こんなことがありました

畳の上でのおはなし会、2年生編

7月12日(火)、2年生を対象に、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催しました。

今日の内容は、大型絵本「おかしな かくれんぼ」、大型絵本「よくばりすぎた ねこ」、「ともだちや」、大型紙芝居「たべられた やまんば」、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」の5本立て。

子どもたちは、お話の題名が紹介されると「そのお話知ってる」「それ読んだことあるもんね」という声もあり、ふだんからいろいろな絵本に親しんでいる様子が伺えました。

はじめは緊張した様子で聞いていた子どもたち。しかし、読み手の皆さん自身が楽しんでいることが伝わったのか、しだいにリラックスモードへ。

そして、「たべられた やまんば」では、思わず、お話に登場してくる小僧や和尚さんの動きを真似する様子も。完全に、読み手の皆さんが創り出す絵本の世界に入り込んでしまいましたね。

積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、イラストが1枚ずつ紹介されていき、最終的には8枚まで増えていきます。その度にお話をはじめから復唱していくという内容。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさんが飼っている、馬のおしりからポトンと落ちた、馬糞に、たかったハエを、食べたニワトリ、その一部終始を、ずっと見ていたお地蔵さん」となっていきました。

けっこう頭を使うので、子どもたちも必死にです!

さらこの積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、ロシアの工芸品マトリョーシカを彷彿とする技!が紹介されました。三角形の筒の中から、次のイラストがどんどん登場してきたのです。これには子どもたちも興味津々。途中、机のサイズの都合で馬のイラストが分断されるハプニングもありましたが、次に出てくる絵を知っているのに、「うわ~また出た!」「やっぱり出てきた!」との反応が新鮮でしたね。

そして、今日の記念として、ボランティアの皆さんからのプレゼント。内容は、最後に読んでいただいた「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「色を塗りながら、おうちでもまた楽しんでね!」とのメッセージをいただきました。

ボランティアの皆さん、本日も子どもたちの心の栄養と頭の体操の時間を見事につくっていただきありがとうございました。次回は、9月に3年生対象とのこと。どうぞよろしくお願いいたします。