出来事

2020年6月の記事一覧

縁の下の力持ち

 学校では、毎日、用務員さんが勤務しています。

 学校の環境整備やメール便の文書送達、学校給食の検収などの業務に従事しています。特に、この季節は校地内の雑草との戦いは、蒸し暑い中、たいへん骨の折れる作業です。

 写真は、学校花壇の除草作業の様子です。「縁の下の力持ち」とでも言うべき存在です。

 

水泳の学習に向けた準備

 先日、PTA役員の皆様にご協力いただき、プール清掃を行いましたが、現在プールの水は満水となっており、本日、専門業者に水質検査を依頼しました。

 循環装置がフル稼働し、プール水が消毒されています。

 本校では、7月上旬からプールでの授業を実施します。実施に当たっては、新型コロナウイルス感染症対策のため、三密が予想されるプール施設内の更衣室は使用せず、プールに隣接しいている技術室と家庭科室で更衣を行うことにしています。

『あじさい運動』ウィーク最終日

今週は本校生徒の伝統的な運動である『あじさい運動』ウィークが実施されました。校舎周辺も校内の掲示も『あじさい』で彩られています。最終日の本日6月27日(土)は2回目の土曜授業で、今回は2年生保護者対象の自由授業参観日でした。40名ほどの保護者の方々が熱心に授業を参観されました。ご来校ありがとうございました。

『あじさい俳句コンクール』も実施しました。現在優秀作品を選んでいるところです。決定しましたら、紹介します。

 

理解を促すデジタル教科書

 いわき市の中学校では、英語、理科、数学のデジタル教科書が導入されており、本校でも授業で活用しています。

 デジタル教科書には「指導者用」と「学習者用」があります。「指導者用」は、教師が教室にPCを持ち込み、プロジェクターやモニター等の提示装置で生徒に教材を提示する形態で使用するものです。一方、「学習者用」は、紙の教科書に代わって、生徒が個々にタブレットPC等で活用する形態のものです。現時点では、日々の授業で「指導者用」のデジタル教科書の活用を進めています。

 写真は、2年生の理科の授業の様子です。黒板の板書と併せ、デジタル教科書の図や写真をプロジェクターで拡大提示し、生徒の理解を促しています。

 授業の中で、教師の説明が生徒には伝わっていない場面がよく見受けられます。教科書のどの図を見るのか、生徒にはよく伝わっていないことがあり、その積み重ねが集中力が続かない原因になってしまうこともあります。プロジェクターで一斉提示することで、理解が促され教師の説明や指示が通りやすくなります。そうすることで、実際の説明時間も短縮でき、生徒の活動により多くの時間をあてることができるようになります。

 また、グラフや図表、写真などを拡大して提示したり、動画を見せたりして、学習内容に対する興味・関心を高めています。

 教員相互の学び合いを通してデジタル教科書の活用を進めていきたいと考えています。

朝の放送から 「今日は『あじさいウィーク』4日目です。」

 美術部の生徒たちが制作した玄関ディスプレイのように、雨降りの日が続いています。

 

 さて、毎朝7時55分から始まる校内放送で、今朝は生徒会役員から次のような呼びかけがありました。

「今日は、『あじさいウィーク』4日目です。あじさいのは、『じめをしないで、誰とでも仲良くできる生徒』です。皆さんは、されて嫌なことはありますか?それをされたときは、きっと嫌な気持ちになりますよね。逆にする側として、それに気づいていない人もいます。知らずに相手が嫌がる言葉、行動をしてはいませんか。これもいじめです。言う前に、一度頭の中で考えてみてください。そして、毎日が活気あふれる平二中にしていきましょう!生徒会から以上です。」

 現在、各教室の廊下掲示板には、「あじさい俳句コンクール」の作品が掲示され、全校で平二中生徒会伝統の「あじさい運動」に取り組んでいます。

 明後日27日(土)は、2学年生徒の保護者を対象とした学校公開日です。生徒たちの学校生活の様子をご覧いただければと思います。ぜひ、ご来校ください。

ネイティブの英語に触れる!

 今週は、ALT2名が来校し、英語の授業に関わってくださっています。

 1年生の教室では、ALTがご自身の家族や幼少時の写真をモニターに提示し、時折クイズを交えながら、ゆっくりと生徒に語りかけていました。

 生徒たちが、食い入るように画面を見つめ、ALTの英語に耳を傾けていたのが印象的でした。

平二中「あじさいウィーク」

 平二中の生徒会では、毎月最終週を「あじさいウィーク」としており、生徒会役員が朝の登校時に「あじさい運動」の呼びかけを行っています。

いさつを進んでする生徒

かんを守る生徒

いごまでやり遂げる生徒

じめをしないで誰とでも仲良くできる生徒

 週番委員会の生徒によるあいさつ運動も行われています。

 

3年 保健体育「休養・睡眠と健康」

 3年生の保健体育では、保健分野「休養・睡眠と健康」の学習を行っています。

 休養・睡眠の在り方について生徒たちの考えを付箋に書き出し、それぞれの考えをタブレットで写真に撮り、モニターで表示して全体で共有し話し合いました。 

 休養と良い睡眠は、体と心の健康に不可欠であり、良い習慣を身につけることが大切です。また、良い睡眠をとるためには、そのための環境づくりも重要です。夜更かしを避け、体内時計のリズムを保ちながら、充実した毎日を送ってほしいものです。

プール清掃を実施

今日6月20日(土)はPTA役員の方々、教員合計34名がプール清掃を行いました。今年は、新型コロナウイルス感染防止のたに技術室や家庭科室等を臨時の更衣室にし、密集とならないよう配慮し、水泳の授業を実施します。今年は7月いっぱい授業を行うので、例年以上に充実した体育の授業ができるものと思います。PTA役員の方々には本当にありがとうございました。

 

キッチンタイマーで英文の音読活動(3年)

 3年生の英語科では、継続的に音読活動に取り組んでいます。

 教科書の英文を繰り返し音読し、一定のスピードで読めるようにします。黒板にマグネットで貼られたキッチンタイマーで時間を計りながら、練習に取り組んでいます。皆が真剣に頑張っていて、教室全体の熱気に圧倒されます。

 音読をステップとして、暗唱やスピーチ、対話活動まで力を高めることを期待します。

平二中生徒会伝統の「あじさい運動」

 梅雨の季節を迎え、校地内に群生する紫陽花が、美しく花を開き始めています。

 さて、平二中では、生徒会伝統の「あじさい運動」を推進しています。

いさつを進んでする生徒

かんを守る生徒

いごまでやり遂げる生徒

じめをしないで誰とでも仲良くする生徒

 この「あじさい運動」はいつから始まったのか調べてみましたが、よく分かりません。ただ、平成9年10月に発行された「平二中50周年記念誌」には、平成9年度には生徒会で取り組まれていたことが記録として残されています。当時は、「あじさい運動」ではなく、漢字で「紫陽花運動」と表記していたようです。

 現在、生徒会で「あじさい俳句コンクール」を実施中です。紫陽花の花のように小さな花を結集させて、大きな大きな花を咲かせてほしいと期待しています!

昼休みの図書室

 昼休みには曜日ごと学年別に図書室を開放し、図書委員会の生徒たちが図書の貸し出しを行っています。

 昨日の昼休みは、2年生を対象に図書室が開放され、生徒たちが訪れ、楽しそうに本を選んでいました。

 週二回勤務の学校司書さんが、図書室の環境整備や図書委員会の生徒活動のサポートに力を尽くしています。読書に対する興味関心を喚起するような図書の陳列に意を尽くしています。

特別支援学級 保健体育 パラスポーツ「ボッチャ」

 特別支援学級の保健体育の授業で、このところパラスポーツ「ボッチャ」に取り組んでいます。

 ボッチャとは、パラリンピックの正式種目であり、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、 赤・青のそれぞれ6球ずつのボールをいかに近づけるかを競うスポーツです。

 カーリングのように、相手のボールをはじい て、自分が優位に立てるよう位置取りをしていきますが、的もはじいて移動させることができるため、カ ーリングとは一味違う戦略、魅力がある競技です。

 一投ごとに歓声が上がり、全員が競技を楽しんでいる様子がうかがえました。

互見授業週間 2学年英語科 研究授業

 本校では、6月8日(月)から15日(金)までの2週間を、教員が相互に授業を参観し合うことで学び合うことをねらいとして、「互見授業週間」としております。

 先日に引き続き、本日は2年2組で英語科の研究授業が行われました。

 本時は、「be going to~」を使って、休暇や週末の予定を書いたり話したりすることができることにねらいを置いた授業でした。

 導入で、給食の献立表を生徒に提示し、既習事項を用いて教師と生徒でSmall Talkを行いながら、この時間の学習課題を把握させました。

 ゲーム的な要素を取り入れつつ、楽しく学習が進められるよう工夫して授業を進めました。ペア学習で、互いに協力的にフォローし合い、友だちと関わりながら学習活動を進めました。

 実際の活用場面を想定して表現活動の必要性を理解した上で、生徒たちは書く活動に取り組みました。

 授業のまとめの段階。それぞれにワークシートに書かれた内容の発表を聞く際の集中したまなざしが印象的でした。

ICT機器の活用(土曜授業の日)

 本日は午前中3時間の土曜授業の実施日です。併せて本日は3学年の保護者向け自由授業参観日としており、あいにくの雨の中、保護者の方々が来校されています。

 さて、今日は本校での授業におけるICT機器の活用について紹介します。

 1年生の数学。デジタル教科書を活用し正負の数の学習を進めています。

 1年生の英語。タブレットで作成した教材をモニターに提示しつつ、板書も併用して理解しやすくしています。

 2年生の社会(地理)。教科書に掲載されたハザードマップをモニターに提示することで、クラス全員の注意を一点に集中させています。

 2年生の英語。デジタル教科書を使って全員で音読と意味の確認を行っています。

 ICT機器を活用することで、学習への興味・関心が喚起されたり、学びが深まったりなど、さまざまな効果が期待できることから、校内での自主的な教員研修を通して、授業でのICT機器の活用を広げていきたいと考えています。

互見授業週間 1学年英語研究授業

 今週・来週は校内職員による「互見授業週間」としております。互いに授業を参観し合うことで、教員が学び合うことを目的としております。

 11日(木)の6校時、1年1組で英語の研究授業を行いました。「This is~」「That is~」を用いて話すことができるようにすることをねらいとした授業でした。

 子どもたちは友だちとの関わりを通して基礎的な学習事項を身につけ、この時間のめあてを達成していました。

3学年美術「ふるさとの和菓子」アイディアスケッチ

 3学年の美術科では、「ふるさとの和菓子」という単元の学習をしています。

 日本人の美意識について学んだ後、「ふるさとの良さを伝える和菓子をデザインしよう」ということをコンセプトとして、個々にアイディアスケッチに取り組んでいます。

 生徒たちがアイディアスケッチを互いに鑑賞し合う様子や学習の振り返りをする様子から、段階的に学んできたことがしっかりと身に身に付き、意義のある学習が成立していることを感じました。

 

2学年保健体育「陸上競技 リレー」

 2学年の保健体育科では、現在、陸上競技 リレーの授業を行っています。ルールを学び、バトンパスの練習を重ねた上で、実際の競技を行いました。

 体を動かす楽しさを感じながら、生き生きと活動する姿が見られました。

朝の「読書の時間」

 本校では、毎朝「読書の時間」を設けています。

 インターネットでさまざまな情報に触れることができますが、インターネットで情報を得ることと、本を読むことは根本的に異なります。「本を読まなくても、ネットでいいじゃん」ということにはならないと考えます。

 ネットで情報を得るときには、気になるものやより面白そうなものに次々と触れていくことが主で、一つのコンテンツにじっくりと向き合うことは少ないように思います。

 読書で本に向き合うことは、自分に向き合うということ。語彙力をはぐくみ、思考力を伸ばし、想像力を豊かにし、苦しいときにも前進する力をくれるもの。ネット情報があふれる今だからこそ、子どもたちには読書する習慣を身につけてもらいたいものです。

特別の教科「道徳」の授業

 令和元年度から週1回の道徳の時間は、特別の教科としての扱いになり、教科書も無償給与されています。

 平二中は、月曜日は道徳デーであり、各学級で道徳の授業の時間が設定されています。

 クラス全体で、それぞれの考えを共有し話し合う。

 個人で考えたことを書くことで表現する。

 役割演技を通して感じたことを伝える。

 道徳的価値に対して、「あなたならどうするか」を問い、自分自身のこととして、多面的・多角的に考させ、クラス全体で議論する道徳の授業が実現できるよう、教員も努力を重ねています。

令和2年度前期生徒会総会

今日6月5日(金)は令和2年度前期生徒会総会が開催されました。年間計画では5月15日(金)に実施予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のたに臨時休業となり、本日開催されました。今年度の生徒会総会は新型コロナウイルス感染対策のために代表生徒が放送で発表し、一般生徒が各教室で話を聞くという形式になりました。

生徒会総会の前に学級委員と専門委員の任命が行われました。

その後、各専門委員会委員長は廊下に並び、生徒会役員は放送室前に並ぶなど工夫しながら生徒会総会に取り組みました。

 

 

 

 

臨時休業期間中の課題レポート「新型コロナウイルスの正しい知識」

 2学年の廊下には、臨時休業期間中の国語科課題レポートが掲示されています。

 新型コロナウイルス感染症について正しい知識を持つことをねらいとして、調べたこと・考えたことをレポートとしてまとめる課題です。

 子どもたちのレポートから3点を紹介します。

3学年国語科 「握手」(井上ひさし作)の授業から

 すっきりと晴れ渡り、初夏らしいさわやかな天候となりました。

 教室には、時折風が吹き込み、カーテンを揺らしています。

 3学年の国語科では、現在、井上ひさし作の「握手」を教材とした読みの授業を行っています。

 本日の午前中、3年1組では、作中人物である「ルロイ修道士」の人物像を読み取ることをねらいとした授業がありました。人物像を読み解くポイントとなる表現から、生徒たちはじっくりと考えている様子がうかがえました。

 「握手」は、長く国語の教科書に掲載されてきた味わい深い作品であり、何度読み返しても新たな発見があります。

 作中人物「ルロイ修道士」の言葉を紹介します。

「総理大臣のようなことを言ってはいけませんよ。だいたい、日本人を代表してものを言ったりするのは傲慢です。それに、日本人とかカナダ人とかアメリカ人といったようなものがあると信じてはなりません。一人一人の人間がいる。それだけのことですから。」

大好評のツナご飯(久しぶりの給食)

 4月中旬以来、久しぶりの学校給食です。

 皆、いきいきと準備に取り組んでいます。

 給食当番は、配膳前に手指の消毒。

 丁寧に手洗いをしています。

 セルフ式の配膳。

 手を合わせ、「いただきます!」。

 混ぜ込みツナご飯、牛乳、炒り豆腐包み焼き、キャベツと油揚げのみそ汁。そして、今日はデザートに柏餅がつきました。総カロリー869カロリーです。

 学校再開の日に、「ツナご飯」の献立は、給食センターのはからいなのでしょうか。