センターの研修等

経験者研修Ⅲ<全体研修>・学校栄養職員経験者研修Ⅲ<全体研修>

 5月9日(火)、総合教育センター教職員研修室にて、経験者研修Ⅲ全体研修、及び、学校栄養職員経験者研修Ⅲ全体研修が実施されました。教職経験20年を経過した小学校11名、中学校10名、そして、経験15年学校栄養職員1名の、合計22名が参加して行われました。

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より、「組織の中核となる教員としての心構え」についての講話がありました。研修者は、組織の中核としての資質・実践的指導力等について理解を深めました。

 次に、総合教育センター指導主事より、「経験者研修Ⅲの進め方」の説明と、「教職経験20年教員としての課題の解決に向けて」の講義・協議が行われました。協議の中では、ブレインライティングシートを用いて自分や自校の課題を明確にし、その教育課題の解決策を模索しました。また、マンダラシートを用いて、自信の専門性や強みを再認識し、教育課題の解決に向けて、研修者自身がいかに学校に貢献していくかということについて考えました。

 併せて、小名浜学校給食共同調理場栄養教諭より、「経験15年学校栄養職員としての課題の解決に向けて」の講義・協議が別室で行われました。

 研修者がこれまで培ってきた経験や指導力を、チーム学校の一員として存分に発揮してほしいと願っております。キャリアステージや、そこで求められる力を再確認した上で、研修に取り組んでいきましょう。

初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修(一般研修②)

5月11日(木)に「初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修がいわき海浜自然の家で行われました。初任者が小学校46名、中学校18名、養護教諭が小学校2名、中学校1名、栄養職員が1名、総勢68名の研修となりました。

 教員としてのコミュニケーション能力や協調性などの資質の向上を図ることを目的に、午前中は野外炊飯活動を行い、グループで力を合わせて、カレーライスづくりに取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 それぞれが自分にできることは何かを考えながら、周囲とコミュニケーションを取り合い、協力し合いながら、活動に取り組んでいました。

 力を合わせてつくったカレーライスをおいしくいただきました。

 午後の研修はいわき市中学校長会長で植田中学校長の玉澤 淳校長先生が「初任者・新規採用者に望むこと」について講話を行いました。

 玉澤先生の長年の教職経験を振り返ってのお話は多岐にわたり、初任者たちはそれぞれ思い当たることあったようで、教職員としてのこの1ヶ月を内省する絶好の機会となりました。

 研修の後半は、「1ヶ月間の勤務を通して」のグループ協議、情報交換を行いました。授業の場面、それ以外の面での課題や少しずつできてきたことについて、付箋を使って共有しました。

 共通した課題も多くあり、自分だけではないと安心できたり、その課題の要因や対応策について話したりするグループもありました。

 今後とも、研修者同士が課題意識をもち、積極的にコミュニケーションを図りながら課題解決を図る過程を通して、教員としての資質・能力の向上をが図られることを願います。

 

 

 

 

 

 

ミドルリーダー養成研修<全体研修>

 5/9(火)、総合教育センター教職員研修室にて、基本研修ミドルリーダー養成研修の全体研修が実施されました。教職経験15年を終えられた先生方14名が参加されました。

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より、「教職経験15年教員としての心構え」についての講話がありました。自分の強みや課題を再認識し、求められる資質・能力を確認しながら、研修意欲を新たにしていました。

 次に、学校教育課管理主事より、「教職員としての服務・勤務」についての講義がありました。具体例から、教育公務員の服務や勤務について考え、自分事として捉えるためのよい機会となりました。

 そして、総合教育センター指導主事による、「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」についての講義・演習が実施されました。

 ブレインライティングシートを用いた演習では、自分または自校の課題について、研修者同士が知恵を出し合い、解決の糸口を探る機会となりました。

 学校の中堅として、研修者が各学校でご自身の専門性を存分に発揮されることを願っています。

保健主事研修

 5/2(火)、体験型経済教育施設(Elem)において、いわき市教育委員会職能研修Ⅰ(主任等研修)保健主事研修が実施されました。

 

 はじめに、学校教育課指導主事より、「学校保健と保健主事の役割」について講義がありました。研修者の声に耳を傾けながら、保健主事の役割を明確にしていく内容でした。

 次に、学校教育課指導主事より、「健康教育の課題解決に向けて」について講義がありました。

 各学校の健康教育の課題について情報交換をしながら、学校や児童生徒の実態に応じた解決策を探っていきました。

 そして、福島整肢療護園の渡邊信雄先生を講師として、「学校におけるアレルギーへの対応」についての講義・演習を行いました。

 渡邊先生は、学校現場で起こり得るアレルギーやその対応について、長年に渡る経験と深い知見に基づき、分かりやすくお話くださいました。豊富なデータに基づく内容は説得力があり、学校や子どもの姿をイメージしながらお聞きすることができました。

 また、エピペンの使用に関する実演もありました。

 参加した研修者からは、「アレルギーの対応は専門性が高く、お話を伺ったことはとても参考になった」「食物アレルギーの緊急時対応をよく確認しておく必要性を強く感じた」等の感想がありました。

  児童生徒がアレルギー反応を示したとき、その対応についての共通理解や校内体制整備は、各学校で進んでいますでしょうか。保健主事や養護教諭が核となって子どもの健康を守り、児童生徒が安心して生活できるような学校の仕組みづくりをしていきましょう。

経験者研修Ⅱ(全体研修)

4月25日(火)、総合教育センター教職員研修室で、基本研修 経験者研修Ⅱの全体研修が行われました。

始めにいわき市教育委員会教育長より、いわき市が目指す教育についてあいさつがありました。

次に学校教育課主任指導主事の講義により、教職員としての服務・勤務について、教職員として守るべきこと、忘れてはいけないことを事例や演習を通して学び直しました。

その後、総合教育センター指導主事より、教職を10年経験した教員の役割、学校経営への参画について講義を行いました。

最後に経験者研修Ⅱの進め方について計画表をつくりながら確認しました。

さすが教職10年を経験した先生方、しっかり自分の立場を理解し、また、目的意識をもって研修に取り組んでいました。今年1年間、さらなるスキルアップができるよう、頑張っていきましょう。