センターの研修等
学校司書研修⑦
11月5日(金)に学校司書研修⑦を行いました。午前中は図書館蔵書管理システム情報BOXの使い方、授業支援について研修を行いました。平四小・赤井小の学校司書である佐藤さんに、情報BOXについて新たな機能などについて説明をしていただきました。「疑問が解け、改善の糸口がつかめました。」「実用的でとてもためになりました。」との感想がありました。学校司書佐藤さんのご尽力に感謝いたします。
このほかに、授業支援についてグループ協議を行いました。「各学校の実態がいろいろわかった。」「コロナ禍で授業支援をどのように行うか難しいところだ。」などの感想や意見がありました。
午後は総合図書館に移動し、総合図書館の方々から第四期子ども読書推進計画についての説明と、団体貸出ができる本や学校司書から要望のあった本の紹介をしていただきました。各校の蔵書購入に役立つことができる研修となりました。
不登校対策講座
10月7日(木)文化センター大ホールにて「不登校対策講座」が行われました。
講師の先生はFR教育臨床研究所 所長 花輪 敏男 先生です。
先生には、不登校についての経験豊かなお話をいただくことができました。
研修者からは「具体的な声のかけ方や、当事者の声を聞くことができた」「1に情熱、2に誠意、3,4がなくて5に技術という言葉に勇気をいただいた」「生徒たちにへの声かけは、明日からの学級経営に生かしていきたい」などの感想が寄せられました。
我々教師にとって、すべての児童生徒と向き合うことの大切さを改めて考える研修となりました。
授業力向上講座Ⅱ(小中学校:体育・保健体育)オンライン研修
9月28日(火)総合教育センターPC室にて「授業力向上講座Ⅱ(小中学校:体育保健体育)オンライン研修」が行われました。講師は筑波大学附属中学校教諭 國川聖子先生です。
先生には、「教科の特性を生かした授業の展開」についてダンスや体作りの運動を中心としたご講義をいただきました。
研修者からは「授業のねらいを考え、見通しを持って行うことの大切さを理解することができた」「ダンスでは、簡単な動きを共有することで動きがより発展し、ダンスの楽しさが味わえる」「コロナ禍においても様々な準備等をすることで、生徒たちに運動する意義について考えさせるよい機会となった」などの感想が寄せられました。
オンライン研修となりましたが、貴重なお話を聞くことができました。
ICT活用講座①(中学校)②(小学校)
10月5日(火)と6日(水)に、中学校と小学校に分かれ、ICT活用講座①②を行いました。ベネッセコーポレーションの方を講師に招き、活用が進んでいる授業支援ツールである「ミライシード」の使い方について学びました。GIGAスクール構想がスタートし、タブレット端末をどのように使っていけばよいか、大きな不安を抱えていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。そのような不安を少しでも減らし、先生方に進んで活用していただくために、実際に端末を操作しながら研修しました。
参加した先生方からは、「今回の研修を通して、授業で活かせそうな場面を具体的にイメージすることができた」「進んで実践しながら活用の仕方を学び、自分の幅を広げていきたい」「今回の研修をもとに、今月末、ICT支援員とオクリンクを中心に全教職員での研修会を開催する」などの感想が寄せられました。
ICT機器やその操作に苦手な先生方もいらっしゃると思いますが、子どもたちのために少しずつで構いませんのでICTを活用していって欲しいと思います。
学校司書研修⑥
10月2日(土)学校司書研修⑥を行いました。
今回の研修は「第7回ビブリオバトル福島県大会浜通り地区予選会」の運営と観戦でした。学校司書の皆さんが各係に分かれて準備・運営を行い、大会が滞りなく進めるよう尽力しました。観戦者としても発表者に積極的に質問するなど、大会を大いに盛り上げました。
初任者研修「特別支援学校参観②オンライン研修」
9月16日(木)初任者研修「時別支援学校参観研修②オンライン研修」が行われました。
講師の先生に福島県立いわき支援学校 教頭 大和田 浩 先生をお招きしました。先生には、「特別支援学校の概要と特別支援教育の視点を生かし学級経営」と題して講義を行っていただきました。
研修者からは「ユニバーサルデザインの3本柱に基づく5つのテクニックを実践していきたい」「児童生徒の困り感の背景にある実態を見極めることが大切である」「ユニバーサルデザインを意識した教室環境を整えていきたい」という感想がありました。
オンラインの研修でしたが、貴重なお話を聞くことができました。
学校組織マネジメント講座
9月14日学校組織マネジメント講座をオンラインで開催いたしました。
講師にWeness Japan Coaching & Consulting代表取締役の大野宏先生をお迎えし、コーチング技法を生かした学校課題への対応についてご講義いただきました。
・答えはクライアントの中にある
・プロセスを褒める
・氷山の中にある声をきく
・沈黙は答えの一部
・・・など大野先生の数々の言葉が心にしみる研修でした。また参加された先生方にもチャットやロールプレイなどで積極的に参加していただき、学びを深めることができました。
学校現場では、組織としてのチーム力向上が求められておりますが、そのためには一人一人の成長を促すような関わりができる存在が必要不可欠です。また、コーチングの技術は子どもたちへの関わりに生かすこともできます。学校が活性化し、子どもたちや教職員にとって、勇気と希望と感動が生まれるそんな学校マネジメントに、今回の研修での学びを生かしていただければと思います。
初任者研修「特別支援学校参観研修①オンライン研修」
9月9日(木)初任者研修「特別支援学校参観研修①オンライン研修」が行われました。福島県立平支援学校 教諭 稲田 健実先生と長岡 麻衣先生を講師として、「特別支援学校の現状と課題」についてご講義をいただきました。
稲田先生は支援学校(高等部)を卒業した後の進路について、長岡先生は特別支援学校の地域支援について、具体例をもとに研修を深めることができました。稲田先生、長岡先生お二人とも、子どもの可能性を伸ばす指導の実践がとても参考になりました。
研修者からは「『環境で障がいをなくす』という言葉が印象的でした」「目の前にいる児童のできないことを仕方ないと考えない」「子どもの行動の背景を見つめていきたい」「できないことに目を向けるのではなく、できることを活かす工夫が大切」などの感想がありました。
オンライン研修となってしまいましたが、講義を通して、子どもの可能性を伸ばすための様々な支援の在り方について、研修を深めることができました。
図書館教育研修
8月31日(火)図書館教育研修をオンラインで行いました。放送大学学園客員教授 堀川照代先生に「学校図書館の機能の充実と活用について」ご講義をいただきました。
学校図書館の活用を、読書センターの機能、学習センターの機能、情報センターの機能に分けて具体的にお話いただいたことで、研修者は図書館の活用について様々なアイディアが浮かんでいたようでした。
また、学校図書館活用とICTの活用についてのお話もあり、「ICT教育と連携を図り児童の力を最大限に引き出していきたい」「教科横断的な視点から学校図書館の活用の仕方を学校全体で見直したい。」などの感想があがりました。
授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校社会)
8月19日(木)に「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ中学校社会」の研修をオンラインで行いました。新型コロナ感染症感染拡大に伴い、急遽、オンライン研修という形で行いました。
午前の講座Ⅰ(基礎)では、福島大学附属中学校の阿部哲先生を講師に招き、単元を貫く学習課題の設定の在り方や1人1台端末を使用した社会科の授業づくりについて、講義・演習を行いました。Google Jamboard(グーグル ジャムボード)やテキストマイニングの活用について、具体的に教えていただきました。
午後の講座Ⅱ(実践)では、福島県教育センターの渡邉大輔指導主事を講師に招き、学習指導要領を踏まえた社会的な見方・考え方、意図的な問いを基にした授業展開について、講義を行いました。加えて、小学校社会科の実践紹介を通して、小学校と中学校の社会科のつながりについても学びを深めました。
オンラインで参加した先生方からは、「Googleフォームやテキストマイニングなども、特に公民の授業の中で意見を交換したり、確認したりするときに活用し、より効果的な授業にしていきたい」「社会科の3分野で考えられる視点を生かして、生徒自身が問いを考えられるような授業(単元)構想をしていきたいと思う」などの感想が寄せられ、オンラインではありましたが、それぞれに有意義な研修になったようです。
センターでも、対面研修ができないときのオンライン研修の在り方や内容の充実について、検討を重ねていきたいと思います。