カテゴリ:職能研修Ⅰ

NEW 研修主任研修②


1月25日(木)には、筑波大学附属小学校 副校長の田中博史先生を講師にお迎えして、研修主任研修が行われました。研修主任の抱える苦悩に寄り添い本音を引き出す協議の展開や、抜本的なアイディアを次々と提案する講義内容に、参加された先生方からは「あっという間の2時間だった」という声が多く聞かれました。

感想用紙からも「当たり前を問い直す、という視点を学ばせていただいた」「次年度に向けて明日から準備を進めたい」といった前向きな声がたくさんあがりました。各学校における校内研修が、次年度以降もさらに充実したものになることを期待しております。

教頭実務研修③

 8月18日(金)は教頭実務研修③が実施されました。市内の全小・中学校の教頭先生が研修に参加しました。
 最初に玉澤管理主事より「学校管理全般」について、確実な学校運営についてお話がありました。2学期の学校運営に向けて、きめ細かく確認していくことができました。

 続いて、10時10分からは、総合教育センター坂本指導主事より「学校教育課題解決に向けた教頭の役割」を行いました。はじめに「学校を取り巻く現状と課題」「管理職に求められるもの」「組織マネジメントサイクル」などについての講義をお聞きいただき、その後、演習を行いました。
「ケースメソッド資料」をもとに、SWOT分析にむけてそれぞれの知識・経験をもとにまとめていただきました。4色の蛍光ペンで色分けをしながらまとめたり、多くの書き込みをしながらその学校の分析をしたりなど、教頭先生方のすばらしい取り組みの様子を見ることができました。個人で読み取ったことを、つぎにグループごとにSWOT分析等を行いました。グループでの協議においては、深い話し合いがされ、これをもとに最後に一人一人が「管理職が着手すべきこと」を考え、まとめる時間をとりました。我々指導主事にとっても、学びの多い研修となりました。

 

特別支援学級等新任担当教員研修


 本日8月4日()は、教育センターにおきまして、「特別支援学級等信任担当教員研修」を開催いたしました。「今年度、特別支援学級等を担任した教員を対象とし、これまでの授業づくりについて振り返るとともに、よりよい授業づくりについて研修を積むことにより、担当教員としての資質の向上を図ること」をねらいとして行いました。
 まず、はじめに「1学期を振り返って」という内容で協議を行いました。講師は、当センター教育支援室の廣原指導主事です。
          ↓課題について話し合う様子↓
         
       ↓ 発表の様子           
           

 午後は、松崎教育支援室長より「個に応じた授業づくりに向けて」という内容での講義がありました。 午前中の協議内容を受けて、室長の経験をもとにしたお話がありました。松崎室長の受講者一人一人の困り感に寄り添う姿は、まさしく特別支援の本質のように感じました。

  次に、研修者のみなさんに担当しているお子さんの様子を思い浮かべていただきながら自立活動の6項目の中のコミュニケーションについて確認していただきました。その後、どのように指導をしていくべきか考え協議を行いました。




 受講者からは、2学期へ向けての意欲が感じられる感想が多くあげられました。

校長実務研修/教頭実務研修

 7月28日は、「校長実務研修」「教頭実務研修」を実施しました。
 まずはじめに、学校教育課管理主事より「教職員の資質・能力の向上とメンタルヘルス」について講義がありました。
 続いて、総合教育センター研修調査室長が「キャリア教育における管理職の役割」について、講義・演習を行いました。
 午前中最後は、いわき市メディア指導員吉田裕樹様を講師として「情報モラル教育の推進と管理職の役割」について講義をいただきました。児童生徒を取り巻く情報機器に関わる危険、最新の問題について具体的にご説明いただきました。
          
 午後は、チームスキル研究所代表理事 田中 信 先生を講師として「組織マネジメントと管理職の役割」として、講義をいただきました。学校は組織として教育を推進していますが、よりよい学校づくりのためにどうすべきか、演習を通して学びました。示唆のあるお話をいただきました。個人の違い・特性を活かし、どう人材育成を図っていくか、活気あふれる演習となりました。
         

道徳主任等研修

月28日(水)に基本研修Ⅱ「道徳主任等研修」を行いました。

 今回は、国立教育政策研究所教育課程研究センター総括研究官の西野真弓先生にお越しいただき、「道徳性を育む評価とは」と題してご講義いただきました。4月に行ったアンケート調査で自校の課題だと感じている内容で最も多かったのが「評価」であり、次いで「道徳の授業の在り方」でした。西野先生には、各校の実態をお話しした上で、それらについてお話しいただけるようにお願いいたしました。

 受講生の中からは、「道徳の教科化が決まった時、漠然とした不安しかありませんでしたが、本日の講義を聞き、まず授業づくりの見直しが必要であることが分かりました。それから評価に結びつけていけるよう、校内で組織的に研修を進めていけるようにしたいと思います。」「子どもの学習・思考が見える授業づくりについて学んでいく必要を感じた。また、自己評価の蓄積の仕方を工夫することで子どもの変容を捉えやすくし、評価についての抵抗感や負担感を減らし、先生方が前向きに取り組んでもらえるように努力したい。」
等、道徳主任としてやるべきことについて述べられた感想が多くありました。道徳主任として各校の道徳の変革のために、ご尽力いただけると確信できる内容でした。
 また、数名の先生方から、道徳の授業実践の様子が見られる研修をしてほしいとのご意見がありましたが、毎年行っております。今年度は、宮小学校にお願いし、9月28日に予定しております。多くの参加をお待ちしております。