2017年8月の記事一覧

授業力向上講座ⅠⅡ小学校社会

 8月3日は、授業力向上講座ⅠⅡ小学校社会 を実施しました。午前中は社会科における単元の構想の仕方、問題解決的な学習の進め方、話し合い活動について講義が行われました。講義の中で、各学年のグーループに分かれて教材研究を行い、発表し合宇時間もありました。マンダラやバタフライチャートなど、児童の思考を広げるために有効なツールやその活用法についても研修しました。
 受講した先生方からは「今まで考えたことのない発問を学ぶことができました」「子どもたちがいわきの街を好きになるために、社会科の役割・地域学習の役割を再認識しました」「自分一人では気づかない視点に気づくことも多く、今後の教材研究や授業に生かしていきたい」との声が多く聞かれました。   

 午後は、導入に焦点を当てた模擬授業を通して、社会科の授業で何が大切か、協議を行いました。
   
 授業に意欲的に取り組むためには、「導入」はとても大切です。模擬授業耶蘇の後の協議を通して資料の取り上げ方、提示の仕方、発問の仕方などについて具体的に学ぶことができました。
 2学期の授業作りのきっかけとしてほしいと願っています。

  
  

授業力向上講座Ⅱ(中学校・国語)

授業力向上講座Ⅱ「中学校国語」を実施しました。

ワークショップ1は俳句づくりです。
まず、テーマからイメージした事柄について、バタフライマップを活用して個人の思考を広げます。次にグループで意見を交流させて絞り込みます。そこに、季語は講師が準備したものからくじで選ぶようにと指示が入り、絞り込んだことばと季語をなんとか結びつけようと、さらに思考をはたらかせて、グループごとにすてきな俳句を完成させることができました。

<あるグループの活動>   
イメージテーマ「こだわり」→グループで選んだ言葉「教室には右足から入る」→季語「夏の恋」→作品「右足の シュート見つめる 夏の恋」


ワークショップ2では、各学年ごとに「主体的・対話的で深い学び」の視点から、単元構成を工夫して教材を作る研修をしました。
1年「少年の日の思い出」  2年「走れメロス」  3年「故郷」
同じ学年を担当する先生方と、共通の視点で教材研究することにより、活発で深い話し合いが行われていました。


本日の研修のように、頭をフル回転させて国語科に向き合う生徒を育てていきたいと再確認することができました。


 

授業力向上講座Ⅰ(中学校国語)

授業力向上講座Ⅰ「中学校国語科」を実施しました。

1 今求められる国語科授業の在り方
2 『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善
3 『読むこと』領域における授業の最終目標
4 教科の本質を突く発問づくり
という4つの柱で講義・演習をしていただきました。


「主体的・対話的で深い学び」の視点から、子ども達にとってただ正解を覚えるだけの授業から、自分にとっての最適解を求めることまで高めることができる授業、さらに豊かな読書生活へと誘っていくような授業へと改善していきましょうとのお話がありました。

また、発問について「教科の本質に迫る発問」「つけたい力が明確になる発問」「書いてあることを根拠にして答えられる発問」の重要性についてのお話がありました。


演習では、映像を見て、中心人物をどうとらえるか、発問をどう投げかけるかについて考えたり、担当学年の文学教材について主発問を考えたりしました。
受講された先生方からは「演習を通して講義の内容をより具体的に理解することができたので、ぜひ次学期に生かしていきたい」との声が聞かれました。


授業力向上講座ⅠⅡ(中学校)


 8月2日は、「授業力向上講座ⅠⅡ中学校国語・社会・数学・理科」を実施しました。各教科ごとに理論のⅠを午前中、実践のⅡを午後に行いました。講師より、新学習指導要領について、福島県やいわき市の学力向上策についてお話をいただいたり、模擬授業や2学期以降に使える授業づくりのアイディアについて学んだりと、盛りだくさんの内容でした。
  

授業改善講座


本日8月1日()は、文化センター4階大会議室におきまして「授業改善講座」を開催しました。
講師は、早稲田大学教職大学院教授 田中 博之 先生です。
本日は、「主体的、対話的で、深い学びとは」という題でご講義いただきました。田中先生は、全国各地の小中学校、高等学校等の授業実践に深く関わられております。その授業実践事例を紹介いただきながら授業改善をいかにしていくか考えることができました。あっという間の3時間でありました。受講者からは、「これまで学んできた理論と実践がつながっていく喜びを感じた」「失敗例も明示してくださったことで、良い授業をリアルにイメージすることができた」「多くの実践事例を紹介いただき、とても参考になった」などの感想が多く寄せられました。
    ↓研修後のリフレクションの様子です。