こんなことがありました。

出来事

スタディーツアー・ファイナル!~いわき震災伝承みらい館

 冬休み期間を活用して市内の震災やエネルギー関連の施設を巡るスタディーツアーに出かけた平三中2年生の映像制作班。アクアマリンふくしまに続いて訪れたのは、いわき市でいちばん津波の被害が大きかった薄磯地区に昨年5月30日にオープンした「いわき震災伝承みらい館」さんです。

 東日本大震災が起こったときには3~4歳だった生徒たち。当時の詳しい様子は後で新聞やテレビで追体験したのみです。当時の津波が押し寄せたときの様子の写真や映像、そして当時の思いを語り継ぐ方々の言葉に大きな衝撃を受けたようです。また館内には調べ学習ができるようなワークシートも用意されており、生徒たちはひとつひとつの展示からたくさんのことを学ぶことができました

 特に生徒たちの目を釘付けにしたのは、かつてこの地に建っていた豊間中学校にあった黒板やピアノの展示です。地震と津波が襲ったのは、市内中学校で卒業式が行われた日の午後2時46分18秒。ちなみに現2年生が来年卒業式を迎えるのも3月11日の予定です。10年前の卒業生たちの想いを生徒たちはどのように受けとめたのでしょうか。

 その3月11日には、来館者たちが思いを込めて書いた黄色いフラッグが建物に掲げられるとのこと。その日生徒たちはラトブにてエネルギープロジェクトの全国発信プレゼンがあるため来館することはできませんが、今回訪問して感じたことをメッセージとして記入してスタッフの方に託しました。

 ふと気がつくと、予定の時間をはるかにオーバーして2時間以上も学習をさせていただきました。長い時間ていねいに説明してくださったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました!

 

スタディーツアー・ファイナル!~アクアマリンふくしま

 キャリア教育の一環として「エネルギーを通して これまでの10年とこれからの10年を考える」をテーマに2年生が取り組んできた活動もいよいよ大詰め。最終的には、震災からちょうど10年となる令和3年3月11日に実施する発表会がゴールとなりますが、その日を迎えるまでにまだまだ学びたいことはたくさんあります。今回は、8月の猛暑の時期から紅葉の秋、クリスマスのイルミネーションに彩られた師走の時期…と断続的に実施してきたスタディーツアーのファイナルとなる活動の様子をご紹介します。訪れたのは「アクアマリンふくしま」さん。12月に訪れた双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で、アクアマリンふくしまの建物内部で撮影された映像を見た生徒たちが「実際に足を運んで当時の様子を教えていただきたい!」と強く希望したのです。

 ふだんは遠足や総合学習などで訪れた学校団体を対象に行われる講座ですが、たった4名の生徒のために年始最初の開園日でたいへんお忙しい中にもかかわらず特別に講義をしていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。45分間の学習では、当時の職員の方が撮影した被災直後の生々しい写真や映像を見せていただきました。当時3~4歳だった生徒たちは、楽しい思い出しかないアクアマリンふくしまの建物に津波が入り込み、電源が失われて多くの生き物が死んでしまった事実を知り、かなりのショックを受けていました。そしてそれ以上に、全職員が一丸となって復旧活動に取り組み、全国からの支援のおかげもあって震災からたった4か月後に再オープンしたという事実に心動かされたようです。

 講義の後は館内を閉園時間ギリギリまで見学させていただきました。目の前で愛くるしい表情を見せる生き物たちも、長い時間を車で移動して全国各地の水族館で保護してもらったり、震災直後に生まれて命を繋いできたという歴史を持っています。生徒たちは命の大切さとその尊さを感じずにはいられませんでした。

 また、カワウソの生態がわかりやすく展示されている水槽では、飼育員さんとの交流の様子やえさを食べる姿などを間近で見ることができました。久しぶりの訪問となる生徒も多かった今回、改めて地元の水族館の取り組みの素晴らしさや震災からの復興にかけるスタッフのみなさんの強い思いを知ることができました。本当にありがとうございました!

3学期スタートの日

 いよいよ3学期がスタートしました。新型コロナウイルスの感染が心配な状況が続いていますが、基本的な感染症対策を継続し、充実した毎日を過ごしましょう!

【始業式 校長式辞】

 3月の卒業式・修了式まで、3年生は進路実現に向けた取り組み、1・2年生は学年のまとめと進級への取り組みを充実させていくことを話しました。さらに、感染症防止に向けた5つの基本的な行動を継続していくことを確認しました。

 

【1学年代表 三学期の抱負】

 三学期の目標は、日々の授業への関心を高めることです。クラス全体が一つになり、学力の向上に向けて努力していきたいです。(抜粋)

 

【2学年代表 3学期の抱負】

 生活面も学習面も充実した学期にしたいです。4月には最上級生になるので、しっかりとした態度で日々の学校生活を過ごしていきたいと思います。そして、自分自身も成長していきたいです。(抜粋)

 

【3学年代表 3学期の抱負】

 「志望校全員合格」という目標に向かって、3学年全体で落ち着いて勉強できる雰囲気づくり、環境づくりを心がけていきたいです。また、3学期はわたしたちの旅立ちの時期ともなります。仲間とともに過ごす残りわずかな時間を、大切に過ごしていきたいと思います。(抜粋)

 

 始業式終了後は、美化活動と学級活動を行い、午前中に2時間の授業を行いました。長期休業明けですが、どの学年も意欲的に取り組んでいました。スタートダッシュは成功ですね!

 

受験生は今日から始動!

 始業式は明日行われますが、本日、3年生は通常通り登校し学力テストを行っています。自分の勉強の成果を試す貴重な機会ですね。

 しかし、ここがゴールではありません。このテストの結果が良くても悪くても、今後の学習に繋げることが大切ですね。全員が進路の目標を達成できるように頑張っていきましょう。全力で応援します!

 

 始業式は、明日1月7日(木)に行われます。保護者の皆様には昨日メールでお知らせしましたが、1校時に始業式および美化活動、2校時に学級活動、3校時に木の3授業、4校時に木の4授業を行い、11時55分頃に放課に予定です。部活動はありませんのでお弁当は不要です。

 翌日の1月8日(金)は給食がありませんので、お弁当持参となります。

 生徒の皆さん、明日は元気に登校してくださいね! 新たな気持ちで学校生活をスタートさせましょう!

学校2日目もスタディーツアー!~ in いわき震災伝承みらい館

  部活動などが始まって2日目の1月5日(火)、この日もキャリア教育の一環で映像制作を行っているメンバーは、市内でのスタディーツアーに出かけました。

  到着したのは津波の被害がいちばん大きかった薄磯に建てられた「いわき震災伝承みらい館」さんです。係りの方から詳しく説明していただきながら、展示を見学させていただきました。

  するとなぜか逆取材?!詳しくは後日お伝えします。

仕事始め&部活始め in2021

 1月4日(月)は2021年仕事始めの日。もちろんまだ冬休み期間中ですが、学校には部活動参加生徒たちの元気な声が戻ってきました

 そして近くの神社を参拝に訪れる姿も見られました。いろいろあった昨年でしたが、今年こそいい年になりますように!…みんなの願いはきっと同じはずです。

 もちろんお参りを済ませたら階段を使ったトレーニングです。市中体連まであと半年を切りました。それぞれの目標を達成できるように、今年1年しっかりと活動していきましょう!


 

制作中!「2030年エネルギーの旅」~トランジション作り

 キャリア教育の一環として2年生5名が制作している テレビ番組「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」。撮影や録音はほぼ終わりましたが、完成まではもう一苦労。場面と場面とつなぐトランジションを手作りすることにしました。

 トランジションとは場面転換の際の切り替えのこと。もちろんただそのままつなげても構わないのですが、時間の流れや場所の変化などが観ている人にわかりやすく伝わるように使用するものです。既存の編集ソフトにも様々なトランジションが用意されていますが、「南相馬市の風力発電の風車が回ることでたくさんのエネルギーが供給されている」ことをイメージしやすいように、花びらが舞い散るようなトランジションを考えたというわけです。

 たった1~2秒の場面転換ですが、制作には何時間もかかります。ちなみに青色の台紙は合成したときに色を抜くためのものです(クロマキー)。息を吹きかけたところから花びらが吹き出して画面を覆い尽くす…そんなイメージをかたちにするために、花びらを少しずつ動かしては1コマずつ撮影…とても根気のいる作業!撮影してはモニターを確認して次のシーンへと移ります。

 次の画面がどのように彩られるかは、番組が完成してからのお楽しみ。どうぞご期待ください。

制作中!「2030年エネルギーの旅」~風車作り

 キャリア教育の一環としてテレビ番組「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」の制作を行っている2年生の映像制作チーム。プレスコアリング(事前録音)やナレーション録りなど、音声面の制作を進めるのと並行して、ストーリーを繋ぐものとして必要な映像は何かを考えた生徒たちは、そのシンボルとして風車をイメージしました。そこで折り紙を材料に風車の制作を開始。オープニング映像で使用することにしました。

 色のバランスや見た目の美しさも大切ですが、息を吹きかけたときにくるくる回らなければ意味がありません。支柱には何がいいかを試行錯誤した結果、ストローにマスキングテープを巻いて画鋲で留めるといちばん回転することが判明!昼休みの短い時間を利用して制作を進めました。

 美しい手作り風車を用いてのオープニング映像は、青空の下で無事に撮影することができました。実はこのオープニングで登場する風車が、エンディングでの風力発電の大きな風車へと結びつきます。しかし、ただ撮影した映像を使うだけではつまらない!と考えた生徒たち。どのような工夫を施したかは次回ご紹介します。

制作中!「2030年エネルギーの旅」~ナレーション録音

 2年生の番組制作班5名がキャリア教育の一環として取材や撮影を行っている「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」。5分間のテレビ番組としてまとめるために必要なのは、映像の素材だけではありません。自分たちの思いやメッセージを見てくださる方々に伝えるためには、ナレーションの力も大切です。授業はもちろん部活動など忙しい毎日ですが、昼休みの短い時間を活用して録音を行いました。

 今回アナウンスを担当したのは、昨年度のNHK杯全国中学校放送コンテストのアナウンス部門で全国大会に出場した生徒。エネルギー関係の難しい言葉もありましたが、高いアナウンス技術を発揮してくれました。そしてそのひとつひとつの言葉やメッセージに説得力があるのは、決して技術のおかげだけではありません。実際に足を運び、現場で取材をしたり直接お話をうかがったからこその言葉の力なのです。

 何度も読んでは文章の推敲を重ねて、納得のいくテイクが録れるまで録音を繰り返し、結局2日間かけてナレーションの録音はすべて完了しました。お疲れさまでした!ところで残りのメンバーは何をしていたかというと…この続きはまた次回ご報告します。