こんなことがありました。

サプライズ!上野耕平さんが平三中に来校!

 1月29日(金)の6校時目が終わり、今週の授業もすべてが終了。部活動そして週末を迎えるばかり…といつもの学校生活を送っていた平三中。そこに何と、大人気のサクソフォン奏者である上野耕平さんが来校しました!

 上野耕平さんはサクソフォン奏者として幅広く音楽活動をされており、コンサート活動はもちろん「題名のない音楽会」などのテレビ番組でその素晴らしい演奏をお聴きになった方も多いはず。また鉄道好きでも有名で、今週月曜には「妄想トレイン」のオンエアがあったばかりです。実は、1月30日(土)にアリオス大ホールで行われる「宮川彬良×ぱんだウィンドオーストラコンサート/ソリスト上野耕平」のためにいわきに滞在中で、8月のトークショーに平三中吹奏楽部の生徒が多数参加したのがきっかけで、今回の訪問&木管8重奏メンバーへのワンポイントレッスンが実現したのです。

 さっそくレッスンがスタート。先日行われたアンサンブルコンテストで県大会に出場したメンバーが上野さんに演奏を披露します。

 はじめは腰を下ろして助言をしてくださった上野さんですが、アンサンブルの音作りやひとりひとりの表現については、身振り手振りをまじえて熱いご指導をしてくださいました。「水墨画を見て感じたものは?」「音のイメージが他のメンバーと同じってこと?」… けっして妥協せずに音を追求する姿勢に、生徒たちの心は大いに揺さぶられました

 ひとつひとつの助言が実に明瞭で、説得力のある言葉となって生徒たちに伝わっていきます。「暗譜するより大事なことがある」「心に抱いている怒りを音にしてみよう」…上野さんのアドバイスによって8人の演奏がすぐさま変容していく様子に、見学していた他の吹奏楽部員も驚きの表情を見せていました。

 最後に木管八重奏のメンバーでもある吹奏楽部部長がお礼の言葉を述べてこの日のレッスンは終了。この後すぐに翌日のコンサートに向けたリハーサルが行われるという多忙のスケジュールにもかかわらず、わざわざ足をお運びくださった上野耕平さん、本当に貴重な体験をありがとうございました!