こんなことがありました

出来事

見学学習 3・4年生編

「ごみは分別!」「燃やすごみはエネルギー!」「川口さんの家でお弁当食べてきました!」「囲炉裏で火を焚いてきました!」「お手玉楽しかったです!」「竹とんぼ、初めてやりました!」「けん玉も!」「むかしの道具すっげぇーのありました!」「昔の生活は不便だけど楽しかった!」とは昨日26日(月)の登校時に3・4年生から聞いた話。

9月22日(金)、3・4年生は、いわき市南部清掃センターといわき市暮らしの伝承郷を訪問しました。まずは教頭先生に向かって「元気にいってきまーす!」

最初の訪問は、清掃センター。高くて大きな建物に驚いた様子。「ごみがどのように処理されているのか?『燃やすごみ』に注目して勉強して欲しい。そして分別の大切さを感じ取ってほしい!」とは先生方の願い。子どもたちは説明を聞き、職員さんに質問をしながら施設を見学して積極的に姿勢で勉強をしていました。

 

 

続いて、暮らしの伝承郷へ。先生方の願いは「社会科の『かわる道具とくらし』『健康なくらしとまちづくり』の学習を深めることと、昔の暮らしの様子を知り、古い道具に込められた人々の知恵や思いを知って欲しい。」です。職員さん総がかりで付き添い、丁寧に説明をしてくださいました。ℤ世代の子どもたちにとっては、目に入ってくる景色、家、設備、道具がすべて新鮮だった様子。特に、手作り感満載の遊び道具は、ゲームとは違った面白さを体感!そして古民家もお借りして食べたお弁当も相当美味しかったようです。

 

 

 先生方のコメント、「それぞれの施設の職員の方から、興味深く説明を聞き、いろいろ学ぶことができました。友達と仲良くかかわることができ、さらに仲を深めることができたこともよかったです。また、元気にあいさつをしたり、マナーを守って行動したりすることができました。」とのこと。 

ん?マナー?この靴の脱ぎ方が...。

奥の方から「このがぎめら、ちょろぐでねぇーな。ごせやげっこど!ちゃんと靴脱いで上がってけ!」なんて聞こえてきそうな。でも、子どもたちはよほど古民家生活に魅力を感じたのでしょう。不便さが面白い!って。その感覚、大事にして欲しいですね。

見学学習 1・2年生編

9月26日(月)、3連休を経て、爽やかな秋空の下、新たな一週間がスタートしました。今週は、校外での学習のまとめとともに、学習発表会に向けた準備がいよいよスタートしていきます。毎日、元気いっぱい活動して参りましょう!

さて、9月22日(金)、1・2年生はアクアマリンふくしまと小名浜吹松公園を訪問し、見学学習を行いました。2年生の国語では「どうぶつ園のじゅうい」を学習していることもあり、授業との関連も図りながらの活動となりました。

 

アクアマリンでは、さまざまな生き物たちに興味津々のご様子。顔を近づけ、指さし確認、そして感想も!

どうしても手を出して触りたくなるのですが、こちらは展示物ではございません!

大きなクジラの骨、じーっと見つめて何を思っているのでしょうか。

そして楽しみにしていた「えっぐの森どうぶつごっこ」のエリアへ!ここは森の動物になりきって遊べる遊具がたくさんあります。さまざまなアクティビティを体験して、どんなことを感じ取るのでしょうか?

そして、小名浜の工場地帯の中にある吹松公園へ。青空の下、広々とした草原の中でのお弁当タイム、大満足のご様子!

昼食後、今度は吹松公園のアクティビティ攻略へ!いつも遊んでいる学校の遊具とは違い、新鮮な気持ちで遊ぶ様子が見えました。順番待ち、譲り合いなど、1・2年生が仲良く交流する姿も微笑ましかったですね。

「大きな事故やかげもなく実施することが出来ました。アクアマリンふくしまでは、本物のお魚や動物たちを見ることができてよかったです。また『えっぐの森』に入りました。初めて入る子どもたちも多く、体をたくさん動かして楽しく過ごしていました。吹松公園は広々としていて、秋風を感じながら仲良くお弁当を食べました。とっても充実したいい一日を過ごすことがでいました。」とは先生方のコメント。

さて、子どもたちはどんなまとめをしていくのでしょうか?自分なりの言葉や絵でぜひ表現してみてください! 

体育用具を寄贈していただきました!

8月22日(月)のことになります。双葉郡広野町に本社を置く稲村屋様と東邦銀行様より体育用具を寄贈していただきました。稲村屋様は、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故に伴い、常磐地区に避難された経緯がございます。それがご縁となり、「あの時、子どもたちも元気をなくしていた。未来ある子どもたちが笑顔になってくれたら嬉しいです」と、「一輪車スタンド」「プールの水深を調節するためのプールフロア」「ソフトモールサッカーボール」をお寄せくださいました。

また、9月13日(火)には、稲村屋様に対しましていわき市教育委員会からの感謝状を贈呈させていただきました。

2学期に入り、いただいた用具類は各方面で活躍しております。一輪車スタンドは、こども広場に何気なく設置。情報が伝わるのは早いもので早速大人気コーナーへ。大休憩の時間には渋滞が発生しています。そんな中、先生も一輪車に挑戦する姿が。「なんか乗れそうな気がするのです!」とのこと。

ソフトモールサッカーボール。これまでサッカーボールは固い!というイメージをもっていた子どもたち。はじめは恐る恐るさわっていた子どもたち。結構やわらかいよね!痛くないかな?大丈夫だよ!といって徐々に距離を広げてパス練習。授業の終わりにはミニゲームを楽しみました。蹴りやすいです!と大好評。

プールフロアは、特に低学年の子どもたちにとっては、プールの中の救いの島、ちょっとした休憩の島となっていましたね。

学校は、こうして地域の皆様に支えられていることを再認識いたしました。ありがとうございました。

子どもたちの未来のため!また明日から長倉小学校、がんばって参ります!

 

畳の上でのおはなし会、3年生編

9月21日(水)、本校は台風の被害もなく、子どもたちも元気に登校して参りました。

さて9月13日(火)のこと。図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」が開催され、今回は3年生2クラスを対象に読み聞かせを行ってくださいました。

今日のラインナップの紹介を受けた子どもたち、「やっぱり恐竜だ!」の反応。図書館前の掲示板に展示してあった恐竜の模型から何となく予想していたのでしょうか。子どもたちの勘は鋭いのであります。

まずは、大型絵本「おまえうまそうだな」。生まれたばかりの草食恐竜アンキロサウルスの赤ちゃん、それを発見した何十倍も大きさの肉食恐竜ティラノサウルス。ティラノサウルスが飛びかかろうとしたその瞬間、アンキロサウルスの赤ちゃんの無垢な声「おとうさーん!」から物語はスタート。弱肉強食で生きてきたティラノサウルスが、ピュアなアンキロサウルスと出会い、情がわいてきて次第に愛情を抱くようになり、そしてとうとう別れの日が...。読み終えたときの静寂、そして少し間があっての拍手、とっても印象的でした。ボランティアさんのテクニックが光る上質な時間をいただきました。

 続いて、「きょうりゅうの大きさ」。子どもたちは自分の体をメジャー代わりにして、様々な恐竜との背丈の大きさを比較できる一冊。絵本といいつつもリアルな描写が、子どもたちの心を引きつけていきます。「意外と小さい恐竜もいたんだな」から始まり、トリケラトブスの角の大きさには「ジャングルジムに乗った感じ?」、最終的には体長30mを超すアルゼンチノサウルスが出てきて「プールよりでっかいぞ!」という声が。

 

「どんぐりたろうの木」は、ちょうどこれから迎える秋にぴったりの絵本。校庭にもどんぐりの木があることをみんなで確認してから読み聞かせ。長い年月をかけて命を紡いでいる自然の摂理、その自然の恵みをいただいて生活している私たち人間、勉強になる一冊でした。

 紙芝居「なんにもせんにん」は、怠け者への戒めをコミカルに表現。今回も大きな紙芝居をボランティアさんが総掛かりで演じてくださいました。この協働のお姿も子どもたちにとっては心のビタミンになっています!

「骨」は子どもたちの好奇心をかき立てますね。ラストの「ホネホネ絵本」も大好評。「人間の首の骨の数は?」「7本!」「すごい!知ってるのね!。じゃあ、首の長いあのキリンの首の骨の数は?」「7本!」「大正解!」って、子どもたちの中には骨博士がいたようです。その知識力、お見事!

最後に紹介するこの写真、ボランティアさんのノートをこっそり撮影させていただきました。毎回、打合せをもち、周到に準備をしてこの読み聞かせ実施していただいております。今回もありがとうございました。読書は心のビタミン!

 

5年生宿泊活動、Episode3(最終)

 【Episode3】班長会議で気づいたこと!そしてみんなが気づいたこと!

事あるごとに班長会議を開いていましたね。写真はないのですが初日夕方の班長会議では、「宿泊活動のきまりを知らないと言っている人が多い」ことに気づき、急遽、それぞれの生活班の打合せを開催。しおりを読み込み、この行事の目的やきまりを確認し合いました。その甲斐あって、本館に移動しての入浴をスムーズに済ませ、いざキャンプファイアへ。キャンプファイアでは先日お知らせした通り、レク係が中心となって全員が楽しい時間を創出していきました。火が消える最後の瞬間まで...。目的を理解し、決めたことをみんなで実行していけば、こんな素敵な時間を共有できることを学びとりました。

就寝前の班長会議。班長さんのコメントは、「みんなが」「みんなのために」「みんなと一緒に」と、自分のことよりも周りの仲間を大事にしたいという願いを語っていましたね。その上で、「正しいことを正しいと言える自分になりたい!」「ちゃんとやろうという声を出して、目標を達成していきたい!」「やらない、やりたくないという思いで一致団結するのではなく、みんなでチャレンジすることで一致団結したい!」という思いをもつに至りました。素晴らしい気づき。「思いやりの言葉かけ」って言ってましたね。

だから、次の日の野外炊飯で、全員があんなに積極的な活動を見せてくれたのでしょう。気づけば2日目は、あちらこちらでミーテングする姿がたくさん見えました。

そして、みんなで気づきましたね。何かの縁で出会ったこの仲間を大事にして、思いやりの言動で、これからの学校生活も1日1日前向きにチャレンジしていくと、もっとわくわくする出来事に出会えるのではないかと。

班長さんの思いが全体に伝わったとっても意味のある宿泊活動となりました。本当にお疲れ様でした、拍手!そして、この思いが5年生全体に確実に浸透し、長倉小全体にまた新たな風を吹き込んでほしいと願っています。これからの頑張り、大いに期待しています!

5年生宿泊活動、Episode2

【Episode2】「ご馳走様でした!」を言っちゃっていいんですか?


食堂での食事。一人ひとり配膳されたお盆をいただいて、間隔の開いた席に座って黙食。お片付けはセルフで。

片付けコーナーにいたA君に「美味しかった?」と聞くと「はい」と無表情な反応。「もっと美味しくなる方法があるんだけどなあ~」「え、何ですか?」「それは調理員さんの顔を見て『ご馳走様でした!』って伝えることさ」「え、本当ですか?ってか、言っちゃっていいんですか?」というやりとり。マスク越しではありましたが、A君はやや緊張した面持ちで「ご馳走様でした!」と伝えました。すると、調理員さんから「ありがとう!」のお返しが。次の日の朝食、片付けを終えたA君は率先して、しかも昨日よりも大きな声で「ご馳走様でした!」と挨拶。調理員さんから、またも「ありがとう!」のお返しが。「A君、今朝のご飯の方が美味しかったんじゃない?」「はいっ!」というお話。

食事の美味しさには、やっぱり「頂きます」「ご馳走様」という挨拶も含まれていることを再確認。コロナ過は食事の美味しさを感じ難くしていますね。

 

5年生宿泊活動、Episode1

9月20日(火)、台風14号接近のため臨時休校となりました。学校に子どもたちがいないと寂しいですね。ということで、今日は、先日実施した5年生の宿泊活動のエピソードをいくつかご紹介して参ります。

【Episode1】ブルーシートを折りたたむ!

舟戸海岸での魚釣り・磯遊び体験でのこと。みんなでお昼を食べようということで巨大なブルーシートを広げました。でも、ここで活躍したのは先生とごくわずかの子どもたち。あれ?へんだ。自分が食べる場所を他の人にやってもらうのはへんだよね!

ということで、ブルーシート片付けの時、先生方は全員参加を呼びかけました。すると、どこからともなくリーダーが出現、リーダーに乗っかってくるサブリーダーも登場。続いてシートの中の空気を抜く係の誕生、チョップでシートに折り目をつけてたたみやすくするファインプレーも。やればできるじゃないか、5年生!

これでおしまいではなく、やっぱり空気をもっと抜こうよ!やり直す姿も。みんなでやりきりました!

さらに立派だったのは、みんなが使った救命胴衣を自主的に集めて返却する子どもたちが出現したところ。ぼくは握力がなくてシートたたみは難しいから、できることをやります!とのこと。

よく気付いたぞ!大したもんだ!これぞまさに協働活動です。

「みんなでやろうよ!」の思いで一致団結した5年生の姿、とても美しく、頼もしく感じました!

臨時休校のお知らせ

いわき市教育委員会より、台風14号に関する連絡がありました。

「台風14号が20日(火)の午前中、本県に接近することが予想されます。同台風の進路の東側において暴風・強風・大雨が予想されることから、20日(火)は臨時休校といたします。」

本校児童・保護者の皆様にお願いです。お子さまには不要不急の外出は避け、安全に留意して生活すること、また室内において読書や学習に取り組むようにお話くださいますようお願いいたします。

また、台風による被害、通学路の不都合等がありましたら、20日(火)に学校までお知らせください。以上、よろしくお願いいたします。

よりよい授業を探究!校内研修会その2

今年度、本校では、国語科の授業を中心に説明的文章に着目した研修を進めています。今年度2回目の校内授業研究会を9月16日(金)に2年生国語科の授業において開催しました。


担任の先生は、子どもたちの思考を深めていくために、前時までの学習内容を掲示して、つながりのある授業づくりにチャレンジしました。子どもたちは、その掲示物と教科書を行ったり来たりしながら学習を進めていきました。

また、グループ活動を積極的に取り入れていました。子どもたちは、相手の意見をコピペする以上に、自分の考えをグレードアップさせていく姿が見え、これまで丁寧に話合いの仕方をレクチャーしてきたことが伺えました。

そして、デジタル教科書・電子黒板の活用です。子どもたちの視線が1点に集中し、学級全体で思考がグッと深まっていきました。発表を視聴し、同じ意見か異なる意見かをハンドサインで示す姿も。日常的な指導が行き届いていることを実感しました。

放課後の職員室。今回もワールドカフェ形式で授業検討会を行いました。成果もあれば当然課題もあります。大事なのことは、それらを校内で共有し、明日からそれぞれの授業に活かしていくこと。子どもたちが分かった!できるようになった!と実感できる授業を引き続き探究して参りましょう。

5年生、宿泊活動の速報その3(最終)

9月15日(木)、5年生の宿泊活動2日目のメイン活動は野外炊飯。指導員の先生のレクチャーを受けて、早速各班「美味しいカレーライスを食べるぞ!」というゴールに向けて活動を開始していきました。かまどに薪を準備する係、調理器具・食材を運搬する係、それらをまず水洗いする係と、子どもたちはとっても手際よく作業を進めていきました。やっぱり事前に打ち合わせをしておくことは大切なんだね!ということを実感。

できる人がやる、やってみたい人に譲る、困ったらみんなで考える、時には大人の力を借りるといった「チャレンジ精神で一致団結!」したときの5年生は、ものすごいパワーがあることを見せつけてくれました!出来上がったカレーライス、やっぱり美味しかったですね。同じ材料で調理したのに、不思議と班ごとに味が違うんですよね!

 

食べ終わった後の片付け作業、ちょっと時間がオーバーしてしまいましたが、みんな責任を果たしたからオッケーです。炊事場のこの輝き、光ってますよね!!本館前の看板を見て「長倉小は、その通りやりきったよね!」「そーだよね!」

 

学校に戻ってからの5年生。立てないよ~、歩けないよ~との声が。でも、その疲れは、単に楽し~い時間を過ごしていなかったことの証だと思うのです。班長さんを中心に、みんなで素敵な時間をつくってを楽しもう!と一致団結して、やりきったからこそ味わえた充実感・達成感なんだと思います。「5年生、やればできるな!昨日の自分からまた一つ成長したな!」。この体験を明日からの生活にぜひぜひ活かして、さらに前進して参りましょう!

 

子どもたちの学びを支えてくださったいわき海浜自然の家の皆様ありがとうございました。その都度、親切にご対応いただきました。また、保護者の皆様には大きなご理解とご協力をいただきました。重ねて御礼申し上げます。