2022年4月の記事一覧

経験者研修Ⅰ・養護教諭経験者研修Ⅰ・幼稚園経験者研修Ⅰ〈全体研修〉

 4月26日(火)、今年6年目を迎えた教諭、養護教諭、幼稚園教諭の先生方を対象に、経験者研修Ⅰ〈全体研修〉を行いました。全体会では、センター所長より「教職5年経験教職員としての心構え」として、使命感、専門性、人間力、変化を受け入れられる柔軟性などについて講話があり、管理主事からは、「教職員としての服務と勤務」として、具体的な場面を取り上げながら、不祥事防止に関して、ご講義いただきました。

  

 小・中学校の先生方の分科会では、「学力向上に向けた指導の改善」と題して、「主体的・対話的で深い学び」の視点を踏まえた授業改善、「令和の日本型学校教育」を目指して、個別最適な学びと協働的な学びを充実させることの重要性などをお伝えしました。途中、Microsoft Teamsを使った共同編集を行いながら意見交流をする演習も行いました。

 

 養護教諭の分科会では、「これからの養護教諭の役割」「保健室経営の現状と課題」について、学校教育課指導主事から具体的な話があり、研修者にとってこれまでの勤務を振り返り、今後に生かすことができる研修となりました。

 幼稚園教諭の分科会では、「学級経営の充実に向けて」について、こども支援課指導教諭より、ご講義いただきました。学級経営の充実に向けて身に付けていきたい5つの力について、具体的な事例と自己評価リストをもとに研修を行いました。今の自分を見つめ直し、これから自分が向かう方向性について真剣に考える機会となりました。

 研修後の感想では「5年経験した自分に求められる姿や資質についてもう1度考え、5年後の自分について見通しをもちながら職務にあたりたい。」(教諭)、「子どもたちの健康課題のみに意識がいってしまっていたので、その背景に何があるのかを考えながら対応にあたりたい。」(養護教諭)、「常に学び続けていくことや人と丁寧に関わっていくことの重要性を感じることができた研修になった。」(幼稚園教員)など、それぞれに学びの多い研修になったようです。

経験者研修Ⅱ・養護教諭経験者研修Ⅱ・幼稚園教諭経験者研修Ⅱ(中堅教諭等資質向上研修)

 4月27日(水)に経験者研修Ⅱ・養護教諭経験者研修Ⅱ・幼稚園教諭経験者研修Ⅱ(中堅教諭等資質向上研修)を行いました。

 初めに、教育長あいさつ、次に学校教育課課長から服務・勤務について講義を行いました。

 小中教諭、養護教諭、幼稚園教諭とそれぞれの会場にわかれての研修では、学校・園経営への参画、役割等について指導主事が講義・演習を行いました。

 また、研修者は、1年間の研修の進め方や研修計画の作成についても検討し、今後の研修の道筋を明確にしていました。

 研修者から、「中堅教諭として学校経営に参画していく立場だということを自覚していきたい」「具体的な方法を実践していきたい。」「今後さらに教諭としての資質向上を目指していきたい。」という感想が多くあがりました。

経験者研修Ⅲ・養護教諭経験者研修Ⅲ<全体研修>

 4月20日(水)に「経験者研修Ⅲ・養護教諭経験者研修Ⅲ<全体研修>」を行いました。小中学校の先生方は、20年の勤務を、養護教諭の先生方は15年の勤務を振り返り、今後に生かす研修として設定されている研修です。

 総合教育センター所長から、リーダー的教職員として期待される具体的な役割や行動についての講話、また学校組織マネジメントの視点についても学びました。

 その後、経験者研修Ⅲ・養護教諭研修Ⅲに分かれて、それぞれの課題解決に向けての協議や考えを共有しました。

 研修者からは、「自分の職務について、課題や問題を見直すだけではなく、特異性を伸ばすことも大事だということが分かりました。」「経験者研修Ⅲを1つのチャンスとしてとらえ、今後の自分の在り方を考えていきたいと思います。」「自分の今までの教員生活を振り返り、同じ立場の先生方と思いを共有できたことはとても有意義でした。」といった感想がありました。

 今後、先生方には学校のリーダー教員として、その力を存分に発揮していただきたいです。

 

 

ミドルリーダー養成研修〈全体研修〉

4月25日(月)にミドルリーダー養成研修を行いました。

総合教育センター所長の講話から、ミドルリーダーとして「つなぐ」「育てる」ことを意識していきたいという感想が多くあがりました。

学校教育課管理主事からの講義や総合教育センター指導主事からの講義・演習では、今までの自分を振り返り、ミドルリーダーとして何をしていくのか、具体的に思い巡らしていました。また、各自・各校の課題を考え、積極的に解決策を提案していました。

学校司書研修①

4月22日(金)に今年度初めての学校司書研修を行いました。新たに5名の学校司書を迎え、学校司書としての勤務・服務について研修を行いました。

また、参加した司書からは積極的に意見が出され、学校図書館を活性化させるための充実した話合いがなされました。

 

経済教育研修(オンライン研修)

4月19日(火)経済教育研修を新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン研修にて実施いたしました。

今年度は、小中学校での学習がつながる教育活動となるよう小学校、中学校合同で開催しました。

また過去2年間、エリムでの体験活動が実施できていない状況を踏まえ、久しぶりの開催に向け、キャリア教育の視点とファイナンス・パーク、スチューデント・シティの実際について講義を行い、改めて活動の目的とポイントを確認することができました。

 

講義後には、ZOOMのブレイクアウト機能を使い、合同で実施する小学校間での打ち合わせを行いました。

ぜひ実施に向け、各校においては事前学習等の準備を進めていただきたいと思います。

 

 

部活動担当者研修

4月18日(月)新型コロナウイルス感染症拡大防止ため部活動指導者研修を会場とオンラインのハイブリッド型研修で実施いたしました。

会場には11名の部活動指導員の方々が辞令交付式の後に本研修を受講しました。

学校教育課指導主事より、部活動の位置づけ、休養日や活動時間、大会への参加、そして保護者との連携についていわき市立小中学校部活動運営方針をもとに講義がありました。

研修者からは「部活動の意義を保護者に理解してもらい、協力を得られるよう連携を大切にしていきたい」「子どもや保護者の立場で部活動を見直していきたい」「小中学校の部活動指導者が、共通認識をもつために必要な研修であると感じた」などの感想が寄せられました。

各校においては、まずは本研修の内容を学校全体で共有し、効果的な部活動運営に向けて職員間の共通理解のもとに進めていってほしいと思います。

新任等常勤講師研修

 4月12日(火)に、講師経験1年目と2年目の先生方を対象に新任等常勤講師研修を行いました。「教師としての心構え」「教職員としての服務と勤務」「生徒指導」「特別支援」「授業の進め方」」、養護助教諭の先生方は、「保健室経営」について、1日をかけ多岐にわたり学びを深めました。大学を卒業したばかりの1年目の先生にとっては、初めての社会人、初めての学校での仕事ということで、大きな不安を抱えている様子が今年も多く見られました。そんな講師の先生方の不安を少しでも和らげられるように、担当一同、講義をさせていただきました。

 受講者の先生方からは、「不安なことはまだあるが、前向きに頑張ろうと思えるきっかけにすることができた」「様々な面から教員としてあるべき姿、やるべきことが確認できた」「講師であっても、一人の教師である自覚を持ち、子どもたち、保護者の方々から安心・信頼を得られるような教師になれるよう精進したい」など、心強い感想が寄せられました。

 総合教育センターでは、引き続き、講師の先生方の不安が少しでも解消されるように各種研修を通してサポートしていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。