2024年11月の記事一覧
こんなことがありました、大浦小学校
4年生。
学級会活動。
『秋祭りをやろう』どんぐりや松ぼっくりでどんなお祭りができるかな?
「オナモミ釣りは片付けが大変そうだと思う」
「片付けを簡単にできるような方法を考えれば良いんじゃない?」
「例えば、こんな風に敷物を敷いて」オナモミを簡単に片づける方法を友達と絵を描いて話し合います。
近くの友達とアイディアを出し合います。発表しなくても、いけんを聞いて考えて。それぞれの方法で参加しています。
話し合いを記録している子。しかし、この子は記録係ではないそうです。「記録に残しておきたいから・・・」子供たちの自主的な活動が光ります。
意見を求められて、回答に困っている子に寄り添う子。「小物づくり、〇〇さんはどう思う?」
『まつぼっくりけん玉』と『オナモミ釣り』は決まり!
「『秋の物の小物づくり』に賛成の人、手をあげて」司会が総意を図ります。
全員の手は挙がりませんでした。「〇〇君だけが手を挙げていません。」誰かが言った一言に優しく先生が注意します。「そういう時は大きな声で言わない。名前を言わないであげて」
たった一人の反対意見にみんなが耳を傾けます。「小物づくりだけでなくて、それを宝探しにすれば、みんなで遊べると思います。」
賛成に手を挙げなかった子の考えを聞いて、周囲の雰囲気が変わっていきます。「なるほど」「いいね!」
「そうだね」「賛成!」「それならみんなで遊べるね!」
『決め方』の中に「遊べること」が入っていることで、子供たちの選択の基準が明確になっています。
「『多数決』が正しい意見」となり少数派の意見が切り捨てられることはとても危険なことです。たった一人の反対意見の中にも、重要な視点があることを子供たちは今日の学級活動で学んだはずです。
その意見にまたまた反対意見が・・・。活発な意見交流ができる学級。
話し合いのルールはあるの?と聞くと・・・。「まずは人の話を受け入れてから話をするために『でも~』は使わないようにしているんです」そんな素敵な学級の話し合いのルールを教えてもらいました。
続きは明日。4年生の良さが存分に発揮された素敵な時間でした。
そして翌日。朝から良い天気!
4年生。昨日の話し合いの続き。
こんな楽しい話し合い活動があれば、「明日も学校楽しみ。」そんな風に思って今日を迎えることができそうです。
『明日の登校につながる授業』学校全体で目指していきたいと思っています。
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