出来事

9月7日 図工「音のする絵」

一昨日のおでかけアリオスからよい刺激を受けたか否か。

6年生の取り組んでいる図工の題材は「音のする絵」です。

様々な感情や情景を音楽で表現することを学んだ子供たちでしたが、今度はその音を絵で表現するのです。様々な表情を持たせるためか、線で表す子が多かったようです。色や太さ、長さ、なめらかさ、はげしさ・・・。一人一人が自分だけの「音のする絵」を描き表していく様子はまさに高学年らしく、多様性を感じるものでした。

9月5日 おでかけアリオス

「おでかけアリオス」とは、いわきアリオスの事業の一つで、アリオススタッフがアーティストと一緒に市内の小中学校を訪れ、本物の芸術に間近で接する機会を提供する、といったものです。我々からすると、学校にいながら本物の芸術に間近で触れることのできる良い機会です。全学年対象とはせず、対象学級を少なくすることで、手の届きそうな距離で鑑賞することができるのが最大の魅力です。

今回はチェロとコントラバスのユニット「伊達LOW Strings(だてロー・ストリングス)」のお二人が、本校6年生38名を対象にコンサートを開いてくださいました。コントラバス奏者の名和先生はいわき市出身だそうです。

曲の演奏だけでなく、楽器の説明や代表児童の演奏体験、ベースラインだけで曲を当てるクイズなど様々なプログラムがあり、あっという間の一時間でした。

なかでもそのすごさを感じたのは、即興演奏です。その場で指名された6年生児童から出されたお題は「鳥のいない鳥かご」でした。チェロの吉岡先生は、わずか1分もしないうちに「では」と演奏を始めます。吉岡先生の演奏した即興曲は「明るい雰囲気(過去に鳥を飼っていた)」→「ややさみしい雰囲気(現在鳥はいない)」の構成で演奏され、ストーリー性のある演奏に子供達も驚きを隠せません。テーマの雰囲気がしっかりと伝わるのです。その後も同様に児童からその場で出された「何かを炒めている」や「絶望」のテーマに対して即興曲を披露されました。

 

「チェロやコントラバスはなかなか主役になることはない楽器だけれど、低音が加わることで曲や音楽に深さを与えることのできる楽器」「目立つ主役だけでなく、それを横や陰で支える役割も大事な存在である」といった名和先生の言葉に数名の子が深くうなずいていたのが印象的でした。

 

両名の先生、素敵な演奏をありがとうございました。

アリオスの方々、よい機会を提供くださり、ありがとうございました。

9月5日 熱中症予防

今日はついに体育館の「熱中症計」で「危険」が表示されました。

昨日の大雨による湿気が大きな要因でしょうか。風もなく、サウナのような空気が体をまとわりつくような一日でしたので、大休憩は外遊びを中止としました。各学年ではどんな過ごし方をしていたのでしょうか・・・。

読書、お絵かき、粘土遊び、折り紙、演奏、タブレットで都道府県クイズ、読書の記録・・・と思い思いの過ごし方ができていました。

9月1日 赤井中学校生徒による職場体験

9月1日、赤井中学校生徒が1名、職場体験活動として本校に来てくれました。

本校の卒業生です。数年前は児童という立場で過ごした赤井小学校、今回は教員という視点で一日を体験するという活動です。2年1組で担任の手伝いをしてくれました。

小学校では一人の教員が複数の教科を受け持っています。授業の準備や片付け、丸付けなどをしていると休み時間はあっという間になくなります。それでも子供たちの頑張りや成長を間近で感じられる学校現場には「やりがい」や「教師としての喜び」が随所にあります。少しでも感じてもらえたならうれしいです。

9月1日 避難訓練

9月1日。

100年前、関東大震災が起こった日です。10万人を超す死者・行方不明者を出した、とても規模の大きな地震災害です。

地震によって引き起こされた災害を振り返ってみると、東日本大震災で最も被害が多かったのは津波によるものです。阪神淡路大震災では建物の倒壊によるものでした。睡眠中の方が多い未明に発生しました。関東大震災では火災によるものが多かったそうです。正午前の発生ですから昼食の準備中でしょう、かまどで燃えていた火が木造住宅に燃え移り、火事は3日間続いたそうです。

一口に地震といってもその震源地や発生時刻等の状況によって引き起こされる災害は実に多様です。よりよい判断や行動ができるよう、本日は避難訓練を行いました。

2分10秒で全員の避難が完了しました。一人一人が自分事として取り組んだ成果です。素晴らしい!

炎天下のため、すぐに校舎内に戻り、事後指導は各教室で行いました。

 

その後、6年生は「消火器訓練」を体験しました。平消防署からお借りした「水消火器」を使いました。