こんなことがありました

出来事

再会、第2回三校合同交流会を開催!

おっ、ここが湯本一中か!今日もまた交流会を思い切り楽しんじゃうぞ!!

ということで、12月4日(月)、湯本一中と湯本一小そして本校の子どもたちが再び集い、今年度2回目の三校合同交流会を実施しました。最初は恒例の自己紹介を。みんなに注目されると...ね。

3校の子どもたちが入り交じっての班づくり。そしてラジオ体操でウオーミングアップをしてから、いよいよ班対抗ゲームのスタート!こちらアニマルスプーンリレー。「頑張れ!」の応援は嬉しいのですが、やはり責任重大ですからね。それはそれは慎重に...。

ビッグなオセロゲームはスピード勝負!ひっくり返したり、ひっくり返されたり...。最後には座ったり、踏んづけたりしてガードする荒技も飛び出し、前回にも増して大盛り上がりでございました。

ラストは紙飛行を作って飛ばしましょう!となってヒューヒューと!「それ凄い!」「こっちも見て!」「高いところに上がっちゃった!」等々の声が。もはや班対抗ではなくなって、交流の輪がどんどん大きくなっていってエンディングを迎えました。

再会を果たした子どもたち、前回以上にいい表情、元気な声をたくさん見聞きすることができました。また今回は何と言っても中学生が小学生を優しく導いてくれているところ、光っていました!ありがとうございました。最後のお見送りはとびっきりの笑顔で!

そしてそして今回も子どもたちのためにと、貴重な経験・学びの機会を準備し、臨機応変にご対応くださった各校の先生方、支援員の皆様に改めて感謝申し上げます。皆さんの笑顔も素敵でした!

4年生、小川江筋の特別講義を受講!

社会科の単元「郷土の発展に尽くす」の授業。4年生は、江戸時代初期に本市北部に農業用水路「小川江筋」を建設した沢村勘兵衛さんについて学んでいます。本校では今年も常磐公民館による学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業に位置づけ、11月30日(水)、いわき市暮らしの伝承郷館長でいわき地域学会副代表の夏井芳徳先生にお越しいただきご講義いただきました。

今日の授業のねらいは、これまで学習してきた内容をさらに深掘りしていくこと。まず夏井先生から、小川江筋の使い途や地名に関する「小川江筋問題」なるクイズが5問出題されました。子どもたち、これまでの学習の成果を確認し、ノートやいただいた資料を行ったり来たりしながら自信満々答えていきました。正解を重ねていってニンマリする子どもたち。夏井先生から「よく勉強してきたね!」のお言葉でさらに笑顔になっていきました。

そして最終問題。「小川江筋を造ったのはだれ?」という4択問題。勘兵衛さんを初め、勘兵衛さんのお兄さん、お弟子さん、お殿様の4名の名前が示されました。ほとんどの子どもたちは勘兵衛さんに手を上げましたが、答えはいかに...。

夏井先生のお話。「とあるお子さんがケーキを作りましょうということになって、お兄さんがレシピを持ってきて作り方を教え、お友達も仕上げを手伝って、お父さんがお金を出したってお話。さて、誰がケーキを作ったのかな?」となりまして、子どもたちは「全員だよね」となりました。そして夏井先生「その通りだね!ということは、小川江筋を造ったのはだれ?の答えは?」に、子どもたちは「4人全員だ!」となって、少し間が開いて「あー、なるほど~」となった次第。「確かに小川江筋は沢村勘兵衛さんの頑張りがあってなんだけど、関係した人たちも大事。そういった周りの人の力も集めていったところも勘兵衛さんの凄いところだよね」の解説に子どもたちは納得の頷きでございました。

昨年もそうでしたが、授業後の夏井先生「400年前の用水路を今でも使っていることも凄いし、学んだことを自分だけのものとしないで人の役に立つように使っていった勘兵衛さんには学ぶことが多いですね。歴史は面白いんです。こういった学習で疑問に思ったことやおや?って気付いたことをどんどん調べていってみてください」とのメッセージもいただきました。

子どもたちは深掘りすることの楽しさを実感していたのでしょう。授業中も授業後も、夏井先生や常磐公民館の大平先生に夢中になって質問する子どもたちの姿を沢山見ることができました。

夏井先生、今年も子どもたちの好奇心をくすぐる授業をありがとうございました!

ALTニコラス先生、大活躍!

 毎週火曜日は、ALT(外国語指導助手)のニコラス先生が来校しています。こちら11月中旬の5年生の授業。子どもたちは「どこにあるかをたずね合おう!」をめあてに、「どこにあるの?」「どこそこにあります!」等を英語でやりとりをする学習にチャレンジしていました。

授業も後半。教科書の地図を活用して、ニコラス先生「Where is the Hospital?(病院はどこにありますか?)」と道案内を依頼された子どもたち。率先して手をあげた女子児童がガイドにチャレンジ!「Go straight for one block.Turn left.You can see it on your right.」と、一語一語を確かめるように説明。ニコラス先生から「Oh!Thank you!Very good!」のお言葉を頂きとびっきりの笑顔!

それで「Next challenge!」ということで、いわき駅前の地図が登場。ニコラス先生、さらに大きなリアクションで頭を抱えて、困ったご様子で「Where is the MATSUGAOKA-PARK?(松ヶ岡公園はどこにありますか?」の質問が。

頭を抱えたのは子どもたちも同様、動揺!実際の街の地図はかなり複雑で、説明は簡単ではないことに気付いたからでございました。しかし男子児童が果敢にチャレンジ!道路を指でなぞりながらの説明...。しかしやっぱり大混乱...。

何に混乱したかというと、「Turn left(左に曲がって)」や「Turn Right(右に曲がって)」と言っているうちに、自分が向いている方向が分からなくなってしまったからでした。指だけでなく体もくるくる回転させてながらのチャレンジ!見ているお友達も体を左右に回しながら「頑張って!」の応援で一体感が。時間はかかりましたが何とか松ヶ岡公園までのガイドをやり遂げることが出来ました。みんなで大きな拍手!

ニコラス先生はどの教室に行っても大人気。それは、授業時間よりも早めに教室に向かい、授業前に子どもたちとのコミュニケーションを積極的に図ろうとしているからだと思うのです。そういったほんのちょっとの配慮が子どもたちの心に響くのですね。「4つの力」をフルに活用する子どもたちの姿にも素晴らしさを感じますが、ニコラス先生の子どもファーストの姿勢にも感謝でございます!

話は変わりますが、毎朝、中通りから牛乳を配達してくれていた運転手さんが、11月をもってご勇退。先日、最後の配達となりました。「長倉小の子どもたちは毎朝ランニングしていていいね!立ち止まってあいさつもしてくれてね!お世話になりました!」とのコメントいただきました。暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、遅れることなくいつも決まった時間に配達してくださった運転手さん。そのプロフェッショナルさに学校は支えられて参りました。長い間お疲れ様でございました。本当にありがとうございました!

やまなし2組、優秀賞受賞おめでとうございます!

昨年は6年生が特別賞・福島放送社長賞を受賞した「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦!」。今年はやまなし2組がチャレンジして、何と優秀賞を受賞しました。

11月29日(水)、福島市のJA福島ビルで行われた表彰式に代表児童が参加して参りました。主催者の福島民報社、県農業同組合中央会、JA全農福島の皆様には大変お世話になりました。

優秀賞ということでスピーチをすることになり、直前まで練習をして、いざ登壇!「優秀賞をもらえてとても嬉しいです。キュウリを育てるには草を取ったり虫を捕ったり水をあげたり、暑い中での作業は大変でしたが、キュウリがいっぱい実って、嫌いだったキュウリが少しだけ食べられるようになって嬉しかったです。育てたキュウリはとても美味しかったです。今度は最優秀賞をもらえるようにもっと頑張りたいです!」拍手でございます!

このプロジェクトがスタートしたのは4月21日(金)でした。保護者の方とともに畑の土作りからスタート。以来、いただいたキュウリとともに様々な夏野菜を育てて参りました。その過程では、「どうやったら美味しい野菜をたくさん収穫できるか?」をテーマに、先生や支援員さんとたくさんお話をして、本やネットで検索、学校評議員の今野さんや用務員さんも巻き込んで試行錯誤を積み上げて、その様子は廊下の掲示板いっぱいに綴ってあります。

  

猛暑の中、除草や虫対策に挫折しそうになったこともありましたね...。でも、キューピー(株)のオンライン学習で野菜を美味しく食べる秘訣を学び、その日が来ることを夢見て頑張り抜きました。何より、夏休み中も保護者の方と畑の作業にチャレンジし、収穫の喜びも味わえたことが大きかったのではないでしょうか。

そのプロセスを5枚の模造紙に綴って今回の受賞となった次第でございます。特に、お家でチャレンジしたキュウリ料理が大きなポイントだったのではないでしょうか。マカロニサラダ、お漬物、豚肉と卵の炒め物、暑さに負けないネバネバキュウリ、何でもキュウリ巻き、花キュウリ、ささみとのマヨネーズ和え、そして直球勝負のキュウリサラダ!どれも美味しそう!!

今日は、学級で開く「受賞記念パーティー」の招待状をご持参くださいました。ちょうどこの記事を書いているときで、受賞スピーチの動画を一緒に見て振り返りました。2人でニヤニヤしていて、とてもよい思い出ができましたね。当日を楽しみにしております!

振り返ればやまなし2組の皆さんは、いつも畑の中にいたような...。やまなし2組のチャレンジ、まさにField of Dream!本当におめでとうございました!!

持久走記録会2022・後編

5年生です。距離は昨年よりも400ⅿ長くなって1,440mへ。まずは女子。団子状態のスタートに「もう少しペースを上げていこうよ!」の声が...。校庭7周は相当の覚悟が必要なんですね。その後は目標を再確認したのか徐々に縦長になっていってのチャレンジとなっていきました。続く男子は元気よくスタート。初めからタテに並んで先導役を交換しながら力走し、最後は2人が抜け出し僅差でFINISH!女子1位は6分28秒67、男子1位は5分50秒63、2位との差は1秒56でした。早くも来年の陸上大会に視線を向けている5年生に励ましの拍手!

そして小学校生活ラストチャレンジとなった6年生も1,440m。女子は市大会800m2位に入賞した児童が圧巻の走り。記録は5分34秒42で記録更新には一歩届かず。その心境を率直に「悔しいです!」と語る姿、これからの成長がますます楽しみでございます。その姿に引っ張られて顔を真っ赤にして最後まで走り抜いた皆さんの姿、とても美しく見えました。大きな拍手!

続く男子も熱く切磋琢磨して走る姿が。最後の最後にこの差でFINISH!1位の記録は5分57秒43。2位との差は0秒30でございました。6年生ともなるとやはりフォームが安定していましたね。順位の入れ替わりはありましたが自己ベスト続出!全員完走を果たした皆さんに大きな拍手!

6年生への全員インタビューでは、やはり「小学校生活最後の...」という枕詞とともに、走ることを通して今の自分の生き方を語る姿が印象に残りました。その目線で残りの小学校生活をやりきって欲しいと思います。

今年の持久走記録会はBGMを流さずに行い、走る子どもたちの息づかい、大地を蹴る音、そして元気に応援する声が長倉の杜に響き渡りました。その中で特に印象に残ったのは、「◯◯ちゃん頑張って!」「◯◯くん頑張れ!」とお互いの名前を呼び合って応援していた子どもたちの姿、そしてそれが学年学級を超えて先輩後輩間で行われていたところ。私たちが思う以上に子どもたちは強く熱い絆でつながっていることを実感、子どもの力ってやっぱり凄い!を再認識いたしました。

やっぱり凄い!と言えば、やっぱり本校職員。ゴールで記録を担当する先生は、敢えて目立つ赤色のユニフォームを着用。「あんなに頑張る子どもたちが、最後、ゴールを間違えたら申し訳ない感じがしますでしょ!」とのこと。その先生の後ろ姿、大きなジェスチャーで子どもたちを呼ぶ姿に、やっぱ先生っていい仕事だよな!を実感いたしました。今日もチームワークで子どもたちの頑張りを支えてくださいました。いつも子どもたちに寄り添い、最高の愛情を注いでくださる先生方にも感謝の拍手を送ります!

明日から12月。まだまだやれる予感がしています!もっともっとチャレンジできる手応えを感じています!長倉小学校全員で2023年を精一杯駆け抜けて参りましょう!!