こんなことがありました

全校集会

 11月の全校集会を行いました。

 日の当たる教室にいると暖かく、半袖の子も多く見かけられましたが、体育館に入ると日陰でひんやりしており、子どもたちに聞いてみると

「寒いです。」

という答えが数多く聞かれました。

「校長先生のお話」では、校長室に聞こえてくる、廊下を走っている子などへの注意の言葉について話しました。

「走っちゃダメなんだよ。」

「先生に言うよ。」

「先生に怒られるよ。」

どの発言も、走っている子を「何とかしたい」という思いからの言葉でしょう。

これらを言われたらどう感じるか、子どもたちに投げかけてみたところ、

「いやな気持になる。」

「うれしくない」

など、否定的な意見が数多く出されました。

「いいことをしようとしているのはわかる?」

という問いには、ほとんどの子ども達が頷いています。

「じゃあ、なんでいいことをしているのに、嫌な気持ちになるんだろうねえ?」

と振った上で、次のように話しました。

「きっと、『あなたのことを大切に思っているから、この言葉を言っているんだよ。』という気持ちが相手に届いておらず、『ルールを守っていないから、あなたはダメ』『先生の言うことを聞かないから、あなたはダメ』という、相手を否定する思いが伝わっているんじゃないかな。」

 やろうとしていることは正しくとも、相手がその思いを受け止めて、行動を変えてくれなければ、発言のねらいは達成できない。だからこそ、どういう言葉を使えば、どういう言い方をすれば、相手が気持ちよく受け止めてくれるか、発言する前にちょっとでいいから考えてみてほしいことを伝えました。

 その後、保健委員会から「風邪の予防」についての発表がありました。

 意識してほしい3つのポイント

 ① 手洗い

 ② 規則正しい生活

 ③ 咳エチケット、マスクの着用

 について、説明されました。どれもとても大切なことですね。

 市内でも、少しずつインフルエンザの罹患者が増えてきています。

 本校でも今後、感染が拡大することのないよう、継続的に風邪予防の取り組みを励行していきたいと思います。

【進行の2人。周りがよく見えていて柔軟な対応ができるすごい子達です。】

【保健委員会の子達です。堂々と風邪予防のポイントを発表しました。】

【発表を聞く子ども達も真剣です。】