った笹に見立てた竹は、ご近所様のご厚意によるもの。用務員さんと教頭先生と調達して参りました。通りかかった地域のご年配の方から「なんだい竹かい?そんなに何するのよ?」とお声がかかりまして、「学校で七夕飾りに使います」とお話しすると、「そりゃいいね。子どもらのためにありがとうね!」というお言葉を頂戴しました。この『子どもらのためにありがとうね!』は心に響きました。まさか感謝の言葉をいただくとは。まさに子どもたちは地域の宝でございます。よし!子どもたちや先生方の願いが叶うように、長倉小学校はこれからも全力でチャレンジし続けていくぞ!
若手教員の短冊、あなたの願いごとも叶えるぞ!
給食の楽しさと大切さと!調理場の皆様にご訪問いただきました。
7月5日(水)、いつも給食を調理・提供していただいている常磐学校給食協働調理場の皆様がお越しになり、給食の様子、特に子どもたちの食べっぷりをご覧いただきました。
途中、栄養教諭の先生から子どもたちにご講話をいただきました。「食事は単に食べるだけではなくて、生産者の皆さんやつくっている方たちにも感謝することも大事ですよ。そして食事作法・マナーにも気をつけましょう!」のお話しに、急に姿勢がよくなって、お茶碗を手に持つ姿が増えたような...。みんな分かっているんですね!
そして、「明日のメニューのテーマはSDGsで、カナガシラというお魚が入っています。このお魚、本当に美味しいのですが、調理に手間がかかるので残念ながことにあまりお店に並びません。せっかく獲れたカナガシラ、もったいないので今回取り上げて、フライにしてお出しします。ぜひ味わってみてください!」とのこと。子どもたちも「大事なことだよね!」と早くも明日の給食に思いを巡らせておりました。
4年2組では、栄養教諭の先生から「メニューのリクエストはありますか?」の呼びかけがございまして、「ねぎみそ」「唐揚げ」「ケーキ」「グレープフルーツ」「さくらんぼ」「ぶとう」...と盛り上がりました。「切り干し大根!」には「案外いいかも」と支持する声が、「ツナご飯!」はもはや郷土食でしょうか、「黒毛和牛のカレー!だめかな?」に対しては栄養教諭の先生から「美味しいビーフが入ったカレーをお出しします!」との回答があり、さらに盛り上がりを見せておりました。
訪問後、皆様から「子どもたちの身支度や給食室の整理整頓がしっかり行われていました。メニューのリクエストが多く、給食への期待の高さを感じました。」とのお言葉をいただきました。学校からは、物価高の折、あれこれやりくりしながら、栄養バランスと今風の美味さにも気を配りながら給食を提供してくださっている皆様方に改めて感謝申し上げた次第でございます。毎日の給食、しっかり食べきって、暑い夏を乗り越えて参りましょう!
あっ!本日の給食、肝心のカナガシラのフライ、写真に撮るタイミングを逃してしまいました...。申し訳ございません。感想は子どもたちからお聞きください。そしてご家庭でもぜひご賞味くださいませ。
#カナガシラ
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