経験者研修Ⅰ・養護教諭経験者研修Ⅰ・幼稚園経験者研修Ⅰ〈全体研修〉

 4月26日(火)、今年6年目を迎えた教諭、養護教諭、幼稚園教諭の先生方を対象に、経験者研修Ⅰ〈全体研修〉を行いました。全体会では、センター所長より「教職5年経験教職員としての心構え」として、使命感、専門性、人間力、変化を受け入れられる柔軟性などについて講話があり、管理主事からは、「教職員としての服務と勤務」として、具体的な場面を取り上げながら、不祥事防止に関して、ご講義いただきました。

  

 小・中学校の先生方の分科会では、「学力向上に向けた指導の改善」と題して、「主体的・対話的で深い学び」の視点を踏まえた授業改善、「令和の日本型学校教育」を目指して、個別最適な学びと協働的な学びを充実させることの重要性などをお伝えしました。途中、Microsoft Teamsを使った共同編集を行いながら意見交流をする演習も行いました。

 

 養護教諭の分科会では、「これからの養護教諭の役割」「保健室経営の現状と課題」について、学校教育課指導主事から具体的な話があり、研修者にとってこれまでの勤務を振り返り、今後に生かすことができる研修となりました。

 幼稚園教諭の分科会では、「学級経営の充実に向けて」について、こども支援課指導教諭より、ご講義いただきました。学級経営の充実に向けて身に付けていきたい5つの力について、具体的な事例と自己評価リストをもとに研修を行いました。今の自分を見つめ直し、これから自分が向かう方向性について真剣に考える機会となりました。

 研修後の感想では「5年経験した自分に求められる姿や資質についてもう1度考え、5年後の自分について見通しをもちながら職務にあたりたい。」(教諭)、「子どもたちの健康課題のみに意識がいってしまっていたので、その背景に何があるのかを考えながら対応にあたりたい。」(養護教諭)、「常に学び続けていくことや人と丁寧に関わっていくことの重要性を感じることができた研修になった。」(幼稚園教員)など、それぞれに学びの多い研修になったようです。