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出来事

畳の上でのおはなし会2023、6年生最終編

2月13日(火)、図書館ボランティアの皆さんに今年度最後、そして6年生にとっても小学校生活最後のおはなし会を行っていただきました。本日のラインナップはこちら。

棚の上には十二支の人形が並んでいて「みんなは何年生まれ?」「卯!辰!」「では十二支を言えるかな?」「微妙...」との会話、子どもたちの心を温めてくださってから、「では1冊目『オレ・ダレ』ね。どんな動物が出てくるか当ててみて!」ということで本日の読み聞かせスタート!

暗闇の中に次々と登場してくる動物たち、「オレは◯◯が得意なんだ...」という自慢話?をヒントに「猿じゃない?」「いやエビだよ!」とか言いながら絵本の世界に入り込んでいきました。正解を聞いて「やっぱりな!」「そっちか!」と一喜一憂。子どもたちはの好奇心・想像力を見事に引き出してくださいました。

 続いて「おこる」。毎日怒られてばかり、どうして僕は怒られるの?そして人はどうして怒るの?という問いが自分の生き方を見つめさせてくれます。間もなく小学校を卒業する6年生に向けたボランティアさんのメッセージでしょうか、みんな幸せになってね!って。

つづいて「ごちゃまぜカメレオン」。エリック・カールの絵が素敵!子どもたちからも「読んだことある!」の声が。周りの環境に合わせて体の色を自在に変えることができるカメレオン。あれもいいな!これもいいな!ということで次々と体を変化させていくととんでもない姿に変わり果ててしまい...。初めは面白がってみていた6年生、次第に「あの生き方はちょっとよくないな」とのつぶやきが。そうですね。ここでも、自分を見失わないでね!あなたにはあなたにしかない魅力があるのよ!というボランティアさんのメッセージが聞こえてきましたね。

大型絵本「きつねのでんわボックス」は優しい時間が流れていきましたね。子を思う親心に触れるストーリーとともに、ボランティアさんの読み方がとっても素敵で、より大きな感動を味わうことが出来ました。私も久しぶりに実家に電話してみようかな...。

ラストは「You are the only one, but never a lonely one.」=「ひとりぼっちじゃないんだよ」。1匹のアリさんがたくさんの動物との出会いう中で気づいたことは何だったのでしょう?この絵本は「東日本大震災の折に世界中から寄せられた温かな支援や激励に対しての感謝の気持ちを届けたいという想いをきっかけとして生まれました」というお話も印象に残りましたね。まさにボランティアさんから6年生へのエール!ですね。

登場する動物には、日本語も含め3カ国語で表記してあります。ということで「皆さんは、これから本格的に英語を勉強するから、登場した動物を英語で言ってみて!」と代表2名が前に出てチャレンジ!中学校の学習に思いを馳せておりました。

最後のご挨拶、「みんな大きくなったね。畳の上に入りきらないわ!背が高くなって見上げちゃうよ。これからも本をたくさん読んで、勉強もして、大きく立派になってください!」とのお言葉、そして心のこもったプレゼントをいただきました。6年生、いつも以上に元気に「ありがとうございました!」との挨拶で感謝の気持ちを伝えていました。

これまで6年間、読書は心のビタミン!頑張って!と温かく見守り続けてくださったボランティアさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

PTA活動へのご協力ありがとうございます!

2月9日(金)、PTAの年度末の各種会議を実施しました。まず行われた本部役員会では、校長より今年度の子どもたちの活躍や教育活動の成果と課題を説明し、共有させていただきました。PTA活動があって本校ならではの教育活動に取り組むことができ感謝申し上げます。

引き続き専門委員会と交通安全母の会が開かれ、今年度の振り返りと次年度の活動計画について協議しました。その内容は実行委員会において報告され、役員全体で共有しました。

教養委員会では橋本妙子先生のふれあいコンサートを開催して親子で音楽に親しむ機会を創出できたこと、次年度もニーズに合わせた教育講演会を企画していくこと等が話し合われました。

広報委員会では年2回の広報を発行し、次年度も同様の活動を検討していくとのことでした。

施設委員会では今年度バザーを再開させることができ、次年度もさらに工夫して内容を充実させていくことが話題となりました。

厚生委員会ではベルマーク運動に参加し、今年度は預金の一部を子どもたちからのオーダーでカラーコーン等を購入し、引き続きベルマーク運動への協力を呼びかけていきますとのことでございます。

交通安全母の会では、子どもたちを交通事故から守ることを目的に市内の活動への参加や次年度の朝の交通安全立哨当番について計画立案を行いました。

今年度は、全家庭にご加入いただき、役員・委員として76名の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。PTA活動の目的は「会員が協力して学校教育の振興充実、会員の親睦を図ることを通して、児童の心身の健全な発達と幸福の増進に資すること」です。これからも家庭と学校がもつ力を結集し、最大限発揮して参りましょう。引き続きご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

県書きぞめ展、表彰式に出席しました!

2月11日(日)、福島県書きぞめ展の表彰式が福島市で行われ、「書きぞめ大賞」を受賞した本校児童2名が出席しました。今年は県内の小・中・高等学校・特別支援学校か641校から53,291点の参加だったとのことです。

小学1年生毛筆の部、初挑戦での受賞、おめでとうございます!

小学5年生、書きぞめ大賞をこれまでも複数回受賞しているとのこと、おめでとうございます!

次の皆さんも見事入賞しました。おめでとうございます。後日、改めて学校で表彰式を行いましょう!

【硬筆の部】
書きぞめ準大賞
 1年生・2年生

【毛筆の部】
書きぞめ準大賞
 4年生
書きぞめ賞
 6年生

加えて、要項を見ると本校の卒業生がたくさん入賞していました。継続して頑張っていますね。おめでとうございます!

ひときわ大きなトロフィー!こちらは小学校で1校だけいただける「最高学校賞」のトロフィーでございます。初の受賞!本校は令和3年度から連続で「優秀学校賞」をいただいて参りましたが、本当に本当に嬉しい受賞でございます。これまで子どもたちのチャレンジを支えてくださった皆様方に改めて感謝申し上げます。

(財)福島県教育会館が主催し、福島県書写書道教育研究会の共催で今年で68回目となります。この歴史の重みをしっかりと受け止め、書写書道を通した美しい文字と心の探究、そして文字文化の継承を本校の文化として、これからも大切にして参ります。

なお、校内書き初め会の作品展示を授業参観日まで延長しますので、ぜひご覧ください。

一週間の終わり、お掃除をしっかりと!

2月9日(金)、一週間の汚れをきれいにして気持ちよく週末を迎えましょう!ということで今日もお掃除を頑張っていました。

こちら3年生、美しい整列で心の持ち様を表現!玄関掃除に出かけた子どもたち「靴箱きれいにしなくちゃねっ!」って自然と手を差し伸べてお友達の靴もそろえてくれました!1年生の廊下まで掃き掃除を進めていて、お手伝いに感謝!もちろん教室内も活気あるお掃除が...。

2年生にもお邪魔しました。分担し合い、責任を果たし合い、また一段と効率よく活動できるようになってきましたね。どちらの教室も床が光っています!廊下掃除では本棚をどけて隅々まで雑巾がけ。「今日も雑巾真っ黒なの?」「はい、どうぞ!今日も真っ黒!いつも真っ黒!」とのこと。校舎をきれいにしてくれてありがとう!そして、道具のメンテナンスもバッチリですね!

手洗い場のお掃除、冷たいでしょうに、体全体でピカピカに磨き上げてくれています。どうもありがとうございます!

やまなし学級にもお邪魔しました。一人ひとりの担当エリアが大きいのですが、責任を持って活動していました。頼りにするはやっぱり先輩。今日も素敵な先輩を見上げながら終わりの整列・反省を行っていました。ご苦労様でした!

今週は寒い中でのスタートでしたが、本校も少しずつ春めいて参りました。今日の大休憩は、暖かな日差しの下、学年入り乱れてなわとびにチャレンジ!学級の長なわとびの記録も着実に前進してきています。5・6年生はもうすぐプロ級とのこと。楽しみです。来週もまた元気に登校して勉強に運動にチャレンジして参りましょう! 

1年生、大先輩から遊びを習う!

2月6日(火)の1年生、昔遊びに興じておりました。「私のおじいちゃんだよ」「僕のおばあちゃん!」ということでゲストティーチャーは、子どもたちのおじいちゃん・おばあちゃんでございます。「今日はよろしくお願いします!」と元気にご挨拶をして活動スタート!

初めのご挨拶で子どもたちにとってはお越しくださった皆さん全員が自分のおじいちゃん・おばあちゃんとなってしまいまして、委細構わず「どうやるの?」「教えて~!」の声があちこちから。おはじきコーナーでは、遊び方を教わった子どもたちは指先に入れる力加減を考えながら技を習得していって、オリジナルの遊びも考案して楽しんでいました。さすが遊びの天才!

指遊び、せっせっせーのよいよいよい♬でしょうか。ずいずいずっころば~し...ってとっても楽しそう! 

だるま落とし!こちらは本校に受け継がれているレアな遊び道具。女子はコンコンコン!って感じでチャレンジしていて見事一段はずしに成功!よっしゃ僕は一気にやるぞっ!ゴンッ!って...残念なことに。 

コマ回しコーナーも大盛況。ゲストティーチャーがお手本をお示しくださるも「オレはベーゴマだったんだよな...」と子どもたちと一緒に悪戦苦闘でございました。平成15年購入のコマ、こちらもレトロ感満載でした。

お手玉遊びは女子に人気でしたね。手に伝わってくるお手玉の感触が何とも言えないご様子。「片手でやってみますよ!」ってチャレンジした結果、お手玉が思わぬところに飛んで行ってしまってこの表情...。

奥の方ではあやとりに、おじさんも奮闘しておりました。さすがはゲストティーチャーのおばあさま、ホイホイと指先を器用に操り技を伝授してくださいました。できたよ!って笑顔が素敵ですね。さらに2人あやとりにもチャレンジして優しい時間が流れていました。

こちらけん玉コーナー。本当のお孫さんに技を披露して、すごいおじいちゃん!の称賛をいただいたご様子。それを横目で見ていた男子児童、けんを逆さまにしてチャレンジしたら1回目で見事に成功しちゃって...。これにはおじいちゃんもビックリでございました。しかしながらけん玉をするときのこの姿勢、足腰も鍛えられそうですね。絶妙な重心バランス!

こうして大先輩から2時間たっぷりと素敵な遊びをレクチャーしていただきました。電気を使わない遊びって大事ですね。体も頭も心もフルに働かせて活動したので子どもたちは大満足。よって、誰から言われることなく、自然と大先輩に「楽しかった!」「またやりたい!」「また来てください!」「ありがとうございました!」と伝えていました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。引き続き、子どもたちへのご声援をよろしくお願いいたします!

 

3年生、クラブ活動を見学!

4年生以上で編制しているクラブ活動。今日は、間もなく4年生に進級する3年生が、クラブ活動って何?どんな活動をしているの?ということで、クラブ活動事前見学会を開催しました。まずは「テーブルゲームクラブ」の会場へのご移動。軽やかな足取りでわくわく感が伝わってきます!

今日は、それぞれがやりたいカードゲームを持ち寄っての活動とのこと。多彩なカードゲームで盛り上がっていました。けっこう頭を使うよ!おもしろいよ!と優しく声をかけ、退室する後輩に優しく手を振る先輩の姿が素敵でした。

こちらは 「自然科学クラブ」。6年生リーダーがこれまでの活動内容について、火を使ったり、オーブンを使ったりしてさまざまな実験?を行ってきたとのこと。今日は「わりばし&ゴムてっぽう」づくりにチャレンジしていてゴムの飛ばし合いをするのだそう。てっぽうの仕組みに興味津々の3年生、クラスでやってみたい!の声があがっていました。

続いて体育館へ移動して「運動クラブ」の見学へ。前半のサーキットトレーニングが終了し、後半のドッジボールが始まるところにお邪魔しました。 4年生が果敢に6年生に勝負を挑む姿、それに対して容赦のない6年生のスローイング...。先輩方のスピード&パワー、そして本気・熱気を体感することができたようでした。

こちらは「料理・手芸クラブ」。本日は針と糸を手にしてティッシュケースづくりにチャレンジしていました。先輩が集中している様子を間近で見ようとぐいぐい近づいていく3年生、凄い!上手!と感想を述べていました。そんなに見つめないで!と言いながらもオリジナルティッシュケースを完成させることができ、それはそれは大満足の先輩方の姿も印象に残りました。

最後にうかがったのは「イラストクラブ」。まずは6年生からクラブの紹介。持参した本や端末を利用して自由に制作活動を行っていました。渡り廊下に作品は掲示していることを知っている3年生、こうして描いているのか!うますぎる!ホンモノみたい!の感想を述べていました。 

最後に6年生リーダーが「クラブ活動では毎回振り返りシートに自己評価をしていて、4つの力を発揮できたか?をチェックしています。3年生も好きなクラブに入って、4つの力を発揮しながらクラブ活動を楽しんでくださいね!」とお話しくださいました。「来年はいないけど、3年生も楽しく活動して欲しいです!」と話してくれた6年生リーダーの立ち姿、格好いいです!

「そう言えば、去年の今頃、同じようにクラブ活動の見学したよね!」って話しかけたところ「そうなんですよ。1年って本当に早いんですよ...」としみじみ返してくれた4年生の姿も印象に残りました。「僕らももう5年生か...」とのこと。3年生のために実施したクラブ活動見学会ですが、子どもたちにとっては意外と感慨深い行事となったようですね。

こちら教室に帰ってきた3年生。「みんな真剣にクラブ活動見学ができたのでよかったと思います」という振り返りともに、「私は◯◯クラブに入りたい!」「オレもう決めたもんね!なー!」「いや、けっこう迷ってる」との会話が弾んでいました。4月が待ち遠しくなりましたね!

学校保健委員会、子どもたちの健やかな成長を願って!

2月2日(金)、学校保健委員会を開催しました。前編は4・5・6年生と保護者の皆様が対象。いつも学校給食でお世話になっている常磐学校給食共同調理場栄養教諭の新妻佑美先生より「望ましい食生活について~成長期に必要な栄養について~」をテーマにご講義いただきました。

こちら5年生のワークシート。子どもたちは自分の健康に関係する大事なお話!と理解できていたようですね。健康を支える3本柱とは?なぜ食事が大切なのか?食事のメニューには?食事が活力ある生活とどう関係しているのか?そして具体的な実践事項を決めた様子がうかがえます。子どもたちの学びを共有していただければ幸いです。

会の運営は保健委員の子どもたちが担いました。ご苦労様でした。そして豊富な資料をご準備し、心に働きかけるご講義をしてくださった新妻先生、ありがとうございました。

後編は、新妻先生とともに学校歯科医の菅原勝人先生、学校薬剤師の堂腰尚子先生をゲストにお招きし、本校職員が子どもたちの健康課題、特に肥満についての学習会を開きました。

まず、本校養護教諭から本校の現状について発表を行いました。「データ上、コロナ禍において肥満傾向が急増し、現状はほぼ横ばいで進行中、軽度から中度に進行している状況」とのこと。そして改善に向けて朝ランや体育の授業等による運動習慣づくり、食育の授業等に取り組んでいることを紹介しました。

その後、菅原先生からは、よく噛んで食べることが虫歯だけでなく肥満の予防にもつながること、子どもの立場を尊重した声かけの大切さ等についてご助言いただきました。また、堂腰先生からは、高血圧・糖尿病・高脂血症等の生活習慣病に携わってきたご経験から、子どもの頃からの食生活が大切とのご意見をいただきました。

新妻先生からは、朝食を見直そう週間でのアンケート結果も踏まえて改めて本校の子どもたちの食生活に対するご意見等をご教示くださいました。

各先生方のお話しをお伺いして、子どもたちが大人になったときの健康は今がベースになっていくこと、食事を大事にした生活習慣を大人がしっかりリードしていくこと、特に朝食は一汁三菜=和食に注目していくこと、そして子どもたちにとって食事場面での団らんがとても大事であること、学校と家庭の連携の仕方等々、重要な知見を見出すことができました。

子どもたちの健康を支えるのは私たち大人!の自覚を再確認し、貴重な学びを得ることが出来ました。ご指導くださいました先生方に改めて御礼申し上げます。そして、1年前からこの日を目標にして、子どもたちの健康のために毎日力を尽くしてきた養護教諭にも大きな拍手を!

鬼払い集会2024!季節は春へ...

2月2日(金)の1年生教室、窓からガサガサと音がし始めまして、怪しい人影?が...

すると突然ドアが開いて「鬼だぞ~、わりー子はいねーがー」と言いながら鬼が入ってきまして、子どもたちは驚き?いや大喜び!そして鬼払いのスタート!「鬼はー外!」「福はー内!」と言いながら、なかなか粘り強く居座る鬼をお友達と協力して追い出すことにようやく成功しました。

ということで、本日は鬼払い集会でございました。まずはオンラインにて、代表委員による節分にちなんだお話し会。

その後、各学級代表による「退治したい自分の中にいる鬼」の発表。「たべものすききらい鬼」「めんどうくさがり鬼」「夜更かし鬼」「ネット鬼」「ねぼう鬼」「けんか鬼」等々、自分自身を見つめてしっかりと発表していました。

それから各学級での鬼払いとなっていきまして、こちらはやまなし学級に入り込んだ鬼!子どもたち、それはそれはもの凄い勢いで、新聞紙を丸めた豆を投げつけて、鬼退治に盛り上がっておりました。

また、鬼退治の後は「歳の数だけ豆を食べるんだよね!」ということで美味しそうに...。「先生は何個食べるの?」「そんなに食べたらお腹壊すでしょ!」等々の会話が面白かったですね。豆を食べるのも大事だけど、心の中にいる鬼退治はちゃんとできたかな?

また、5年生が中心となって校舎中を新聞豆をまきながら鬼退治してくださいました。退治後はきちんと新聞豆を片付けていくところが素敵!どうもありがとうございました。

そう言えばあの鬼さん、どこかで見たことがあるような...。あら、ひょっとしていつも職員室にいる教頭先生では?という噂が流れているようないないような...。子どもたちのためにどうもありがとうございました!

ながくらの鼓笛2024、始動!

1月31日(水)の子ども広場。5年生のフラッグ・カラーガード隊がキレッキレの動きを披露し、熱心に練習に励んでいました。その姿を優しく見守る担任の先生。「みんな本当によくチャレンジしてきたんですよ。メリハリつけて『格好いい姿』になってきました!」と嬉しいお言葉!

すると、南校舎3階の音楽室にいた仲間から声がかかり、「今から演奏するから、それに合わせて演ってみて!」とのこと。どうやら音楽室では、楽器隊が練習しているようです。

音楽室では、ながくらの鼓笛をリードする主指揮・副指揮、そして大中小の太鼓、シンバル、ベルリラ、キーボードのバンドメンバーが、鏡を見ながら練習に励んでいました。子ども広場にいる仲間に届けと言わんばかりの迫力ある演奏を披露していてすごい!立派!と思ったのですが、演奏後はなぜか浮かない表情...。「まだまだです。まだ自信が...。練習しかないです」とのコメントを聞かせてくれました。まさに「4つの力」の発揮!

これまで5年生は、「ながくらの鼓笛」のどのポジションをやりたいかを自分で決めて、6年生のレクチャーを受け、オーディションを経て地道に直向きに練習を積み上げてきました。後輩思いの6年生が5年生に寄り添い、丁寧に伝える姿が素敵でした。「1年前は逆の立場だったね」の声かけに「そうなんですよ。1年ってホントに早くって...。もう5年生に任せるしかないんです」とのお話、感動でございます。

4つの力をフル活用していた今日の5年生の姿から、先輩方が大事に受け継いできた伝統「長倉小PRIDE」を私たちも引き継ごうとする心意気を感じました。長倉小PRIDE=心を一つに団結して何事も最善を尽くし続ける志!それを担任の先生は「格好いい姿」として子どもたちに伝え、今日も子どもたちのチャレンジを温かく見守ってくださっています。

ながくらの鼓笛2024、間もなくデビュー!楽しみでございます。また、裏を返せば6年生の卒業が間近になってきたということ。わくわく感と淋しさが入り交じって、まさに春ですね。2月も全力で子どもたちの成長を応援して参りましょう!

2月のスタート!

本日より2月がスタート!毎月、図書館の掲示板を図書館ボランティアの皆さんが季節感あふれる内容へと更新してくださっていまして、昨日、2月の作品を撮影しようとうかがってみると偶然2年生が利用してまして...。

「今日は何借りようかな...」「このシリーズ楽しいよ!」「これね◯◯が出てきて◯◯になっていくんだっけ...」「それより先は言わないで!」との会話が楽しそう。

本日は学校司書の先生の来校日で、本の返却と貸出を担当してくださいました。何気ない会話が、子どもたちを本の世界、読書好きへと導いてくださっています。いつもありがとうございます。

そのままの流れで2年生の下校に立ち会ってみました。「今日楽しかったことは?」の質問にすぐに「給食!」と答えてくれたり、「頑張ったことは?」に対しては「1校時は~、2校時は~、そして5校時は~」と親切丁寧に説明してくれたり、「国語でしっかり教科書を読みました!」「私は道徳です。みんなで考えました!」「ズバリ、ない!」等々、素敵な表情でお話してくださいました。充実した一日だったようで嬉しいです!

だいぶ日が延びてきていて温かい日差しが子どもたちを包んでいました。やはり春が着実に近づいてきているようですね。子どもたちの会話を聞いていると、「金曜日は豆退治だ!」「えっ、豆退治?」とか「学校に鬼いっかんね!」「私の通ってた幼稚園にもいた!」「長倉小は校長室にいるらしい...」「えっ、まじ?」「見たことあるって言ってた人いた!」等々、明日開催する鬼払い集会にわくわくしているようでした。

明日、みんなで鬼退治しましょう!ちなみに、校長室の鬼ってこちらでしょうか...。昨年の6年生が、学校に鬼が入ってこないようにと、鬼よりも強い鬼様を置いていってくださいました。今もしっかりと見張ってくれています!こちらの鬼様は退治しないでくださいね。

長倉の杜、梅の花が咲きました!

1月30日(火)、百花の魁である梅が咲き始めました!昨年は2月6日に開花しましたので、今年は1週間早く春が近づいてきているようですね。

「新年の抱負」を語り合ってスタートした1月、子どもたちは寒風吹き付ける中でも朝ランにチャレンジ!また、体育の授業や大休憩は なわとびにもチャレンジしているところです。

卒業が近づいてきた6年生はとっても後輩思いで、特に縦割り清掃班では率先して活動し、やるときは最後までやるのが長倉小だよ!と、行動でお示しくださっています。

1年生もここにきて急成長!毎日いろいろあれこれありますが、物事をちゃんとやろうよ!を合言葉にお互い励ま合って生活しています。本にも興味をもち始めて、絵本を読んでください!のリクエストに応えてみました。また、粘土作品、これまでよりも3D感が高まりましたね。思いっきり創造力や発想力を発揮している姿、最高です!

明日から2月。生活のまとめ&学習のまとめ=卒業・進級に向けて着々と準備を進めていきましょう!と声をかけて参ります。何より「早寝・早起き・朝ご飯」で生活のリズムを整え、健康に毎日を過ごして参りましょう!

校内授業研究会を開催しました!

本校は、令和5・6年度の2年間、いわき市小学校教育研究会授業公開協力校の委嘱を受け、生活科・総合的な学習の時間の実践研究に取り組んでおります。1月26日(金)、理事の皆様をお招きして授業研究会を開催しました。

公開した授業は6年生。子どもたちは、本校のルーツである常磐炭田と映画「フラガール」の視聴をきっかけに、もっと知りたい!を見出し、フラダンス・温泉・観光地・方言・閉山とハワイアンズ・エネルギーの6グループに分かれて探究してきました。そして、探究してきた内容はこの地域の魅力だ!ということに気付き、卒業を控える今だからこそ、探究してきた成果を後輩たちに伝えたい!という思いをもつに至ったのだそう。

そこで本時のめあては「後輩に伝える地域の魅力の発表計画を立てよう」と設定されていきました。

そして、これまでのグループでの探究活動を振り返りながら、「発表する相手は何年生にする?」「後輩に何をどうやって伝える?」「相手に分かりやすい内容かな?」「改めてどんな準備していく?」といった話合いが行われていきました。

これまでの探究活動で自分たちのグループテーマに愛着が湧いてきたからでしょう、「このことは大事だから伝えたい!」「違う方法で伝えてみたのがいいかも」「難しい漢字や言葉が多いけどどうしよう?」「もう一回調べ直してみては?」「改めてゲストチーチャーに詳しく聞いてみようよ!」といった会話があちこちから聞こえていました。

授業の後半、各グループで話し合った結果(発表計画)の発表へ。まだ不完全ではありますが、こうしてアウトプットすることで、子どもたちの思考は整理され、次の活動への見通しを見出すことにつながっていきます。他のグループや先生との質疑応答は、さらに深い思考へと導いていきます。

授業の最後は、本日の学びの振り返り。今日を踏まえて次はどんな活動をしていくのか、今日の学びでどんな力を発揮したのか等々、タブレットを活用して記録していきました。記録の蓄積は、いずれ学習全体を振り返る際に大いに役立つことでしょう。

授業後の研究協議では、まず本校の研究テーマや概要、加えてこれまでの実践を報告し、理事の皆様と共有しました。その上で、本日の授業実践についてご協議いただきました。

協議では、研究テーマをベースに地域と連携した探究活動を進めていく中では、まずは思いっきり楽しい!を味わっていくこと、それは子どももかかわる大人もという視点が大事であること、また五感を刺激する体験を創出していくことが大切等々、多岐にわたるご示唆をいただきました。大変勉強になりました。理事の先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

改めて身内ながら授業公開というチャレンジをしていただいた担任の先生に大きな拍手を!また、この1年、本校の研究を土台から築き上げ、先頭に立って研究を推進してきた現職主任にも大きな拍手を!お二人をはじめ本校の職員はいつも「子どもたちのためですから勉強になります!」とお話ししてくださいます。心強い限り!

本日の学びを道標に来年度の授業公開に向けて一丸となって一歩一歩前進して参ります。私たちも4つの力を発揮して、子どもたちとともに成長して参りましょう!

やまなし2組、道徳科「自分のやるべきこと」について考えました!

1月25日(木)、やまなし2組の道徳科の授業、苦手なことや困難なことに対しても直向きにチャレンジすることの大切さについて考えました。まずは学級のことについてデータで確認。殆どのメンバーは苦手なこと・やりたくないことがある!と回答していましたね。

続いて、NHK for school「パンタのらくちん作戦」を視聴。主人公のパンタ君は、サッカーのリフティングが苦手なのに、あの手この手で誤魔化していきますが、最後にはばれてしまって大後悔。子どもたちは、物語の場面毎にパンタ君の考えや気持ちを整理していきました。

そして、先生から「後悔しているパンタ君に、どんな声かけをしますか?」との発問。先生が落ち組むパンタ君の役になって子どもたちを物語の世界へと引き込んでいきました。とある男子児童、積極的に前に出てきて、パンタ君に向かって「ちゃんとやれよ!」と上から目線で...。パンタ君「は~い、そうします」との反応。

「じゃー、パンタ君役、交代ね!」と、今度は男子児童がパンタ君役に。すると、女子児童から「ちゃんと練習してね。できなかったらメモしてみてね!」と指を指されての厳しいご指導が。それに対して男子児童、一瞬眉間にしわを寄せるも「は~い、わかりました...」と観念したご様子。その後「なんでパンタ君は誤魔化したんだよ...。こんな気持ちになるの嫌だ~」と感想をお話しくださいました。

そんなやりとりを見ていたこちらの彼。パンタ君に向かって「これからはちゃんと練習してください。練習すればリフティング100回できるようになるかも知れないよ。ね!」と、残念な行いをして後悔している相手を気遣って優しく笑顔で励ましてくださいました。

そんなロールプレイを体験した後、改めて学級のメンバーが現在チャレンジしていることを確認。そして「では、みんなは自分が苦手だなとか難しいなとか思ったことに対して、チャレンジできてるかな?支え合っているかな?」との発問。やや言い訳?もありましたが、目標を持ってチャレンジしていった方が楽しい毎日につながっていくことを実感したご様子でした。

最後は、ワークシートを使って本日の学びを整理整頓。忖度のない記述が素敵です!

提出にきた児童と対話をしてこれからのチャレンジを勇気づけたり、なかなか記述が進まない児童に寄り添って整理をサポートしたりと、日頃から一人ひとりを大事にしている担任の先生のこの姿こそが、子どもたちのチャレンジを大きく支えているんですね。

本日も素敵な授業を見ることができました。およそ1年をかけて築いてきた学級での信頼関係をベースに、さらにさらに子どもたちを大きく成長させて参りましょう!

3年生、新聞記事の作成にチャレンジ!

3年生の子どもたちから「新聞を作りたい!」との声があがりまして、1月24日(水)、福島民報社の川原田秀樹先生をお招きして出前授業「記事を書いてみよう!」を実施しました。実際の新聞づくりのお話とともに「メモの通りに書いて正しい漢字を使い、施設の名前や地名は間違わないようにすることが大切。一番言いたいことを文章の最初に記すことも必要ですよ」等々、分かりすい言葉で丁寧にレクチャーしてくださいました。

それでは実際に記事を書いてみましょうか!ということで、子どもたちは「温泉新聞」の名の下で記事作成へ。川原田先生、プロ目線で一人ひとりに励ましのお声かけ。「小学3年生への出前授業は初めてで...」とのことではありましたが、子どもたちはホンモノと出会って新たな憧れの気持ちを抱いたご様子。「新聞が出来たら川原田先生に見てもらうんだ!」という新たな目標を見出すことができました。川原田先生、ありがとうございました!

それで、どうして3年生が新聞を書きたい!と申し出たかというお話。それは春先からずっと地元「いわき湯本温泉」を探究してきて、次第に温泉の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい!という思いを抱いたからとのこと。これまでもお伝えしてきましたが、改めて担任の先生とともに積み上げてきた探究プロセスを振り返ってみます。

まずは探究のきっかけ。地元に温泉があることは知っていても、意外と説明できない自分に気付いたことが出発点となりました。ではではということで常磐公民館の大平先生にご相談申し上げ、温泉を引き揚げている源泉から温泉旅館までの経路をいざフィールドワーク。

そこで出てきた疑問やもっと知りたい!は、温泉の歴史や効能、鶴の伝説、足湯、湯壺等々でした。子どもたちの感性・観察眼にはビックリしたことを懐かしく思います。それらを整理して「歴史」「温泉のお湯」「温泉施設」「旅館」のテーマを見出し、子どもたちは再びフィールドワークへ出かけたり、ゲストをお招きしたりして、温泉にかかわるホンモノと出会い、五感をフル活用して学んでいきました。加えて、旅館にお願いして実施させていただいた宿泊客の方々へのアンケート、その回答用紙は子どもたちの宝物で今でも教室の一番いいところに掲示しています。

その成果がこちら。私たちは、子どもたちが探究活動に没頭している状況を「材に恋している!」と言っているのですが、まさに3年生は「温泉」に恋をしています!その成果がこのノートと付箋紙の数でございます。

 

そして「このすっごい湯本温泉をみんなに伝えたい!そのために新聞を作ろう!」となっていったのですが、気がつくと温泉情報が膨大な量となっていまして、どう整理したらいいの?難しいな~!そもそも新聞ってどうやって作るの?となり、それならばいっそのこと新聞を作っているプロの方をお呼びして教えてもらおう!となってこの度の川原田先生と出会いにつながったのでした。

温泉に恋をしている子どもたちの熱い気持ちを受け止めてきている担任の先生も素敵ですね。学年単学級が多い本校は、担任の先生が自信をもって子どもたちのチャレンジを応援できるようにと定期的にカンファレンスを行っています。職員室内で情報を共有し、材に恋をする子どもたちを大事に育ていくためにアイディアを出し合い、支え合っているところは本校の強み!さりげなく紹介させていただきます。

さて3年生、川原田先生のご指導をベースにこれからどんな新聞を完成させていくのか楽しみですし、作成した新聞を活用どうしていくのかにも注目です。これまでお世話になった方々へのお礼も含めて、3年生のチャレンジを引き続き応援して参りましょう!

4年2組、理科で水の実験にチャレンジ!

4年2組の理科では、現在「水のすがたと温度」をテーマに授業を行っています。1月24日(水)の授業のめあては「水を冷やしたときの温度の変わり方と水の様子を調べよう!」。試験管に入れた水道水を冷やしていって氷になるその瞬間を観察しようという内容。

まずは子どもたちの予想。「水温を下げていって何℃になったら氷になると思う?」「1℃、いや0℃、んー?マイナス1℃!」「じゃー体積は?」「減る!」「増えるって!」...。「それじゃーこれから実験してみて、予想と比べてみて、また新たな『?』を見つけていきましょう!」ということで、試験管やビーカー等の実験器具の運搬へ。早く実験したい!と逸る心を抑えて慎重に慎重に...。

実験器具をどうセッティングするかは、先生の解説と先生の手元を写した電子黒板で確認。「水は試験管の3分の1くらいね!」「えっ、3分の1ってこんくらい?」「それは5分の1だよ」「こんくらい?」「それじゃ2分の1だよ」「こんくらい?」「なんで増やすの~!」...、さりげなく算数の実力を発揮しておりました。

「1分ごとに時間を伝えるから、その時の水温と水の状態を記録していきましょう。それと体積を知るにはどうしたらいいかな?」「試験管(の水面に)に印をつけておくかなんかしたら?」「おっ、それいいね!」「じゃー、そうしましょう!」...。「それと、気をつけなくちゃならないことは?」「氷でやけどしないこと!」「その通り、氷の扱いや器具の扱いもみんなで気をつけてください。それじゃビーカーに氷を入れていくから観察を始めていきましょう!」

水が氷になる瞬間をとらえようと、子どもたちは開始1秒後からご覧の様子。動画視聴では味わえないわくわく感・ぞくぞく感を存分に感じていますね。先生が経過時間を伝える度に、「まだ?」「ぜんぜん水!」「そろそろ?」「まだまだ水!」...。

水温が0℃に近づくにつれて子どもたちにザワザワ感が...。「これ氷になった?」「え?まだ水面が揺れてるよ」「でも温度計が試験管くっつかってるけど」「あー、少しずつ氷になっていってんじゃね~?」「マジ?一気に固まる(氷になる)と思ってた!」「あっ、じゃーこの時間から氷になった!ということで」「OK!」「温度計は?」...という会話がとっても素敵ですね!

記録用紙の記述内容もとても魅力的。大人ですと「徐々に水が氷になっていく」と表現するのでしょうか。子どもたちは「少し」「まあまあ」「けっこう」「カチコチ」「カピカピ」「カチカチ」と表現し、中には「ガリガリくん」「ガリくんが...」と人間扱いしているものもあって、語感が豊かですね。

授業のまとめは実験データを手掛かりにして、改めて「水を冷やしたときの温度の変わり方と水の様子」を論述、そして新たな『?』を求めて意見交流へ。予想と比較した感想も交えて集中して取り組む姿がとても印象的でした。

また、本日の授業は初任者研修の一環としての師範授業でもありました。ベテラン先生の授業展開は流石でございます。また、若手教員はあっちこっち歩いて気付きを丹念にメモしていました。その中で特に「安全面への配慮についても勉強になりました」とのこと。センスある気付きですね、薬品等も扱う理科の授業のみならず、生活全般に渡って子どもたちそして先生方ご自身の安全を確保することは最も大事なことですから。

今日も授業を通して成長している子どもたち、そして先生方の姿を見ることができました。明日はどんな場面に出会えるか楽しみでございます。

4年1組、算数科で小数のかけ算にチャレンジ!

1月24日(水)、4年1組の算数の時間にお邪魔しました。今日は算数科担当の先生による授業で、メインテーマは「小数のかけ算」とのこと。本時のめあては「1.36✕7の◯◯のしかたを考えよう」と黒板に書かれてありました。

先生と子どもたちの会話。「1.36を100倍して、136✕7を計算したら答えは?」「952!」「そうね。それでさっき100倍していたから、今度はこの答えを?」「100分の1にする!」「そうだね!それで9.52って答えになる。でもそうやって計算するのってどう?」「面倒くさい!ややこしい!何度も計算するから間違えそう!」「だよね!だから今日は式をタテに書いて計算する方法、これ何って言うんだっけ?」「筆算!」「そうそう...」

こうして本時のめあてに「筆算」が加わり、改めて小数のかけ算の筆算スキルを身につけよう!と設定されていきました。子どもたちは既習内容との関係が分かり、今日のめあてにも納得できましたので、さらに実力を高めようとやる気が湧いてきた様子!

改めて教科書や電子黒板を見て、整数の計算と小数の計算の「倍」の考え方は同じであることを確認。子どもたちから「整数と小数のかけ算のやり方は同じだ!使える!」の声があがり、すかさず先生が「その表現いいね!じゃ、黒板に書いておくね!『使える』ってね」と。子どもたちの思いを大事にしている姿、お見事!子どもたちの意欲もますます高まっていきました。

では、問題を解いてみよう!ということで教科書の演習問題にチャレンジ!すると堰を切ったかのように、子どもたちが先生の元に駆け寄り確認をしてもらうアクティブな姿が!

分かったことを使ってみたい!出来るようになったことを先生に伝えたい!という姿をたくさん見ることができました。1問解いたら先生の元へ!確認してもらったら次の問題へ!と。次の問題を解こうと自席に走っていく姿、座ることも忘れて夢中になって問題を解く姿...。

先生の前には大渋滞が発生してしまいました!

その後、今日の学習の定着に向けて計算ドリルにチャレンジしていくとのこと。今日も子どもたちと先生が一体となって、上昇気流に乗っかった授業を見ることができて嬉しかったです。特に算数科は力を積み上げていくことが大切ですから、これからも一人ひとり、一つひとつを大切に学習を進めて参りましょう。

5年生、和の鉄人から鯛めしを学ぶ!

山口県産の神経締めされた天然真鯛!ホンモノでございます。1月22日(月)の5年生家庭科「和食を学ぼう!」ということで「鯛めし」づくりにチャレンジしました。講師は、田町平安の鈴木先生と松本先生にお越しいただきました。

まずはホンモノの天然真鯛に子どもたちは興味津々。鋭い観察眼を発揮し、水族館で泳いでいる魚と比較して、迫力ある面構え、鎧のような堅い鱗などをじっくりと眺めていました。そしてどこからか「うまそう!」とも...。

続いて、鈴木先生が三枚おろしの技を披露。バキッと硬い骨を切る出刃包丁、手前にすーっと引いただけで切り身にする柳刃包丁、迷いのない仕事を見て、すごい!かっこいい!を連発していました。無言で仕事をしていた鈴木先生、突然子どもたちの前に鯛の顔を差し出して、目玉をぐりっと押し出すというサプライズ。子どもたちは当然うわー!ってなったのですが、この目玉も美味しい!魚は捨てるところがないんだよ!命をいただいているんだよ!とさりげなくご教示くださいました。

それでは味見を!ということでお刺身を実食。旨い!何が?食感!味!香り!そしてこの表情でございます。天然ってこういうことか...と、若いのに大したものです。

続いて切り身体験。子どもたちに実際に包丁を持たせてくださいました。手前に引いてごらん!の指示通りに包丁を動かしてみると、あれ?もう切れた!なんで?といった反応。プロの道具の凄さを体感することができました。中には、ストレスのない包丁の切れ味の余韻に浸って、しばし呆然とする様子も...。

身を切り取った頭や骨をアラって言うんだけど、ここも大切に使うよ。今日はアラを火で炙って香ばしくして出汁に加えよう!ということで、網に乗せてアラ炙りへ。この香ばしさがたまりません。伝わりましたでしょうか?

加えるお出汁の準備。今日は昆布と一緒に薄口醤油・酒・みりん・塩、最低限でやるよ。鯛から美味しい出汁が出るからね!ということで、味の決め手になることを察した子どもたち、妙に慎重に慎重に...。

それでは!ということで、鍋にお米・昆布・アラ・お出汁の順に入れて準備完了。でも「火にかけて沸騰したら弱火にして10分炊いて、20秒ほど強火にしてから、火を止めて10分蒸らすよ!」という指示に子どもたちは緊張。1秒単位の繊細さ、それがプロの仕事を実感した様子でした。

なので、子どもたちの目線は鍋と火加減に釘付け。

そんな子どもたちの緊張を感じてか、鈴木先生は子どもたちを呼び寄せて、生わかめの美味しさをレクチャーしてくださいました。生のわかめをお湯に入れると鮮やかな緑色になってまるでマジックを見ているかのよう。それを食べてみたらとろっとろというよりもシャキシャキとしていて、ホンモノのわかめってこんな食感なんだ!を実感。全身を使って美味しさを表現!

そうしている間に約束の時間へ。ふたを開けて、まずはアラを取り出して、ほぐして、それを混ぜ込んでいきましょう!との指示の下、いの一番にふたを開けたのはなんと養護教諭。一気に広がった鯛めしの香りを余すところなくご堪能、それでこの表情でございます。じつに分かりやすいですね!そしてここからはスピード勝負。早く食べタイ!たくさん食べタイ!おめでタイ!と言いながら最後の仕事を積極的に進めていく子どもたちでございました。

完成した鯛めしがこちら!三つ葉を乗せるあたり、プロの仕事でございます。いただきまーす!で一口食べた時の子どもたちは当然の如く笑顔笑顔でございました。美味しい!旨い!味が濃い!これがホンモノの鯛めしか!と言いながらお腹も心も満たされたご様子でした。

各班のリーダーのまとめの言葉。「週の初めのお忙しい中ありがとうございました」「魚嫌いだったけど魚料理をつくれてよかったです」「魚を切れてよかったです」「料理がもっと好きになりました」「この味を忘れません」「生きててよかったです」「班の仲間と楽しくできたのもよかったです」等々。

お友達の真似をしないで、自分の思いを自分の言葉で話す姿は5年生の魅力ですね。鈴木先生への質問から、美味しいところは、お腹・かま・ほっぺとのこと。でも校長曰く、目玉の周りなんだそうです?!

魚が苦手と言っていた子どもたちも美味しい!を連発していて不思議ですね。ホンモノを使い、その道のプロに教わるホンモノの調理実習、大成功でございました。鈴木先生曰く「お店で出しても大丈夫な出来栄えに仕上がりました」とのこと。そして担任の先生が「みんなこの味よ!ホンモノの鯛めしの味、忘れないでね。そして食べるということは命をいただくということ。だからちゃんと調理できる人、食べる人になっていきましょうね!」に子どもたちは「はーい!」と答えていました。ご家族の皆さん、目と舌の肥えたお子さまにしてしまいました。申し訳ございません...。

食の大切さ、和食のパワーをご教示いただいたお二人の先生に改めて感謝申し上げます。いずれこの中から和の鉄人が生まれるかも知れませんね!

6年生、「自分たちの地域をまずは自分たちがよく知る!」

1月22日(月)、新しい一週間がスタート。昨日は土砂災害警戒情報が発表されてヒヤリとしましたが、本校に被害はなく穏やかな朝を迎えました。今週も健康第一で過ごして参りましょう!

さて、本日は6年生の総合的な学習の時間にお邪魔しました。これまでもお伝えしてきましたが、6年生は「長倉小の七不思議」を大テーマに探究活動を展開。本校のルーツが石炭・炭鉱にあることに気付き、当時の様子を理解するために映画「フラガール」を視聴し、「もっと知りたいこと・調べたいこと」を見出し、6グループに分かれて探究してきました。

そして新たなテーマ「自分たちの地域を自分たちがよく知る!」のもと、今日は6班に分かれて、探究の成果を学級内でいったん発表し合おう!となりました。

こちら、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)班。ホームページや文献を手掛かりにして、誕生から現在までの歴史を詳しく調べて年表にまとめました。「WaiWai OHANAはその時に出来たのか?」「金風呂ってなんだ?」といった感想も聞こえていましたね。素晴らしい年表でした。さらに、だれが何のために建設したのか?毎年のように施設をリニューアルしてきたのはなぜか?ということも主張できると炭鉱とのかかわりが色濃く見えてくるかも...。

こちらは温泉班。地図を活用して旅館の位置や旅館の料理の特色をグルメレビューサイトの数値も使って紹介しました。また温泉の効能について、手持ち資料まで準備してくれて「分かりやすいね!」の声が聞こえてきました。温泉と炭鉱との関係や他の温泉地との比較を入れると、いっそういわき湯本温泉の特徴が見えてくるのではないでしょうか...。

こちらはエネルギー班。プレゼンソフトを活用して探究したことを丁寧に発表していました。エネルギーの種類やこれからのエネルギーについて、小学校の学習の域を超えた内容も扱っていましたね。炭鉱で栄えたこの地域はエネルギーの出発点だったわけですね。地球環境問題にも触れていたところもよかったのですが、もう少し私たちの生活と結びつけて、どんな社会にしていきたいかを主張して欲しかったです。そこまで考えられる!と感じました。

こちらはフラダンス班。先日、ホンモノのフラガール2代目リーダー舟木先生に学びましたね。今日は、教える側でチャレンジしていました。説明の言葉の一つひとつが的確!相当自主練に取り組んできたようですね。6年生は映画を視聴したので、どうしてこの地でフラダンスを?の答えは分かっていると思うのですが、他の人に披露する時には、ぜひその理由や舟木先生にご教示いただいたフラガールの使命も伝えていただきたいと思います。

こちらはいわき観光班。市内の観光スポットをみんなに知ってもらいたい!と、カルタを作成したとのこと。観光スポットの説明文が読み上げられると、参加者は「見っけた!」「あった!」と声を出して盛り上がっていましたね。ねらい通り!あまりにも白熱しすぎて転んじゃったりして...。復習として、大きないわき市の地図を準備して、それはここにあるよ!バスだと何分くらいで行けるよ!といった解説をすると距離感も分かって、より理解が進むのではないでしょうか..。

もう一つ、方言班です。「それも方言げ?」ってその話し言葉も方言が入っています。盛り上がっている中、敢えて「おめーら、うっつぁしーがんな!」って言ってみたら、子どもたち「...」という反応でした。「がおっちまー」って感じです。なぜ方言に目を付けたのかな?方言ってどんなイメージ?いわきの方言って...なんて主張も入れてみてはいかがでしょうか...。

今日は、それぞれの班の発表を見聞き・体験してみて、思ったこと・感じたことを付箋紙に書いたところで終了となりました。次の時間は、いただいた御意見を参考にしてよりよい発表へと改善させていくとのことです。何のための発表なのか?誰に向けた発表なのか?を意識して、ぜひぜひ発展させていってください。改めての発表を楽しみにしております!

「身近な地域のことを知れば愛着が芽生え、ふるさと愛が育っていくことでしょう。いずれどこかの地域で暮らした時でも、長倉って...、湯本って...、いわきって...と堂々と語っていただきたい!」とは担任の先生の願い。その願いを子どもたちはしっかり受け止めているから、こんなに熱心に探究活動にチャレンジしているのでしょう。今日も素敵な授業に出会うことが出来ました、感謝!

 

校内書き初め会、頑張りました!

1月19日(金)、今週は寒暖差の大きい一週間でしたが、浜通りブルーの晴天に恵まれ、子どもたちはいつものように朝ランから一日をスタートさせ、元気に活動していました。それにしても朝から半袖半ズボン!まぶしいです。

さて各教室前には、先日開催した校内書き初め会の作品を展示しています。1・2年生はフェルトペン、3年生以上は毛筆でのチャレンジです。低学年の皆さんは、いつの間にか上手にひらがなを書けるようになりましたね。2年生になると漢字も入ってきて、お手本をよーく見て、冬休みにも頑張った成果がよく表れています。

3年生は初めての毛筆チャレンジでした。大きく伸び伸びと書けているところが素晴らしいですね。特別非常勤講師の丹先生の教えが生きていますね。4年生以上になると課題の難易度がぐんと上がっていきますね。文字サイズのバランスやはらいやはね等々...。一年一年確実に課題をクリアしてきている様子を改めて実感しました。

本校では書写の時間を中心に、文字の美しさとともに心の持ち様や姿勢の美しさも大事にする文化が連綿として受け継がれてきています。上手に書けるお友達を敬って真似をしたり、先生に思いっきり頼ってみたり...。もちろんご家庭での温かい励ましがあってのこと。一人ひとり味のある作品からそれぞれの成長をみんなで共有して参りましょう。今年の書き初め会も大成功でございました! 

1回目の長なわとび記録会を開催!

現在進行中のなわとびチャレンジ。毎週木曜日は長なわ記録会です。学級毎3分間で何回跳べたかな?を記録していきます。本日18日(木)は第1回目を実施しました。やる気満々?うまく跳べるかな?等々の思いを抱きつつ、よーい、スタート!となりまして...

初めてチャレンジしている1年生。先生のサポート満載のもと、跳べた!ひっかかっちゃった!と自己主張をしつつも、徐々にお友達を応援する声も聞こえてきました。中には、一緒にジャンプしちゃったりして...。初めての記録会、結果は30回!これからが楽しみですね。

2年1組は68回、2組は70回。それぞれ自分の学級のお友達を応援していましたが、結果を聞いて、何となく競争心が芽生えてきたような...。

3年生は男性の先生に手伝ってもらって回転が速いところがウリですね。今日は62回でしたが、昨年の勘を取り戻そうとみんなで調整中といったところでしょうか。

4年生は1組が115回!早くも3桁の記録を叩き出しましたね、お見事。2組は56回で、「先生の縄の回し方がさ~」と悔しさを爆発させておりました。この悔しさをバネにした今後の巻き返しを期待しましょう!

5年生は113回。リズムに乗っていけば好記録が期待されますね。今日はそのリズムづくりにチャレンジしているようでした、頑張って!

そしてアクティブさがウリのわれらが6年生。声も一番出ていましたね。引っかかった人がいても責めるのではなく、むしろ前向きな声をかけてネクストチャレンジで団結している様子は流石です。最高学年としてもプライドもあるのでしょう。本日の記録は163回、お見事!この記録発表を聞いて後輩たちは「すっげ~!」を連発、素敵な先輩たちに拍手!

全校生が一堂に会してのチャレンジは、技術的な面だけでなく、心の成長の面でも大きな効果が期待できると考えています。みんな素敵な表情で参加しています。

これからどこまで記録を伸ばしていくのでしょうか。子どもたちの今後のチャレンジを楽しみにして全力で応援して参りましょう!

学校生活アラカルト、低学年編

1月17日(水)、3学期も始まり子どもたちの学校生活のリズムも整いつつあります。本日は低学年の子どもたちの様子をご紹介。

まずは1年生。国語科の授業「たぬきの糸車」の一コマです。子どもたちはタブレットを手に先生の説明に耳を傾けていました。

「宿題で音読をしている成果を発揮してね。教科書に載っている絵が6枚あります。物語に合わせて順番に並べてみてくださいね。やり方は、こうして画面の絵を手で押さえて移動させてつなげていくの。最後はポストの中に入れて完成です。」とのご説明。子どもたちは「ハーイ!」と応えてやる気満々でチャレンジしていきました。タブレットの操作もかなり上達しましたね!

 「みんな完成したね。それじゃー、お互いに絵の並びが合っているか、それとも違っているか、確認してみましょう。お友達の作品を開いて見て比べてみましょう、ではどうぞ!」とのこと。お友達の作品をいざ開いてみると...

「すげー、同じだ!」と感動したり、

「えっ、そ、そ、そんな物語だったっけ?」って驚いたり、

「ん~、何か自分の絵の並べ方が間違っていたかな?」と、様々な反応をみることができました。子どもたちは改めて、音読・読書の大切さを実感したのではないでしょうか。

こちら2年1組、算数科の授業。百の位から千の位へと数の概念を拡大させていく授業のまとめの時間にお邪魔しました。「今日の授業で分かったことを自分なりの言葉で説明できるかな?」と先生の発問。突然のご指名ではありましたが、ご覧の通り、堂々とまとめた内容を発表する姿を見ることができました。 2年生は益々言葉の力が伸びてきているようですね。

それにしても周りのお友達のこの視線!ぐいぐい来てます。このプレッシャーにめげずに発表しているところ立派ですね。また、発表をじっくり聞いて自分と比べようとしている姿も素晴らしいと思います。

2年2組は音楽科。鍵盤ハーモニカ演奏の個別発表会。言い換えれば確認テストという緊張場面でございます。課題曲は「かえるのがっしょう」。これまで休み時間も練習してきましたね。調子よく演奏しているなと思ったら、時々音階を外してしまい笑い声がこちらまで響いてきていました。でも今日は本番。「テンポは自分のペースでいいですよ。一曲演奏し終えることを目指して頑張りましょう!」をめあてにチャレンジしました。

お友達の演奏を温かい目でじっと見守っているところ、素敵ですね。そして演奏後には必ず大きな拍手でお友達のがんばりを称え合っていました。とっても嬉しそう!みんなよく頑張りました!

3年生は、帰りの会にお邪魔させていただきました。司会を中心に心を一つにして会はどんどん進行。今日の反省では「1・2校時の国語をみんなよく頑張っていました。特に3校時の算数は最後まで頑張りました!」とのこと、係や当番からのお知らせでは「お盆にストローのナイロンが付いていると大変なので気をつけてください!」との呼びかけも。よいところも直していかなければならないことも率直に伝え合える学級って素敵ですね。安心・安全を実感できているからこそ、子どもたちは伸び伸び育っていくのでしょう。

総じて「4つの力」を発揮し合って、学校生活を大事にしている子どもたちの姿を実感しました。明日はどんな素敵な場面に出会えるでしょうか。楽しみでございます!

校内なわとび記録会スタート!

3学期の体力づくりの一環でとして毎年恒例となっているなわとび記録会がスタートしました。短なわとびの部と学級でチャレンジする長なわとびの部があり、2月16日(金)までの記録でそれぞれ表彰を行います。

毎週火曜日の大休憩は、全学年一斉に短なわとびの記録更新にチャレンジ!種目数は前とび・後ろとびを合わせて15あり、それぞれ学年毎の目標が設定されていて、A級ライセンスの取得を目指して盛り上がっております!

低学年会場は体育館。初めてチャレンジする1年生はやる気満々!1回目から全力で跳び始めて、息が続く限り跳び続けるといった感じ。2年生になると記録を意識するようになってきて、それぞれのペースでチャレンジしていました。先生も子どもたちを応援しようと一緒になってチャレンジ。中には、なわも持たずにジャンプし続けて応援する姿も、素敵です!

中学年の会場は子ども広場。本日は大変寒い中でしたが、お互い向き合って、励まし合ってチャレンジしていました。「先生、二重跳びのお手本を見せて!」「いや~じつは苦手で...」「ダメです。子どもたちも練習しているんですから先生も練習してくださいっ!」とのことでございます。

今日は3年生は体育の授業でもチャレンジしていました。リズムを一定にする練習や去年よりもちょっと難易度の高い種目にチャレンジする様子も。お互い回数を数えて記録していました。

高学年は校庭で。「今年はA級をとる!」の声がたくさん聞こえました。一方で「苦手だからいいんです...」とすでに諦めモードの声も。そんなこと言わず、やればやっただけ記録が伸びていきますから、まずは楽しんで参りましょう!

長なわとびの記録会は毎週木曜日に実施となります。そちらのチャレンジも楽しみですね。

さて、今年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査で、福島県は「コロナ禍の影響が一因と考えられているここ数年間の体力低下は、小5男子及び中2男女で改善傾向が見られました。」とのことです。一方で、運動量や息の弾む時間を意図的に設定した授業づくりや運動習慣づくり等に取り組むことが求められています。このなわとび記録会が有意義な取り組みとなりますよう、皆さんで子どもたちのチャレンジを応援して参りましょう!

発育測定で成長を確認!

強く冷たい風が吹き付ける中、子どもたちは元気に挨拶をして登校してきました。新しい一週間がスタート。「早寝早起き朝ご飯」を合言葉に、生活のリズムを学校モードに切り替えていこう!と呼びかけて参ります。

さて、保健室では今年3回目の発育測定を実施しています。まずは養護教諭からショート講話。「感染症予防のため、健康を守るための基本はこまめな手洗いですよ。手を洗ったら清潔なハンカチで拭いてください。まさか運動着で拭いて誤魔化していないでしょうね。手についた細菌を洗い流して、また細菌を手に付けるなんてことにならないようにね」というお話、ありがとうございます。

こちらは4年生。「ここにあの菌がついてるのか...」と言いながら手を見つめたり、ハンカチを出して確認したりしていました。「さすが先生、ちゃんと持っているじゃん!」

そして身長計や体重計で自分のサイズの確認へ。低学年の子どもたちはやや緊張の様子が...。養護教諭「そんなに緊張しなくていいよ。はい、体から力を抜いて...」との声かけが聞こえていました。

こちら高学年。4月に比べて「身長が6cm伸びた!」「オレは4cmだ」「おまえすげぇーな10cmも伸びたのかよ!」等々の会話。毎日顔を合わせているとなかなか気付きにくいものですが、お互いの成長を喜んでいました。「体重だって増えてて当然。筋肉って重いんだからね」というお話も。育ち盛り!遠慮しないでぐんぐん大きく成長して参りましょう。

保健室前には、保健委員会による毎日の健康を呼びかける掲示が更新してありました。「ノロウイルスの主な症状は?」等々。私たちも気をつけなければ...。今年もみなさん健康第一で過ごして参りましょう!

6年生チャレンジ、フラガール!!

1月12日(金)5校時の音楽室、映画「フラガール」のワーンシーンが...。

総合的な学習の時間で本校の七不思議を探究している6年生、本校のルーツである炭鉱が気になり、炭鉱閉山のピンチを描いた映画「フラガール」を視聴、そしてフラダンスを踊ってみたい!と「ながくらフラダンシングチーム」を結成したのだそう。そして常磐公民館の大平先生に相談し、本日はなんと常磐ハワイアンセンターフラガール2代目リーダーの舟木君子先生とアシスタントの皆様にお越しいただきました。ホンモノによる本物のレッスンでございます。

「基本が大事よ。この姿勢を意識してみてね。けがをしないし、むしろ健康の秘訣の姿勢よ。何でも基本が大事。朝ご飯をしっかり食べること、挨拶がしっかり出来ることも基本。基本ができる人は健康で幸せになるのよ」というお話、説得力があります!

「振り付けには意味があるの。波を表したり、感謝を伝えたりね。そして気持ちを乗せると柔らかさや強さも見えていくの。体いっぱい使った動きで物語を伝えていくの。みんな上手だから思い切って1曲やりきってみましょう!」

そうこうしているうちに、学級のお友達がレッスンの成果を見るために突如ご来場。「えーっ、聞いてないよ!」と言いながらも、もはや舟木先生のお弟子さん!となったダンシングチームは、勢いに流されるまま、いざ本番!たった45分のレッスン時間ではありましたが、1曲まるまる踊りきって、見事なフラを披露することができました。このチャレンジには舟木先生ご一行からも、そしてお友達からも拍手喝采!

舟木先生、観客のお友達にも振り付けのお話「小さな魚は手を重ねて、親指と小指をくるくるさせて表現しているのよ」に、「そういうことなんだ!」と思わず手を出して笑顔になってしまいましたね。すっかりホンモノに魅せられた6年生でございました。

その後、舟木先生のキャリアについてのご講話。「思わぬことがきっかけでフラダンスに出会い、大変な思いもしたけれど今でもフラダンスに携わっているということは...どんな意味があるのかしらね?」と深いお話をお聞かせくださいました。現役時の写真には、子どもたちも(大平先生も、わたしも)興味津々。

ホンモノに引き寄せられたのは子どもたちだけでなく、担任の先生、スクールサポートスタッフさん、大平先生、そして教頭先生までも...。今日はすっかり舟木先生とフラダンスに魅了された長倉小学校でした。 

最後に色紙にメッセージをいただきました。「感謝」「元気」「本気」「根気」はまさに舟木先生の人生そのものでございましょう。舟木先生との出会いにより、これから6年生はさらにどんな学びのストーリーを紡いでいくのでしょうか? 

3学期始まって早々、本校の学びはエンジン全開です!今日もまた、素敵な先生と出会い貴重な学びをいただくことができました。感謝感謝でございます!

委員会活動、よりよい学校づくりへのチャレンジ!

1月11日(木)、3学期が始まって2日目。今日も精一杯頑張ったのでしょう。寒い日が続いていますが、こうして元気に下校する姿を見ることができて嬉しくなりますね!

さて、昨日10日(水)は、4年生以上で編制している各種委員会活動を行いました。

放送委員会は、全校生の生活をリードするという重大な仕事をになっていることを再確認。そして、全校生が聞きやすいスピードでアナウンスをする!かまない!に気をつけていきましょうとなりました。特に朝は皆さんの放送で全校生が目覚めます。引き続きよろしくお願いしますね。

図書委員会は、2学期まで図書館の利用や読書の習慣がイマイチ!という課題を見いだして、どうしたら克服できるか話し合い、キャンペーンを開いていくのだそう。2月29日(木)までに、低学年は10冊・中学年は7冊・高学年は5冊を目標に呼びかけていくそうです。なんと素敵な景品も準備するとのこと。ぜひ全校生で本に親しんで参りましょう!

保健委員会では、日々の生活を振り返り、トイレのスリッパの置き方が乱れてきたよね!朝ご飯はちゃんと食べてこなくちゃね!「すこやかしらべ」ではいっつも爪がダメで✕になっちゃうんだよ!等々の意見が出されまして、それを踏まえて改善を呼びかけるポスター作りに取り組んでいました。健康に毎日を過ごして参りましょう!

給食委員会は、食育の一環としていわき産の野菜のポスターをつくろう!となったご様子。また、給食献立の放送原稿を読む練習にも取り組みました。原稿の読み上げでは「美味しそうだ!」と思ってもらえるように!とのオーダーが...。上手に出来た仲間に拍手を送って励まし合っていました。

運動・環境委員会は、ベルマーク集計グループと回収グループに分かれての活動。集計グループはただただご苦労様でございます!回収グループは新たにポスターを作成したり回収BOXを組み立てたりしていました。引き続きご協力をお願いいたします。

 

振り返ってみると、4年生は今年度初めて委員会活動に取り組んできました。4月当初は緊張して先輩方に頼りっぱなしだったわけですが、現在は堂々と意見を述べ、もっと出来ることはないかな?と積極的に活動し活躍しています。よりよい学校づくりに欠かせない委員会活動、これからも長倉小のよき伝統として受け継ぎ、伝えて参りましょう! 

令和6年、書き初め会!

1月10日(水)、窓から優しい太陽の光が差し込む中、各教室で恒例の校内書き初め会を開催しました。

3年生以上は毛筆にチャレンジ!平安時代頃から続く日本の年中行事、本校では新年を迎えた喜びと学業の事始めとして、長い間この行事を大事にしています。

授業を主導する先生方。その根底には「筆を自在に操るためには姿勢が大事。道具の置き方・置く位置も。そしていい字を書きたい!という思いを継続させていくのよ。お手本をよく見てね!」という特別非常勤講師の丹美枝先生の教えが...。丹先生の教えは子どもたちにも浸透しているので、深く頷いて確認していました。子どもたちの所作の美しさは本校の自慢の一つでございます!

 1・2年生は硬筆にチャレンジ!こちらは1年生教室。いつも以上に集中しちゃって、頼りにするのは先生!ということで、書き方を一文字一文字じっくり丁寧にレクチャーを受けて、いざ清書!

書き終えたら清書用紙を汚さないようにペンのキャップを閉めて!と。出来栄えに納得できましたか?

2年生もまずは先生の師範を真剣に視聴するところから...。今年は漢字も入って難易度アップ、こりゃ大変!と教室内の空気が張り詰めておりました。「お腹にグー・足裏を床にペタ・背筋をピン!」で姿勢を確認し、まずは指でなぞって、さーどうそ!

今年も早々に子どもたちが本気になってチャレンジする美しい姿を見ることができました。そして、いつの間にか上手に文字を書けるようになっていて、子どもたちの成長を大きく実感した次第でございます。

3学期スタート!

「お早うございます!」「おめでとうございます!」「今年もよろしくお願いします!」。1月9日(火)、昨日の雪が残る中、子どもたちは大きな荷物を手に笑顔で登校してきました。今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動が行われ、一人ひとりとあいさつを交わし元気づけてくださいました。「ほら、転ぶなよ!」

始業式は教頭先生の開式宣言からスタート。凜とした立ち姿に子どもたちも気持ちを引き締めて式に臨んでいました。

校長式辞では「今日こうして長倉小学校が、平穏な中で3学期をスタートすることができたことは、本当に幸せなことだと強く思うのです。3学期は51回の登校です。学年のまとめ、次の学年に進むための準備がテーマとなります。特に6年生は、いよいよ小学校を卒業し、中学校入学の準備をしていく時です。2学期まで積み上げてきた皆さんのチャレンジは本当に素晴らしく、自分に自信をもってください。そして、繰り返しになりますが、一日一日を大事にして、4つの力をフル活用して、さらに幸せな日々を過ごしていきましょう!」と話をしました。その後に体育館に響いた校歌からは、子どもたちの元気ややる気が伝わって参りました!

続いて表彰式。第57回交通安全作文コンクールで銀賞を受賞した2年生に賞状とメダルをお渡ししました。新年早々に嬉しい報告ができてよかったです。大きな拍手!

さて、学級では久しぶりの再会。「改めて新年おめでとうございます!」「みんな元気だった?」そして「宿題はやってきたかな?」「お年玉は?」等々の会話が元気に飛び交っておりました。担任の先生の黒板アートやメッセージも素敵!進級・卒業に向けた3学期、どんな物語を創り上げていくのでしょうか、わくわく!でございます。

長倉小学校は、引き続き子どもたちのチャレンジを全力で応援して参ります。3学期も全校生が一致団結し、力を合わせて頑張っていくぞっ!!

令和6年、どうぞよろしくお願いいたします!

1月4日(木)、新年を迎えた本校は今日から再オープン!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、校舎のとあるところに、やまなし学級の大根が天日干しされていて、いい感じに熟成しつつあります。中には太陽に向かって駆け上がろうとする大根もあって、幸先のよい景色に出会うことができました。

年末、図書館ボランティアの皆さんが、掲示板を更新してくださいました!新たな年を迎えることが出来た喜びが伝わって参りますね。いつもありがとうございます!

3学期は1月9日(火)に始まります。また子どもたちの笑顔がこの校舎に戻ってくることを楽しみにしています。令和6年も保護者・地域の皆様とともに子どもたちの成長を全力で応援して参りましょう!

2学期終業式、よいお年を!

終業式後、愛校活動へ。縦割りで行っている清掃活動、今日も先輩が後輩を温かく見守り、後輩は先輩に倣ってしっかり活動していました。今年お世話になった校舎をピカピカにして、心も爽やかに年越しを迎えましょう!

学級活動では、これまでみんなで紡いできた学級生活を振り返り、学級通信を読みながら冬休みのことや3学期へ見通し、そして新たな一年への抱負等について語り合いました。どの学級も「写真を撮ろうよ!」の呼びかけにイエーイ!クリスマス!お年玉!と声を出して応えてくださいました。この1年、そして2学期を十分やりきった感!が伝わって参ります。

 「先生さようなら!」「みんなじゃーね!」と挨拶を交わしながら元気に下校していきました。今年は「よいお年を!」の声が多かったでしょうか。みんな大きく成長しましたね!さあ、17日間の冬休みです。健康で明るく新年を迎え、1月9日(火)に元気に登校してください!

2学期終業式、子どもたちの発表と...

終業式では「2学期をふりかえって」をテーマに代表児童の作文発表を行いました。

1年生は、勉強で特に苦手の引き算についてお父さんやお母さんにも問題を出してもらいながらチャレンジしたとのこと。できるようになったら授業がとても楽しくなったのだそう。また、お友達と楽しい日々を過ごしたことについてお話しくださいました。

3年生は、算数の計算で小数点に気をつけながら復習を進めてきて、さらにもっとすらすらできるように頑張りたいと高い志をお話しくださいました。また、持久走記録会では仲間と切磋琢磨したことで1位になれたこと、係活動では整理整頓係として、教室がいつもきれだとスッキリする!と頑張ってきたエピソードもお話しくださいました。「4つの力」と関連付けて発表してくれて嬉しかったです!

4年生は、頑張ったことが沢山ある中で、持久走記録会で最後まで走りきれたこと、授業参観でタブレットを使って頑張れたこと、クリーン活動では校庭がきれいになって気持ちよかった!と、楽しかった学校生活の様子について元気にお話しくださいました。

5年生は、特に宿泊活動について、キャンプファイヤーやさまざまな野外活動を通して、みんなの仲がグッと縮んだことや協力することの大切さ、役割を果たすことの尊さを学ぶことが出来ました!と清々しくお話しくださいました。また、これから伝統をしっかり引き継ぎ、6年生の皆さんを安心させていきたい!そのために最高の鼓笛隊をつくりあげていきたい!と決意を語ってくださいました。

そして、先日表彰を行いましたが、県児童作文コンクールで特選に輝いた5年生児童に作文朗読をしていただきました。題は「折り紙の続きを」。大好きなおばあさんとの交流や家族の絆を心温まる言葉で綴った作品です。心根の優しさ・美しさに触させていたただき思わす涙してしまいました。素敵なお話をありがとうございました。

表彰式も行いました。第42回全国児童がコンクールで、3年生女子と4年生女子が入賞し、5年生男子が特選に選ばれました。夏休みの課題でしたが、ご家族に嬉しい報告ができてよかったですね!

受賞作品はこちら。いずれも、状況を俯瞰する目線が素晴らしいですね。色の使い方・塗り方もとても丁寧で、素直で純真さが伝わって参ります。

5年生男子「ラーメン最高」。妹さんでしょうか、その喜びようが最高でございます!

3年生女子「夏祭り」。花火の音、にぎわいの音も伝わってきますね。

4年生女子「ふくろだの滝」。ダイナミックさと繊細さに魅了されますね。

その後、生徒指導主事から冬休みの生活について「特に飛び出し事故、そしてSNSに注意しましょう!困ったことがあったらすぐに学校に知らせてください」等の具体的なお話があり、養護教諭からは健康面について「やっぱりうがい手洗い、そして規則正しい生活ですよ!」とお話がありました。

式の最後には全校生で元気に校歌を歌いました。日輪はさんと輝く~♬ 清々しい歌声がとても素敵でした。

2学期終業式、校長式辞より...

12月22日(金)、2学期終業式を実施しました。校長式辞では「4つの力」をフル活用して日々チャレンジしてきた全校生に大きな拍手を送りました。その上で、特に印象に残った出来事として、台風13号の大雨災害に対する「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」を取り上げ、活動のまとめを行いました。

みんなで集めた募金や応援メッセージを各所にお届けしたことを報告し、3ヶ月が過ぎた現状を説明しました。宮小学校は元の校舎に戻ることができて、私たちの応援が励みとなり、お礼のお手紙が届いたこと。菊田小学校からはお礼のビデオメッセージが届きましたので3学期に視聴しましょう。社会福祉協議会では募金を被災者の心の支援の場「ふくみちゃんカフェ」の運営費としてご活用いただいたとのことです。感謝状をいただきましたので、代表委員の代表にお届けしました!

また、12月13日(水)に代表委員会で代表委員の皆さんがお話くださった感想を紹介しました。全員が、熱い眼差しで、自分の言葉で堂々と語っていて、すごいな!と感じました。中心となって活躍した代表委員に大きな拍手!代表委員の呼びかけに応えて活動してきた全校生もお互いに大きな拍手!

そして、今回のチャレンジを改めて振り返りました。「自分にできることは?」という問い掛けを持って生活することが大切ということ、加えてその問い掛けは、災害が起きた時にだけでなく、毎日の生活においても使ってみてはどうか?と提案しました。「みんながHAPPYになるために、自分が活躍していくのです。そんな人に育っていって欲しいと思うのですが、皆さんいかがですか?」

「さて、明日から17日間の冬休みを迎えます。冬休み中もぜひ「自分にできることは?」と問い掛けて、やってみたい!を見つけてチャレンジしてみてください。自由な時間がたくさんありますね。タブレットも持ち帰ります。家族、お友達、皆さんが住んでいる地域、はたまた世界中の人々がHAPPYになるために、やってみたいことに思い切りチャレンジしてみてください。長倉小学校は皆さんのチャレンジを引き続き全力で応援して参ります。」

改めて2学期、そして令和5年の長倉小学校、本当によく頑張りました。子どもたちを支えてくださっているご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝致します。よい年を迎え、1月9(火)に元気にお会いしましょう!

子どもたちが「タブレット活用のルール」を作成し運用を開始しました。

冬休みを前にお昼の放送で、5・6年生の代表委員会の皆さんから「タブレット活用のルール」を改めて周知する放送がありました。3日かけて少しずつ、全校生に丁寧に語りかける姿から、このルールを大事にしたい!という意識を感じました。

子どもたちによるルールづくり、発端は6月27日(火)の6年生リーダーとの懇談会でした。すでにルールの素案を作成していて、「正直言ってうちらもネットの使い方でミスしたことがあるんで、ルールが必要だと思ったんで、つくってみていいですか?」とのこと。「もちろん!」です。以来、他校のルール等を参考にして作成していきました。

完成させたルール。「このルールは、タブレットを使う私たちが、私たちのために、私たち自身がつくっていくものだと思います。そこで私たちは、タブレットを安全に正しく使い、さらに今よりも学びを発展させていくために、どのようなルールが必要かを話し合ってつくりました。・・・」というこの書きはじめが素晴らしいと思うのです。

 

 

また、タブレットやネットを利活用することのメリットとデメリットの両面に目を向けていてバランスがGood! 先生や家族の声を組み入れたのはGood idea!ですね。「タブレットの持ち帰り」の項目は、まとめきれずに時間がかかったとのことで、教育委員会からの通知文に頼ろう!と判断したとのことですがOKでしょう。

 

作成したルールは、12月に入って代表委員会で確認して職員会議に諮り、8日(金)の授業参観で保護者の皆様にお伝えし、12日(火)の全校集会で全校生に承認してもらって運用スタートとなりました。

本日の放送のラスト、「これからもみんなで話し合い、見直して、よりよいルールにつくり続けていきましょう!」との呼びかけは本当に素敵でした!

子どもたち自身が思慮深く作り上げたこのルールを尊重し、私たち大人も拠り所として活用して参りましょう!ルール等は、ホームページ「お知らせ」に掲載してございますのでご覧ください。

3・5年生、書き初めに向けた特別レッスン!

特別非常勤講師の丹美枝先生に、書き初めに向けた授業を実施していただきました。12月12日(火)は5年生。5年生は3年連続でご指導いただいております。子どもたちは朝から「今日は丹先生の習字でありがたいんですよ。だって今年のお題は『早春の光』で難しくて...」とのこと。この日を心待ちにしていました。

漢字ばかりに気を取られがちですが、平仮名の「の」が最後まで墨がもたずにかすれてしまうという課題が。丹先生から「平仮名の『の』はね、ここでこうしてちょっと待つの。待つと墨が降りてくるから、そうしたら後はぐるりとジェットコースターよ!」とのアドバイス。それが魔法の言葉となって、子どもたちの筆は早く進むようになり、解決の糸口をつかんでいきました。

19日(火)は3年生にご指導いただきました。授業前から‘御辞儀をする筆’を見せっこして意欲満々のご様子。とは言え、初めて毛筆による書き初めにチャレンジする3年生、お題「たつ年」にやや緊張した表情を見せていました。

3年生は1学期にも丹先生にご指導いただいたので、道具の置き方や筆づかいを思い出しながらのレッスン。「平仮名は、丸み、つながり、軽い始筆がポイントよ!」のお言葉に、誰かが「あっ、ドラえもんだ!」と1学期の授業のことを思い出した様子。あの頃は、なぜか手にたくさんの墨が付いてしまっていましたが、丹先生の教えが身に付いて、今では手を汚さずに習字ができるまでに成長しましたね。

ご指導をいただきゆっくりゆっくり筆を進めていきました。よって妙に太くなったり、かすれてしまったり...。そんな一人ひとりに丁寧かつ的確に魔法の言葉をかけていく丹先生。授業後の子どももたちはやりきった感に浸って「オレ、けっこう上手く出来た!」とか「小筆の名前も頑張る!」とか明るい表情で報告してくれました。

3年生へのレッスンを終えて控え室で休憩されていた丹先生の元へ、トントントン!「失礼します。5年生です。丹先生にお礼を伝えに来ました!」との展開。「丹先生、3年続けてご指導ありがとうございました。一人ひとりに丁寧にアドバイスしていただいて、みんな習字に自信がつきました。上手になったのは丹先生のおかげです!」とのご挨拶。そして授業の様子を記録したアルバムを手渡しました。このサプライズに丹先生も笑顔で応えてくださり、「毎年上手になっていく姿を見ることができて嬉しかったです。これからも習字に勉強に頑張ってね!」とお声かけくださいました。

「筆を自在に操るためには姿勢が大事!その姿勢をしっかり整えるためには いい字を書きたい!という思いを継続させることが大事!じつは授業もこの心構えが大事なのよ!」という丹先生の教えが子どもたちに浸透して、その成果が普段の授業にも活かされております。

改めてその道のプロとの出会いは、子どもたちを大きく成長させていくことを実感!加えて3学期はじめに実施する校内書き初めがとっても楽しみになりました!

2年生主催、1年生を招待して「わくわくランド」を開催!

12月5日(火)の2年生の下校時の様子。巨大アート!「わたしのおもちゃ」を2人がかりで運搬...。「本当に持って帰るの?本当?」「うん!学童クラブでも遊ぶんだ!」とのこと。皆様、ご迷惑ではなかったでしょうか?

これまで2年生は生活科「うごくうごくわたしのおもちゃ」でオリジナルのおもちゃづくりにチャレンジしてきました。この日は1年生を招待しての交流会「わくわくランド」で、このおもちゃを使いおもてなしをしました。この一大イベントを成し遂げて、おもちゃを棄てる!のではなく、持ち帰る!と判断した次第。自作のおもちゃに大変な愛着を持っていたのですね。

ということで「わくわくランド」の様子をご紹介。始まる前に2年生は円陣を組んで目標を確かめ合いました。2年生から招待状をいただいていた1年生は、わくわく感満載で会場入り!「よろしくお願いします!」と元気にご挨拶。待っていた2年生は「今日は思い切り楽しんでいってください!」と、いつも以上の張り切りようでございました。

こちら1組の「ころころころりん」。マシン(ころころ)とマシンが転がる坂道コースのKAIZENN・魔改造を施し続けてきました。本番を迎えると、なんとコースに設置してあったあの刺々しいトラップは撤去されていて、元のレイアウトに戻っていました。「なんであのトゲトゲを取っ払ったの?」「ころころが引っかかって止まっちゃうんですよ!」「そうそうスッキリした方が1年生が楽しめると思って」とのこと。「なるほどね。で、1年生は楽しめてた?」「はい!オッケーです!ちゃんとプレゼントも渡しました!」とのこと。1年生のことを考えて、直前までKAIZENNを繰り返していた子どもたちに大きな拍手!

【before】

【after】

こちらは1組「ロケットスター」チーム。「ロケットをこうやって飛ばして前の筒を倒します!」と模範演技。「ではどうぞ!」とチャレンジしてもらったところ、思いも寄らない方向にロケットが吹っ飛んでいってしまいミッション失敗...。担当者2人はすぐに打合せをして、事前の説明に「まっすぐ飛ばないこともありますが、プレゼントはあります」を付け加えることにした模様。1年生のためにとハプニングをリカバリーしていく柔軟さ、お見事でした!

こちら2組の「車でゴーゴー」は、風の力で車を走らせます。担当の男子2名、初めは上から目線で見ていましたが、1年生が必死になって風を送る姿を見て、自然に、そして段々と低い姿勢となっていって...。ついに同じ目線からの「頑張って!」「もうちょい!」の声援を!優しさあふれる振る舞いに感動!

こちらは2組の「すすめとことこ、だれが1ばんはやくつけるかな」。とことこ転がり落ちるマシンの操作法についてレクチャーする担当者。その一方で、コースガードが倒れないようにと手動で支える担当者も。

レース後に「なかなかの好記録でしたね!」と1年生にプレゼントを優しく手渡す担当者。その一方で...。

「僕は一体いつまで支えていればいいのかなあ~」と、下を向いて、自分の活動に何となく違和感を覚え始めたもう一人の担当者が気になりました。

「君がいたおかげでコースアウトしないで1年生は楽しむことができたね!」って思わず声をかけてしまいましたね。するとニコッとして、次の1年生のチャレンジには背筋を伸ばし、責任を持ってコースガードを支える姿を見ることができました。1年生のための仕事からコースアウトせず、ホッとしました。

 「高得点をゲットできる!」と好評だったのは2組の「ころころころん どこにいくかな?」。ゴムの力で電池が回る仕掛けのマシンがコロコロ転がっていって、どこまで進んでいくのかな?というアクティビティ。

コロコロコロ...。マシンが止まった先の数字を指さして、何とか鑑定団のように「いち・じゅう・ひゃく...」と読み上げていく担当者。最終的には「凄い点数です。おめでとうございます!」と、正確な点数を言わずに煙に巻いたその姿勢、素敵すぎます!「1年生が喜ぶと思ってみんなでたくさん数字を書いたら読めなくなっちゃいました。」と正直に胸の内を明かしてくれました。1年生が笑顔になったのでOKでしょう!

どのチームも1年生のためにと本当によく頑張り抜きました。途中、暇になってしまい大声で1年生にPRするチーム。暇こそチャンス!と見に来ていた先生を巻き込むチーム。ぴょんコップの飛び具合が凄すぎて、誰も目が追いつかず、記録測定できません!が続出したチーム。説明ボードの内容が細かすぎて、説明ボードの説明に多くの時間を要したチーム。 なぜ王様が?と指摘され続けたチーム...。子どもたちなりの世界が創出され、温かく楽しい時間を過ごすことができました。

 どのチームも1年生のために手作りのプレゼントが準備されていて、真心が伝わっていました!

昨年は招待される側だった現2年生。今年は招待する側として「僕たちのおもちゃで遊んでくれて嬉しかったです」「初めは不安だったけど、1年生が楽しんでいてよかったです!」とのこと。1年生は「ポイントゲットできて嬉しかった」「プレゼントをたくさんもらえた!」「また遊びたい!」等々、とびっきりの笑顔で答えてくれました。

後日、1年生は2年生の御礼のメッセージをお届けしたのだそう。覚えたてのひらがなをこんなにもたくさん使いこなして立派です!

昨年は1年生だった2年生は、後輩を見事に「お・も・て・な・し」していく姿に大きな成長を感じました。また、来年2年生になる1年生は、きっと今日の日のことを思い起こして後輩たちをやさしく導いていくのでしょう。本校の魅力の一つである先輩後輩の素敵な関係がこうして築かれていくんだなぁと、改めて実感した次第でございます。

第3回校外子ども会を開催!

12月18日(月)、今朝は今年一番の冷え込み。とは言え、子どもたちは元気に朝ランにチャレンジ!風邪ひかないでくださいね!そして1年生教室からはいつものように「あわてんぼうのサンタクロースクリスマス前にやってきた...」の歌声が聞こえています。

さて、15日(金)に縦割り登校班で構成している校外子ども会を開催。2学期の登校や地域での生活を振り返り、冬休みそれから3学期を安全に生活していくための話合いを行いました。

6年生或いは5年生が前に立って、自分たちの生活を正直に反省している姿が印象的でした。集団登校については、集合時間は概ね守られていた一方で、歩き方については課題が出たようです。「ふざけるから横3列になってしまいます」「注意されたら止める」等々。中には「車をよく見て歩こう」や「周りを見て歩けばあいさつもしっかりできる」といった前向きな意見も出たようです。

地域での生活については、みんなで気をつけたいこととして「午後4時には帰宅」「外でのゲーム遊び」「飛び出し」「山の道は要注意」があげられていました。子どもたち自身が気にしていること、保護者・地域の皆様とも共有し、見守り・お声かけをお願いいたします。また、ホームページ「お知らせ」に、『冬季休業中における児童の生活指導についてのお願い』を掲載しましたのでご一読ください。

気がつけば冬休みまで一週間となりました。お互いに、今年のことは今年の内にやりきろう!と声をかけて過ごして参ります。

リクエスト、4年1組にお邪魔しました!

12月14日(木)、登校してくる4年1組の子どもたちから「学級の様子をホームページに載せてくださいよ!」と強力なご要望をいただきましたのでご紹介いたします。

3校時は学級活動。来週20日(水)に「おたのしみ会」を開くそうで、それに向けた話合いをしていました。まずは「何をするか?」について。「オニゴッコ」「ハンカチ落とし」等々さまざまな案を出し合い、多数決で意思決定を。

どうやら「ジェスチャーゲーム」と「バクダンゲーム」をやろう!となったご様子。バクダンですか!教室は壊さないようにお願いしますね...。

「次に係決めをしましょう!」ということで、まずどんな係が必要か?の話合いへ。手を上げて提案して、ハンドサインで意思表示をしながら進行していきました。途中「その係は必要かな?」「どうしてその係は必要なの?」「えっと...」「今回はそこまで準備しなくていいんじゃない?」「どうする?」となったところで担任の先生がサポート。

最終的にはみんなが「いいでーす!」と合意できて、この手の上げようでございます。対話をして合意をしていくこのプロセスこそが大事な学習。担任の先生の寄り添い方もお見事!みんなでつくり上げていく「おたのしみ会」わくわくしてきましたね!

続いて5校時。図工科で版画にチャレンジ!まずはトレーシングペーパーを使って下絵を板に書き写し、いよいよ彫る活動へ。

ここで手にした彫刻刀、人生初のチャレンジ!とのこと。教室全体が静まりかえり、板を左に右に回転させて彫り進めていきました。「あーやっちゃった!彫り過ぎた!」の声も聞こえてきましたがそれも版画の魅力!「まっすぐな線だけにしておけばよかった!」と後悔の弁もございましたが、大丈夫!できる!と慎重に慎重に...。

下校時に「今日は特別頑張ったの?」と声をかけてみると「いいえ!毎日ちゃんと頑張ってますよおー!」とのこと。「明日は来ないですよね」に「それはどうでしょう?」と答えたのですが、今日15日(金)も少しお邪魔してしまいました。

給食の時間。「給食美味しいでーす!」「最高でーす!」の声をいただきました! その後のお盆洗い。「ここにも来たんですか?」との反応でしたが、冷たい水で責任を持ってテキパキと進める姿、素晴らしいですね。みんなのためにありがとうございます! 

4年1組の皆さん、これでよろしかったでしょうか!「毎日頑張ってまーす!」をアピールするお手伝いができたでしょうか。冬休みまで残り一週間となりました。来週もたくさんの笑顔を見せてくださいね!

全校集会、各種表彰を行いました!

12月12日(火)、全校集会を開いて表彰式を行いました。運営はもちろん代表委員会の皆さん。

まずは、校内持久走記録会。各学年男女1位となった児童へ賞状を授与しました。子どもたちがもつ可能性を発揮する場を沢山準備していますが、今回は持久走!昨年と順番が入れ替わり、嬉しい思い、悔しい思いをしたことと思いますがそれも成長のプロセス。これまでの頑張りを称え、次に向けて励まして参りましょう。6年生は最後の記録会でしたね。中学校での活躍の場を見つけるヒントとしていただければ嬉しいです!

書写関係では2件。税の書道展で、6年生女子が東北税理士会いわき支部長賞、6年生男子が福島県酒造組合いわき支部長賞を受賞しました。また、5年生女子がJA共済福島県小中学生書道コンクールで金賞とTUF賞、4年生女子が金賞とFMふくしま賞を受賞しました。3学期初めには校内書き初め会が行われます。毎日の積み重ねを大事にする生活で文字も心も美しく成長して参りましょう!

図工関係では3件。2年生女子がみどりの絵コンクールで入選、2年生女子・4年生女子・5年生女子がいわき児童造形展覧会で特選を受賞しました。また、校内絵を描く会では6年生に代表で賞状をお渡ししました。今年も校内いっぱいに絵画が展示され、芸術の秋を堪能することができました。いわき市に市立美術館があり、北茨城市には天心記念五浦美術館があります。2月には県立美術館では大ファン・ゴッホ展が開催されます。ご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。

国語関係では2件。地区児童作文コンクールで2年生男子と4年生男子が入選、特選となった5年生女子は県コンクールでも特選を受賞しました。子どもたちは1年生から特に国語科の授業で身の回りのことを伝え合ったり、物語を読んだりして徐々に文字を操るようになり、三段構成で論を展開できるように学習していきます。何をテーマに表現するかは一人ひとりの持ち味ではありますが、これからも授業を大事に学習を進めていって欲しいと思います。

音楽関係では、県下小中学校音楽祭・第3部創作いわき地区大会で6年生女子が入選しました。昨年に引き続いての受賞。「思いついたことを音符に表してみました。今年も入賞できて嬉しいです!」とのことでございます。

 

食育関係では、6年生がチャレンジした(社)日本即席食品工業協会主催のインスタントラーメン小学生レシピコンクールで6年生女子の作品が入賞しました。作品名は「きのこたっぷりいわきラーメン」。「いわきと言えばきのこが思いついたので」とのこと。副賞のカップラーメン1箱の行方も気になるところですが、皆さんも冬休みにオリジナルレシピづくりにチャレンジしてみてはいかがですか。

環境教育関係では、先日お伝えした福島発のキュウリビズ 愛情を込めてキュウリ栽培大作戦において、やまなし2組が優秀賞を受賞しました。長倉の杜で育てたキュウリは本当に美味しかったですね。子どもたちやご家族の皆様の愛情そのものでございます!改めておめでとうございました。

今日は、登壇しなかった児童も含めて延べ65名の皆さんに賞状をお届けしました。本当におめでとうございます。学期末にこんなにも賞状をお渡しすることができて嬉しく思います。大きな拍手を!これからも子どもたち一人ひとりの頑張りを全力で応援して参りましょう!

5・6年生、おでかけアリオス「長瀬賢弘先生ピアノコンサート」に学びました!

12月6日(水)、いわきアリオスのミッション「おでかけアリオス」。5・6年生を対象にいわき市小名浜出身のピアニスト長瀬賢弘先生によるピアノコンサートを行っていただきました。

今日は、プロコフェエフの作品を中心に演奏してくださいました。長瀬先生に、曲が生まれた背景を丁寧に解説していただいたことで、子どもたちはそれぞれの演奏に心を寄せることができ、音楽を鑑賞するポイントや楽しさを学ぶことができました。

コンサート中盤、「ピアノの響板の効果」についてのレクチャーが。「今から皆さんにピアノの下をくぐってもらいます。どんな感じだったか、あとで聞かせてくださいね!」とのこと。子どもたちは「えー!どうなるの?」と声を上げながら、「ではどうぞ!」ということで、ピアノの下を恐る恐る...。

「おー!」「鼓膜が破けそう!」「本当だ、音が降ってきた!」「音波だ音波!」「ピアノの音が頭の中で響いた!」等々の感想。滅多に味わえない経験をさせていただきました。

次に子どもたちは4つのグループに分かれ、それぞれ新聞紙・ビニル袋・ダンボール・ヤクルトマラカスを手にして...。これらを楽器にして長瀬先生が演奏するオペラ「『3つのオレンジへの恋』より行進曲」に合わせてアンサンブルにチャレンジ!「なんかいいよね!」の気分を味わい、演奏に参加する楽しさも味わうことができました。

長瀬先生は、5歳の時にピアノと出会い、それ以来「自分の宝物」となって海外への留学にもチャレンジしてピアノ演奏を探究してきたとのこと。子どもたちにも「自分の宝物」を大事にしてください、応援してます!とのメッセージを送ってくださいました。

代表児童が御礼の挨拶、「今回はテンポの違う曲を合計6種類も演奏してくださりありがとうございました。音楽の楽しさをいろいろ知ることができ、ピアノについても詳しく知ることができました。ありがとうございました!」。素敵な時間でしたね。教室に帰る道すがらふと空を見上げると、美しい虹が架かっていました。それを優しい表情で眺めていた子どもたち。担任の先生と何を話していたのでしょうか...。

ホンモノ・その道のプロと直接出会う機会は、動画視聴では得られない緊張感や空気感等を五感すべてを総動員して感じることができ、子どもたちの感性を高めていきます。また、自分と異なる世界観・価値観と出会い、多様性の尊重、多様性を力に変えることにもつながっていくことでしょう。本校は、このような考えの下、ホンモノに触れる機会を大事にして子どもたちを伸び伸び大きく育てていきたいという思いを共有しております。

初任者研修、4年2組学級活動で目の大切さを考えました!

12月1日(金)のことになります。4年2組学級活動の時間、初任者研修の一環で授業研究会を開催。授業のめあては、目を大切にするためにはどうすればよいかを考えよう!まずは、事前アンケートの結果から普段どのくらい目に負荷をかけているかを確認し合いました。「ネットよりもテレビを見ている時間が多いなぁ」「テレビもスマホも見ているなぁ」「年齢が上がると視力の低い人の割合が高くなるのか...」等々のつぶやきが。

それでは自分の生活を振り返ってみましょう!ということでまずは自分の生活を点検。早速ワークシートに記入していったのですが、あらら?その姿勢...。

そのワークシートには「近くでものを見過ぎる」の他に「暗い部屋でゲームをしている」「画面を見ている時間が長い」等々の記述が。そして目を大切にするためには?と実践内容の検討。それぞれの意見を持ち寄りグループで話し合っていきました。先生が付かなくても熱心に話し合う姿に成長を感じましたね!

「スマホは30分おきに休憩」「明るいところで目を離してゲームをやる」「休憩する」等々が話題になっていました。それでは!ということで、「今日は保健室の先生にも来ていただいたので、皆さんが話し合った内容についてお話をいただきましょう!」となり、子どもたちは「えー!」という声を上げながらも「よろしくお願いします!」とのご挨拶。託された養護教諭は緊張のご様子でしたが、子どもたちの意見について「どれも大事ね!」と優しく声をかけ、続けて「視力は低下すると戻すことは難しいですよ!」等々、ためになるお話をしてくださいました。

「ものを見るときは30cmが目安!」のお話には、定規を出したり、ワークシートを離して見たりと早速確認する姿も。素直な子どもたちでございます!

改めて、今日の学習の振り返りを。養護教諭から教えてもらった正しい姿勢の合言葉「グー・ペタ・ピン!」を書いている様子も。自分なりに考えた実践内容をぜひ実行してくださいね!ということで、姿勢が少し?!改善したようでございます。

授業後はいつものようにカンファレンス。担任の先生は「先日、5年生の授業を見させていただき活発な話合い活動がとても勉強になって、ちょっとでもあの5年生の姿に近づけていきたいと思って今日の授業を構成しました。」とのコメント。その思いがベースとなって、今日の授業では、子どもたちは目を大切するには?というテーマにどっぷりと浸かって、生活改善につながる深い話合いができていた!と高評価の声が。加えて、子どもたちのためにと養護教諭と連携を図るというその発想もお見事!とも。

初任者研修を通じて一歩一歩着実に階段を昇っている姿を嬉しく思います。引き続き子どもたちのために日々研究と修養、ともに高め合って参りましょう!

火災発生!事前通告なしで避難訓練を開催しました。

12月11日(月)の2校時、校内に急に非常ベルとサイレンが響き渡り、教頭先生より「南校舎第1理科室より火災が発生。児童の皆さんは先生の指示に従い校庭に避難しなさい!」の放送が。ということで、今日は今年度3回目となる避難訓練を事前連絡なし!で実施しました。

子どもたちは、初めは大きな非常ベルやサイレンに驚いた様子でしたが、冷静に校庭に避難完了。教頭先生からは、「お・は(か)・し・も・ち」の合言葉で避難するときの心得えをを確認しました。

今回の訓練をご指導いただいた常磐消防署の先生からは、特に煙の怖さについて実話に基づいたお話をいただきました。そして南校舎1階に準備された「煙の部屋」に入って実際に煙体験を。「前が見えない」「ん?なんだこの匂いは...」「うえ~」という声が聞かれ、一人ぼっちでこの状況になったら...?と怖さを実感した様子でした。

また、6年生は簡易担架づくりにチャレンジ。毛布一枚でできるんだ!と話しながら、実際に先生方を運搬して「なるほど!」を実感しました。急に運ばれる傷病者役の先生から「絶対に手を放さないで~!」との叫び声が。「だって◯◯さん、急に力を抜くからさ~」とのこと。お互い信頼し合うって大事なんですね...!

常磐消防署の先生から、突然の避難訓練にもかかわらず、子どもたちはお話しもせず先生の指示をよく聞いて冷静に避難行動をとっていましたね!とお褒めのお言葉をいただきました。9月の台風災害を自分事としてとらえ、自分に出来ることはないか?と全校をあげてプロジェクトに取り組んできた経験がここにも活かされていたのではないかと感じました。いざ!という時の備えとともに、毎日を丁寧に過ごしていこう!という思いを学校全体で確認する機会にもなりました。

授業参観、ありがとうございました!

12月8日(金)、授業参観を実施しました。ご来校いただきありがとうございました。 

やまなし1組は国語科「ようすをあらわす言葉」。タブレットを活用し、画面に提示された犬や猫のイラストについて「かっこいい」「かわいい」の文字を打ち込み、「かわいいの方がいい!」「いや、かっこういいって!」とか言い合いながら楽しく学習していました。

やまなし2組は学級活動「キュウリビズのお祝い」。先日お伝えした福島発のキュウリビズ愛情込めてキュウリ栽培大作戦!で見事優秀賞を受賞したことをお祝いする会。前半はこのプロジェクトも含めて畑とともに歩んできた日々のプレゼン。そして後半は保護者の皆さんも巻き込んじゃってのゲーム大会へ。素晴らしい一体感!楽しい時間を過ごしていました。ご提供いただいたお菓子は、畑で育てたポップコーントウモロコシとさつまいもを使ってとのこと。羽ばたく鶴に子どもたちの可能性を大いに感じた次第です。ご馳走さま!

1年1組は生活科「じぶんでできるよ!」。楽しいお家での生活は、家族でいろいろなお仕事を分担し合って成り立っているのよ!ということで、誰がどんな仕事をしていて、自分がやっていること、そしてにさらに出来ることはないかな?と考えてみました。私はこんなこともできるぞ!って背伸びして答える姿が微笑ましかったですね。早速今日からチャレンジでしょうか。

 2年1組と2組は算数科「かけ算」。大きな数を効率よく計算するには?をテーマにアイディアを出し合う内容。1組の黒板は子どもたちが見出した計算方法でいっぱい!2組は代表児童のアイディアについて分析!かけ算をベースに足し算や引き算も駆使してチャレンジする姿をこれからも応援して参りましょう!

3年1組は総合「わくわくたんけんたい」。詳細は後日お伝えしますが、本校の3年生はもはや「いわき湯本温泉博士ちゃん」でございます。おびただしい付箋紙の数が、温泉に関する学びの深さを物語っています。保護者の方から「最近、妙に詳しく温泉のことを語っていて、学校でこんなにも勉強していたんですね!」とのご感想を頂きました。

4年1組は音楽科「めざせ楽器名人」。うかがったときはリコーダーで「もののけ姫」を演奏中。アンサンブルで、そして全員で。お互いのパートを聴き合い、心を合わせて見事に演奏していました。「音楽の授業を初めて見ることができて、こんなに演奏が上手で嬉しいです!」とのお言葉をいただきました。頑張っているところを見てもらえてよかったですね。

4年2組は道徳科「小さなお父さん」。家族の都合で妹と二人きりで過ごすことになった夜。さてあなただったらどうでしょう?の発問に、大丈夫!できる!任せて!と強がってはいるものの本当?と突っ込んでみると、あっ、いや、その~。これからちょっとずつ自立の心が育っていくのでしょうね。

5年1組は家庭科「食べて元気 ご飯とみそ汁」。本校の田んぼで育てた「長倉米」でおにぎりをこしらえました。わかめ汁は出汁とりからチャレンジしたのだそう。苗をお寄せくださった柳沼さんと常磐公民館の大平先生をご招待し、そしてご家族の皆さんをお迎えしてのおもてなし。頑張ってきた成果と感謝の心をこうしてお伝えすることができて本当に嬉しい時間でしたね。

6年1組は算数科「並べ方と組み合わせ方」。リレー競技の場面を想定して、選手の並びは何通りできるか?を考えました。お互いの案をタブレットを活用してシェアし、樹形図を使って整理していきました。タブレットをツールとして平然と使いこなす6年生の姿がとても印象的でした。

授業参観後は放送でPTA会長さんにご挨拶をいただき、学級懇談会へ。今年度本校が掲げた「育てる4つの力」をフルに活用して、子どもたちが心を合わせて歩んできた素敵な学校生活の様子をご共有いただきました。加えて、タブレットの持ち帰りについてもご説明申し上げました。1年生では保護者の皆様に使い方講習会を行いましたが、お困りのことがございましたらご相談ください。

放課後の子どもたちは早くもサンタさんを心待ちにしているご様子。私たちは引き続き子どもたちの心を支え、環境を整え、思い切り学習できる習慣作りに取り組んで参りましょう!冬休み前、子どもたちのためにもうひと頑張り!

5年1組学級活動、よりよい学校づくりに向けた話合い!

こちら熱心にメモする若手新人教員。今日は先輩先生の授業の技をいただきます!と言わんばかりに夢中になって参観しておりました。11月14日(火)のことになりますが、初任者研修の師範授業として、5年1組で学級活動の授業研究を実施しました。

授業の本日の議題は、長倉小学校の『あいさつ』をもっとよくするための取組について。議題に対する自分の考えを提案し合い、それをシンキングツールを活用して「すぐにできそう」「時間がかかる」、「みんなでやる」「5年生でやる」という軸で整理していきました。

話合いには当然シナリオ等はございません。進行係が「この考えについてどう思いますか?」「これは5年生だけですか?全校生でですか?」「~ということでいいですか?」と臨機応変に対応する中で、子どもたちは、自分の考えを提案したり、仲間の提案を拝聴したりして、意見交流・吟味、そして判断をしていきました。

満を持して登場したこちらの男子児童。「あいさつができなかったら宿題を増やす!。宿題が増えるというくるしみを味わいたくないと思うから...」とのご提案。これには賛否両論。「苦しくなるからあいさつをするというのは違う感じがします」「みんなでしっかりあいさつをするには必要かも」「あいさつは何のためにやるの」等々の御意見が。「誰が判断するの?」「それは毎朝立っている校長先生が」。えーっ!こっちに振らないで!!

最終的には、すぐにでもあいさつをよりよくしていきたい!という思いをベースに、まずは5年生からお手本を示していきましょう!ということで落ちつきましたが、全員が自分事としてとらえ、異なった意見も受け入れながら本音で語り合う姿がとても素晴らしく、頼もしく感じました。この日以来、登校時の5年生の挨拶は一段とギアが上がっており、それが全校生にどう波及していくのか楽しみでございます!

担任の先生は子どもたちの活動を終始温かく見守っておりました。「昨年までの担任の先生がしっかりと育てて自信をつけてくださったので、子どもたちがどんどんチャレンジしていくんです!」とのこと。謙遜もあるのでしょうが、担当した子どもたちを責任を持って成長させ、進級時の引継ぎ・学年間の接続を大事にしてきている成果だと感じております。これは本校の強み!

さて若手新人教員のこと。「勉強になりました!子どもたちだけであんなに話合い活動がスムーズにできていて...。今、担任させていただいている4年生をここまで育てていかなければ...。頑張ります!」とのお言葉、頼もしい限り。授業の帰り道、教頭先生とずっとお話をしながら歩いている姿がまぶしかったです。それは職員室に着いてからも続いておりました...。この研修を活かして、次は君が学級活動の授業実践にチャレンジする番ですぞ!

再会、第2回三校合同交流会を開催!

おっ、ここが湯本一中か!今日もまた交流会を思い切り楽しんじゃうぞ!!

ということで、12月4日(月)、湯本一中と湯本一小そして本校の子どもたちが再び集い、今年度2回目の三校合同交流会を実施しました。最初は恒例の自己紹介を。みんなに注目されると...ね。

3校の子どもたちが入り交じっての班づくり。そしてラジオ体操でウオーミングアップをしてから、いよいよ班対抗ゲームのスタート!こちらアニマルスプーンリレー。「頑張れ!」の応援は嬉しいのですが、やはり責任重大ですからね。それはそれは慎重に...。

ビッグなオセロゲームはスピード勝負!ひっくり返したり、ひっくり返されたり...。最後には座ったり、踏んづけたりしてガードする荒技も飛び出し、前回にも増して大盛り上がりでございました。

ラストは紙飛行を作って飛ばしましょう!となってヒューヒューと!「それ凄い!」「こっちも見て!」「高いところに上がっちゃった!」等々の声が。もはや班対抗ではなくなって、交流の輪がどんどん大きくなっていってエンディングを迎えました。

再会を果たした子どもたち、前回以上にいい表情、元気な声をたくさん見聞きすることができました。また今回は何と言っても中学生が小学生を優しく導いてくれているところ、光っていました!ありがとうございました。最後のお見送りはとびっきりの笑顔で!

そしてそして今回も子どもたちのためにと、貴重な経験・学びの機会を準備し、臨機応変にご対応くださった各校の先生方、支援員の皆様に改めて感謝申し上げます。皆さんの笑顔も素敵でした!

4年生、小川江筋の特別講義を受講!

社会科の単元「郷土の発展に尽くす」の授業。4年生は、江戸時代初期に本市北部に農業用水路「小川江筋」を建設した沢村勘兵衛さんについて学んでいます。本校では今年も常磐公民館による学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業に位置づけ、11月30日(水)、いわき市暮らしの伝承郷館長でいわき地域学会副代表の夏井芳徳先生にお越しいただきご講義いただきました。

今日の授業のねらいは、これまで学習してきた内容をさらに深掘りしていくこと。まず夏井先生から、小川江筋の使い途や地名に関する「小川江筋問題」なるクイズが5問出題されました。子どもたち、これまでの学習の成果を確認し、ノートやいただいた資料を行ったり来たりしながら自信満々答えていきました。正解を重ねていってニンマリする子どもたち。夏井先生から「よく勉強してきたね!」のお言葉でさらに笑顔になっていきました。

そして最終問題。「小川江筋を造ったのはだれ?」という4択問題。勘兵衛さんを初め、勘兵衛さんのお兄さん、お弟子さん、お殿様の4名の名前が示されました。ほとんどの子どもたちは勘兵衛さんに手を上げましたが、答えはいかに...。

夏井先生のお話。「とあるお子さんがケーキを作りましょうということになって、お兄さんがレシピを持ってきて作り方を教え、お友達も仕上げを手伝って、お父さんがお金を出したってお話。さて、誰がケーキを作ったのかな?」となりまして、子どもたちは「全員だよね」となりました。そして夏井先生「その通りだね!ということは、小川江筋を造ったのはだれ?の答えは?」に、子どもたちは「4人全員だ!」となって、少し間が開いて「あー、なるほど~」となった次第。「確かに小川江筋は沢村勘兵衛さんの頑張りがあってなんだけど、関係した人たちも大事。そういった周りの人の力も集めていったところも勘兵衛さんの凄いところだよね」の解説に子どもたちは納得の頷きでございました。

昨年もそうでしたが、授業後の夏井先生「400年前の用水路を今でも使っていることも凄いし、学んだことを自分だけのものとしないで人の役に立つように使っていった勘兵衛さんには学ぶことが多いですね。歴史は面白いんです。こういった学習で疑問に思ったことやおや?って気付いたことをどんどん調べていってみてください」とのメッセージもいただきました。

子どもたちは深掘りすることの楽しさを実感していたのでしょう。授業中も授業後も、夏井先生や常磐公民館の大平先生に夢中になって質問する子どもたちの姿を沢山見ることができました。

夏井先生、今年も子どもたちの好奇心をくすぐる授業をありがとうございました!

ALTニコラス先生、大活躍!

 毎週火曜日は、ALT(外国語指導助手)のニコラス先生が来校しています。こちら11月中旬の5年生の授業。子どもたちは「どこにあるかをたずね合おう!」をめあてに、「どこにあるの?」「どこそこにあります!」等を英語でやりとりをする学習にチャレンジしていました。

授業も後半。教科書の地図を活用して、ニコラス先生「Where is the Hospital?(病院はどこにありますか?)」と道案内を依頼された子どもたち。率先して手をあげた女子児童がガイドにチャレンジ!「Go straight for one block.Turn left.You can see it on your right.」と、一語一語を確かめるように説明。ニコラス先生から「Oh!Thank you!Very good!」のお言葉を頂きとびっきりの笑顔!

それで「Next challenge!」ということで、いわき駅前の地図が登場。ニコラス先生、さらに大きなリアクションで頭を抱えて、困ったご様子で「Where is the MATSUGAOKA-PARK?(松ヶ岡公園はどこにありますか?」の質問が。

頭を抱えたのは子どもたちも同様、動揺!実際の街の地図はかなり複雑で、説明は簡単ではないことに気付いたからでございました。しかし男子児童が果敢にチャレンジ!道路を指でなぞりながらの説明...。しかしやっぱり大混乱...。

何に混乱したかというと、「Turn left(左に曲がって)」や「Turn Right(右に曲がって)」と言っているうちに、自分が向いている方向が分からなくなってしまったからでした。指だけでなく体もくるくる回転させてながらのチャレンジ!見ているお友達も体を左右に回しながら「頑張って!」の応援で一体感が。時間はかかりましたが何とか松ヶ岡公園までのガイドをやり遂げることが出来ました。みんなで大きな拍手!

ニコラス先生はどの教室に行っても大人気。それは、授業時間よりも早めに教室に向かい、授業前に子どもたちとのコミュニケーションを積極的に図ろうとしているからだと思うのです。そういったほんのちょっとの配慮が子どもたちの心に響くのですね。「4つの力」をフルに活用する子どもたちの姿にも素晴らしさを感じますが、ニコラス先生の子どもファーストの姿勢にも感謝でございます!

話は変わりますが、毎朝、中通りから牛乳を配達してくれていた運転手さんが、11月をもってご勇退。先日、最後の配達となりました。「長倉小の子どもたちは毎朝ランニングしていていいね!立ち止まってあいさつもしてくれてね!お世話になりました!」とのコメントいただきました。暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、遅れることなくいつも決まった時間に配達してくださった運転手さん。そのプロフェッショナルさに学校は支えられて参りました。長い間お疲れ様でございました。本当にありがとうございました!

やまなし2組、優秀賞受賞おめでとうございます!

昨年は6年生が特別賞・福島放送社長賞を受賞した「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦!」。今年はやまなし2組がチャレンジして、何と優秀賞を受賞しました。

11月29日(水)、福島市のJA福島ビルで行われた表彰式に代表児童が参加して参りました。主催者の福島民報社、県農業同組合中央会、JA全農福島の皆様には大変お世話になりました。

優秀賞ということでスピーチをすることになり、直前まで練習をして、いざ登壇!「優秀賞をもらえてとても嬉しいです。キュウリを育てるには草を取ったり虫を捕ったり水をあげたり、暑い中での作業は大変でしたが、キュウリがいっぱい実って、嫌いだったキュウリが少しだけ食べられるようになって嬉しかったです。育てたキュウリはとても美味しかったです。今度は最優秀賞をもらえるようにもっと頑張りたいです!」拍手でございます!

このプロジェクトがスタートしたのは4月21日(金)でした。保護者の方とともに畑の土作りからスタート。以来、いただいたキュウリとともに様々な夏野菜を育てて参りました。その過程では、「どうやったら美味しい野菜をたくさん収穫できるか?」をテーマに、先生や支援員さんとたくさんお話をして、本やネットで検索、学校評議員の今野さんや用務員さんも巻き込んで試行錯誤を積み上げて、その様子は廊下の掲示板いっぱいに綴ってあります。

  

猛暑の中、除草や虫対策に挫折しそうになったこともありましたね...。でも、キューピー(株)のオンライン学習で野菜を美味しく食べる秘訣を学び、その日が来ることを夢見て頑張り抜きました。何より、夏休み中も保護者の方と畑の作業にチャレンジし、収穫の喜びも味わえたことが大きかったのではないでしょうか。

そのプロセスを5枚の模造紙に綴って今回の受賞となった次第でございます。特に、お家でチャレンジしたキュウリ料理が大きなポイントだったのではないでしょうか。マカロニサラダ、お漬物、豚肉と卵の炒め物、暑さに負けないネバネバキュウリ、何でもキュウリ巻き、花キュウリ、ささみとのマヨネーズ和え、そして直球勝負のキュウリサラダ!どれも美味しそう!!

今日は、学級で開く「受賞記念パーティー」の招待状をご持参くださいました。ちょうどこの記事を書いているときで、受賞スピーチの動画を一緒に見て振り返りました。2人でニヤニヤしていて、とてもよい思い出ができましたね。当日を楽しみにしております!

振り返ればやまなし2組の皆さんは、いつも畑の中にいたような...。やまなし2組のチャレンジ、まさにField of Dream!本当におめでとうございました!!

持久走記録会2022・後編

5年生です。距離は昨年よりも400ⅿ長くなって1,440mへ。まずは女子。団子状態のスタートに「もう少しペースを上げていこうよ!」の声が...。校庭7周は相当の覚悟が必要なんですね。その後は目標を再確認したのか徐々に縦長になっていってのチャレンジとなっていきました。続く男子は元気よくスタート。初めからタテに並んで先導役を交換しながら力走し、最後は2人が抜け出し僅差でFINISH!女子1位は6分28秒67、男子1位は5分50秒63、2位との差は1秒56でした。早くも来年の陸上大会に視線を向けている5年生に励ましの拍手!

そして小学校生活ラストチャレンジとなった6年生も1,440m。女子は市大会800m2位に入賞した児童が圧巻の走り。記録は5分34秒42で記録更新には一歩届かず。その心境を率直に「悔しいです!」と語る姿、これからの成長がますます楽しみでございます。その姿に引っ張られて顔を真っ赤にして最後まで走り抜いた皆さんの姿、とても美しく見えました。大きな拍手!

続く男子も熱く切磋琢磨して走る姿が。最後の最後にこの差でFINISH!1位の記録は5分57秒43。2位との差は0秒30でございました。6年生ともなるとやはりフォームが安定していましたね。順位の入れ替わりはありましたが自己ベスト続出!全員完走を果たした皆さんに大きな拍手!

6年生への全員インタビューでは、やはり「小学校生活最後の...」という枕詞とともに、走ることを通して今の自分の生き方を語る姿が印象に残りました。その目線で残りの小学校生活をやりきって欲しいと思います。

今年の持久走記録会はBGMを流さずに行い、走る子どもたちの息づかい、大地を蹴る音、そして元気に応援する声が長倉の杜に響き渡りました。その中で特に印象に残ったのは、「◯◯ちゃん頑張って!」「◯◯くん頑張れ!」とお互いの名前を呼び合って応援していた子どもたちの姿、そしてそれが学年学級を超えて先輩後輩間で行われていたところ。私たちが思う以上に子どもたちは強く熱い絆でつながっていることを実感、子どもの力ってやっぱり凄い!を再認識いたしました。

やっぱり凄い!と言えば、やっぱり本校職員。ゴールで記録を担当する先生は、敢えて目立つ赤色のユニフォームを着用。「あんなに頑張る子どもたちが、最後、ゴールを間違えたら申し訳ない感じがしますでしょ!」とのこと。その先生の後ろ姿、大きなジェスチャーで子どもたちを呼ぶ姿に、やっぱ先生っていい仕事だよな!を実感いたしました。今日もチームワークで子どもたちの頑張りを支えてくださいました。いつも子どもたちに寄り添い、最高の愛情を注いでくださる先生方にも感謝の拍手を送ります!

明日から12月。まだまだやれる予感がしています!もっともっとチャレンジできる手応えを感じています!長倉小学校全員で2023年を精一杯駆け抜けて参りましょう!!

持久走記録会2023・前編

11月28日(火)、自分ベストあるいは大会記録の更新を目指し、晩秋の長倉の杜を駆けめぐる持久走記録会2023を開催しました。子どもたちはこの日を目指し、朝ランや大休憩時間も使ってチャレンジを積み重ねて参りました。

まずはオンラインでの開会式。6年生の運動・環境委員会が中心となって全校生を大きく励ましてくれました。特に6年生は小学校生活最後の記録会、頑張りましょう!

最初にスタートしたのは3年生。昨年よりも400mも長い1,040mにチャレンジ。女子1位の記録は4分42秒30、男子1位は4分23秒36。男女とも2位との差はわずかで、切磋琢磨して走る姿は、これから走る他の学年の子どもたちを大きく元気づけてくれました。力走後のインタビューで、自分の言葉で感想を話してくれましたね。それぞれに目標をもってチャレンジした3年生に大きな拍手!

続いて4年生。距離は同じく1,040m。昨年も走っているから頑張ります!という声と、やっぱり長いよなぁ!という声が入り交じっていましたね。女子1位は4分17秒27、男子1位は4分06秒85。自己ベスト更新!の声をたくさん聞くことができました。お互い声を掛け合って全員が完走した4年生にも大きな拍手!

1年生は660ⅿ。初めての記録会へのチャレンジ。そのこと自体に大きな拍手!これまでの練習を通じて「ペース配分」を習得?して参りましたが、今日は家族が見に来てくれた!ということもあって、やっぱり前に出たい!という思いが先行し、短距離走並みのスタートダッシュ!!それでもゴールを目指す直向きな姿に感動しました。女子1位は3分1秒88と大会記録まであと11秒に迫る好記録。男子1位は2分55秒31。「ペース配分」にますます磨きをかけて参りましょうね!

同じく660ⅿを走る2年生。レース前のコメントでは「緊張します!」が多く、いつも溌剌としている2年生にしては意外でした。とは言え、体も大きくなってきて、腕を大きく振って広いスライドで走り抜く姿がとても印象的でした。成長した姿を存分に発揮した2年生にも大きな拍手!女子1位は2分48秒52、男子1位は2分41秒01。男子は大会記録に9秒に迫る好記録でした。

今回の行事でも、なるべく多くの子どもたちにインタビューをしていただきました。「4つの力」を発揮してチャレンジしてきたこと、走る直前の思い、走り終えての感想等、それぞれのエピソード話はとても素敵です!その思いをまた作文に書き記してこれからの生活に生かして参りましょう。

お互いを応援する姿はとても美しいですね。子どもたちのよさをよく知っている先生方も全力応援でございました。ALTのニコラス先生も大声を出して、英語と日本語で全力応援。Let's run with the students!には、Oh!sorry!!とのことではありましたが、「日本のこういった行事はとても大事だと思うんです。ファミリーも来ていて素晴らしいでーす!」とのことでございました。

校内研修会、2年1組生活科の実践に学ぶ!

11月24日(金)、2年1組の生活科の授業を手がかりにして校内研修会を開催しました。先日お伝えしたように2年生の生活科では「うごく うごく わたしのおもちゃ」にチャレンジ。そして1年生を招待して、そのおもちゃで楽しんでもらおう!というプランで進行中です。

5チームに分かれて活動している子どもたち。前時では制作したおもちゃをお互いに使って遊んでみて、1年生が楽しんで遊べるか?についての意見をパワーアップカードに書き込んだとのこと。本時は、そのパワーアップカードの御意見を踏まえておもちゃをKAIZEN(改善)させていきましょう!という内容でした。

 

こちらは「ころころころりんチーム」。電池を重しにしたおもちゃが傾斜を転がっていって、ひとりでに転がっては起き上がり、また転がっては起き上がるというアクティビティ。お友達からいただいたパワーアップカードには、転がるおもちゃについて「電池が出てこないように!」「もっと種類を増やすといい!」「もっと早く走ると面白い!」等々の御意見が...。

ということでおもちゃのKAIZENがスタート!早速、電池が飛び出さないようにアイディアを出し合いながら転がるおもちゃを改めて制作していきました。

他のチームも同様に、いただいた御意見を参考にしてKAIZEN開始。子どもたちは私たちが予想していた以上に夢中になって、もの凄い集中力を発揮して活動していました。

というのも、本時の初めに1年生から届いたビデオレターを視聴し、「久しぶりに2年生と遊ぶのを楽しみにしてまーす!」というメッセージをいただいちゃったものですから、2年生のモチベーションはそれはそれは急上昇でございました。子どもたちのやる気を引き出すための仕掛け、1・2年生の先生方のチームワークに脱帽でございます!

話しは戻って「ころころころりんチーム」。KAIZENしたおもちゃの試走を始めました。すると傾斜をもの凄い勢いでコロコロコロォー!って転げ落ちていって「これでよし!」と言った感じ。「何を変えたの?」と聞いたところ「電池が出ないようにってのと、もっと早く走るようにって書いてあったから」とのこと。2つのことを一気にKAIZENさせたところ、もはやKAIZENではなく魔改造レベルでございました。

どのチームのおもちゃも見事にパワーアップ!お片付けもGOOD!その後、今日の活動を丁寧に振り返りました。「パワーアップカードを見て...」「1年生のために...」「...を直してみました」等々のコメント。そしてめあてについて★3つを付けて「今日も頑張りました!」とのことでした。本当によく活動していましたね!

今回は、校内研修会ということで、私たちは生活科・総合的な学習の時間の指導について、いつも以上に熱くディスカッションを行いました。また、福島大学の宗形潤子先生をお招きして、単元づくりや子どもたちを大きく成長させる秘訣等についてレクチャーしていただきました。ありがとうございました。さらに子どもたちのために研修を積み重ねて参ります!

ところで「ころころころりんチーム」のおもちゃはその後どうなったかな?と、今朝、見に行ってみたら、こんなことになっていました。転がるおもちゃは殆ど変わっていなかったのですが、おもちゃが転がる傾斜が大変なことになっていました。

元々トンネルが付けてあって、その中には落とし穴等のトラップが設置されていました。そこに新たに竹ひごを使っておもちゃが転がるレーンと障害物が設置されていました。1年生のためにと、転がるおもちゃの魔改造のみならず、おもちゃが転がる傾斜の魔改造にまで手を尽くしている子どもたちの姿勢に感服でございます。2年1組の実践を通して、子どもたちはまさに遊びの天才!職人!であることを再確認しました。このような素敵な子どもたちをますます大きく成長させていきましょう!と全員で思いを一つにいたしました。

本校の自慢、長倉の杜ドリームトンネルの紅葉!

11月27日(月)、新しい一週間がスタート!本校の子どもたちが一番に自慢するのがこの景色。今年も見頃を迎えております。今朝もお散歩中の方が立ち止まってじっと眺めており、「この紅葉を楽しみにこのコースを歩いているの。元気をいただいています!」と会話も弾みます。自然の恵みを感じさせてくれる素敵なトンネルです。

朝の寒さは厳しくなってきていますが、朝日が昇り出すとそれはそれは真っ赤に輝きはじめて、子どもたちに大きなパワーを与えてくれています。よって?朝ランに向かう子どもたち、半袖半ズボンでございます!

この景色の中で明日は持久走記録会にチャレンジします。子どもたちの頑張りをみんなで応援して参りましょう!