2024年2月の記事一覧

2月19日 日本の伝統文化に触れる

6年生の音楽の時間、「越天楽今様」という曲が教科書に載っています。

古くから日本に伝わる曲ですが、歌ったりリコーダーで演奏したりする内容で扱われています。

しかしリコーダーは現代楽器かつ西洋楽器。そのままでは雅楽の雰囲気を出すことが難しそうです。

そこで、少しでもイメージの手助けになればと、6年生を対象に「篠笛教室」を開催しました。

リコーダーとの類似点や相違点を見つけたり、数字譜について学んだり。希望者による体験コーナーも行いました。

初めてにもかかわらず、5人の中で1人だけ音を鳴らすことができました!

最後は笛太鼓の曲に合わせてプチ演奏会を行いました。少しは篠笛の特徴がつかめたかな?

 

さて、給食の時間。

今日から6年生と校長との会食を行います。

コロナ禍以降、普段の教室では黙食から抜け出すことはまだ難しいですが、校長室での会食は食事の妨げにならない程度の会話はOK。会話と共に食事を楽しむことを目的としています。

緊張などで会話が弾まなかったら・・・と初めは心配していましたが、初めから最後まで笑い声が絶えることはなく、あっという間の30分でした。

 

そして5校時目

本校に毎年来てくださっている特別非常勤講師の白木先生による歌唱指導を行いました。今日は2回目です。

卒業式の中で歌う歌をよりよいものにすべく、具体的なアドバイスをいただきながら練習しました。

ただ歌うのではなく、歌声を響かせる。先生のご指導はまるで魔法のように子供たちの気持ちを作り上げていきます。先生、ご指導ありがとうございます。

2月16日 登校班会議

年度末が近づき、新年度に向けた準備が少しずつ始まっています。

今日は、集団登校の反省と、新年度の班についての確認をしました。

新しい班では6年生がいなくなり、新たに5年生(班によってはそれ以下の学年の人)が班長になります。

また、新1年生が入ってくる班もあります。

これまでリーダーを務めてくれた6年生をねぎらうとともに、新しい班長のもとで並び方などの確認をしました。

2月26日(月)より、新しい班長による集団登校を行います。その日からは6年生は班の最後尾で見守りをします。5年生は次期リーダーとして、誇りをもって取り組んでほしいです。頼りにしているよ!

2月15日 学力テスト

今日は全学年で国語と算数の2教科の学力テストを行いました。いつもの単元ワークテストとは異なり、出題範囲が広かったり、問題が冊子になっていたり・・・と雰囲気がだいぶ違います。

学力テストの問題は応用力や活用力が問われることが多く、知識だけでは答えられないことも。さて児童のみんな、どうだったでしょうか。

 

学力テストが終わったらまた普段の授業を行いました。テスト終わりの開放感が感じられます。

 

4年生は、昨年春から継続して観察してきた樹木について、最近の様子を写真におさめています。

校庭の桜の木には、つぼみがたくさん見られました。春が近くまでやってきたことを感じます。

2月14日 赤井方部会様より寄贈本をいただきました

赤井方部会様より、本校の150周年をお祝いしたいというありがたいご提案があり、この度、総合百科事典「ポプラディア」(全18巻)の寄贈がありました。

百科事典は巻数が多く、他の本をあきらめてまで買うのは・・・となかなか手が出せない本です。

そのため、本校の図書室にあったのはだいぶ古い版のもので、今の時代にはそぐわない内容も。

ですから、この度の最新版の寄贈はとてもありがたいお話です。

早速学校図書館の棚に並べました。

現代社会では調べものといえばインターネットが主流ですが、情報量も多く、虚実がないまぜになっていることもあるため、かえって知りたいことにたどり着けないこともあります。

その点、百科事典は児童生徒向けの分かりやすい言葉で、知りたいことの概要を教えてくれます。調べ学習の第一歩にはうってつけです。興味の幅を広げることもできます。

 

いつも学校を温かく見守り、支えてくださる地域の皆さんからのありがたい贈り物、どんどん活用していきたいと思います。本当にありがとうございました。

2月13日 伝えるということ

6年生の社会科での一コマ。

世界の国々の中から自分が調べたい国を選び、これまで調べ学習をしてきました。

今日はまとめた内容について発表する時間です。まとめるにあたってはタブレット端末も活用してきました。

出典元も明らかにするなど、調べ学習をする上でのルールやマナーもしっかりと守られています。

発表を聞く中で、とてもうれしい姿が見られました。

それは、発表する人がきちんと「相手意識」をもって伝えていたことです。

このような発表会では、調べた人自身が情報源の情報をしっかりと理解しないままに、内容を丸写しして伝えてしまうことが往々にして起こります。発表している人も自分の言葉で語っていないので、聞いている人にもあまり伝わりません。

しかし、今日の6年生の発表では聞いている人が興味をもつようなクイズを取り入れたり、聞く人の反応を見ながら自分の言葉で伝えたりして、内容がしっかりと吟味されていました。さすがは6年生です。こういう発表なら聞く人も楽しく聞けるので、発表する人、発表を聞く人のどちらにもよい学びになっていたのではないでしょうか。