こんなことがありました。

出来事

「卒業式」にむけた準備がはじまりました!

【今日のカウントダウンカレンダー】

 卒業まで残り25日の今日、いよいよ3年生の卒業式に向けた準備が始まりました。

 今日は卒業式の意義についての講話、流れの確認、基本的な礼法の指導がありました。義務教育が修了する中学校の卒業式は、学校にとって最も重要な行事であり、意義深いものです。新型コロナウイルスの影響により制限があるなかでの卒業式となりますが、感動的で、主役である子どもたちが希望を胸に巣立っていけるような式にしたいと思っています。今日の集会も、例年とは違った座席の距離・配置で行われました。

 

 また、来月の今日は県立高等学校入学者選抜試験(前期選抜)の学力検査日です。つまり、入試まで残り1ヶ月となりました。希望進路の実現のため、学習面でも全力でサポートしていきます!

 3年生のみなさん、まずは健康第一で頑張っていきましょう。

御礼~上野さん来校の記事が福島民友さんに掲載

 先週の金曜日に行われたサクソフォン奏者の上野耕平さんによる木管8重奏チームへのワンポイントアドバイス。2月1日(月)付けの福島民友さんの紙面でご紹介いただきました。お忙しいところ取材にお越しいただきありがとうございました!

今日から2月!

 新年を迎え、あっという間に1ヶ月が過ぎました。今日から2月です。3年生の県立高校入試に向けての準備も本格化します。とにかく、まずは受験当日、そして卒業まで、体調を万全にして乗り切っていきましょう! 今週も放送朝会からのスタートです。

【放送朝会に先立ち、表彰を行いました】

〇福島県アンサンブルコンテスト打楽器四重奏 銀賞(代表)

〇福島県アンサンブルコンテスト金管八重奏 銀賞(代表)

〇福島県アンサンブルコンテスト木管八重奏 銀賞(代表)

〇「ふくしまを十七字で奏でよう」絆部門 佳作 *学校賞も受賞

 

【週番から今週の目標発表】

*授業に真剣に取り組み、学習を充実させましょう!

 

 今週の講話は2学年が担当です。

 明日が節分ということで、節分のお話でした。今年は明日2月2日が節分となりますが、これは124年ぶりということです。鬼を追い払うというのは、もともと「疫病を退散すること」、「心の中にある欲、うらみ、つらみなどをなくすこと」だったということです。みなさんも、これらを願って明日の節分を迎えましょう。新型コロナは早く退散したいですね!

 

 

 

チャリティー・ムービー・プロジェクト(5)生徒コメント

 コロナ禍の中で大変な思いをしている全国のNPO法人を支援するために、動画制作や募金活動を行った「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。6か月にわたる活動を評価されて見事に最優秀賞を受賞した2年生チームの3人からコメントが届きましたのでご紹介します。

☆クラウンりーちゃん(左)

 まさか自分たちが最優秀賞を頂けるとは思っていませんでした。今回のボランティアを通して寄付の大変さや、誰が見てもわかりやすい動画、コロナで大変な想いをしている方々が沢山いる事をよく学ぶことが出来ました。学校でやった寄付でも学年関係なく沢山の方々が寄付をしてくれてとても嬉しかったです!凄く良い思い出になりました!ありがとうございました!

 

☆クラウンかなちゃん(中)

 今回最優秀賞という賞をとれたことが信じられないくらいとても嬉しいです。動画を制作する中で悩む事もたくさんありましたがみんなで協力してこのような動画を作り上げることができました。そして今回このような賞をとれたのはたくさんの先生方や生徒の皆さんが応援してくれて、さらには寄付にもご協力してくださったおかげです。協力してくださった皆さんに心から感謝しています。また、この活動は、私にとってとてもいい経験になりました。もし、これからもこのような活動に参加できる機会があれば是非挑戦してみたいです!本当にありがとうございました!!

 

☆クラウンここちゃん(右)

 今回私たちは、伝えたいことと感じたことをどんな人が見てもわかるように頑張って作ったので、その想いがたくさんの人に伝わりとても嬉しかったです。さらには最優秀賞という大きな賞もいただけて、応援してくださった先生方、生徒のみなさんに心から感謝したいです。本当にありがとうございました。ところで、私がボランティア活動に参加したのは1年生の時に「光のさくらまつり」点灯式のお手伝いに参加したのがきっかけです。今年はコロナの影響で参加できるボランティア活動がなくなってしまいましたが、このようにオンラインでも参加できるかたちがあるのだと初めて知りました。ぜひみなさんにも、ボランティア活動について興味を持っていただけると嬉しいです。

 

 

サプライズ!上野耕平さんが平三中に来校!

 1月29日(金)の6校時目が終わり、今週の授業もすべてが終了。部活動そして週末を迎えるばかり…といつもの学校生活を送っていた平三中。そこに何と、大人気のサクソフォン奏者である上野耕平さんが来校しました!

 上野耕平さんはサクソフォン奏者として幅広く音楽活動をされており、コンサート活動はもちろん「題名のない音楽会」などのテレビ番組でその素晴らしい演奏をお聴きになった方も多いはず。また鉄道好きでも有名で、今週月曜には「妄想トレイン」のオンエアがあったばかりです。実は、1月30日(土)にアリオス大ホールで行われる「宮川彬良×ぱんだウィンドオーストラコンサート/ソリスト上野耕平」のためにいわきに滞在中で、8月のトークショーに平三中吹奏楽部の生徒が多数参加したのがきっかけで、今回の訪問&木管8重奏メンバーへのワンポイントレッスンが実現したのです。

 さっそくレッスンがスタート。先日行われたアンサンブルコンテストで県大会に出場したメンバーが上野さんに演奏を披露します。

 はじめは腰を下ろして助言をしてくださった上野さんですが、アンサンブルの音作りやひとりひとりの表現については、身振り手振りをまじえて熱いご指導をしてくださいました。「水墨画を見て感じたものは?」「音のイメージが他のメンバーと同じってこと?」… けっして妥協せずに音を追求する姿勢に、生徒たちの心は大いに揺さぶられました

 ひとつひとつの助言が実に明瞭で、説得力のある言葉となって生徒たちに伝わっていきます。「暗譜するより大事なことがある」「心に抱いている怒りを音にしてみよう」…上野さんのアドバイスによって8人の演奏がすぐさま変容していく様子に、見学していた他の吹奏楽部員も驚きの表情を見せていました。

 最後に木管八重奏のメンバーでもある吹奏楽部部長がお礼の言葉を述べてこの日のレッスンは終了。この後すぐに翌日のコンサートに向けたリハーサルが行われるという多忙のスケジュールにもかかわらず、わざわざ足をお運びくださった上野耕平さん、本当に貴重な体験をありがとうございました!

1年生から3年生へ、心温まるプレゼント!

 1月最後の登校日である本日、1年生から3年生へ心温まるプレゼントの贈呈がありました!

 来週から2月に入りますが、卒業までのカウントダウンを表した日めくりカレンダーです。1年生のみなさんが、一日一日心を込めてイラストやメッセージを描き、あおぞら学級、たいよう学級を含めた7学級に贈呈されました。

 とても素敵なカレンダーができあがりましたが、卒業までの日数が減っていくのは寂しいものですね。特に、3年生のみなさんと担任の先生は、日に日にそれを強く感じることでしょう。

 来週の月曜日になると、学校に登校するのは27日になります。楽しく充実した毎日にしましょう!

 

チャリティー・ムービー・プロジェクト(4)最優秀賞!

 1月23日(日)に最後のウェブ・ミーティングが行われた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。中高生が動画制作などを通してコロナ禍でたいへんな思いをしている全国のNPO法人の方々を支援する取り組みです。この日は8月から半年にわたる活動の振り返りを行いましたが、最後には各チームの頑張りをたたえる表彰式が行われました。協賛企業賞3チーム、優秀賞4チームの発表の後、いよいよ最優秀賞の発表です。動画の完成度や視聴回数はもちろん、寄付活動への取り組みや広報活動の実施などを総合的に評価するものです。画面に表示されたのは…

 最優秀賞は何と平三中の2年生チーム! まったく予期しなかった受賞に、生徒たちの興奮はMAXです!

 改めて動画が紹介された後、日本フィランソロピー協会理事長の高橋さんから講評をいただきました。

 そして最後に生徒が受賞の感想を述べましたが、まず 最初に口に出たのは「感謝」の言葉。この気持ちこそがいちばん審査員の方々の心を動かしたのかもしれませんね。全国から参加した約20チームの中から最優秀賞に選ばれた2年生のみなさん、本当におめでとう!

月例のFM出演が終わりました!

 毎月最終火曜日にFMいわきさんの人気番組「とびベティのヨーロソーアタック!」に出演して、7月から取り組んでいるエネルギープロジェクトについて報告を行っている平三中の2年生。2021年になって第1回目となる通算5回目の出演が先ほど終わりました。といっても今までとはちょっと勝手が違います。生徒たちがいるのは何と校長室!感染症拡大防止のため、今回はいつものスタジオではなく電話での生出演となったのです。

 今回は、1月上旬にいわき市内で震災について学習した様子と、半年間の活動の成果を5分間にまとめた映像作品の概要を報告します。まずはスタジオと電話を繋いでの打合せが行われました。

 そしていよいよい本番を迎えましたが、校長室という場所に緊張したのか、あるいはいつもスタジオで雰囲気を和ませてくれる飛田さんやベティさんが目の前にいないせいか、いつになく硬い表情を見せる二人。しかしその時救世主が!2人がお世話になっている2年生の先生方が乱入…いや飛び入りして生徒たちをリラックスさせてくれたのです!急な登場に慌てながらも、すっかり2人はいつもの笑顔に。今までの活動を通して得た貴重な体験やたくさんの方々との出会いについて語ってくれました。

 こうしてこの日の出演も無事終了。この後生徒たちは3月11日の活動成果発表の準備へと入ります。生放送のラジオ出演で鍛えられた度胸、そして何よりも今まで積み上げてきた経験を生かして立派な発表にしてくださいね。お疲れさまでした!

 なお、この後23:00からは番組の再放送もあります。どうぞお聴きください。

本日19時から!~FMいわき定例出演~

 毎月最終火曜日にFMいわきさんの人気番組「とびベティのヨーロソーアタック!」に出演してエネルギープロジェクトの報告をしている平三中2年生。今日1月26日(火)は5回目の出演日となります。今回報告するのは、1月上旬に実施した「市内スタディーツアー」で震災関連の施設を訪れた時の様子です。「アクアマリンふくしま」さんや「いわき震災伝承みらい館」さんでいったい何を学び何を感じたのか報告します。

 それから、約6か月に渡る活動の様子を5分間の番組にまとめた映像作品「2030年エネルギーの旅」についての紹介もあります

 オンエアは19:00からです。どうぞお楽しみに!

 

 

技術・家庭科の授業研究

 本日は、技術・家庭科「技術」の授業研究を行いました。

 学習内容は木材加工。最近は、簡単に組み立てられる教材を使って実習を行う学校が多いですが、本校は1枚板から本立ての制作を行っています。けがき(板に線を引く)、切断、切断面の処理、組み立て、仕上げという工程で行います。本時は、切断面をかんなで削って処理する作業です。

 子どもたちは、お互いに補助したり、確認し合ったりしながら、協力的に作業を進めていました。

 

チャリティー・ムービー・プロジェクト(3)企業賞受賞!

 半年間にわたってNPO法人を支援しようと活動してきた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。1月23日(土)にウェブ会議が行われ、ふりかえりやNPO法人の方々からのねぎらいの言葉がありましたが、最後に行われたのは表彰式。生徒たちは活動の認定書をいただけるのかな?と思っていたようですが、協賛企業やプロジェクトに関わってきた方々が審査した立派な賞だったことにビックリ。そして企業ボランティアの方が活動当初から参加していた「ジョンソン&ジョンソン日本法人グループ賞」に平三中1年生チームが選ばれてまたまたビックリ!全国から参加しているたくさんのボランティアチームの中から、支援動画の完成度や集めた寄付金額はもちろん、広報活動や募金活動などの取り組みを総合的に判断しての受賞です。

 発表に続いて、制作した85秒の動画が流れました。自分たちらしさを出すために苦労した日々が思い出されます。今までの苦労が報われて良かったですね!

 上映後には喜びのコメントを述べた1年生の生徒たち。今回の経験を生かして、また次のステップに飛躍してほしいものです。おめでとう!

週のはじまり

放送朝会から1週間のはじまりです。

 放送朝会に先立ち、賞状の伝達を行いました。

 〇県春季選抜Jrシングルステニス選手権大会 第1位、第2位

 

 今週の講話は3学年が当番です。講話の内容は「挨拶の大切さ」でした。人の印象は、出会って数秒で決まることもあります。挨拶が人の印象を決定づけることもあります。面接のために練習するというのではなく、社会に出た際の当たり前である挨拶を日頃から大切にしたいですね。

 

2つの授業研究が行われました。

【1年2組 美術】

 鑑賞の授業でした。造形的なよさや美しさ、描かれている情景に込められた作者の意図や工夫を感じ取ることがねらいです。子どもたちは、自分の考えをしっかりもつとともに、級友の発表などから多様な見方や考え方を感じていたようでした。

【2年4組 数学】

 「確率」の学習でした。2種類のくじのうち、あたりやすいのはどちらかを予想し、その根拠を説明するのが主な活動です。子どもたちは非常に意欲的に学習に取り組み、1年生の美術と同様に、他生徒のいろいろな考えにふれて、自分の考えや理解を深めていたようでした。

チャリティー・ムービー・プロジェクト(2)ねぎらい

 1月23日(土)に行われた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」最後のウェブ会議。生徒ひとりひとり、そして各チームのふりかえりが終わった後に、それぞれ支援したNPO法人の代表の方からねぎらいの言葉をいただきました。はじめは何もわからない状態だったにもかかわらず、NPO法人の活動内容や目指すもの、そして今困っていることなどを丁寧に教えてくださった方々です。もちろん直接お会いしたことはありませんが、何度となくウェブ上でお話をさせていただくうちに、多くのことを学ぶと同時に生徒たちはすっかり親近感を抱いだようです

 1年生チームは「多摩草むらの会」さんからメッセージをいただきました。

 2年生チームがいただいたのは、大阪の「日本クリニクラウン協会」さんからのメッセージです。

 応援したNPO法人の方々とのトークルームも終了し、再び参加者全員がミーティングに戻ってきました。この後はいよいよ表彰式。その様子は次回詳しくお伝えします。

 

チャリティー・ムービー・プロジェクト(1)ふりかえり

 8月に参加を決めてから約半年にわたって活動をしてきた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」コロナ禍の中で活動が制限されて大変な思いをしている全国のNPO法人を応援しようという取り組みです。1月23日(土)のウェブ会議にて活動終了ということで、1年生5名と2年生3名がそれぞれの教室で参加しました。ここまでたくさんの方にお世話になったということで、2年生の黒板には「Thank you」のメッセージがありました。

 もちろん学校にはまだWi-Fi環境が整備されていません。いつものように企業の方から機材などの提供を受けての参加です。

 まずは6か月に及んだ活動のふりかえりを行いました。長い活動の間には、テンションが上がるときもあれば思うように進まずに落ち込むこともありました。ひとりひとりがチャートを見せながらこれまでの活動を評価しました。

 支援してきたNPO法人の方とのチャットや表彰式など、まだまだウェブ会議は続きます。この後の様子はまたのちほどお伝えします。

 

速報!NPO法人応援プロジェクトでW受賞!

  8月から取り組んできた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。コロナ禍で活動が制限されているNPO法人を応援する活動ですが、先ほど行われた寄付金贈呈式および制作動画の表彰式で、1年生チームと2年生チームがダブル受賞を果たしました!

  表彰式などの様子は、後ほど詳しくご報告しますのでお楽しみに。

教員のICT研修を実施しました。

 GIGAスクール構想により、本校でも生徒一人1台のPC配備とWi-Fi環境の整備に向けて、連日、工事が続けられています。過日お知らせしたように、すべての教室に電子黒板が配備され、本校教員は慣れないながらも積極的な活用に努めています。

 今後は、ICT機器の充実により、教育全体が大きく様変わりすると思います。それらに少しでも対応するため、本日は生徒が下校した後、PC室においてICT活用に関する研修を行いました。月に2回来校されるICTサポーターの渡辺さんを講師に、教育用PCのソフトの活用について理解を深めました。ここがスタートであり、教員も日々勉強が必要です!

(研修を受けている先生方の様子は・・・・ちょっと?年をとった生徒のようでした 笑)

 

読書のすすめ

 本日、昼の放送で図書常任委員から、図書室の利用再開と新刊図書入荷のお知らせがありました。みなさんは積極的に本を読んでいますか? インターネットの普及により本を読む生徒の割合は全国的に減少傾向にあります。電子書籍というものもありますが、やはり紙の本にはそれならではの「よさ」がありますね? みなさん、本を読みましょう!

【図書室は明るく、清潔に保たれています。】

【学校司書の先生のご尽力により、図書室前には新刊図書の紹介があります。ぜひ、見てみてください!】

【図書室内の新刊コーナー。今日、新刊コーナーの本はかなりの数が貸し出されたそうです。】

【本校には、用務員の蓬田さんから寄贈された本のコーナーもあります。ありがたいですね。】

【図書常任委員のみなさんからの「お薦め」コーナー。常任委員お薦めの本について工夫を凝らして書いてくれています。】

寒い中、ご来校いただきありがとうございました。

 本日から、今年度最後のPTAあいさつ運動が始まりました。気温が氷点下の早朝から、本日はPTA本部役員の皆様と1学年の厚生委員の皆様にご来校いただきました。今年度は、新型コロナウイルスの影響でPTA活動も様々な制約がありますが、実施可能なことを続けております。皆様のご協力に感謝いたします。

 

 また、今日から3年生の最終三者懇談(希望者)がはじまり、午後から保護者の皆様に来校いただいています。希望進路の最終確認と相談が主な内容になると思います。十分に話し合いをされて、その後は実現に向けて最善を尽くしましょう。応援しています!

桜の絆~西本理事長と1か月ぶりの再会

 1月19日(火)の放課後、NPO法人ハッピーロードネットの西本由美子理事長が平三中にお越しくださいました。西本さんは震災に負けず、強く美しく前向きに生きる「ふくしまのハンサム・ウーマン」第1号に認定された方で、国道6号沿いを桜並木でいっぱいにしようという活動は、福島県の道徳教材にも取り上げられています。

 平三中とつながりも長く、昨年度は全校生徒を対象に「いのちの教育講演会」の講師として来校されたほか、3月に行われる桜の植樹活動には毎年数多くの生徒たちが参加しています。今回はとあるプロジェクトの打合せでいらっしゃったのですが、その話を聞きつけた2年生5名が「どうしてもご挨拶したい!」と校長室にやってきました。というのも、12月に広野町で行われた清掃活動および風船イベントでたいへんお世話になっており、ぜひその時の御礼を言いたかったのです。1か月前の出来事でしたが、当日の澄みきった青空や、黙々と取り組んだゴミ拾いのボランティア活動、そして差し入れでいただいたなみえ焼きそばや大判焼きの美味しさ(笑)の思い出話に花を咲かせました。

 そして話はいよいよ本題へ。実は今までの桜の植樹の様子や参加者が心を込めて書いたメッセージが1冊の本にまとめられたのですが、その映像版を制作するにあたって「メッセージの朗読録音にぜひ平三中生に参加してほしい!」とお声掛けいただいたのです。

 もちろん生徒たちは大喜び。そして嬉しさと同時に、ずっと後世に残るメッセージを自分たちが読むという責任の大きさも感じていたようです。実は西本さんとは先月の広野町での活動以外にもたくさんのつながりがあります。駅前で行われた光のさくらまつり点灯式で偶然出会ったり、キャリア教育の一環で訪れたJヴィレッジで案内してくださった方が西本さんとお付き合いの長い方だったり、桜の植樹にも参加していた平三中の放送の先輩が今回のプロジェクトに参加していたり…と、枚挙に暇がありません。桜を通して様々な方々とつながっていく生徒たちの故郷への思い。まもなくあの日から10年が経ちますが、震災を知らない生徒たちにも復興を願う気持ちは確実に受け継がれているようです。