こんなことがありました。

2022年12月の記事一覧

小山 実稚恵さんによる芸術鑑賞教室(1)~2年生編~

 12月6日(火)に、いわき芸術文化交流館アリオスで芸術鑑賞教室を実施しました。講師としてお招きしたのは日本を代表するピアニストの小山 実稚恵さん。 今年1月には定員1700名の大ホールでリサイタルが行われましたが、「音楽やピアノの魅力をより身近に感じてほしい」というご本人の強い希望で、定員200名の小ホールでの開催となりました。 もちろん一度に全校生徒は入れないので、学年ごとに3回公演を実施していただくという、何とも贅沢なプログラムです。まずは10時15分から行われた2年生対象の公演の様子をご紹介します。

 まずは単なる鑑賞会にならないように、アリオスがいわき市で果たしている役割や音楽を直接聴くことの素晴らしさ、そして小山さんの経歴やお人柄について、アリオスで音楽学芸員を務める足立 優司さんが説明してくださいました。 

 続いてはいよいよ小山さんの登場です。「作曲家の気持ちや魂を伝えることを大切にしている」「同じ曲でも音は刻々と変わり続ける」といったお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。 

 そしてスタインウェイでのピアノ演奏が始まりました。その繊細かつダイナミックな音色に、「鳥肌が立った」「このようなピアノの音は初めて聴いた」といった声が聞かれました。

 全7曲のプログラムが終わり、生徒代表からお礼の言葉が伝えられました。もっともっと聴いていたい… 誰もがそんな思いを胸にした45分間となりました。

 

 次回は2回目の公演となる1年生での芸術鑑賞教室の様子と、演奏された曲目をご紹介します。

 

昨日の研究授業の様子です

昨日は、初任者の先生(理科)と2年次研修の先生(美術)の研究授業を行いました。

理科の授業では「上空で雲ができる理由を考える」、美術の授業では「ピクトグラムの中間発表会を行って、他の生徒の作品から自分の作品を見直す」といった内容の授業でした。

どちらの授業も生徒のみなさんが楽しそうに活動している様子がとても印象的な授業でした。

小山 実稚恵さんのトークショーに参加、すると何と…!

 12月6日(火)に行われる芸術鑑賞教室の前夜に、アリオス音楽小ホールで行われた小山実稚恵さんのトークショー。 二度にわたって取材やインタビューをさせていただいた生徒2名が、翌日の公演を待ちきれずに参加しました。世界的な活躍はもちろん、いわきには何度も足を運んでくださっている小山さんの生の声が聞けるとあって、会場にはたくさんの方々が詰めかけました。

 ちなみに明日の会場もこの音楽小ホール。こんなに近くで小山さんのピアノの音色に触れられるのは、二度とない素晴らしい機会です。この夜も軽妙なトークはもちろん、スタインウェイのピアノで奏でられるベートーヴェンとラフマニノフの音色に、来場者はすっかり魅了されていました。

 終演後にはステージ上のピアノを実際に触る機会も設けられました。音の出る仕組みなどを、アリオスの足立さんや小山さんの専属調律師を17年間務めている杉浦さんから直接お伺いすることができました。

 すると何とステージに小山さんが! 生徒たちとは、1月以来3回目となる面会です。今回のトーク&演奏の感想はもちろん、翌日の芸術鑑賞教室への期待をお伝えしました。小山さんもひじょうに翌日の公演を楽しみにされているとのこと。演奏曲も決まり、大ホールでは決して味わえないピアノの魅力を伝えたいとおっしゃっていました。

 午前中に2年生と1年生、そして午後には3年生を対象に行われる今年の芸術鑑賞教室。ぜひ素晴らしい体験をしてくださいね!

 

朝練開始!

新人駅伝大会に向けて特設駅伝部の活動が始まりました。

寒い中ですが元気いっぱいに活動しています。

1年生がサン・アビリティーズでパラスポーツを体験

 昨年の東京オリンピック&パラリンピックから1年。ずいぶん昔のことのように感じますが、その精神をレガシーとして受け継ぐことを忘れてはいけません。そこで、12月13日(火)に総合体育館で実施するのがパラスポーツ体験。共生社会実現に向けて何が必要かを、1年生が活動を通して学びます。 今日はその下準備として、10名の生徒が湯本のサン・アビリティーズを訪問して、競技のルールはもちろん、どのような工夫をしたら例え身体に障がいがあってもみんなで楽しめるかを学びました。 

 講師を務めたのは施設長の菅野 英輔さん。昨年も平三中でパラスポーツの素晴らしさを現2年生に教えてくださいました。まず体験したのはボッチャです。 見たことがある生徒はいましたが、ボールに触るのも実際に投げるのも全員が初体験。最初は思ったところになかなかコントロールできませんが、少しずつ上達して、最後には2チームに分かれてゲームを楽しみました。 

 続いて体験したのはシッティング・バレーボール。下半身が不自由でもバレーボールを楽しめるようにと考案されたスポーツです。同伴の先生方も一緒に体験しましたが、性別も年齢も経験も関係なく楽しめるのがパラスポーツの素晴らしいところ。とはいえ、なかなかラリーが続かない姿を見て菅野さんが提案したのは「ルールを工夫すること」です。「1バウンドでもOKにしては?」「サーブは前から打ってみようか?」「ボールは柔らかいものにしたら?」…ルールや道具を工夫することで、全員がラリーやゲームを楽しめることを知った生徒たち。共生社会実現のために必要なヒントを得たようです。

 あっという間に1時間の体験が終了。パラスポーツの精神をしっかりと学んだ生徒たちは、13日(火)の体験会でも準備から競技の運営、後片付けまで進んで取り組もうとする姿勢が身についたようです。そしてそれが1年生全員に伝わることを願っています。

 サン・アビリティーズのみなさん、本日はお忙しい中本当にありがとうございました!