こんなことがありました

カテゴリ:今日の出来事

ちびっ子直売所

 株式会社MeHiCuLi様が主催となり、子どもたちが販売の体験を通して学ぶ機会を提供する「ちびっ子直売所」が、毎月第一日曜日に、町内で開催されます。

 先日そのチラシをいただき、今日が2回目の開催日ということで、様子を伺いにおじゃましてみました。

 

 まず、本物の通貨をこの直売所だけで使用できる仮想通貨に交換します。

 それを持って、各販売所へ。

 参加している子どもたちが店員さんとなり、仮想通貨の受け取りや商品の手渡しをします。

 売られている野菜やお菓子、おもちゃなどは全て、賛同されている方々からの善意で提供されたものです。

 売れた数や集まった仮想通貨の硬貨別枚数などもしっかり計算して記録していき、最終的な売り上げまで自分たちで算出します。

 学校で学んだ算数を実際に活用したり、働く楽しさや意義を理解するキャリア教育の一端も担っていたりする活動だなと感動しました。

 さらには、お客さんとして、子どもたちや保護者の皆さんだけでなく、町外から来てくださっている方や外国籍の方も訪れており、様々な方々と触れ合える機会にもなっていました。

 今日は母の日ということもあり、お母さんのために花を買っていく子どもたちの姿も見られ、ほっこりしました。

 販売ブースの裏側では、子どもたちがたこ焼きを焼いたり、オムライスを作ったりする姿が。

 これは、買いに来てくれたお客さんや保護者の方へ振る舞ったり、自分たちが食べたりするために、子どもたちだけで作っているものでした。(もちろん、それを温かく見守っている保護者の方がいる中ですが)

 

 学校での学びを実生活にどう生かすか、どう生かせるように育てていくか、学校は大きな役割を担っています。

 ただ、それは学校だけで成り立つものではありません。

 こういった地域の方々による活動により、しっかり支えられているのです。

 今日もまた、渡辺町の素敵な一場面に触れることができました。

 さらには、「子どもたちを信じて任せてみる」ことの大切さも学ばせていただきました。

 ありがとうございました。

※ この掲載については主催者の承諾を得ていることを申し添えます。


 

わくわく土曜日

【今回は長文になってしまいました。ご了承ください。】

 いわき市では、子どもたちの「生きる力」を育むため、土曜日を中心に、学校・家庭・地域が連携し、様々な体験活動を提供する「土曜学習推進事業」を展開しています。

 昨年度に引き続き、本年度も、渡辺小学校の児童を対象に年間8回、様々な体験活動が実施されることとなり、11日(土)にその第1回目の活動がありました。

 今回の内容はタグラグビー。

 タグラグビーは、ラグビーの楽しさを安全に体験するために開発されたスポーツで、タックルの代わりに、腰につけた「タグ」をとります。全国の小学校でも、体育科「ゴール型ゲーム」の中に取り入れている学校も数多くあります。

 今回は、いわき市ラグビーフットボール協会の方々が講師となり、子どもたちにタグラグビーの楽しさを教えてくださいました。

 最初はタグの取り方から始まり、1対1での攻め方や守り方などを学び、最後はゲームを楽しみました。

 どの子も汗だくになって笑顔で楽しむことができていました。

 最後にまとめとして、今日の反省を一人一人発表したのですが、

「〇回トライできてうれしかった」

「はじめは緊張したけど楽しかった」

「友達と協力できてうれしかった」

「来年もぜひやってみたい」

など、いい体験ができたことが分かる言葉をたくさん聞くことができました。

「私、こんなに速く走れるなんて思わなかった」

とこのスポーツを通して、自分のさらなる可能性に気づいた子もいました。すごいです。

 社会教育指導員の先生からは

「渡辺の子どもたちは、急に話を振ってもしっかり話すことができてすごいんですよね。」

とお褒めの言葉をいただきました。

 講師の先生からは

「話の聞き方がとてもいいですね。みんなちゃんと聞ける。他の学校だと砂遊びが始まってしまう子も多いんですけどね。動き方の飲み込みも早い。」

と、こちらもお褒めの言葉をいただきました。

 

 「地域の子どもは地域で育てる」

 学校を支えてくださっている、地域の方々から伺う言葉です。

 今回の活動も、生涯学習課や公民館の皆様、講師の先生方だけでなく、そこに参加児童の保護者の皆様や地域の方々がボランティアとして参加して運営をサポートされていました。

 まさに前述の言葉が体現されており、改めて渡辺町の素晴らしさに感動しました。

※ なお、この掲載に関しては、主催者の承諾を得ていることを申し添えます。

 

 

 

【4・5・6年】運動会に向けて ~上学年リレー~

4校時は、上学年リレーの練習をしました。

 下学年同様、まずは並び方、移動の仕方の確認です。

 ただ、さすがは上学年。短時間で確認を終えていました。これまでの経験が活きていますね。

 その後、バトンバスや走った後の動きなど、一連の流れを確認するため、全力ではなくゆっくりした速さでリレーを行っていました。

 全力で走らない、いわゆる「試し」の練習にもかかわらず、しっかり応援ができていた子が多く、すごいなあと思ってみていました。

 「さあ、最後に全力で入ってみよう!」となった所で検食の時間となり校長室へ。残念。

 全力の走りを掲載したかったのですが、それは本番に見ていただくこととします。

 乞うご期待。

 

 

 

【1・2・3年】運動会に向けて ~下学年リレー~

 2校時に、1~3年生がリレーの練習をしました。

 一番の課題は「きちんと並べること」

 半周ずつ走るので、並ぶ前後の子がバトンを受け渡しする子ではありません。

 両隣がだれで、前後がだれか、それを覚える所から始まります。

 並び方が確認できたら今度は入場の仕方。覚えること、たくさんあります。

 そして、いよいよ競技スタート。

 どの子も本気になって走ったり、応援したりしていました。

 座って応援する約束のようですが、興奮のあまり立ち上がって応援する子も。

 その気持ち、よーくわかります。

 今日の練習を生かし、本番は観覧されている方々に感動を与えられるような走りを期待していますよ。


 

朝の様子から

 昨日とは打って変わり、澄み切った青空が広がる気持ちのいい朝です。

 校庭を眺めてみると、雨が降る前と同じようにきれいな白線が引いてありました。

 体育部の教員が、昨日の放課後、多忙な中でも時間を見つけて線を引き直してくれたおかげです。

 手前味噌になりますが、本当に素晴らしいスタッフに恵まれているなあと実感しています。

 

 しばらくすると、体育委員会の子どもたちが、担当教員が見守る中、校庭のレーキかけを始めました。

 今日の朝はスポーツタイムで全校生が校庭を走るので、その前に安全で走りやすいトラックにしようという思いからの活動です。感謝です。

 視線を校舎側に向けてみると、1年生が自分の鉢に水を上げていました。

 つい最近、朝顔の種を植えたそうです。

 大切に育てようとしている気持ちが表れていて素敵でした。

 さらには、その水やりをサポートしてくれている上級生を見かけました。

 誰に頼まれるでもなく、うまく水やりができていないのに気付いて、さっと手を添えてあげました。

 なんと素敵な光景でしょう。

 こういう優しい子どもたちがいるのが渡辺小学校の自慢です。