草野中学校の様子

2021年3月の記事一覧

感謝の気持ちでいっぱいです

昨日の午後から明け方までは,転出される先生方との別れを惜しむ涙雨が降っていましたが,朝日が昇る頃には清々しい空気感がただよい現在も晴天が続いています。転出される先生方の新たな門出にふさわしい天気になれと念じていた甲斐がありました。

本校の離任式は29日(月),隣接する草野小学校の見送りが終了したのち時間をおいて11:00~リモート配信で行いました。生徒たちは,卒業生も含め各学級の電子黒板に映し出された転出される先生生方からの離任のあいさつを食い入るように見ていました。

生徒代表から感謝の言葉を,生徒会代表とPTA代表の方から花束を贈呈し,式を終えました。

晴天の中,リモートでなく,やっぱり目と目を合わせ,ほどよい距離を保ってお見送りをしました。多少,密になってしまうのは大目に見てください。今日だけは……。

離任される先生方。これまでのご指導に感謝しています。新たな学校でのご活躍をお祈りしております。

進級に向けて

新型コロナウイルス感染症による様々な制限がある中での教育活動を強いられた令和2年度でしたが,本日23日に修了式を行い,各学年の代表生徒に修了証書を手渡しました。

1・2年生も4月からそれぞれ進級することになります。修了と進級にあたっての心構えを校長式辞に込めて話をしました。

今年度,卒業式以外は全校生徒が一堂に会する集会や式典等を見合わせ,放送やリモート配信で行ってきたので,入退場や式での立ち居振る舞いなど適切に対応できるか心配していましたが,杞憂(いらぬ心配)だったようです。安心しました。

また,修了式に先立って1年間,無欠席・無遅刻・無早退で通学できた生徒に精勤賞を授与しました。フロアで立っている生徒が精勤賞の対象者です。思った以上にたくさんの受賞者数でした。決して,罰則で立たされているわけではありません。

それから美化清掃を行ったのち,学級担任から修了証書と通知票が渡されます。1年間の自らの成長を振り返ってほしいと思います。

学校だより「絆の草中」第12号&「ほけんだより」3月号を発行しました

このホームページでは、メニューにある「学校通信」をクリックすると「学校だより」や「ほけんだより」等をご覧になれます。また、過去の記事についても、見たいナンバーをクリックするとPDFファイルで閲覧できます。

絆の草中だより⑫.pdf     ほけんだより3月号.pdf

なんて,いい日だ!

本日12日の卒業証書授与式の写真をようやくアップできました。一人一人に卒業証書を渡せました。りりしく成長した姿を保護者の方に見せることができましたね。

式歌の場面では,卒業生代表のナレーションが涙を誘いましたね。保護者の方々は,15年間の思いが脳裏をよぎったことと思います。

在校生も思いを込めた歌で卒業生を送り出しました。

今年度は,新型コロナウイルス感染症の影響により,教育活動にも様々な支障や制限が生じました。しかし,私たちは感染リスクを回避するための「新しい生活様式」を取り入れ,互いに知恵を出し合いながら前向きに行動してきましたね。

数多くの場面で皆さんの笑顔,若さ,ひたむきさに触れることができました。ありがとう。次のステージでの活躍を期待しています。卒業おめでとう。

 

 

 

卒業生が巣立ちました

本日12日,成長した3年生が巣立ちました。といっても,在校生や保護者の方の見送りのあとも名残惜しそうです……

厳粛な雰囲気の中,第74回卒業証書授与式を挙行できました。新型コロナウイルス感染症対策を徹底したことで何とか今日にこぎつけることができ,ホッとしています。

例年,式後は保護者の方も各学級での最後の学級活動をご覧いただいていましたが,今年度は3密を避けるため式場内で3年間,撮りためていた写真をBGMにのせてスライドショーで上映しました。お楽しみいただけたでしょうか……。

式場準備の途中で…

午後2時46分。卒業式に向け式場準備を進めていた1・2年生は,それぞれの場所で東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福を祈り黙とうを捧げました。

明日卒業する3年生は,自宅で同様に黙とうをしていたことでしょう。午後2時46分。遠くでサイレンの音が鳴っていました。震災当時,3年生は4~5歳で幼稚園や保育所では年中組だったようです。それでも記憶は鮮明に残っているという生徒がほとんどでした。

震災から10年を経て,当時の4~5歳児が中学校を巣立つ。感慨深いものがあります。式場も着々と準備が進んでいます。

卒業式当日に向けて……

昨日9日,卒業式の予行を行いました。凜とした空気感。子供たちのたたずまい。当日さながらの予行となりました。

これまで,学校を挙げて,新型コロナウイルス感染防止に努め卒業式に備えてきました。当日は,全校生徒,全教職員,さらには卒業生の保護者の皆さんで,巣立ちゆく「先輩,生徒,我が子」の姿をリアルタイムで目に焼き付けたいと思います。

ご来賓の招待を最小限にとどめることで,例年より座席の間隔を広く確保しています。また,マスク着用,手指消毒も徹底しています。卒業生の保護者の皆さんも体調管理を万全にして当日をお迎えください。なお,式場内は暖房を入れていますが,同時に換気を行っている都合上,寒さを感じるかもしれませんので,装いは厚手のものにするか膝掛けなど準備されることをお奨めします。

東日本大震災から10年……

東日本大震災から10年が過ぎようとしています。

平成23年3月11日,午後2時46分に東北地方太平洋沖地震が発生し,大きな揺れが私たちの日常に襲いかかってきました。その直後には,福島・宮城・岩手の太平洋沿岸地域は壊滅的な津波被害を受けました。いわき市でも,たくさんの方が犠牲となられ,尊い命を落とされました。さらに,追い討ちをかけるように福島第一原子力発電所がすべての電源を喪失し,未曾有の原子力災害が起きていることが明らかになりました。

元号も令和になり10年前に起こった震災の記憶は徐々に薄らいできていますが,決して風化させてはならないことだと思います。

3月12日の卒業式は,3年生にとって晴れの姿を保護者や地域の方々に披露する記念すべき日ですから,過去の辛い震災のことについて,校長式辞の中では直接的には触れません。しかし,私たちは多くの犠牲の上に生かされていることを改めて深く考える必要があります。そして,日本や世界の国と地域の人々から温かい支援の手が差し延べられたことへの感謝を忘れてはなりません。そのことを子供たちと共に再確認しておきたいと思います。