出来事
保健委員会主催による「歯」の表彰!
7月15日(金)、大休憩の時間に、保健委員会による「歯の健康」に関する表彰式を行いました。その様子を撮影し、撮影した動画は給食の時間に各学級へ配信しました。
表彰の内容は、まずダイアモンド賞!この賞は、6年間虫歯ゼロを達成!ということで6年生児童1名に賞状を授与しました。まったくもってお見事!
そして、今年の歯科検診で虫歯ゼロだった児童38名、代表して1年生児童に同様に賞状を授与しました。
授与した賞状は、保健委員が1枚1枚に心を込めて色を塗って装飾したもの。心温まる賞状を作成してくれましたね。
賞状授与のシーン、わたし、賞状を渡していたものですから残念ながら撮影できませんでした。申し訳ございません。
また、表彰式の後、保健委員の皆さんは、虫歯予防について、特に夏休み中に気を付けてほしいことを呼びかけてくれました。ポスターとともにポイントを分かりやすく説明。
ていねいに歯をみがきましょう!
おやつは決まった時間にたべよう!
よくかんで食べましょう!
むし歯ははやくなおそう!
歯は一生つかうので大切にしよう!
子どもたちが考えたメッセージを改めて見直すと、私たち大人にもあてはまる内容ですね!虫歯があると診断された皆さんは、ぜひ夏休み中に治療を済ませてスッキリして2学期を迎えましょう!
最後は全員で記念写真!虫歯ゼロの児童をみんなで讃えるとともに、今日の表彰式まで準備してきた保健委員会のみんなの労をねぎらいました。学期末に素敵な時間をつくってくれて、どうもありがとうございました。
今週は「新体力テスト」ウイーク!
今週は、1日2種目ずつ、毎日こつこつと新体力テストを実施しています。
体育館では、長座体前屈、立ち幅とび、 反復横とび、20mシャトルランを行いました。シャトルランでは、最高得点を目指す児童と一緒にチャレンジする先生たちの姿も。見事クリア!よく頑張りました。
体育館通路では、握力と上体起こし。力業の連続です。
校庭では、ソフトボール投げと50m走。
50m走では、教頭先生より美しい走り方のアドバイスもいただきながら。
今回は、写真を見て分かりますように、各班に1年生から6年生が在籍す るように編成した縦割り班で実施しました。6年生は、班長として班の仲間たちを優しく導くとともに、あるときは記録係、あるときはスモールティーチャーとして担当の先生をサポート。班の仲間とハイタッチをして声を掛け合うシーンも!
後輩たちも先輩方が見せる圧倒的なパフォーマンスにいちいち反応。先輩の握力の数字を見て「すげー!つえー!」って声に出しちゃったりして。
始まりと終わりはあいさつを!先輩の姿はお手本です。後輩たちもしっかりと礼をしてあいさつをしていましたね。
自己ベスト更新!最高得点ゲット!という声があちこちから。これも縦割り班による効果なのでしょうか。また、目の前の種目に懸命にチャレンジする姿、お互いを励まし合う姿、健闘を讃え合う姿もあちこちで。長倉小の子どもたちのいいところが大きく発揮される行事となっています。
このような行事を創り出した先生方のアイディアと実行力にも感謝感謝なのであります!
一瞬緊張!突然5年生代表委員が校長室へ
6月末のことになりますが、5年生の代表委員の児童が校長室にやってきました。「校長先生にお話があります!」とのこと。
その真剣な表情に、何事か?と一瞬緊張が走りましたが、「タブレットの使い方のルールについて、私たちなりに話し合ってきましたのでご意見をください!」とのこと。建設的な話し合いができそうだな!と一安心。5年生はその後も真剣に話を進めていきました。
GIGAスクール構想により本校でも一人1台端末、つまりタブレットを貸し出しています。以前、5年生は、「休み時間に自由に使っていいですか?」「無料のタイピング練習アプリは使っていいですか?」「YouTubeで趣味の動画を見ていいですか?」等々の質問を寄せてくれていました。タブレット利用について学校としてのルールは一応設定してはいるものの、子どもたちに浸透していないことを実感しつつ、5年生のその受け身の姿勢、ルールは与えられるもの、判断してください!という大人任せの姿勢も気になりました。
それで、質問に来た5年生に対して、「それで、皆さんは、タブレットは何のために貸し出されていると思っているの?使うのは自分でしょ。だったら自分たちでルールをつくってみては?」と提案してみました。
そして5年生で話し合って、その結果を報告に来たというわけでした。
そして示してくれた1枚の模造紙。
子どもたちなりの言い分があり、意見を出し合い、合意した内容。どんな内容であれ最大限尊重しようと思っていたのですが、書かれてあった内容を見てみると、思わず「素晴らしい!」と声を出してしまいましたが、よく考えたことがうかがえるもので驚きました。
1行目に「学習のためのもの」というスローガン、そして「本当にできるかな?おためし期間も必要!」はおっしゃる通り。一度決めたルールは不変ではない。私たちにはルールを変える権利もあるんぞ!という意思表示のように見えます。
この模造紙から、短期間ではありましたが、5年生の成長を実感しました。それでまた提案をしてしまいました。「皆さんが創ったこのルールを、さらに全校生のルールにしていこうよ!4~6年生の代表委員が中心となって、『自分たちが使うタブレットのルールは自分たちでつくっていこう!』って呼びかけて、先生や大人の意見も聞いてさ。どう?」と。この提案に5年生代表委員の皆さんも同意してくれました。
ということで、長倉小学校のタブレット活用のルールづくりを始めていくことになり、さっそく職員会議でも説明しました。先生方も同意してくださり、子どもと大人が一緒になったルールづくり、少し時間はかかるかもしれませんがチャレンジして参ります。
夏休み前、改めて5年生と素敵な時間を共有することができたこと、嬉しく思います。ありがとう!そして一緒にチャレンジしていきましょ!
畳の上でのおはなし会、2年生編
7月12日(火)、2年生を対象に、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催しました。
今日の内容は、大型絵本「おかしな かくれんぼ」、大型絵本「よくばりすぎた ねこ」、「ともだちや」、大型紙芝居「たべられた やまんば」、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」の5本立て。
子どもたちは、お話の題名が紹介されると「そのお話知ってる」「それ読んだことあるもんね」という声もあり、ふだんからいろいろな絵本に親しんでいる様子が伺えました。
はじめは緊張した様子で聞いていた子どもたち。しかし、読み手の皆さん自身が楽しんでいることが伝わったのか、しだいにリラックスモードへ。
そして、「たべられた やまんば」では、思わず、お話に登場してくる小僧や和尚さんの動きを真似する様子も。完全に、読み手の皆さんが創り出す絵本の世界に入り込んでしまいましたね。
積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、イラストが1枚ずつ紹介されていき、最終的には8枚まで増えていきます。その度にお話をはじめから復唱していくという内容。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさんが飼っている、馬のおしりからポトンと落ちた、馬糞に、たかったハエを、食べたニワトリ、その一部終始を、ずっと見ていたお地蔵さん」となっていきました。
けっこう頭を使うので、子どもたちも必死にです!
さらこの積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、ロシアの工芸品マトリョーシカを彷彿とする技!が紹介されました。三角形の筒の中から、次のイラストがどんどん登場してきたのです。これには子どもたちも興味津々。途中、机のサイズの都合で馬のイラストが分断されるハプニングもありましたが、次に出てくる絵を知っているのに、「うわ~また出た!」「やっぱり出てきた!」との反応が新鮮でしたね。
そして、今日の記念として、ボランティアの皆さんからのプレゼント。内容は、最後に読んでいただいた「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「色を塗りながら、おうちでもまた楽しんでね!」とのメッセージをいただきました。
ボランティアの皆さん、本日も子どもたちの心の栄養と頭の体操の時間を見事につくっていただきありがとうございました。次回は、9月に3年生対象とのこと。どうぞよろしくお願いいたします。
七夕集会2022!
七夕飾りが校内に飾られています。
7月11日(月)、新しい一週間のスタート。今週のめあては「荷物を計画的に持ち帰ろう」です。健康に留意しながら夏休みに向けた準備を着実に進めてまいります。
さて、7月7日(木)のことです。代表委員会の主催による七夕集会を開催しました。
ねがいごとの発表では、各学級の代表児童が、個人的な願い、あるいは学級みんなの願いについて、笹飾りの短冊に込めた願いや思いを堂々と話してくれました!「習い事が上手にできますように!」「コロナがはやく終わっておばあちゃんに会いたいです」「戦争がなくなって平和な世界になりますように!」など。子どもたちの豊かな感性を大きく感じることができました。また、発表する下級生を優しく気遣う代表委員の姿も立派です。
続いて、七夕伝説のお話は、6年生が担当。織姫と彦星の物語を史実と照らし合わせて分かりやすく話してくれました。シナリオを読む以上に、人に話を語り聞かせる姿に、6年生の大きな成長を見ることができました。
七夕〇✖クイズは4・5年生が担当、画用紙に問題を書いて、下級生にも分かりやすく丁寧に問題を読み上げていました。6年生の七夕伝説のお話をよく聞いていたなら解ける問題でしたね。
続いて、予定にはなかった?!6年生男子4名による余興?コント?じつは練習風景を記録しようと練習部屋をノックしたのですがシャットアウト。極秘に練習を重ねてきた4人は、会場を大いに盛り上げてくれました。うまく説明できまないので写真でご容赦ください。
この七夕集会は、代表委員会の皆さんが企画・準備を行いました。時間がない中、係りを分担してこつこつと準備を進め、本番を上手に運営することができました。特に5年生は、先日の6年生を励ます会に続いての主担当となって、進行やあいさつなどの場面で活躍しました。
会が終わった時の振り返りでは、「まだまだ人前で話す時に緊張してしまう」「次は、本番のことを考えてリハーサルを大事にします」等、マイナス面のコメントが。そんなことはありませんよ。皆さんのおかげで、その後の笹飾り見学会は、みんな笑顔でしたから!
集会の後は、各学級で制作した笹飾りの見学へ。短冊に書かれた願い事を見たり、折り紙で作った飾りに一喜一憂。今夜は天の川と夏の大三角形を見つけて、織姫・彦星が再会する様子を見れますように!とお天気の神様にお願いごとをする児童もいました。
とある学級の担任の先生が書いたこちらの短冊。愛に満ち溢れています。素敵!
一方で、子どもたちが大注目のこの短冊。指差してじっと見ていました。
「大人ってさ、やっぱお金なのかな」「ポルシェってカッコいい人が乗る車だよね」って腕組みをして話し合う子どもたち。書いたのは、とある若手教員。「いや~本音です!」とのこと。若いってのはいいですね!でも、それは願いというより、自分で努力しなさい!ということを子どもたちは言いたかったようですよ。
先週は、校舎内のあちこちの教室から「笹の葉さらさら、のきばにゆれる~♪」の歌声が。子どもたちの純粋で前向きな心が、この世の中を明るくしていくのでしょう。今週も未来を担う子どもたちと元気に過ごして参ります!
学校図書館運営会議を開催!
7月6日(水)、学校図書館ボランティア、司書教諭、学校司書が一堂に会し、今年度第1回目の運営会議を開催しました。ボランティアの皆さんによる読み聞かせ「お話ながくら」や掲示板の更新スケジュール、4教室で構成される本校図書館の環境整備について話し合いました。
今年度は11名のボランティアの皆さんが活動してくださっています。全員、長倉小学校にゆかりのある方々で、私たち以上に長く長倉小の子どもたちとかかわってくださっています。だからこそ長倉小の子どもたちが心豊かに成長してほしいという熱い思いをお持ちになっていること、本校の強み!私たちもしっかり受け止めて参ります。
会議後も図書館で、今後の活動についてさらに詳細な話合いや準備活動を行っていました。改めまして、今年一年どうぞよろしくお願いいたします。
なお、「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています。お気軽に学校までご連絡ください!
大事に育てていた野菜が...。
週の初め、いつものように登校してきました子どもたち。ふと畑の方に目を向けてみると、呆然と立ち尽くす一人の少年の姿が...。「どうしたの?」「あっ、赤いトマトが、たっ食べられてます!」「おや、これはひどいな!」ということで、足下には何者かがトマトを食べた痕跡が。「でも、まだまだトマトは実っていくから、水やりは続けようね」「はい!」
程なく別の所から少女の嘆きの声が。「これ見てくださいよ!きゅうり、食べられてます!」「え!まじ?あなたが食べたんじゃないの?」「ひっど~い。私は皮だけ残すなんてことしませんよ!」「そうだよね~。誰が食べたんだろう?」「去年も被害に遭ったって先生が言ってました。なんか動物ですか?」「ん~」
それにしても、美味しい実の部分だけを食べて、皮を残すとは...。慣れた何者かによる犯行です。
よもやと思い、カボチャ畑に行ってみると、ここでも被害が...。さらにナスまでも。
残された証拠から判断するに、鋭い歯で削ったような痕跡が。又はくちばしで突いた跡なのでしょうか。
3年生、さっそく見えない敵に対して文句を言いながら、あれこれ知恵を出し合って教室に入っていきました。「ったく!あのカラスじゃないか?こっち見てるし!」「カラスは賢いからなぁ」「ああやって鳴いて、餌のあるところ教えてんじゃないか」「タヌキとかハクビシンってのがいるってばあちゃんが言ってた」「空からも陸からもやってくるのか!」「去年はネットを張ったんですよ!」「鈴をつけるといいんじゃない?」「あれだよ、かかし!」「ぐるぐる目を回す風車みたいなのあるじゃん」等々、これからの子どもたちと先生方の取組に注目です。
いずれにしても美味しい!から狙われたのでしょう。本校、周囲は住宅街ですが森に囲まれているので小動物や鳥たちも暮らしています。これから畑をどうディフェンスしていくのでしょうか。
ちなみにわたしはこの枝豆だけは積極的にディフェンスしていきたいと思っています。
表彰式!「歯と口の健康週間」作品コンクール
6月30日(木)、令和4年「歯と口の健康週間 図画・ポスター・書写・標語コンクール」で入賞した児童の表彰式を行い、7月1日(金)のお昼の放送で各学級に動画配信しました。受賞した児童の皆さん、本当におめでとうございます!
毎年開催されているコンクールですが、作品の応募・そして表彰を通じて健康意識を高めていってほしいと思います。また、学校歯科医の菅原勝人先生は本校の卒業生!ぜひ先輩に続き医学の道を志してほしいとも思うのでありました。
いわき市歯科医師会ホームページに、各種入賞作品が紹介してありますのでぜひご覧ください。
http://www.i-dent.jp/
また、いわき市ホームページには、歯と口の健康週間の取組や、コロナ禍における注意事項が丁寧な説明が掲載してあります。こちらもぜひご覧ください。
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1621228027952/index.html
育てることが大好きな長倉小の子どもたち。
じゃがいもです。廊下いっぱい、じゃがいもです。
収穫?!しました。6年生の理科で「じゃがいもの葉と日光」について学習するのでじゃがいもを育てます!とは聞いていました。が、しかし、こんなに実るとは想像していませんでした。お見事です!
本校の子どもたちは、土いじりや生き物を育てることが大好きです。これも長倉小の校風、伝統としてしっかり根付いています。この土いじりや生き物を育てることに夢中になる背景には何があるのでしょうか?カリキュラムをさかのぼっていくと、1年生の「朝顔を育てよう!」にたどりつきます。今年も1年生は、マイ朝顔を育てるべく、種をまいて毎日水やりをしてきました。毎朝せっせと水やりをする子どもたちに「今日はどんなことに気がついたの?」と声を掛け続けてきましたが、子どもたちは「なんか出てきた!」からスタートし、「双葉が出てきた!」「つるが伸びてきた!」「アブラムシ?」「アリだ!」「葉っぱがでかい!」「僕の方が大きい!」「わたしのも!」と、マイ朝顔が宝物となって、それを自慢気に話をするようになっていきました。
これは先月28日(木)の1年生の朝顔観察の様子。先生の指示は、上から、横から、下からよく見てみて記録していきましょう!です。子どもたちは、様々な角度から眺めて絵に描いて記録し、気づいたことを文字化していました。こうして子どもたちは、植物を育てる面白さ、絵に表現する楽しさや言葉の豊かさを身につけ、徐々に鋭い観察眼を獲得していくのでしょう。
そして、1年生にこんなにも真剣に観察する姿が身についた背景には、やはり上級生を筆頭に、朝や大休憩、そして放課後と、学校の敷地内をあちこち走り回って、水やりをしたり、収穫をしたり、生き物を捕まえてきたり、教室と自然とを楽しそうに往復する姿を目にしていることが大きいように思うのです。長倉小の強みですね。
と、言っている最中、3年生がわたしのところにやってきて、「キャベツ畑まで付き添ってください!新しい葉っぱをとってくるんで!」とのこと。喜んで付いていったのですが何てことありません。葉っぱが腐ってしまって臭いので、わたしにその処理を依頼してきたということでした...。そう言えば3年生は先日モンシロチョウのふ化を成功させましたね。今日も偶然キャベツの葉っぱにくっついている「さなぎ」を発見。そのキラキラした眼差しが意味深?さっそく「育ててみなきゃわからないから!」と、その「さなぎ」も一緒に持ち帰って行っちゃいました。教室は大丈夫なのでしょうか?
それにしても3年生のキャベツったら、自然界の生き物たちに随分と貢献しているようですね!これもまた3年生にとっては大事な宝物となっているようで面白いですね。
縦割り班による清掃再開!
7月4日(月)、新しい一週間のスタート。今週のめあては「一学期の学習と生活のまとめをしよう」です。梅雨が明けて夏本番、夏休み前、もうひと頑張りしていこう!と声をかけて参ります。
さて、本校の清掃は「無言」と「縦割り班」がキーワード。今年度も子どもたちは活動に専念するために無言で行ってきています。一方で、新型コロナウイルス感染症対策により、今年度は学級単位で清掃活動をスタートさせてきましたが、6月最終週からは、1年生から6年生による清掃班を編制し、縦割り班での活動へとシフトチェンジ。長倉小スタイルの復活、再開!です。上級生から「いつ縦割りになるんですか?」と聞かれることが度々ありましたので、本当に再開できてよかったという思いをしています。
清掃前、上級生はさっそく下級生を迎えに行き、担当箇所へ移動、そして整列へ。
今までは同じ学級の仲間での整列でしたが、こうして縦割りで整列すると身長差がくっきり表れて新鮮ですね。ソーシャルディスタンスとは言え、縦割り班に慣れていないせいか班員間の距離感も少し広いような...。そのうち馴染んでいくのでしょう。
そして清掃開始。そしてそしてすぐに大混乱!
当然です。縦割り班になったのはよいのですが、活動の順序や係分担等はまったく決まっていないとう状況からのスタートですから。また、広い校舎、先生方の手数も足りません。むしろ先生方は子どもたちの混乱を見守り、必要最低限の助言に徹する姿が。わたしは先生方のこの姿勢がとても大事で、素晴らしいと思うのです。 そのお話は後程。
さて、混乱した状況から子どもたちは話合いへ。こちらの班、「誰がやる?」「ぼくがやる!」「わたしがやる!」「じゃあ、俺がやるよ!」「どうぞ!どうぞ!」といった感じでしょうか。積極的な姿勢がgood!ですね。
こちらの班の話合い、「ちょっと先輩、僕は何をすればいいですかね~」と左下に写っている後輩がアピールしている模様。先輩がんばれ!
こちらの班、小さな体で机やイスを懸命に運び並べる1年生を横目に、「さて僕は何をしようかな?」と思案中の2年生。1年生の活躍に触発されてか、仕事を見つけようとする姿勢が素晴らしいですね!
こちらの班は、上級生が「ここはこの子たちにまかせたいから、あっちを担当してくれる?」と必死に説得する様子が。「あっ、あっちですか、わっかりやした!」と切り替える後輩たちも素晴らしいですね!
こちらは、自分の活動をこなしながらも後輩たちに塵取りの使い方を教える6年生と、そんな先輩の姿をじっと見つめる左側の4年生。4年生は自然と6年生に学んでいる様子が伺えます。ズバリ縦割り効果!
あちこちで様々なドラマがありましたね。そして初日の清掃活動は終了へ。「ご苦労様でした!」とは言ったものの、何となくもやもや感が漂っていますね!
でもそれでいいですよね。どうやったらうまくいくのか、子どもたち自身が、自分の頭で考え、対話を重ね、自分たちの清掃スタイルを見出していく、そのプロセスが大事なのですから。
「初めから上手くいかなくてもいいじゃないですか。成功の秘訣ばかり与えられても子どもは成長しませんから。」とは、ある先生のコメント。おっしゃる通り!長倉小の縦割り活動は、頭を使って、心を通わせ合うことを楽しい!と思っている子どもたちと、子ども同士のかかわりを尊重して成功の秘訣は敢えて教えない!という先生たちによって成り立っていることを実感。この後、子どもたちはどんな姿に成長していくのでしょうか?ゴールが分からないからこそワクワクしてきます!
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