2024年8月の記事一覧

授業実践講座(小中学校:特別活動)

 8月1日(木)「授業実践講座(小中学校:特別活動)を実施しました。学校法人八王子学園なかよし幼稚園長の清水弘美先生を講師としてお招きしました。

 子供が主役の特別活動を効果的に実践していくための多くの手立てを、実践例をもとにして理論的にお話いただきました。

 特活4K+1(子供が「感じる・考える・行動する・共有する」+教師の「環境作り」)のアイディアを生み出すグループワークを、演習として行いました。

 質問にも丁寧に答えていただきました。清水先生に、「答えられないことはない」のだそうです。

 特別活動は、特別な活動ではなく、「学び・生き方の基盤を作る活動」「全ての教師が取り組むべき活動」という話もいただきました。「行動すれば結果が出ます」という清水先生の言葉に背中を押され、2学期の実践に向けて意欲を高めていた受講者の姿が見られました。

授業づくり講座

 8月1日(木)文化センター大ホールにおいて、授業づくり講座が実施されました。講師には、明星小学校長 細水保宏先生をお招きし、『「主体的・対話的で、深い学び」を意識した授業づくりについて』をテーマに講義をいただきました。

 授業で大切なこと、授業力の鍛え方、授業づくりのポイントなどを、算数科の授業を例に、わかりやすく丁寧に説明していただきました。

 ステージに上がって実際に受講者が説明する場面もあり、大ホールの研修者が一体となって研修に取り組む姿が見られました。

研修で学んだことを2学期からの授業に役立てていきたいと思います。

カウンセリング講座

 7月31日(水)にカウンセリング講座を実施しました。いわき市こころの支援アドバイザーを講師として、「児童生徒の心に寄り添うカウンセリング」について講義・演習を行いました。

  講義ではカウンセリング理論について理解を深めました。また、演習では、カウンセリング時の話しやすい位置関係や、話の聞き方、応答の仕方などを学びました。

 さらに、エゴグラムを実施し、自身の考え方・話し方の傾向を知る体験をしました。聞き手の考え方・発言の傾向も人それぞれであるということを踏まえた上で、「自分は相談者にどのような関わり方をしていけばよいのか」ということについて考えを深める研修となりました。

 児童生徒は自己実現に向けて、様々なことに取り組んでいます。その過程の中で学校内外で少なからず悩みや不安、ストレスを抱えています。本研修を生かし、児童生徒の悩みや不安をキャッチし、教育相談の等を通して、前向きに解消できるよう支援していきたいと思います。