こんなことがありました

カテゴリ:今日の出来事

些細な出来事かもしれませんが・・・

 今朝の校庭の様子です。

 明日の持久走記録会に向けて、本番と同じように練習ができるよう、体育主任が朝のうちにラインを引いてくれています。ありがたいです。

 

 校庭の両脇に1本ずつイチョウの木が植えられています。

 それぞれ、オスとメスの木だということを、毎朝登校班のお世話をしてくださっているご近所の方に教えていただきました。

 一本は秋のイチョウらしく黄色く色づいていますが、もう1本は緑のまま。

 もうそろそろイチョウの実の独特の匂いがしてきてもよい頃なのだそうです。

 これも、温暖化の影響なのでしょうか。

 

 さて、翌月に控えた学習発表会に向けて、そして、学期末・年度末に向けての様々な準備や報告等で学校は慌ただしい日々を過ごしています。ホームページもアップできない日もあり、申し訳なく思っております。

 そんな中、こんなほっこりすることがありました。

 1つ目

 先日の朝、泣きながら登校した子がいました。

 おうちの方から事情を伺い、校長室でしばらく話を聴きました。

 本人の気持ちに寄り添うとともに、心配しなくてよいことを伝えました。

 本人も落ち着き、教室に戻りました。

 下校の際、校長室のすぐ外を子どもたちが通っていくのですが、その際、朝、校長室に呼んだ子が

「校長先生、朝はありがとう。」

と声をかけてくれました。

 もう何時間もたって、学校でもいろいろな活動があって、朝のことなどすっかり忘れていてもおかしくない状況の中、わざわざ声をかけてくれたのです。

 こんなにうれしいことはないです。

 

 2つ目

 毎朝、放送委員会の子が朝の放送をしてくれています。

 今日も各教室の様子を見に行こうとした時、ふと放送室を見ると、笛を加えている子がいました。

 放送委員会の仕事で放送室にいるけれども、仕事と仕事のすきま時間を利用して、学習発表会で演奏する笛の練習をしていたのです。

 誰に言われるでもなく、自分でその判断をし行動できていることがすごいなあと思いました。

 また、「今、委員会の仕事中だから」と言ってやめさせがちですが、その子の思いに寄り添い、温かく見守っている上級生も素敵だなと思いました。

 このような、心が温かくなることがたくさん送るような学校にしていきたいと改めて思いました。

 

 

親子ふれあい弁当デー

 今日は「親子ふれあい弁当デー」でした。

 子ども達がおうちの人と一緒にお弁当を作る活動を通して、食の大切さについて考えたり、家族で過ごす「ふれあいの時間」の心地よさを感じてもらったりするきっかけとなることをねらっての取り組みです。

 「お弁当を一緒に作る」という考え方には様々な視点があります。その言葉の通り、一緒に料理することはもちろんですが、一緒に献立を考えたり、一緒に材料を買いに行ったり、盛り付けの手伝いをしたりなど、それぞれの子ども達の経験や発達段階などを考慮し、「無理なくできること」を取り組んでもらうこととしています。

 お昼の時間、1年教室から順に教室を訪問してみましたが、どの子もうれしそうで

「これ、お願いして入れてもらったんだー。」

「卵焼き、私焼いたんですよ。」

「おにぎり、自分で握りました!」

など、一人一人が持参したお弁当にこめた思いなどを、口々に教えてくれました。

 このお弁当1つが完成するまでに、子どもたちはいろいろなことを考え、感じたようです。

 これもご家庭のご協力があってのことです。

 ご協力ありがとうございました。

※ 全校生での取り組みで、撮影した写真も膨大なため、一部しか掲載できません。ご了承願います。

【1年生】

【2年生】

【3年生】

【4年生】

【5年生】

【最後に6年生。すでに食べ終わっている子も(泣)】

 

 

全校集会

 11月の全校集会を行いました。

 日の当たる教室にいると暖かく、半袖の子も多く見かけられましたが、体育館に入ると日陰でひんやりしており、子どもたちに聞いてみると

「寒いです。」

という答えが数多く聞かれました。

「校長先生のお話」では、校長室に聞こえてくる、廊下を走っている子などへの注意の言葉について話しました。

「走っちゃダメなんだよ。」

「先生に言うよ。」

「先生に怒られるよ。」

どの発言も、走っている子を「何とかしたい」という思いからの言葉でしょう。

これらを言われたらどう感じるか、子どもたちに投げかけてみたところ、

「いやな気持になる。」

「うれしくない」

など、否定的な意見が数多く出されました。

「いいことをしようとしているのはわかる?」

という問いには、ほとんどの子ども達が頷いています。

「じゃあ、なんでいいことをしているのに、嫌な気持ちになるんだろうねえ?」

と振った上で、次のように話しました。

「きっと、『あなたのことを大切に思っているから、この言葉を言っているんだよ。』という気持ちが相手に届いておらず、『ルールを守っていないから、あなたはダメ』『先生の言うことを聞かないから、あなたはダメ』という、相手を否定する思いが伝わっているんじゃないかな。」

 やろうとしていることは正しくとも、相手がその思いを受け止めて、行動を変えてくれなければ、発言のねらいは達成できない。だからこそ、どういう言葉を使えば、どういう言い方をすれば、相手が気持ちよく受け止めてくれるか、発言する前にちょっとでいいから考えてみてほしいことを伝えました。

 その後、保健委員会から「風邪の予防」についての発表がありました。

 意識してほしい3つのポイント

 ① 手洗い

 ② 規則正しい生活

 ③ 咳エチケット、マスクの着用

 について、説明されました。どれもとても大切なことですね。

 市内でも、少しずつインフルエンザの罹患者が増えてきています。

 本校でも今後、感染が拡大することのないよう、継続的に風邪予防の取り組みを励行していきたいと思います。

【進行の2人。周りがよく見えていて柔軟な対応ができるすごい子達です。】

【保健委員会の子達です。堂々と風邪予防のポイントを発表しました。】

【発表を聞く子ども達も真剣です。】

 

【5年】理科 もののとけ方

 2階を歩いていると、5年生が理科の授業を始める所でしたので、覗いてみました。

 「もののとけ方」について、これまで、グループで実験を重ねてきており、今日はその続きで、溶かす水の温度が高いなど、条件が異なる場合の実験でした。

 安全面を配慮し、防護メガネを着用して実験をします。

 普段つけ慣れないことや、曇ってしまうことで、あまりつけたがらない子もいましたが、安全のためにはやむを得ません。ガマン、ガマンです。

 今は便利な道具が増え、水に粉末状のミョウバンを溶かすのに、電動の撹拌機を使っていました。すごい!

 ただ、その1つが故障して修理中のため、1つの班は頑張って手でかき混ぜていました。これも経験です。

 各般の実験結果から、どんな結論が導き出されるでしょうか。楽しみです。

 

 

【4年】もう次の行事に向けて始動しました!

 地区のお祭りである霜月祭/渡辺の祭りへの参加が終わったのもつかの間、12月に控えている「学習発表会」に向けての取り組みがスタートしました。

 学習発表会では、各教科、特別活動、総合的な学習の時間などで学んだことをもとに、合科的、教科横断的に発展させながら学びを深めたものを発表します。以前のような、いわゆる「学芸会」的な内容の発表ではありません。

 発表ですので「相手意識」も必要です。ただ発表するだけでなく、見に来てくれた方々に少しでも楽しんでもらえるような工夫を考えています。

 4年生は、今日から学習発表会に向けての取り組みが始まりました。

 初日ということで、体育館で、全体的な動きの確認をしていました。

 1つの行事を成功させるためには、目に見えないその何倍もの準備と練習があります。

 当然、過剰な練習は控えなければなりませんが、子どもたちが納得して本番を迎えられるよう、担任と共に、子どもたちを支えていきたいと思います。