※本ホームページ内容について、無断掲載を禁止します。
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21日(火)に泉中学校の数学科の先生にご来校いただき、6年生に対し算数の授業をしていただきました。
これは、小中連携の観点から、数年前から実施している取り組みになります。
今回は、1人1台端末を活用して、習熟度別に課題に取り組む内容でした。
本校では「関わって学ぶ」「支え合って学ぶ」ことを重視しているため、特に高学年はグループ形態での活動を多く取り入れています。ですが、今回は「自分で考える」ことに主眼を置いた、「自分と向き合う」「課題と向き合う」ことが中心の授業形態でした。普段とは異なるスタイルのため、最初のうちは子ども達に戸惑いがありましたが、だんだんその形にも慣れ、課題にしっかり向き合うことができていました。
中学校に行けば、子どもの発達段階等を踏まえ、小学校の授業スタイルとはまた異なってきます。さらに、教科ごとに担当の先生が異なるため、それぞれの先生の授業スタイルで授業が展開されていくこととなります。今回はその一端を事前に体験できたことはとても良かったと思います。
また、普段はそこまで難しい問題に挑戦することは少ないので、かなり難易度の高い問題に触れる機会となったこともありがたかったです。
ご多用の中、このような機会を提供してくださった泉中学校の校長先生及び数学科の先生には心から感謝申し上げます。
6年生は「中学校進学」という現実にちょっとだけ触れ、期待や緊張感も高まってきたのではないでしょうか。
この活動は、いわき市の体験型経済教育施設エリムの中に再現された「街」の中で、児童一人一人がこどもとしてではなく、責任あるひとりの大人、責任ある一市民として経済活動に参加し、社会の仕組みや経済の働きを理解することを目的として、いわき市教育委員会とジュニア・アチーブメントとの共催事業により実施されている体験型実技演習プログラムです。
このプログラムには市内の小学5年生が参加するのですが、21日(火)に、本校の5年生14名が同じ市内の他の小学校さん2校と一緒に参加しました
実際の9つの企業さんのブースがフロアに再現され、子ども達は事前に割り振られた企業の社員(職員)として、お客様に対応したり、逆に、給料として得たお金を使って、各企業で提供されている商品やサービスを購入したりしました。さらには、客として訪れている場合にはなかなか見えない企業間の契約や税金の納入なども、体験を通して学ぶことができました。
活動当初は、何から何まで初めてのことで、いっしょに活動するお友達もほぼほぼ他校の児童ということで、緊張しながらの活動でしたが、徐々に慣れていき、活動後半では、店員同士のコミュニケーションもとれるようになり、とてもスムーズに来客対応などの業務を進めていきました。
自社の製品やサービスが売れるよう、パネルを持って呼び込みをしたり、市役所への納税を呼びかけたりと、積極的な関わりも見られて素敵でした。
経済の仕組みを実際の職業体験を通しながら学べる、素晴らしいプログラムだと感じました。
このプラグラムの実施に当たっては、会場であるエリムの職員の皆様をはじめ、各企業よりこのプログラムのためにおいでくださった社員の皆様やボランティアとして参加してくださった各校の保護者の皆様など、本当に多くの皆様のお力添えで成り立っています。本校からも4名の5年保護者の皆様にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。
【株式会社日本HP】記念写真の撮影・印刷・販売などを体験していました。
【株式会社いわき民報社】新聞発行のための取材や記事作成、販売などを体験していました。
【ゼビオ株式会社】スポーツのミニゲーム体験の呼び込みや運営などを体験しました。
【常光サービス株式会社】ハウスクリーニングの契約をとる体験などをしていました。
【いわき市役所】住民登録や市民税の徴収など、行政の仕事を体験しました。
【株式会社ハニーズ】オリジナルTシャツの販売や市役所からのデザイン依頼などの仕事を体験しました。
【東邦銀行】給与の振込手続きや定期預金の契約などを体験しました。
【いわき市薬剤師会】処方箋に基づくお薬の用意や衛生用品の販売などを体験しました。
【いわき・ら・ら・ミュウ】実際にら・ら・ミュウで売られているお菓子や文房具などを販売しました。
今日の6校時は、委員会ごとに次の活動の計画を相談したり、準備やリハーサルをしたりしていました。
図書委員会は、体育館で、今度開催する「ビブリオバトル」のリハーサルをしていました。
保健給食委員会は、今度、全校生に出題する給食に関するクイズを考えていました。
放送委員会は、今後のお昼の放送のスケジュールや内容を確認したり、その企画の1つ「お悩み相談室」に寄せられたお悩みへの回答を準備したりしていました。
環境委員会は、担当の先生がお休みでしたが、委員長さんを中心に話し合いをし、「傘の持ち帰り」について全校生に呼びかけようと決めていました。
体育委員会は、全校生に楽しんでもらうスポーツイベントの種目や役割分担を相談していました。
どの委員会も、担当の先生に言われたことを決めるのではなく、自分たちで今の学校の現状を考え、こんなことをしてみたいと考えて、話し合って判断していました。
特別活動の1つ、児童会活動の大きなねらいとして「自発的、自主的な活動で、学校生活を豊かにする」とありますが、それが子ども達も担当の教員もしっかり意識できていました。
【図書委員会】
【保健給食委員会】
【放送委員会】
【環境委員会】
【体育委員会】
もうすぐ今の学年も終わり、新しい学年へと進級します。
2年生では、生活科の時間に、この1年間で自分がどのように成長してきたのかを振り返る活動をしました。
と言っても、自分自身で振り返るのではなく、他の友達に教えてもらうという活動です。
担任の先生は「すごいねカード」「すてきカード」「ありがとう」カード」の3種類のカードを用意しました。
各グループで順番に指名されたお友達について、その3種類の中から伝えたいカードを選んで書いて本人に渡すというものでした。
1人につき考えて書く時間が3分と、ちょっと短いかなあと思ってみていたのですが、ほとんどの友達は次々にカードに書き込み始めました。どう書いていいか思いつかない子は、近くの友達と相談したり本人に質問したりして、カードを書いていきました。
カードをもらった子は、うれしそうにその中身を読んでいました。
思わずにっこりしてしまう子もおり、素敵な内容を書いてくれたんだなあと、見ていて嬉しくなりました。
そのように、他者の目を通して自分の成長を振り返ることは、自分では気づかない新たな発見ができたり、自分が認められているという自己肯定感の向上につながったりと、様々な効果があります。
みんなからもらったカードも、そこに込められた「想い」も大切にし、素敵な3年生に進級してくれることを願っています。
3校時、1年生が校庭に出ていきました。
生活科の観察かなと思いきや、図工の活動とのこと。
校庭にはたくさんの木々や草花、金属製の固定遊具、タイヤ跳びのタイヤ、砂場にかけられているブルーシート等々いろいろなものがあります。
それらを触ってみて感じたことを、友だちに伝え合うという「鑑賞」にあたる学習となります。
子ども達はそれぞれが触ってみたい物を選んで、その感触を楽しんでいました。
金属製の指揮台でも、触る場所によって「ツルツル」と感じたり「ザラザラ」と感じたり。
石とサッカーゴールを両方触った後、
「どっちが硬いんだろう?」
と新たな疑問を持ってみたり。
普段「意識して」触ることはあまりしていないようで、思っていたイメージと違う感触のものもあったようです。
そのうち、何人かの1年生が口々に
「校長先生、来てー!」
と、「はばたきの丘」の方から駆け寄ってきました。
何かと思ってついて行くと、そこには枝についた卵がありました。
かまきりの卵でしょうか。
子ども達は口々に
「さなぎの卵」
と言っていました。素敵な発想です。
触って感じたことを、しっかりワークシートに書き込んでいました。
先生が用意した枠だけでは足りずに、裏面にも書いている子もたくさんいました。
こうした、「実際に触れて感じる」という活動、改めて大切だなあと思いました。
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