こんなことがありました。

出来事

御礼その2~福島民友さんに取り上げていただきました

 3月下旬というのに桜はすでに満開…4月6日の始業式・入学式まで待ってはくれないのでしょうか(涙)。

 さて、どうやら寒かった冬は終わりのようですが、平三中の生徒たちが成し遂げた「日本一」の余韻はまだまだ続いています。福島民友さんの紙面でも「三冠」の快挙を大きく取り上げていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

ご退職並びに転出される先生方から、離任のあいさつをいただきました。

 昨日、ご登録いただいている保護者・ご家族の皆様には、人事異動のお知らせをメール配信しました。

 本日は、離任される先生方からごあいさつをいただく会を行いました。14名の先生方には、大変お世話になりました。ありがとうございました。先生方のご多幸と、新天地でのご活躍を祈念申し上げます。

【離任される先生方】

 【新生徒会長からの惜別のことば

 先生方一人ひとりに、感謝と惜別の言葉が述べられました。

 

【代表者からの花束贈呈】

パナソニックKWN映像コンクールを終えて(5)市長に報告

 修了式のこの日、キャリア教育推進委員会の生徒たちは大忙し。11時30分からいわき市役所東分庁舎で選挙啓発動画の撮影(後日詳しくご報告します)を行い、14時45分からはいわき市役所で清水敏男市長にパナソニックKWN日本映像コンクールでの3冠を報告しました。

 まずは今回のコンクールの概要などを説明した後、受賞作品の「2030年エネルギーの旅」を視聴。いわき市としても重点的に取り組んでいるエネルギー政策ですが、中学生の視点でエネルギーについて考えたことや、実際に現場に足を運んで感じた思いなどを報告しました

 懇談でも堂々とした受け答えを見せる生徒たち。8か月の経験、そして活動を通して得た自信が大きな成長に結びついたようです。今回の受賞報告でいったんこのメンバーとしての映像制作活動は終了ですが、最上級生に進級した5人が学級や生徒会、そして部活動などでさらなる活躍を見せてくれることを今から楽しみにしていますよ!

 そして最後に紹介するのは、最優秀作品賞のゴールドの盾を持っている菅野藍彩さんの感想です。今回の作品ではナレーションを務め、まさに作品の声として多くの人にメッセージを伝えた藍彩さん。市長への報告を終えて新聞社さんから取材を受けた際も、作品に込めた願いを自分の言葉で語っていました。1年時の夏にはNHK杯放送コンテストのアナウンス部門で全国大会出場を果たした藍彩さんは、放送常任委員会でも副委員長として活躍する誰もが憧れる存在です。いよいよ中学校最終年となる4月以降も、持ち前の高い技術で平三中の放送をリードしていってくださいね!

 今回はとても貴重な体験をさせていただきました。制作に約8か月かかりましたが、県内各地の再生可能エネルギーの施設を訪れて思ったことがひとつあります。それは「イメージだけで物事を終わらせるのではなく、自分の目で実際に見て確かめる」ということです。

 私は今まで再生可能エネルギーは、私たちの身近にはない、あまり関わりのないことだと思っていました。しかし福島県内にはたくさんの施設があり、とても驚きました。また、最初は北九州に行く予定もありましたが、コロナの影響で行けなくなってしまいました。しかしそのぶん県外ではなく県内の施設を訪れたので、むしろとても身近に感じることができたのだと思います。

 これらの成果が評価されて、「ベスト未来探究賞」「パナソニック社員賞」そして「最優秀作品賞」という3つの賞をいただき感謝しています。本当にありがとうございました。これからもまだまだたくさんのエネルギー施設を自分の目で見てみたいです!

 

 

令和2年度修了式の日

 全校放送という形にはなりましたが、令和2年度の修了式を行いました。

 今年度は新型コロナウイルスの影響で、最後まで全校生徒が一堂に会した集会・式典等は実施できませんでした。放送で行われることが日常となってしまっているのは悲しいことです。放送により教室で行っているため、修了式における校歌斉唱も「校歌静聴」となりました。ただし、代表生徒の態度や発表内容は非常に立派で、1年間の締めくくりに相応しい式となりました。

【修了証書授与】

 1学年185名の代表生徒に授与されました。

 2学年193名の代表生徒に授与されました。

 

【校長式辞】

 まず、無事卒業式が挙行できたことについて在校生へのお礼の言葉がありました。そして、新型コロナウイルスの影響により様々な制約があるなか、前向きに学校生活を送り、たくましく成長したことに敬意を表すること、それそれ進級した立場で平三中の新たな伝統を築いてほしいことが述べられました。最後のお言葉は『健康に勝る宝なし』です。

 

【各学年代表のことば】*各学年代表とも、たいへん立派な発表でした。

1学年代表

 「私たちの中学校生活のスタートは、新型コロナウイルスの影響で、入学後すぐに休校になってしまいました。そのため、なかなか中学校の生活リズムがつかめず、学校再開後も授業や部活動、学校行事など、様々な制約のある生活を余儀なくされました。思い描いていた学校生活とのギャップに心や体の調子を崩してしまう友だちも少なくありませんでした。それでも、2学期に入ると先輩や先生方に支えられ、徐々に学校生活にも慣れてきました。学級の係活動や常任委員会の活動の方法を覚え、しっかりと取り組めるようになりました。また、体育祭や合唱コンクールなどの学校行事では、クラスメイトと協力し合って練習に励み、団結力を高めることができました。 (中略) 4月からは、いよいよ2年生となります。中堅学年として3年生の先輩方をサポートするとともに、新入生の良い手本となれるよう自覚と責任の気持ちを強くもって学校生活を送りたいと思います。」 

 

2学年代表

 「この1年間は新型コロナウイルスの影響で、4月に学校が始まったと思ったら休校になったり、遠足ななくなってしまったりと、例年とは違ってイレギュラーが多くありました。そんな中でも体育祭、合唱コンクール、市中体連、新人戦を行うことができて嬉しく思うと同時に、そういった場を用意してくださった先生方や保護者の方々、そして共に頑張った友人には感謝の気持ちでいっぱいです。コロナウイルスの影響でできなくなってしまった行事等もあり、「かわいそう」などという声があったのですが、そんな中だからこそ命の大切さやルールを守る大切さなどを学ぶことができました。それが私たちの一番の思い出です。2年生全体としては、落ち着きがなくて先生方にご指導をいただくことが多くありました。全体での指導を各自が自分事と受け止めることが大切だと思います。また、互いに注意し合うことのできる人間関係を築くことも、生活をより良くするために大切だと思っています。来年度は、最上級生として私たちが中心となって活動していきます。今年度の失敗を繰り返すことなく、1・2年生から尊敬される先輩になりたいと思います。三中の伝統というバトンを先輩方から受け継ぎ、大きく花を咲かせたいと思います。」

 

 このあと、生徒指導主事から学校生活全体を振り返っての話がありました。まずは、コロナ禍のなか全員が良く辛抱してきたことを褒めました。そして、小さなトラブル等はあったものの、子どもたちが皆、素直で、謙虚な気持ちをもち、前向きに学校生活を送ってきたことを賞賛しました。

 明日から学年末・学年始めの休業日となりますが、充実した毎日を過ごすとともに、新たな目標と希望をもって4月からの新年度をスタートすることを願っています。

令和2年度最後の授業&給食の日

 3年生が卒業し、1・2年生だけの学校生活が2週目に入りました。令和2年度の学校生活も明日の修了式を残すのみとなりました。

 今日は教科の授業が最後の日。そして、給食も最後の日でした。

 放送朝会では、生徒週番代表から今週の目標『1年間のまとめをしよう』が発表されました。各学年そして学級が協力して、メリハリのある行動を心がけるよう呼びかけられました。そして週番教師からも学習面の心構え、身の回りや環境を整理することについて話がありました。

 

 今年度最後の講話は2学年が当番です。

 進級への心構えとして、「これまでできていたことを継続することの大切さ」と「できないことをできるようにするための前向きな取り組みの大切さ」について話がありました。ちょっとしたことでも良いので、成長、進歩を実感できる毎日を送ることができるとすばらしいですね。

 

 今週3月24日(水)には、教職員の人事異動に係る辞令が交付されます。本日、お子さまを通して「離任あいさつの会」を3月25日(木)に実施するお知らせを配布いたしました。ご確認をお願いいたします。

パナソニックKWN日本映像コンクールを終えて(4)

 先週の決勝審査会で日本一に輝いた平三中のキャリア教育推進委員会。当日授与された盾の他に、たくさんの副賞が届きました。その目玉とも言えるのが、ユニフォーム各種です。スポーツチームをスポンサーとして応援しているパナソニックさんが主催のコンクールだけあって、それらのチームの選手のみなさんからサイン入りユニフォームが贈られたのです。

 まずはバレーボールVリーグの強豪「パナソニック・パンサーズ」に所属する清水邦広選手のサイン入りユニフォーム。「ゴリ」の愛称で知られ、日本代表での活躍も記憶に残る清水選手からのプレゼントです。

 続いては、2019年のワールドカップの熱狂も記憶に新しいラグビーから、名門チーム「パナソニック・ワイルドナイツ」のキャプテン坂手淳史選手のサイン入りユニフォームです。ワイルドナイツと言えば、稲垣選手や堀江選手、福岡選手などが所属する人気・実力ともにトップクラスのチーム。19年のワールドカップ日本大会に出場して現在はフッカーとして主将を務める坂手選手からは、チームが一丸となって勝利を目指す姿勢が番組制作にも相通ずるものがあると表彰式の際に教わりました。

 そして最後は サッカーJリーグのガンバ大阪ですが、何とすべての選手のサイン入りです。宇佐美選手や井手口選手、東口選手、藤春選手、パトリック選手…と、人気も実力もある選手全員がサインを寄せてくれました。ユニフォームの胸に付けられている星(今までの優勝回数を表しています)が誇らしいですね。また、サポーターが着用する12番のユニフォームもいただきました。ちなみに2年前に最優秀作品賞を受賞した際には、日本の至宝である遠藤保仁選手のサイン入りユニフォームが平三中に贈られており、とても貴重な2枚が揃いました。大切にしていきたいですね。

 今回のコンクールを終えての感想は、作品の中でいちばん多くの声が収録されている新妻瑚子さんのものです。実はこの作品はドキュメンタリーにありがちなインタビューがいっさい含まれていません。というのも、ある価値観を一方的に押しつけるのではなく、様々な体験をした生徒たちの生の声やリアクションを大切にしようという意図なのですが、その多くを発しているのが瑚子さんです(トマトの方です)。豊かな感受性から生まれたコメントはこの作品をよりリアルなものにしてくれました。4月からは生徒会長としての活躍も期待していますよ!

 この1年間を通して、いろいろな方々に出会いました。過去の教訓を次に繋いでいこうと、前を向いて頑張る方々。今のいわきや福島の自然を生かして、再生可能エネルギーを発展させている方々。そして、私たちの活動を応援してくださった方々。その人たちや、先生、仲間と創りあげたこの作品が3つもの賞をいただき、本当にうれしいです。ありがとうございます。応援してくださったみなさんに感謝を伝えたいです。

 

 

 

 

パナソニックKWN日本映像コンクールを終えて(3)

 表彰式の日に生徒たちが手にしていたトロフィー。「ベスト未来探究賞」「パナソニック社員賞」そして「最優秀作品賞」の3つですが、実はその他にもたくさんの副賞をいただき、それらが学校に送られてきました

 ますは参加賞ですが、KWN(キッド・ウィットネス・ニュース)日本のマスコットキャラクターである「ピックス」(性別不詳の妖精という設定です)が描かれた色鉛筆などが入ったペンケース、ステッカー、そしてTシャツです。ちなみにシャツの胸に描かれているピックスの隣りにいるのは「ジャンプル」というキャラクター。KWN日本の活動15周年を記念してアニメーション作家の伊藤有壱さん(Eテレでおなじみの「ニャッキ」の生みの親で、毎年審査員を務めてくださっています)の制作で、日本国旗をイメージしているそうです。そしてサイン色紙はガンバ大阪のマスコットキャラクター「ガンバボーイ」によるもの。毎年表彰式を盛り上げてくれますが、オンラインの今年もしっかり見守ってくれていたんですね!

 トロフィーの前にある3種類のユニフォームについては、次回詳しくご説明しますのでお楽しみに。

 さて、今回は草野凜音さんの活動を終えての感想をご紹介します。実は今回のコンテストで、ほとんどの中高生は放送部や放送委員会として参加していますが、平三中の生徒たちはそれぞれ部活動や委員会活動などに所属しており、多忙な時間の合間を見つけて活動しているのです。しかしそれはまさに理想でもあります。「それしかやらない」のではなく、「興味があるものをやってみる」あるいは「知らないからこそ未知の世界に飛び込んでみる」といった気持ちでみんな参加しています。凜音さんも女子卓球部の部長を務めクラブでも練習をしながら、キャリア教育の活動に参加しています。部活動で学んだことをボランティア活動などに生かし、そしてまた番組制作で得た経験を学校生活に生かしているのは実に素晴らしいですね!

 まず3つの賞をいただけて、とても嬉しいです。まさか私たちがこんなに素敵な賞をいただけるとは思いませんでした。私たちの活動を応援してくださったみなさんにお礼を言いたいです。そして、今回の活動で学んだことを生かして、これからもさらにいろいろな活動を続けていきたいと思います。本当にありがとうございました!

 

 

いわき市のHPに「選挙啓発動画」の取り組みが掲載

 昨年からいわき市選挙管理委員会と協働で制作している「選挙啓発動画」。その企画会議の様子がいわき市のホームページで紹介されています。

 さて、企画会議や卒業式などの行事も終わり、今はナレーションの録音や各シーンの撮影がスタートしています。そして3月23日(火)の午後には、活動レポートが掲示されているいわき市役所東分庁舎でのロケが決定! 期日前投票で訪れたことがある方もいるかもしれませんが、1Fロビーにセット…いや、本物の受付や投票所が設営されて撮影を行います。どうぞお近くにお越しの際は生徒たちが協力して創りあげる制作現場をどうぞご覧ください。

 

パナソニックKWN日本映像コンクールを終えて(2)

 「最優秀作品賞」をはじめ3冠に輝いた平三中キャリア教育推進委員会の映像制作グループ。みんな中学校に入学してから映像制作に取り組んだ生徒たちばかりですが、今回の作品を創りあげた技術は一朝一夕に身につくものではありません。選挙啓発動画や学校紹介ビデオなど、いろいろな番組制作を通してアングルや間合いの大切さやナレーション技術、取材のマナーなどを学んでいったのです。

 昨年の11月1日に実施した「周防正行監督インタビュー」もそのひとつ。日本を代表する映画監督である周防さんに、いったいどのように接したらいいのか…こういった経験のひとつひとつが生徒たちの力を高めていきました。そして何と!周防正行さんご本人から生徒たちへお祝いのメッセージが届きました!

 「周防です。良かったですね。取材を受けていても楽しかったです。おめでとう」

 周防正行監督に自分たちの作品を見ていただけたとは、とても光栄なことですね!

 さて、今回紹介するのは、周防正行監督インタビューや浪曲師の玉川奈々福さんインタビュー、各種スタディーツアー、NPO法人応援動画制作など、今までのすべての活動に皆勤賞で参加している若松叶恵さんの感想です。ひとつひとつの活動を終えるたびに技術が高まり、活動に取り組む姿勢もどんどん積極的になりました。3年目を迎える来年はさらにどんな成長を見せるのか、今から楽しみですね。

 今回「ベスト未来探究賞」「パナソニック社員賞」そして「最優秀作品賞」という3つの賞をいただけたことにすごく驚いています。半年以上続けてきたこの活動が、このような形で評価していただけたことがすごく嬉しいです。コロナ禍で世の中がたいへんな中、半年以上もの間活動を続けることができたのも、たくさんの人の協力があってこそだと思います。この活動を通して、たくさんの方々との出会いがあったり、いろいろなことを学び感じることができました。本当にこの活動に参加できてよかったです。ありがとうございました。