草野中学校の様子

2021年11月の記事一覧

火災想定での避難訓練

11月2日(火)今日の避難訓練は,火災想定で実施しました。校舎内から全員が校庭に避難し,人員報告が終了するまでに要した時間は,2分46秒でした。本校の規模としては,かなり迅速な避難でした。

火災避難で注意すべきことは次の4点です。

1火の粉や落下物から頭部を保護するために帽子などを被る。

2煙を吸わないために,口を覆う。姿勢を低くして逃げる。(一酸化炭素中毒を起こさないために…)

3将棋倒しにならないように押さない,駆けないなど配慮して逃げる。

4延焼を抑えるために,窓は閉めて逃げる。(空気の通り道を遮断するために…)

 

火災や自然災害は,いつ,どこでも起こる可能性があります。避難経路が遮断されたり,大人の指示が届かなかったりすることも考えられます。そのような場合に指示を待っていたら逃げ遅れることにもなってしまいます。

いかに素早く自分の身を守る行動をとれるか,一人ひとりの判断が求められます。そして,中学生であれば周囲の人の避難も手助けできる年代です。生徒たちには,自分の身を守りつつ周囲の人の命も守れる人であってほしいと思います。

地理分野の『見方・考え方』を広げる授業

11月1日(月)5校時に2年社会の研究授業がありました。

前時に中部地方の自然環境について学習した内容を踏まえつつ,本時では,東海・中央高地・北陸の産業から農業と工業に絞り込んで,それぞれに予想することが課題として示されました。

生徒たちは,タブレット端末を駆使して,根拠を示しながら予想を立てていました。その後,同じ地域と産業を選んだ生徒同士で適度な距離に集まって,それぞれの予想を出し合いました。

意見を聞いて納得するケースもあれば,疑問を感じて質問を投げかけるケースもありました。単なる知識の獲得だけにとどまることなく,「なぜ,そう予想できるのか?」「そう考えた根拠は何?」そういった授業者からの発問や生徒同士による質問が,地理分野の『見方・考え方』を広げていきます。

本校では,「主体的・対話的で深い学び」を促すため,研究を重ね,授業力の向上に努めています。

なお,本日から「学校へ行こう週間」なので,草野小学校の先生や保護者の方にも参観いただきました。ありがとうございました。

今日から「学校へ行こう週間」

先週27日(水)から29日(金)にかけて修学旅行に出かけていた3年生が解団式を行いました。旅行の目標としていた「ALL  SMILE」を達成した生徒たちは,また一回り大きくなったように感じました。

解団式後も整然と教室に戻っていきました。そして,いつもどおりの日常が戻ってきました。

さて,今日から保護者の方を対象に「学校へ行こう週間」における授業公開をしています。すでに,ご案内したとおり今週の平日3校時から5校時までで事前予約した授業を参観いただけます。

受付は,正面玄関です。受付で検温・手指消毒・記名をお願いします。その後,参観者プレートをさげて参観願います。

参観後は,率直な感想をお寄せいただけるとありがたいです。