2022年9月の記事一覧
4年生 算数科「計算のやくそくを調べよう」授業研究
5時間目に、4年生が算数科「計算のやくそくを調べよう」の学習で研究授業を行いました。
今日はたくさんあるドットの数の求め方を考える問題でした。
まずは復習。「2年生の時にやった問題です。〇の数をどうやって求めたかな。」
「一つ一つ数えるのは大変。たしか、こんな風に『まとまり』を作って、かけ算の式で求められたはず。」
「〇を移動させれば、6×4の式でも求められるよ。」
いよいよ今日の問題。「ひし形みたいに見える!」「回転すれば求められそう!」
2年生で学習したことを生かして、まずどんなまとまりができるのかを図に表していくことにしました。
そして、そのまとまりを使った求め方を、式に表していきます。
まずは一人一人、自分で考えていきます。
子供たちはタブレットの画面に書き込みながら、どんなまとまりを作って求めようか熱心に考えています。
タブレットなら、間違えてもすぐ元に戻せるので、納得のいくまで自分の考えを何度も試していました。
まとまりに分けたら、ドットの数の求め方を式に表していきます。
「式に表すのは少しむずかしいな。」「これでいいかな。」
次は、考えたことを友達と交流していきます。
大きな画面で、友だちが作った図だけをみて、どんな式になるのかみんなで考えていきました。
「なるほど。考えたことを一つの式に表すことができるね。」
「じゃあ、式を見れば、どんな図で表したかが分かるかな?」
式から考え方を読みとり、どの図になるのかを説明する学習です。図を見せ合いながら、意欲的に友だちと説明し合っていました。
「式を見ると、どんな考え方をしたのかがわかるんだね。」
子供たちは、式にそれぞれの考え方が表れていることを、より深く理解できました。
タブレットを活用して、楽しみながら最後まで集中して学習に取り組んだ授業でした。
分かった喜びを味わうことを大切に、今後も新たな問題にチャレンジしていきます。
おでかけアリオス「BRAVI TROMBE!!トランペットアンサンブルコンサート」
3校時に鑑賞教室がありました。
今回はアリオスのご協力で、プロの演奏家をお招きしコンサートを行いました。
演奏していただいたのは「BRAVI(ブラーヴィ) TROMBE(トロンベ)」の4人の皆さん、
トランペット奏者の左側から多田将太郎さん、川村大さん、重井吉彦さん、そしてピアノ奏者の粟根祐人さんです。
多田さんはなんといわき市内郷のご出身で、小学生からトランペットを演奏しているそうです。
まず、4人で「凱旋行進曲」を演奏してくださいました。サッカーの試合の入場で流れるなじみのある曲でした。
体育館にトランペットのきれいな音が響き渡り、ピアノとの素敵なハーモニーに、
みんな真剣にうっとりと耳を傾けていました。
本日演奏頂いた曲目は、次のとおりです。
次にお一人ずつ自己紹介をいただきながら、それぞれに種類の違ったトランペットで演奏をしてくださいました。
それぞれのトランペットの音色の違いを味わいながら、曲を聴きました。「リトルマーメイド」の曲も演奏してくださいました。トランペットの種類によってこんなに音色が違うとは、驚きです。
「トランペットの先に、このミュートと呼ばれるものをつけると、音がまた変わります。」
効果音で聴いたことのある 面白い音も飛び出して、思わず笑顔もあふれます。
演奏を聴くたび、子供たちの目が輝いていました。
最後に、トランペット用にアレンジした、オーケストラの曲を演奏してくださいました。迫力ある演奏でした。
コンサートの終わりに、6年生の代表児童がお礼の言葉を伝えました。そして皆さんにお礼の花束を贈りました。
子供たちからは、「夢のような時間だった。」という感想がありました。
トランペットの響きが全身にしみわたり、まさに全校生で夢のような時間を過ごすことができました。
「BRAVI TROMBE」の皆さん、おでかけアリオスのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
目の前で本物の演奏を味わうことができた、貴重な体験でした。
お子様ともぜひ、感想を話し合ってみてください(^^)
秋の交通安全運動週間です。
現在、秋の交通安全運動週間です。
保護者の皆様には、朝の登校の見守りをありがとうございます。
先日、子供たちに反射材のキーホルダーが配付されました。
これは高野小交通安全母の会のお母様方が、子供たちが無事に帰れるようにと願いを込めてリボンを付け、
全校生に配付くださったものです。ありがとうございます。身に付けて、大事に活用できればと思います。
また、昨日内郷交番の荒木様が来校し、学校を代表して6年生の子供たちにと反射材のたすきをくださいました。
まず、荒木様からお話がありました。
「日が短くなり、暗い時間が長くなりました。現在、秋の交通安全運動週間です。
ドライバーだけで無く、歩行者にも気をつけてほしと思います。夕方など薄暗くなったら、
反射材を付けて外を歩くよう、おじいちゃんやおばあちゃん、ご家族にも呼びかけてください。」
そして6年生の代表児童に、反射材のたすきが贈呈されました。
日が短くなる秋から冬にかけてのこれからの季節も、交通安全に十分に気をつけて生活できるよう、
呼びかけていきたいと思います。
作品の世界をとらえ、自分の考えを書こう(6年生:国語科)
先日の授業の様子です。
6年生は国語科で、宮澤賢治作「やまなし」について、物語を読み深めていく学習を行いました。
「作者はどうして『やまなし』という題名にしたのか。」を話し合い、
作者が伝えたかったことは何かを考えました。
これまで学習してきた、物語の「5月」と「12月」の場面の様子を比較する中で、
「12月」の場面に登場する「やまなし」が表しているものは何かに子供たちは気づいていきます。
「やまなし」は命を全うしたものの象徴。
賢治は「みんなに命を全うしてほしい。」という願いを、この作品に込めたのではないか。
話合いを通して見えてきた、6年生の深い読みと気づきに驚かされました。
この学習で、作品をより深く味わうことができたようです。
子供たちの真剣に考える姿がとても印象深い授業でした。
読書の秋です。また宮沢賢治の作品の世界を、味わってみるのもよいなと思いました。
ぐんぐん班活動
本日の大休憩に、2学期1回目のぐんぐん班活動を行いました。縦割り班ごとに計画していた遊びを行いました。
校庭では、1班と6班が合同で鬼遊びを行いました。
5班はドッジボールです。
2班、3班、4班は、それぞれ教室で絵しりとりやフルーツバスケットをして楽しみました。
どの班も、6年生のしっかりとした運営で、縦割り班の友だちとの交流を楽しむことができました。