こんなことがありました

育てることが大好きな長倉小の子どもたち。

じゃがいもです。廊下いっぱい、じゃがいもです。

収穫?!しました。6年生の理科で「じゃがいもの葉と日光」について学習するのでじゃがいもを育てます!とは聞いていました。が、しかし、こんなに実るとは想像していませんでした。お見事です!

本校の子どもたちは、土いじりや生き物を育てることが大好きです。これも長倉小の校風、伝統としてしっかり根付いています。この土いじりや生き物を育てることに夢中になる背景には何があるのでしょうか?カリキュラムをさかのぼっていくと、1年生の「朝顔を育てよう!」にたどりつきます。今年も1年生は、マイ朝顔を育てるべく、種をまいて毎日水やりをしてきました。毎朝せっせと水やりをする子どもたちに「今日はどんなことに気がついたの?」と声を掛け続けてきましたが、子どもたちは「なんか出てきた!」からスタートし、「双葉が出てきた!」「つるが伸びてきた!」「アブラムシ?」「アリだ!」「葉っぱがでかい!」「僕の方が大きい!」「わたしのも!」と、マイ朝顔が宝物となって、それを自慢気に話をするようになっていきました。

これは先月28日(木)の1年生の朝顔観察の様子。先生の指示は、上から、横から、下からよく見てみて記録していきましょう!です。子どもたちは、様々な角度から眺めて絵に描いて記録し、気づいたことを文字化していました。こうして子どもたちは、植物を育てる面白さ、絵に表現する楽しさや言葉の豊かさを身につけ、徐々に鋭い観察眼を獲得していくのでしょう。

そして、1年生にこんなにも真剣に観察する姿が身についた背景には、やはり上級生を筆頭に、朝や大休憩、そして放課後と、学校の敷地内をあちこち走り回って、水やりをしたり、収穫をしたり、生き物を捕まえてきたり、教室と自然とを楽しそうに往復する姿を目にしていることが大きいように思うのです。長倉小の強みですね。

と、言っている最中、3年生がわたしのところにやってきて、「キャベツ畑まで付き添ってください!新しい葉っぱをとってくるんで!」とのこと。喜んで付いていったのですが何てことありません。葉っぱが腐ってしまって臭いので、わたしにその処理を依頼してきたということでした...。そう言えば3年生は先日モンシロチョウのふ化を成功させましたね。今日も偶然キャベツの葉っぱにくっついている「さなぎ」を発見。そのキラキラした眼差しが意味深?さっそく「育ててみなきゃわからないから!」と、その「さなぎ」も一緒に持ち帰って行っちゃいました。教室は大丈夫なのでしょうか?

それにしても3年生のキャベツったら、自然界の生き物たちに随分と貢献しているようですね!これもまた3年生にとっては大事な宝物となっているようで面白いですね。