中央台南中学校 Chuodaiminami Junior High School
1年生の総合的な学習で、SDGsや再生可能エネルギーについて探求しているグループは、5・6校時に一般社団法人LITAの代表理事である島村守彦様を講師にお迎えして、体験学習を行いました。
一般社団法人LITAは、電気が高くて使えないネパールにソーラーパネル(太陽電池)や子どもたちが使うソーラーライトを寄贈する活動などを行っています。ネパールは裕福な国ではないにもかかわらず、東日本大震災の時にたくさんの支援をしてくれて、いわき市にも大型トラック3台でカレー1200食、水、子どものおもちゃなどを届けてくださったそうです。それらの厚意に感謝の気持ちを伝えようと始まった活動です。
今日は、ネパールへの支援のいきさつやネパールの子どもたちの生活、太陽電池などの再生可能エネルギーについての基礎知識を学び、その後、ネパールの子どもたちに贈るソーラーライトの製作をお手伝いしました。島村様やサポートの方の指導を受けながら、基盤に様々なパーツをハンダで固定し、ソーラーライトの基礎部分を作りました。ネパールの子どもたちには完成品を贈るのではなく、完成させる作業は現地の子どもたちに行わせるそうです。そのことにより、ソーラーライトの仕組みを理解させ、故障した時にも自分で直せるようにしているとのことでした。1年生の子どもたちは慣れない作業に苦戦していましたが、何とかネパールの子どもたちの役に立とうと熱心に作業に取り組んでいました。とても貴重な学びができました。
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