出来事
オリ・パラ教育推進事業でボッチャに関する講演会・体験会
本校は、昨年度からオリンピック・パラリンピック教育推進事業の実践校に指定されています。本校では、障がい者スポーツの理解を通して、「多様な文化を受け入れ、互いの人格を尊重し合い、共に力を合わせて生活する共生社会の実現」について考えを深めることをテーマに取り組んでいます。
本日は、福島県ボッチャ協会から5名の講師の先生方にお越しいただき、ボッチャに関する講演会と体験会を行いました。
福島県ボッチャ協会の 村上普子様 による講演では、ボッチャというスポーツについて詳しく説明していただくとともに、共生社会の必要性について熱く語っていただきました。障がいのある方を特別視するのではなく、困っていることを補うことで健常者と同じ生活ができるという視点で「補う」方法を共に考えることが大切であること、日頃から周りの友だちと協力したり声をかけ合ったりすることのできる雰囲気や関係性を築くことが大切であることを学びました。
講演の後は、いよいよ実践です。
ルールについては講演の最後にちょっとした映像で確認しただけでしたが、子どもたちは5名の先生方の指導をいただきながら、どんどん吸収していきます。次々に歓声が上がり、子どもたちはボッチャの魅力に引き込まれていきました。
子どもたちを見ていると、歓声が上がり笑顔が増えるだけでなく、自然にコミュニケーションも多くなります。そして、ナイスプレーに対して、敵味方関係なく声をかけ合うなど、とても和やかな雰囲気が感じられました。閉会式における生徒の感想や、代表生徒のお礼の言葉の中にもこれらの内容が含まれていました。ボッチャを通して「障がいをもつ方や障がい者スポーツ」に対する距離が縮まったという感想も聞かれました。とても貴重な時間を過ごすことができました。
最後に、特別支援学級の子どもたちに「特別レッスン」を行っていただきました。今年度の「市中体連ボッチャ競技大会」に弾みがつきますね!
福島県ボッチャ協会の皆さん、本日は誠にありがとうございました。
1学年は職業講話「ゲストティーチャーから学ぼう」を実施
9月17日(木)、1学年はキャリア教育の一環として「ゲストティーチャーから学ぼう」という職業講話を行いました。職業観を養うとともに、広く社会を知り将来の進路選択に役立てること、社会を生きる一人として子どもたちに課題意識をもたせることがねらいです。
はじめに、全体講話として(株)マルトグループの管理本部人事部執行役員 根津貴昭 様からお話をいただきました。「地域密着のスーパーマーケット」を掲げる仕事の内容、やりがい、地域貢献活動について詳しく説明していただいたほか、「社会人としてのマナーの重要性」や「中学生の時期に大切にしてほしいこと」などを熱く語っていただきました。人事部として、多くの社員に関わり人材育成に携わってきた経験を基にした話には説得力がありました。
そして、平三中の子どもたちに対して、「感謝の気持ちを持とう」、「継続した努力をしよう」、「夢を持とう」というメッセージをいただきました。
続いて、8つの職種のゲストティーチャーからグループに分かれて講話を聞きました。中には実体験を伴う講話もあり、子どもたちはメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。
【スーツセレクト】様(洋服販売・ファッション)
【トヨタカローラいわき】様(自動車製造・販売・整備)
【平第一幼稚園】様(幼児教育)
【ヘアメイクアカデミー】様(美容・理容)
【サンシャインよしま】様(福祉・介護)
【いわき民報】様(報道)
【平消防署】様(消防・救急)
【常磐交通観光】様(観光)
【生徒の様子】
ゲストティーチャーの皆様は、子どもたちとコミュニケーションをとりながら、わかりやすくお話をいただき、質問にも丁寧に答えていただきました。ご協力いただいた事業所の皆様、本当にありがとうございました。
午後はアウトプットの時間です。実はこの活動が非常に重要なのです。講話の内容を自分なりにどうとらえたのか、そこからどう考えたのか、自分の生き方にどう結びつけるのか・・・これらを整理しアウトプットしていきます。子どもたちなりに、工夫を凝らして取り組んでいました。完成と発表が楽しみです。
NPO法人を応援!~2年生が1ROLLで動画制作開始
コロナ禍の中でも社会の役に立ちたいと活動する平三中の生徒たち。動画制作を通じてNPO法人を支援しようと活動を行っています。
これまで1か月にわたって、NPO法人をアピールするために資料を調べたりウェブ会議で直接お話しを伺ったりしてきましたが、2年生チームがいよいよ動画制作に取り組み始めました。
今回の活動で使用するのは、通信機能付き iPad のアプリ「1ROLL」(ワンロール)です。もちろん通信環境に恵まれない平三中を応援してくださる企業さんから無償でご提供いただいています。デジタル世代の生徒たちにとっては操作もすっかり慣れたもの。イメージ通りに撮影できるか、テストをくり返します。
撮影が始まると、イメージがどんどん膨らみます。「学校らしさを出すために、黒板に文字を書きたい」「その文字を早送りにしてアニメーションかできないか」「文字をバックにセリフをしゃべる自分たちを合成すると…」アイディアは尽きません。それを映像化できるかどうかがこれからの課題のようです。果たして思った通りの作品に仕上がるのか?完成が楽しみですね。
3学年スポーツフェスティバル その2(笑顔の花束)
3学年スポーツフェスティバルは、大いに盛り上がったオープニングゲームに引き続き、サッカーとバレーボールに分かれて熱戦を繰り広げました。
サッカーは前半が女子で後半が男子、バレーボールは第1セットが女子で第2セットが男子、フルセットなら男女混合という形式にしたため、自然に応援にも熱が入ります。さらに、この企画が決定してからそれほど日がなかったにもかかわらず、どのクラスも「いつ作ったの?」と思うような応援グッズが・・。子どもたちのスポーツフェスティバルへの期待と思い入れが感じられます。
学級対抗の行事であり、もちろん勝利を目指して全力プレーを繰り広げたわけですが、どのクラスも笑顔にあふれ、失敗しても声をかけ合い、たとえ敗戦しても充実感の感じられる表情が見られました。まさに、「全力で取り組み、仲間との絆を深め、思いっきり楽しみ、よい思い出となる1日」でした。
スポーツフェスティバル その2は、対戦の様子ではなく、子どのたちの笑顔、生き生きとした表情を「笑顔の花束」としてお送りします。
*クラスの偏りがありましたら、ご容赦ください。
生徒が下校した後、職員室では3学年職員が口々に「やってよかった」、「子どもたちの表情がよかった」と話していました。修学旅行の中止を断腸の思いで決断し、学年スタッフも無念さを感じていましたが、子どもたちの笑顔と生き生きとした姿に救われた気がしました。
取材に来られたNHKの方からも、「子どもたちの元気な姿、前向きな姿に感動しました。逆に元気をもらいました」というコメントをいただきました。
次は体育祭ですね!3年生の活躍を楽しみにしています。
NPO法人を応援!~ウェブサロンに参加
9月17日(木)には1年生の職業講話、2年生の東京大学出前講座、3年生のスポーツフェスティバル…と、各学年で大きな行事が行われました。もちろん日常の学習も部活動にも真剣に取り組んでいる生徒たちですが、さらに 中学生の自分たちも社会に貢献したいとボランティア活動に熱心に取り組む姿 も平三中の立派な伝統です。コロナ禍の中、オンラインで活動できる「チャリティー・ムービー・プロジェクト」に参加している1年生チームが、映像制作へのヒントを見つけようとウェブサロンに参加しました。
この日はNPO法人「多摩草むらの会」のみなさんに撮影を依頼するシーンについて、アイディアを交換しました。たった5秒ずつの3カットですが、様々な思いを込めようとアングルや背景などについて話し合いました。
感染症予防のための休校措置が続き、順調な中学校生活のスタートを切れなかった1年生ですが、入学から半年が過ぎてすっかり成長した姿を見せています。いよいよ来週からは動画の制作が始まります。みんなの思いがより多くの人に伝わるといいですね!
今日は学年別活動日 ~3学年はスポーツフェスティバル その1(開会式・オープニングゲーム)~
9月17日(木)は学年別の活動日です。本来であれは、今日は3年生の修学旅行2日目のはずでした。修学旅行の中止が決定してから3週間。子どもたちはショックを表に出すことなく、本当に前向きに2学期の学校生活を送っています。我々教職員、特に3学年スタッフは、そんな子どもたちと思い出に残る、そして子どもたちの絆が深められる行事ができないかと考え、子どもたちとともにスポーツフェスティバルを企画しました。
天候に恵まれた秋の1日。開会式では、学年主任と実行委員長から、「思い出をつくる」、「仲間との絆を深める」、「思いっきり楽しむ」という、大会の趣旨が話されました。
【学年主任の熱いメッセージ】
【実行委員長(本当は修学旅行実行委員長でした)から】
「思いっきり楽しむぞー、オー!」】
*この企画の主旨から、「球技大会」ではなく「スポーツフェスティバル」という名称にしたそうです。
【競技上の注意】
【オープニングゲーム】
開会式に続き、オープニングゲームが始まりました。3学年全生徒が見守る中で始まったゲームは、最高の盛り上がり。大きな歓声が響きわたり、すてきな笑顔がはじけました。
*NHKふくしま放送局の方々が、取材に来てくださいました。
〇スポーツフェスティバルの様子は、「その2」に続きます。
東京大学出前講座~準備完了!
9月17日(木)に行われる東京大学出前講座。前日20時から始まった準備やセッティング、機材チェックが完了し、企画展示ホールも出資プレゼンルームも、明日の平三中2年生の到着を待つばかりとなりました。
いわき市役所、FMいわき、東京大学、グラフィックレコーディング、そして会場を提供してくださるいわき産業創造館のスタッフのみなさん、遅くまで本当にありがとうございました。明日もよろしくお願いします!
東京大学出前講座まであと1日!~事前指導&会場準備
長い時間をかけて準備を進めてきた 東京大学出前講座パート2が、いよいよ明日、ラトブ6Fのいわき産業創造館で実施されます。前日ということで、2年生の生徒たちに準備物や時間、そしてグループでチャレンジする「この未来、買いますか?~説得・納得ゲーム」のルールについて最終確認を行いました。
そしてその頃、会場となるいわき産業創造館では 案内表示や配布物の準備、そして生徒たちが出資者にプレゼンを行うブースの設営が行われてました。
もちろんコロナ対策も講じています。アクリル板の設置やソーシャルディスタンスの確保、使用するマイクの消毒方法の確認などが行われました。
生徒たちの活動の様子を記録するゲームボードも完成。明日はこのボードに、生徒たちの活動状況が刻々と記録されるはずです。このあと20時からは、映像・音響スタッフによるカメラやマイクの設置、通信状況の確認などが行われます。活動が始まる午前9時には、きっと素晴らしい舞台が整っているはず。2年生のみなさん、明日は最高の施設と最高のスタッフが待ついわき産業創造館で、最高の1日を過ごしてください!
東京大学出前講座まであと2日!~プレゼン準備
ラトブ6Fのいわき産業創造館で行われる東京大学出前講座。いよいよ明後日の開催を前に、各班のプレゼンテーションの練習にも熱が入っています。今回はプレゼンに用いるポスター制作や原稿作成に取り組む様子をご紹介します。
出資金を受けるために各銀行の窓口でアピールできる時間は1回につき5分。生徒たちにとっては長くて短い時間となるはずです。というのも、言いたいことが絞りきれないと時間オーバーとなり、ビジネスとしては失格です。しかし時間を気にして早口で聞き取りづらくなっては内容が伝わりません。原稿の一字一句を見直し、どうやったら思いが伝わるかを考えます。
アピールポイントがまとまったら、1枚のポスターに要点を集約します。東京大学の教授のみなさんをはじめ、ビジネスの現場で活躍されている方々や行政の最前線にいる出資担当者に自分たちの会社を売り込むのはたいへんかもしれません。しかし、何事も経験です。やってみて初めてわかることはたくさんあります。社会人になって苦い経験をする前に、中学2年生で体験できるのは本当にありがたいことなのですよ!
そして各グループの原稿やプレゼンポスターが完成。お昼休みや放課後には、自主的に発表練習をする姿がどのクラスでも見られるようになりました。また、各班の会社設立書やポスターは既に東京大学やいわき市役所に送付済みで、自分たちの企画への熱い思いやユニークな視点は大いに話題になっているようです。
さあ明日はいよいよ1日前。事前の最終確認や、各班のプレゼンの仕上げが行われます。2年生のみなさんは最後の仕上げに全力を尽くしましょう!
今週の「心の授業」、そして校庭では・・・
先週もお伝えした「心の授業」。今日は、3校時に1年4組、6校時に1年3組が行いました。
とても和やかな雰囲気で行われ、日常の学校生活でも楽しく協力的に活動している様子が垣間見られました。ユニークな発想をする生徒、じゃんけんトークでの活発なコミュニケーション、自ら挙手して発言する生徒など、子どもたちの長所や持ち味をたくさん見ることができました。こういう姿が、この授業の目的達成につながっていくのだと思います。
【1年4組の様子】
【1年3組の様子】
そして、校庭を覗くと3年生の体育の授業。プールでの水泳の授業が終わり、今日から校庭での活動です。長縄跳びの練習が始まり、いよいよ延期されていた「体育祭」が近づいてきたことが感じられました。今年度の長縄跳びは、学級を2分割してそれぞれの最高跳躍回数の合計で競います。
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