出来事
東京大学出前講座(5)優秀企業による発表+GR
9月17日(木)実施の「東京大学出前講座パート2」。午後には、各グループの優秀企業による発表 がラトブ6Fいわき産業創造館企画展示ホールAで行われました。ちなみにコロナ対策のため、他の生徒たちや足をお運びいただいた保護者の方々は、館内の別会場およびいわき市文化センターに移動して配信された映像を観覧しています。会場にはテレビ局や中継用カメラ、そして取材に訪れたマスコミの方々が数多く集まりました。
それでは実際の発表順に、優秀企業名と発表の様子をご紹介しましょう!
【地球温暖化・異常気象】 未来へ歩む(株)
【都市づくり】 Big Company
発表する生徒たちの後ろでは、グラフィック・レコーディングのみなさんが発表を聞いて、その内容を1枚の紙に記録 していきます。初めて目の当たりにした その技術の素晴らしさに生徒たちも感動
【バリアフリー】 Happy Get
最終発表のMCはもちろんベティさんと飛田さんの名コンビです。パート1の講演会から平三中の生徒たちとずっといっしょにこの活動に関わり、この日も朝から出資者として参加してくださったお二人。生徒たちの苦労や工夫をしっかりと汲み取ったインタビューに生徒たちも笑顔で応えます。
【再生可能エネルギー】 クリエネR
さあ残る発表はいよいよ2つです。
【医療・ウィルス関係】 ドラッグストア マイメロ
【ロボット・AI・VR】 SMACKS
6グループすべての発表が終了。90分のゲームの途中にそれぞれのグループの発表を聞く機会がありましたが、最終発表ではどの班もフィードバックを活かして工夫を加え、さらにブラッシュアップされた内容となっていました。生徒たちの柔軟性や吸収力、そして対応力は本当に驚くべきものでした!
次回は最後の講評、そして遂に全貌を現したグラフィックレコーディングの完成作品をご覧いただきます。お楽しみに!
体育祭の練習が本格的にはじまりました。
先週は各学年の大きな行事が終了しました。今週からは10月9日(金)に実施予定の体育祭に向けて、保健体育の授業で練習が本格的に始まりました。
今年度は、感染症対策を講じて実施するため、種目内容・実施方法などが、例年と一部変わっています。また、授業時数確保のため、練習は保健体育の授業と朝・昼休みに行う学級毎の自主練習のみです。
とはいえ、子どもたちにとっては学級対抗の重要な行事、そして学級の絆を深める貴重な機会です。天気の悪い日が続きますが、子どもたちは体育館で精一杯練習に励んでいます。
【3年生のムカデ練習】
*今年度は、小さなムカデ4匹(笑)によるリレーとなります。コツをつかむのは簡単ですが、スピードが上がり過ぎてしまうのが心配・・・。
3年生のみ、集団行動の披露もあります。これは・・・? 写真撮影の隊形1・2・3(笑)
【全学年で行う長縄】(写真は2年生)
*今年度はクラスの人数を半分に分け、それぞれのチームの連続跳躍回数の合計で競います。
実は、このコミュニケーション活動が重要です。
たいよう学級もがんばっています!
FMいわきさんのブログで紹介していただきました
9月22日(火)に平三中の2年生4名がスタジオで生出演した様子はこのホームページでもご紹介しましたが、収録風景がFMいわきさんのホームページでも紹介されています。
パーソナリティーの飛田さんとベティさんは東京大学出前講座で二度MCを務めてくださったばかりでなく、平三中に何度も足を運んでくださったり、コミュタン福島や裏磐梯ビジターセンターへのスタディーツアーに同行してくださったり、東京大学出前講座パート2では出資者としてもご活躍いただいたりと、生徒たちにとってはすっかり顔馴染みのお二人です。生徒たちがリラックスして収録に臨めたのも、お二人のおかげですね!
ブログはFMいわきさんのホームページにアクセスして、「番組ブログ・レポート」内の「とびベティのヨーソローアタック!」のページを開くと掲載されています。パーソナリティーのお二人には中学生がどのような姿に映ったのか興味深いお話を読むことができます。どうぞご覧ください!
東京大学出前講座(4)グラフィックレコーディング!
9月17日(木)に実施された東京大学出前講座パート2。当日の活動の様子は写真やビデオなどの方法で記録され、生徒たちが制作した新聞やホームページなどで使用されています。しかし、実は 画期的な別の方法でも記録していました。それは…グラフィック・レコーディング! ご存じの方も多いとは思いますが、討論や発表の内容をみんなが共有できるように文字やイラストで記録していく方法です。生徒たちが歩く通路に現れた白く大きな紙。ここに活動の様子が記録されていきます。
生徒たちが各ブースで出資金を得るためのプレゼンを行っている間、グラフィック・レコーディングのスタッフ4名が説明の内容をスケッチしていきます。話している内容がみるみるうちにイラストになっていく様子は、まさにプロフェッショナルな仕事です。
「再生可能エネルギー」「バリアフリー」「都市づくり」などのカテゴリーごとに、集まったラフスケッチが1枚の大きな紙にまとめられていきます。生徒たちの発言や出資者とのやりとりが、いつ誰が見ても把握することができるのは素晴らしいですね!
いったいどのような未来予想図が完成したのかは、後日改めてご報告します。どうぞお楽しみに!
東京大学出前講座(3)優良企業の発表!
約90分の「説得・納得ゲーム」を終えて、各グループから出資合意書が提出されました。それぞれの金融機関からの出資はポイント化されて、信用組合レベルの★は1点、地方銀行レベルの★★は3点、メガバンクレベルの★★★は5点が与えられます。
そしていよいよ結果発表の時間がやってきました。MCのベティさんから読み上げられたグループは大喜び!午後の代表企業発表への出場権を獲得しました。もちろん選に漏れて悔しさを隠しきれない生徒もいましたが、すぐに切り替えて互いに健闘を称える惜しみない拍手を送っていました。
優秀企業に選ばれた生徒の中には、テレビ局の取材を受ける生徒もいました。この日は各種メディアの方々が取材に訪れましたが、このインタビューは「シルミルいわき」のクルーによるもの。テレビユー福島(TUF)が制作している情報番組です。この日の様子だけでなく、今後のスタディーツアーや3・11メモリアルでの発表に向けての取り組みなどもカメラは追ってくださるそうです。こちらの放送も楽しみですね!
本日19時からFMいわきに出演しました!
先ほどの記事で予告したFMいわきの人気番組「とびベティのヨーソローアタック!」への出演が無事に終了しました。生徒たちは2か月ぶり(!?)で制服に身を包みスタジオに集合。パーソナリティーの飛田さん・ベティさんと打合せを行いました。これがまさに抱腹絶倒! 事前打ち合わせの段階からみんな笑いっぱなしで、到着前は少し緊張気味だった生徒たちも、本番はすっかりリラックスして臨めそうです。
19時になって番組がスタート。スタジオで軽妙なオープニングトークが繰り広げられます。そして19時14分にいよいよ生徒たちが登場。2学年で取り組んでいるプロジェクトについて、「平三中、報告します!」のコーナーでレポートします。
スタジオは感染症予防の対策がとられていて、アクリル板でそれぞれが区切られているほか、検温や消毒をした上で本番に臨みます。また、密を避けるためにスタジオの外に教員が待機。ワイヤレスマイクで必要に応じてトークに参加するという番組初の試みも行われました。
最初にスタジオに入った二人は、7月10日に行われた「東京大学出前講座パート1~飯田先生の講演会」についてレポートしました。「講演を聞いて風力発電の仕事をしたいと思うようになった」「1年生の時は詳しく知らなかったSDGsについて、自分で色々と調べてみた」…飯田先生の講演は、平三中2年生に探究心を植え付け、これからのキャリアにおいて確実に大きな影響を与えてくれました。
続いてスタジオに入った二人は、8月上旬に1泊2日で出かけた「県内再生可能エネルギー施設スタディーツアー」についてレポートしました。
コミュタン福島で原発事故の状況を学び、雪氷熱、太陽光、水力、そして風力発電の現場へと足を運んだ生徒たち。やはり実際に目の当たりにした風車のスケールと音の大きさは驚きだったようです。また、ベティさんや飛田さんとのトークでは風車の低周波の影響などにも言及するなど、ツアーから帰った後も自分たちで学習を深めている様子がうかがえました。
1回目の出演は無事に終わりましたが、平三中2年生の出演はこれからも続きます。10月27日(火)には9月17日に行われた「東京大学出前講座パート2」で優秀企業に選ばれた生徒たちが登場予定。これからも「とびベティのヨーソローアタック!」での平三中生の活躍をお楽しみに!
本日19時からFMいわきに出演します!
「10年後のいわきを創る」をテーマに、平三中2年生がいわき市・東京大学・FMいわきと協働で進めているプロジェクト。東京大学出前講座や再生可能エネルギー施設スタディーツアーなど、今年1年間を通して様々な活動を行っています。そしてこれだけ規模の大きなプロジェクトということで、定期的にみなさんに報告する機会もあります。毎週火曜日19時からFMいわきでオンエアされている人気番組「とびベティのヨーソローアタック!」への出演です。来年2月まで毎月第4火曜日に出演しますが、今日が第1回目の放送となります。
今回のトピックは7月10日に行われた「東京大学出前講座パート1~飯田先生講演会」と、8月上旬に行われた「県内再生可能エネルギー施設スタディーツアー」の様子について、2年生の生徒2名ずつがスタジオから報告を行います。もちろん生放送!緊張するとは思いますが、様々な経験を積んでいる生徒たちですので自身が見て聞いて感じたことをしっかりと自分の言葉で伝えてくれるはず。ラジオはもちろん、インターネットラジオでも視聴可能ですので、生徒たちの生の声をどうぞお聞きください!
★オンエア:9月22日(火)19:00~20:00
※再放送23:00~0:00
★番組名:とびベティのヨーソローアタック!
★コーナー名:平三中、報告します!!
東京大学出前講座(2)説得・納得ゲームに挑戦!
9月17日(木)にいわき産業創造館で行われた「東京大学出前講座パート2」。東京大学先端科学技術研究センター、いわき市役所、FMいわきのみなさんに全面的なご協力をいただき実施しましたが、そのメインとなる活動が「説得・納得ゲーム」です。自分たちの考えをまとめて発表する…というのは誰でも経験がありますが、実社会ではそれに対して厳しい意見が返ってきたり、さらに改善するためのフィードバックが返ってきたりするのが当たり前。その過程を生徒たちが体験して、自分たちの考えをブラッシュアップさせていこうというのがこの活動の趣旨です。いったいどんな局面が待ち構えているのか… 期待と不安の中、生徒たちは念入りに準備を進めました。
生徒たちは「10年後のいわきの未来」をよりよいものにするために、起業家となって会社を設立します。そのための出資金を銀行から融資してもらうのですが、会社設立のねらいやアピールポイント、そして克服すべき改善点などをプレゼンします。★1つの金融機関はいわゆる信用組合レベル。班のみんなに寄り添って快く出資をしてくれるブースが多いようです。FMいわきのパーソナリティーで7月10日の東京大学出前講座パート1でもMCを務めた飛田さんとベティさんも、出資者として参加してくださいました。
それに対して、★★★の金融機関はいわゆるメガバンク。東京大学の教授陣やいわき市役所の産業振興部長など、そうそうたるメンバーが出資者を務めます。鋭い質問やツッコミ、時にはかなり厳しい指摘が返ってきます。それでもめげずに生徒たちは自分たちの会社を様々な角度からアピールしていきます。
ゲームの時間は90分でしたが、休みまもなくブースを駆け回ってプレゼンを行う姿や、受けた助言を説明に盛り込もうと原稿の見直しを行う姿があちこちで見られました。
ブースを回った様子は、会場中央に設けられたゲームボードに記録されていきます。そしてタイムアップ!いったいみんなどれだけの出資を得られたのでしょうか?その結果は次回ご報告します。
泳ぎ納め!~プール練習が本日で終了
4月末に水泳部保護者の方々に清掃をしていただいて以来、休校期間を経て気温が上がらなかった6・7月、一転して猛暑が続いた8月、残暑が長引く中にも秋の気配が漂う9月…と、水泳部が練習を重ねてきた学校のプール。秋分の日を前にした本日、今年の泳ぎ納めの日を迎えました。
気温・水温とも23℃を下回り、風が吹くと肌寒さを感じるこの日、各レーンに分かれた水泳部員たちはそれぞれの課題を克服しようと目標を持って練習に励みます。そして最後にはフリーリレー&メドレーリレー対決! 男女も学年も関係なくまったく無作為に組んだチームでの対抗レースですが、どちらも最後までもつれる大接戦。初心者が多い部員たちも、この4か月近くの練習ですっかり力をつけたようです。
レースが終わるとコースロープの片付け。数日間はフェンスに引っかけて乾燥させます。そして久しぶりに広々としたプールを見た生徒たちは、寒さも忘れて再びプールの中へ!プール練習最後の時間を惜しむようにみんなで楽しい時間を過ごしました。
プールから上がると用意された温かいお湯で暖をとります。そして最後に部長がプールに挨拶。「今シーズンもありがとうございました。また来年もよろしくお願いします!」 …今年は市中体連で男子総合優勝・男女総合優勝、新人大会で女子総合優勝と素晴らしい成績を残した水泳部の生徒たち。筋力や体幹、柔軟性、持久力など、各自が必要な力をつけて来年またプールに戻ってくることを誓いました。
東京大学出前講座(1)新しい生活様式の中で
9月17日(木)にラトブ6Fのいわき産業創造館で実施した「東京大学出前講座パート2~この未来、買いますか?」。総合学習の時間を利用して2年生194名が行った活動ですが、数回に分けてその日の様子をご紹介していきます。
この日を迎えるにあたっては、コロナ禍の状況の中どのように実施したらよいか主催者であるいわき市と平三中、そして東京大学やFMいわきと協議を重ねました。というのも、感染症予防の観点から軒並み行事の中止や変更が余儀なくされ、本来は2年生で実施するファイナンスパーク活動も中止になってしまったのです。しかし、中学2年生はこれからの進路やキャリアを考える上で大切な時期。東日本大震災から10年を迎え、将来の自分を、そして故郷いわきの未来を考える機会は絶対に必要であると考え、この活動を設けたのです。
講師の方々に検温やPCR検査をお願いしたり、飛沫を遮るアクリル板を設置するのはもちろん、東京大学先端科学技術研究センターの神崎所長をはじめ、たくさんの教授のみなさんにWeb回線をつないでリモートで参加していただきました。実際に会場に来ていただいた方々を合わせると、その数なんと総勢17名。「東京大学が1つの学校にこれだけの人数で関わることは後にも先にも二度とない」という規模となりました。
今後「With コロナ」の中どのように学習活動を進めていくか?…この日の取り組みは1つのチャレンジでした。そしてその試みは、生徒たちの意欲的な姿勢、コミュニケーション能力の向上、そして自己マネジメント力を高める といった目的を達成する結果をもたらしました。次回からは、生徒たちがとことん考え、大いに悩み、そして自分たちの言葉で自信を持って発信する様子を詳しくお伝えします。
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