4年生 算数科「計算のやくそくを調べよう」授業研究
5時間目に、4年生が算数科「計算のやくそくを調べよう」の学習で研究授業を行いました。
今日はたくさんあるドットの数の求め方を考える問題でした。
まずは復習。「2年生の時にやった問題です。〇の数をどうやって求めたかな。」
「一つ一つ数えるのは大変。たしか、こんな風に『まとまり』を作って、かけ算の式で求められたはず。」
「〇を移動させれば、6×4の式でも求められるよ。」
いよいよ今日の問題。「ひし形みたいに見える!」「回転すれば求められそう!」
2年生で学習したことを生かして、まずどんなまとまりができるのかを図に表していくことにしました。
そして、そのまとまりを使った求め方を、式に表していきます。
まずは一人一人、自分で考えていきます。
子供たちはタブレットの画面に書き込みながら、どんなまとまりを作って求めようか熱心に考えています。
タブレットなら、間違えてもすぐ元に戻せるので、納得のいくまで自分の考えを何度も試していました。
まとまりに分けたら、ドットの数の求め方を式に表していきます。
「式に表すのは少しむずかしいな。」「これでいいかな。」
次は、考えたことを友達と交流していきます。
大きな画面で、友だちが作った図だけをみて、どんな式になるのかみんなで考えていきました。
「なるほど。考えたことを一つの式に表すことができるね。」
「じゃあ、式を見れば、どんな図で表したかが分かるかな?」
式から考え方を読みとり、どの図になるのかを説明する学習です。図を見せ合いながら、意欲的に友だちと説明し合っていました。
「式を見ると、どんな考え方をしたのかがわかるんだね。」
子供たちは、式にそれぞれの考え方が表れていることを、より深く理解できました。
タブレットを活用して、楽しみながら最後まで集中して学習に取り組んだ授業でした。
分かった喜びを味わうことを大切に、今後も新たな問題にチャレンジしていきます。