作品の世界をとらえ、自分の考えを書こう(6年生:国語科)

先日の授業の様子です。

6年生は国語科で、宮澤賢治作「やまなし」について、物語を読み深めていく学習を行いました。

「作者はどうして『やまなし』という題名にしたのか。」を話し合い、

作者が伝えたかったことは何かを考えました。

 これまで学習してきた、物語の「5月」と「12月」の場面の様子を比較する中で、

「12月」の場面に登場する「やまなし」が表しているものは何かに子供たちは気づいていきます。

「やまなし」は命を全うしたものの象徴。

賢治は「みんなに命を全うしてほしい。」という願いを、この作品に込めたのではないか。

話合いを通して見えてきた、6年生の深い読みと気づきに驚かされました。

この学習で、作品をより深く味わうことができたようです。

 

子供たちの真剣に考える姿がとても印象深い授業でした。 

読書の秋です。また宮沢賢治の作品の世界を、味わってみるのもよいなと思いました。