2019年5月の記事一覧

保健主事研修

 5月21日(火)には、中央台南小にて、「保健主事研修」が行われました。はじめに、「アレルギーへの対応」について市薬剤師会の先生によるご講義をいただきました。アナフィラキシーの症状に関する資料やエピペンの体験などをもとに、大変参考になるお話を聞くことができました。

 次に、保健主事の役割と学校保健の現状と課題解決に向けて、講義や協議により考えを深め、改善策について学ぶことができました。研修者からは「エピペンを持っている児童がいるので症状・使用方法を確認し、子どもたちが安全に安心して生活していけるよう意識していきたい。」「学校の実態や課題に応じた学校保健委員会を開催できるようにしたい。」などの感想が見られました。

 安全で安心な学校に向け、本日の学びを生かしていただけたらありがたいです。

 

研修主任研修

 5月16日(木)に中央台公民館で研修主任研修が行われました。その中で、国士舘大学教授 澤井 陽介先生をお招きし、「授業の見方~校内研修の活性化~」と題してご講義をいただきました。全小・中学校における研修主任の悉皆研修として行われました。

 澤井先生のご講義からたくさんのことを学ばせていただきました。子どもが主体的・意欲的に取り組むような授業が大切であること、子どもは自分たちの持っている言葉を使って学んでいくということを教師は頭に入れながら、目標が実現できているかを確認していくことが大切であるということ、また、目標の実現を確認するためにまとめが大切で、それを授業構成の中で考えていくことが必要であるということなどを学ばせていただきました。

 受講者からは、「新学習指導要領を踏まえた、単元構想の在り方、評価の仕方についてとてもよく理解できた」「研修の進め方、その内容、記録の取り方など見直さなければならない点が見えてきた。評価の仕方、とらえ方も大変勉強になった」「問いやプロセスについて研究していくことが大切だと分かった」「澤井先生のご講義から、学習指導要領の目標のとらえ方、課題の設定の仕方、評価の扱い方、授業記録の取り方など、研究のヒントをたくさんえることができた」などの感想が寄せられました。

 澤井先生には、大変お忙しい中、いわき市の教育のために足をお運びいただきまして、本当にありがとうございました。各小中学校におきましては、ぜひ校内で伝達講習をしていただき、今後の校内研修の方向性を見出していただければと思います。

 

幼稚園新規採用教員研修 一般研修①

 令和元年5月10日(金)中央台公民館にて、幼稚園新規採用教員研修一般研修①を実施いたしました。いわき市立幼稚園・いわき市内の私立幼稚園の先生方など34名の先生の参加のもと、有意義な研修を行うことができました。

 はじめに、子ども支援課主任教諭の安達先生より、「新規採用幼稚園教員に期待すること」と題して、講話をいただきました。「謙虚に」「焦らず」「自分らしく」これからの仕事に取り組んでいくことが大切であるなど、貴重なお話を聞くことができました。

 続いて、子ども支援課指導教諭の千田先生より、「担任として大事にしてほしいこと」と題して、ご講義いただきました。実践やご経験をもとに、具体的にお話していただき、研修者も熱心にメモしている姿が見られました。

 最後に、いわき市消防署中央台分遣所の方より、「事故防止と応急処置」の講義演習を行っていただきました。実際にあった事例を含めた体験談や人形を使った演習により、命の大切さを守ることの大切さを実感することができました。

 研修者の感想からは、

○まずは、子どもたちと笑顔で関わっていきたい。

○初心の気持ちを忘れず、こども目線になって何事にも取り組んでいきたい。

○子どもを預かっているという責任をもち、仕事に取り組んでいきたい。

○できないことにがっかりしていたが、できなかったことができるようになるように一つひとつの経験を大きな学びとしていきたい。自分らしく笑顔でがんばっていこうと思った。

○周りの先生に迷惑と思ってなかなか聞けないことが多いのでこれからは進んで質問していきたい。

など、今後の仕事に対して前向きに取り組んで行きたいと考える感想が多く見られました。

 ご講義していただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。

 

基本研修Ⅰ 初任者研修 授業研修①

 日差しの強さに初夏を感じるほどだった9日、中央台南小学校をお借りして初任者研修が行われました。校庭からは時折、運動会の練習の音が聞こえてきます。市内の多くの学校で、今週・来週は運動会に向けての練習に熱が入っていることでしょう。

  

 はじめは、学校教育課玉澤課長による講義です。いわき市の学校教育の現状について、自身の初任の頃の体験を交えながらお話しいただきました。

  

  

 続いて、センター指導主事による「学級経営の進め方」、生涯学習課吉田係長による「夏季休業中の体験研修について」、センター指導主事による「特別支援教育の視点から」の講義・説明がありました。

  

 その後「授業の進め方」についての講義・演習を行いました。次回の研修では実際に模擬授業を初任者全員が行い、より実践的なスキルをを学ぶこととなります。

 2度目のグループ研修ということで、互いに顔を覚え、話す表情にも笑顔がたくさん見られました。初任者の皆さん、同期の仲間と励まし合いながら、これからの研修もがんばってくださいね。

 会場を提供してくださった中央台南小学校の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。