2024年10月の記事一覧

保幼小連携講座

 10月30日(水)に、小学校教員7名、幼稚園教員12名、保育所職員19名が教職員研修室に集まり、福島大学教授 宗形 潤子先生を講師として、保幼小連携講座が行われました。

 前半は「幼保小接続に関わって」と題して、小学校で求められている学びの姿や幼児教育の実態、子どもの権利、架け橋プログラムの理念と推進の仕方について、国の資料や宗形先生が実際に関わっている幼稚園・小学校の取組みを基に、研修者で共有をしました。

 後半は「秋の自然物を使った遊び」をテーマに、「各学校園で、どのような活動をしているのか」「そのときの子どもたちの様子はどうだったか」を伝え合いました。その上で、活動を行っている際に「教師(保育者)として大事にしていることは?」と、日頃の自分の教育活動を振り返る時間を設けました。

 振り返りの中では「子どもたちが自分のやりたい遊びを充実させられるようにしていきたい」「まずは年長児クラスだけでも小学校に行って交流ができたらいいなと感じました」という考えが出されるとともに、小学校と幼稚園・保育所が同じ視点で(目指す子どもの姿を共有して)教育活動を行っていくことの大切さを実感していることが窺えました。