2024年9月の記事一覧

9月30日 今年度の折り返し

はやいもので、今年度のスタートから半年が経とうとしています。

気候もやっと秋らしいものになりました。うだるような暑さから解放されて、落ち着いた中にも若干の緊張感をもった学校生活を各学年で送ることができています。充実した「実りの秋」としたいものです。

 

1年生「3つの数の計算」

9人乗っていたバスから、はじめに1人降りたのち、さらに3人おりました。何人残っているでしょう?

2つの式に分け、段階を追って考えれば答えは出せますが、今日はあえて一つの式にまとめて考えています。

一つの式に正しく表すことはできたでしょうか?

 

 2年生「長方形と正方形」

四角形の角の大きさに着目しています。紙を折って作った角の大きさを教科書やノートのかどに合わせてみたら、ぴったり重なりました。「他にも重なる場所はあるかな・・・?」  教室内を大捜索です。

 

あかい1組

デジタル教材を活用しながらそれぞれの学年に応じた課題に取り組んでいました。

 

今日は全学年「弁当の日」でした。

本日より「ふれあい弁当デー」の実施期間となりました。

メニューを決める、材料の買い物をする、調理してみる、弁当箱に詰める、食べ終わった弁当箱を自分で洗う・・・

など、親子で触れ合うきっかけとなればと思います。

本日と10/4、10/9の計3回、できるところからチャレンジしてみるよう学校で励ましています。

ご家庭でもぜひお声がけください。

9月25日 防災教室

4年生は社会科の学習で、「自然災害からくらしを守る」という学習しています。今日はゲストティーチャーとしていわき市災害対策課の職員をお招きし、防災教室が行われました。

「5mの高さの津波や水害なら、3階以上の高さに避難しなくてはいけない」

「津波のスピードは短距離100メートル走の世界記録よりも速い」

など、地震、津波、台風、大雨などの様々な自然災害について、具体的なイメージを持たせながら説明してくださいました。今日の話を聞いて「面白そうだから見に行こう」と考える子は誰もいません。

 

次に地域の防災マップで学校や自宅周辺をそれぞれ確認しました。

色のついているエリアは浸水の可能性のある地域。多くの児童が自宅に浸水の可能性があることが分かり、災害を自分事としてとらえることができました。

 

人は、危険な目に直面した時に「これは現実か?」「いやいや大したことじゃない」と、心が安定や落ち着きを求めてしまうそうです。「正常性バイアス」や「同調性バイアス」と言われますが、心の安定を保つために働く気持ちが、災害時にはマイナスに働くことも。率先して避難行動をとることが大切であると教えていただきました。

また、いわき市約32万人の市民に対して消防職員の数は約360人。「災害が起きたら助けに来てくれる」と思っていた児童も多かったのですが、現実的には自分(自分たち)で災害に対する備えをしておく必要があることなどを学びました。

 

今日の講話で心に残った話を最後に一つ。

先生「目の前で困っている人が二人。どちらか一人を助けることができます。一人は知っている人で、一人は知らない人。どちらを助けますか?」

児童「知っている人」

先生「多くの場合、そう考えるよね。じゃあ、助けられる側の立場に立って考えてみよう。自分が災害にあって助けを求めるとしたら・・・」

児童「いろんな人に知ってもらっていた方がいい!」

 

災害が起きた時に隣近所とのつながりを求めるのではなく、普段から隣人とのコミュニケーションを大切にしておくことが防災・減災につながるということ。大切なことに気づくことができました。

9月24日 運動が心地よいです

今日は気持ちの良い青空が見られました。

吹いてくる風は少し肌寒く感じられましたが、汗をかくくらいの運動をしている人にはとても心地よいものでした。

 

連日の猛暑や雨天により、このところは校庭で体育をする学年がほとんどありませんでしたが、今日は5年生がソフトボール/ティーボールを元気よく行っていました。

ルールの確認や作戦会議なども行いながら、自分たちでゲームを作り上げていく楽しさを味わえるようにしていました。

9月20日 避難訓練

本年度2回目の避難訓練を行いました。

今回は消防署の方々も講師としてお見えになり、訓練に立ち会ってくださいました。

全員の避難・人員確認の完了までにかかった時間は2分16秒。まずまずの結果です。

いつもの避難場所(鉄棒前)は雨上がりで足元が悪いため、少し場所を変えました。今回のような避難訓練は動きを体で覚えられるよう、反復した訓練とするのが常ですが、場合によっては「臨機応変(りんきおうへん)」な対応も避難には大切です。

 

訓練後半は消火器の扱いについての講習会です。

説明を受けた後、6年生の代表児童が「水消火器」の操作に挑みました。

「ピンを抜く」「ノズルの先を火元に向ける」「レバーを握る」「ほうきをはくようにして火元を狙う」など、いざという時に必要な動きを確認することができました。今日は「水消火器」のため、噴射跡は一本線ですが、実際の消火器からは、粉・消火剤が出てくるため、視界が悪くなることもあります。「退路」の確認も大切です!

 

訓練は本番のつもりで真剣に、本番(実際の有事)は練習のようなつもりで冷静に。

防災・減災の意識を高めて、安心・安全な学校づくりを進めたい、と改めて感じた一日でした。

 

明日からまた三連休です。今日の蒸し暑さから一転して、気温はだいぶ下がるとの予報が出ています。

健康面にも留意して、よい週末をお過ごしください。

9月18日 わび・さびを感じる

6年生の社会科です。

歴史の学習を進めている途中で、ただ今「室町文化」について学んでいます。

金閣寺や銀閣寺に代表される室町文化。

日本ならではの美意識は「わび・さび」と呼ばれ、現代の私たちの生活にも受け継がれていま・・・

と思いきや、「畳の敷かれた和室」や「障子(しょうじ)戸」、「ふすま」、「床の間(とこのま)」などは身近に感じることが年々難しくなっているようです。

「おじいちゃんちにある」「おばあちゃんちで見た」「旅行で泊まった旅館があんな部屋だった」など、今や貴重な体験・経験になりつつあるのかもしれません。

「自宅に和室がない」というご家庭も増えているようです。

 

お出かけの際には、伝統的な日本文化について意図的に触れさせてみたり、話題に挙げてみたり、をぜひよろしくお願いします。(学年を問わず、です。)

9月13日 手話教室

4年生を対象に手話教室が行われました。

今年もいわき市社会福祉協議会のご紹介で講師の先生が来てくださいました。

渡辺先生と大和田先生です。

聴覚障がいのある方の生活の様子や手話、指文字、表情の大切さなど、多岐にわたった内容を教わりました。

4年生児童も意欲的に手話・指文字にチャレンジし、簡単な挨拶・自己紹介ができるようになったことを素直に喜ぶ姿がたくさん見られました。

 今日の手話教室をきっかけとして、子どもたちの視野が少し広がりました。

 

 

 ※  パリで行われたオリンピック・パラリンピックで盛り上がった今年ですが、来年2025年は「東京2025デフリンピック」が開催されます。オリンピックと同様に4年に一度開かれる「ろう者のためのオリンピック」で、100年の歴史を持つ国際的な大会です。100周年という記念すべき大会が日本で開催されるだけでなく、福島県(Jヴレッジ)も会場(サッカー)となります。楽しみです。

9月12日 赤井中学生の職場体験

今日は赤井中学校から4名の生徒が来校し、「職場体験」を行いました。

4名とも本校赤井小学校の卒業生です。大きくなって帰って来てくれました。

1年生教室と2年生教室に入り、担任の先生がたの仕事ぶりを見ながら、児童と触れ合ってくれました。

もちろん休み時間はひっぱりだこです。

給食の時間は配膳や下膳を、清掃の時間には清掃指導を手伝ってくれました。

児童下校後は担当教諭にインタビューです。質問内容もしっかりとしたものでした。

一日だけの体験活動でしたが、本校児童にもよい刺激になりました。

4名の赤井中学生、今日はどうもありがとう。お疲れさまでした。

9月11日 空きようきのへんしん

3年生図工、「空きようきのへんしん」という題材の授業です。

紙コップの周りを紙粘土でカラフルに模様づけていきます。

(カラフルで、軽くて、手にべたつくこともなく・・・きょうびの紙粘土の使い勝手の良さにはいつも感心します。)

 

楽しい作品が次々に生み出されていきました。

9月11日 全校集会

今日は大休憩に全校集会を行いました。

今日の内容は「夏休みの思い出と2学期のめあて」の発表です。

本来はもう少し早い時期に行っているのですが、先週は宿泊活動等と重なってしまったため、今週の実施となりました。

 

今回は2・4・6年生の代表児童が発表しました。

どの発表からも、充実した夏休みの様子と2学期の学校生活に向ける前向きな思いが伝わってきました。

発表を聞く全校児童の姿も立派でした。

9月10日 生き物探し

1年生、今日の生活科は外に出て、生き物探しです。

生き物のいそうな場所の見当をつけたら・・・さあ、行ってみよう。

アリ、クモ、バッタ、クロコガネ、(何かの)幼虫、チョウ、コオロギ、カメムシ、カエルなど、

いろいろな生き物(実はゴ〇ブリも・・)を捕まえることができました。

9月9日 赤井小中学校連携授業研究会

赤井地区で一つの小学校に一つの中学校。

連携して取り組む事業を代々行っています。

今回は小学校の6年生教室を舞台として授業研究会を行いました。

すこし堅苦しい名称になってしまいましたが、内容としては、

「中学校の授業を小学生が体験する」というものです。

授業を担当してくださるのは赤井中学校の遠藤先生。教科は「数学」です。

「算数」ではなく「数学」だったり、授業のスピードが小学校よりもだいぶ速かったり、と初めは緊張の面持ちで授業を受けていた子どもたち。今日の授業は「素因数分解」がテーマでしたが、徐々に「あ、そういうことか」とコツをつかみ、集中して課題に取り組むことができました。

授業後の感想では「難しかった」「難しかったけど、できるようになってうれしかった」「先生は『中学校の内容でも小学生向き』って言ってたけど、気合を入れてついていかなきゃと思った」「面白かった。早く中学校で勉強したい」など、様々な声が聞かれました。

 

放課後は小中の先生方で意見交換・情報交換などを行いました。互いによい刺激を受けることができ、よい研修の時間を持つことができました。

赤井中学校の先生方、今日はありがとうございました。

9月5日 アナログも大切に

2年生の算数の時間です。

学習の場でも今や当たり前となりつつあるデジタル機器。

電子黒板やデジタル教科書、インターネットでの調べ学習など、多くの恩恵にあずかっています。

しかし、その一方で先生たちは板書(先生が学習事項を黒板に書くこと)も大切にしています。子どもたちも学習の足跡をノートにしっかりと残しています。

 

4年生ではインターネットで調べ学習を進める中で出会った難しい言葉について、辞書で意味を確かめながら内容の理解に努めていました。書かれていたことを丸写しして終わるのではなく、きちんと自分で「解釈」しながら調べる姿が見られてうれしくなりました。

デジタルとアナログ、それぞれの「いいとこどり」をして、うまく使い分けられる子が育っています。

9月4日 技の完成度をあげる

3年生のマット運動です。

オリンピックの熱も冷めやらぬこの時期。いかに上手に演技するか、という意識が高まっています。

手のつき方や足のそろえ方など、アドバイスをもらいながら練習します。アドバイスを聞いていた周りの子たちから「うまくできていたよ」「ちょっとずれてた。おしい!」などの声が上がります。

技の完成度がどんどん上がっていきます。気分はすっかりオリンピック選手です。

9月3日 宿泊活動⑧ 昼食~帰校式

最後の自由時間です。普段学校ではやることのない、トランプなどのカードゲーム。

大人数でやると盛り上がるので、ここぞとばかり楽しんでいます。

驚いたのはその種類の多さ。「トランプ」や「ウノ」くらいしか思い浮かばない私ですが、この二日間で「人狼」の遊び方を理解しました。その他、100円ショップでも買えるという数々のカードゲーム。目移りしてしまいました。

さあいよいよ自然の家で食べる最後の食事。思い残すことなくたくさん食べました。

別れの集いでは、所員の方にお礼を述べ、学んだことを発表しました。

学校に到着しました。

日常に戻ってきて、ほっとしたような、寂しいような。

 

大きな怪我や事故、病気等にあうことなく過ごせたこと、無事を教頭先生に報告することができました。

9月3日 宿泊活動⑦ ビンゴオリエンテーリング

朝食後は活動場所を山中に移し、「ポスト」と呼ばれる印を捜し歩く「ビンゴオリエンテーリング」を行いました。

日の光を遮る森の中の活動だったことと、この日の最高気温は初日に比べてやや低かったことにより、想像していたよりは活動しやすい気候でした。

ポストは、ルートから見える場所にはありません。

「この近くにあるはずなんだけど・・・」と道なきエリアへ一歩踏み出せた子には見つけられるようになっています。

ロープをつかみながら上り下りするような場所もそこかしこに。ロープにはしっかりと「こぶ」が作られているので、つかみやすくなっています。

森を向けてゴールに向かいます。「舗装された道」のありがたみをかみしめる子も。

全てのチームがゴールしたら、見つけたポストの数や場所に応じて点数をつけます。

1位のチームのみんな、おめでとう!

9月3日 宿泊活動⑥ 本館朝食(バイキング)

2日目に入りました。

「夕べ、なかなか眠れなかった」「布団で横になった瞬間から記憶がなくて、気づいたら朝だった」「寝た時と起きた時で180度向きが違っていた」などなど、楽しい話を聞きながら朝食の列に並びます。

さあ、何をどのくらい食べるか、自分の胃袋と相談しながら取り分けていきます。

班ごとに楽しく朝食です。

パン派が多いか・・・と思いきや、米飯を選ぶ子も多かったです。しっかり食べて午前のプログラムに備えましょう!

 

食べ終わったら食器を戻します。軽くすすいで返すのが自然の家スタイルです。

9月2日 宿泊活動⑤ キャンドルファイア

夜になりました。こちらも宿泊活動には欠かせないキャンドルファイア(キャンプファイア)。

この時期は台風の心配も多いことから、本校は初めから屋内のキャンドルファイアで準備を進めてきました。

(ちなみにこの夜は天気予報により雨天の恐れがあるため、キャンプファイアを予定していた他の参加校も全てキャンドルファイアに切り替わりました。)

歌あり、踊りあり、劇あり、マジックあり・・・とバラエティに富んだ内容で、あっという間に時間が過ぎていきました。

「夜になって、『もう家に帰りたいな』って思ってたけど、『帰りたい』って気持ちを忘れるぐらいキャンドルファイアのみんなの出し物が楽しすぎた!」

と話してくれた子がいました。家や家族と離れるさみしさを友達が忘れさせてくれたようです。

 

さて、初日のプログラムは全て終了。

あとはお風呂で一日の汗を流し、広い部屋で寝るだけです。

ゆっくり休んでね。

9月2日 宿泊活動④ 野外炊飯

宿泊活動の定番プログラム、野外炊飯です。

 

料理経験のあるなしに関わらず、自宅の台所とは勝手が違うため、みんなであれこれ悩みながら作りました。

最終的にはどの班もおいしいカレーライスができあがりました。

9月2日 宿泊活動③ 所内探索

舟戸海岸での磯遊びを終え、本館に戻ってきました。

本館をバックに、集合写真。

午後のプログラムが始まるまでは自由時間です。所内探索をしたり、キャンドルファイアのスタンツ(出し物)の練習をしたり、カードゲームを楽しんだり・・・。思い思いに過ごしました。