こんなことがありました

出来事

今日は本の貸出日でした

 本校は全校生92名の小さな学校です。

 上学年児童で活動する児童会各委員会も少人数編成となります。

 そのため、本校では図書委員会の児童がお世話をする、図書室の本の貸出日は週に2回としています。

 今日はその貸出日でした。

 本を返しにくる子、本を借りにくる子、時間内にひっきりなしに子どもたちが訪れており、図書委員会の児童が一人一人に借りるのか返すのかを確認しながら、丁寧に対応していました。

 どちらもバーコードリーダーを使って対応するのですが、その関係で、返却したい子を優先して手続きを進めていました。

 そのため、仮に並んでいた子に対し、6年生の図書委員の子が、ちょっと待っててくれるようやさしく声掛けをしていました。 こうした、ちょっとした配慮がさりげなくできるのが素敵です。

 「読書の秋」です。

 たくさん、いろいろな本に触れあって、自分の感性を高めたり、知識を広めたりしてくれることを願っています。

 

子ども達と一緒に登校

 今日は本校で児童数が最も多い地区の登校班4・5班と一緒に登校しました。

 澄み渡る秋晴れの中、気持ちよく登校できたことと思います。

 この2つの班は、本校の通学班の中で最も人数が多いのですが、班長さんを中心に、2列になったりふざけたりすることなく、安全に歩くことができてました。

 1つ気になることとしては・・・

 通行量の多い道路を横断するのですが、人数が多いため、横断途中で信号が点滅となってしまいました。

 子どもたちにも声掛けしましたが、青信号のうちに全員が渡り切ることができませんでした。

 そのため、信号待ちをされていた車にしばらくお待ちいただく状況でした。お待ちいただいた運転手さんには心より感謝申し上げます。

 横断時の歩行速度をもう少し速めるよう指導したいと思います。

 

 

 

【6年】満を持して いよいよ体育館での練習開始!

 本校では4年生となると、総合的な学習の時間で和太鼓を学びます。これが渡辺小の伝統の一つです。

 4年生は初めて和太鼓を習うことから、1学期から取り組んでいますが、6年生は2年間の積み重ねがあるので、この時期からの練習開始です。

 先週、音楽室から体育館へ和太鼓を運び、より広い空間で、本番に近い雰囲気を味わいながら練習できるようにしていて、6年生は今日が今年度初の体育館練習となります。

 1回目の演奏を聞かせてもらいました。

 予想通り素晴らしい演奏でしたが、久しぶりの練習ということもあり、微妙なずれも確かにありました。

 しかし、担任からはそこを指摘しませんでした。

 自分たちで自分たちの演奏を評価させ、課題を把握し、それらをどう解決するか考えさせていました。

 教えてしまうことは簡単です。それでは今、学校が必死になって脱却しようとしている「教師が教える授業」になってしまいます。

 自分たちで考え、自分たちで対策を講じる。担任はその話し合いをコーディネートし、必要があれば助言をする。

 こうした姿が和太鼓の練習でも見られたことがとてもうれしいです。

 子ども達からは、様々な「気づき」が出され、それらを踏まえて2回目の練習となりました。

 2回目の練習の後、子どもたちに感想を聞いてみると、

 「しっかり改善できた」「よくなった」

 という声を聞くことができました。さすがです。

 お披露目の場である「霜月祭」まで約1か月。

 限られた練習時間の中で、自分たちの納得いくレベルまで仕上げてくれることを願っています。

【1回目の練習の後。出来栄えについて話し合います。】

【勇ましい6年生13名です!】

 

 

 

【6年生】放射線出前授業

 9日(木)の5・6校時に、日本科学技術振興財団・文部科学省放射線教育推進事業専任講師の石川哲夫先生にご来校いただき、6年生が放射線出前授業を行いました。主な内容は以下のとおりです。

〇 原子力発電所の事故について

〇 放射線とは何か

〇 放射線を遮るにはどうすればよいか

〇 放射線の利用

〇 放射線から身を守るには

〇 福島の復興状況

〇 廃炉に向けた今後の課題

 東日本大震災当時、石川先生はいわき市にいらっしゃったので、その時の様子について写真を使いながら教えてくださいました。

 その後、たくさんの機材や教材を持参いただき、さまざまな実験や体験を通して、子どもたちは放射線について興味をもって学ぶことができたようです。特に、ドライアイスを使った霧箱の実験で、普段は目に見えない放射線を目自分の目で見ることができたのは貴重な経験となったようです。

 東日本大震災から13年。昨年度は複数の町村で避難指示が解除されるなど、福島県は着実に復興に向けて前進してはいます。しかしながら、廃炉の問題はもちろんのこと、例えば、漁業の売上は震災前には遠く及ばないなど、課題も山積しています。東日本大震災そして原発事故を経験した福島県、そしていわき市に生まれ育った子ども達が、これらの課題を自分事として捉え、自分たちの将来をどうしていきたいのかを考えるいいきっかけにもなったことと思います。

 遠路はるばる渡辺小まで来てくださり、楽しい講座をしてくださいました石川先生に心より感謝申し上げます。

【スライドや霧箱など、様々な器具や教材をご準備いただきました。】

【身の回りにも放射線があることを学びます。】

【私達が食べている食品の放射線量を調べます。】

【霧箱を使った実験です。ドライアイスの効果で放射線が目視できます!】

【放射線をどうすれば遮ることができるかを学びます。】

【先生のアシスタントとしても大活躍です!】

 

 

 

【2年生】生活科 1年生に楽しんでもらいました! 

 2年生が生活科「うごくうごくわたしのおもちゃ」で、輪ゴムやなどの力を使って動くおもちゃづくりをしてきましたが、それが発展し、「そのおもちゃを使って1年生を楽しませよう。」ということになりました。

 2年生は、自分が楽しむためではなく、1年生という「お客さん」を楽しませるために、あれこれ考え始めまし た。

 ルールをつくって、ゲームとして成り立つようにするとか、景品を作って、成功したときにはそれを渡せるようにするとか、それぞれのグループがアイディアを出し合って、楽しんでもらう工夫をしていました。

 そして、今日がその本番当日。

 「お客さん」に来てもらえるよう、自分たちの楽しさをアピールしたり、ルールについて、指差ししたり、手を取ったりしながらルールや操作方法を説明したり、成功した子がさらに喜んでくれるよう盛り上げたりなど、一生懸命、自分たちで考えた工夫を実践しているのがよくわかりました。

 ゲームを楽しんだり、景品をたくさんもらったりと、1年生は大喜びでした。

 学習指導要領では、生活科の目標の1つとして

 身近な人々,社会及び自然と触れ合ったり関わったりすることを通して,それらを工夫したり楽しんだりすることができ,活動のよさや大切さに気付き,自分たちの遊びや生活をよりよくするようにする。

 と示されています。

 今回の2年生の取り組みは、この目標に照らし合わせて考えると、本当に素晴らしいものだと感じます。 

 2年生、また一回り「お兄さん・お姉さん」になってくれました。

 【1年生を歓迎するメッセージが描かれていました。】

【「とことこ車」を使って、どこまで進むかチャレンジします。】

【「ぴょんコップ」を使って、どれだけ高く跳ぶかチャレンジします。】

【「輪ゴムでっぽう」の的当ての場、たくさんありました。大人気です。】

【ペットボトルキャップを投げる「玉入れ」です。】

【ひき肉そっくりです。景品かな?】

【1年生はゲームの景品をたくさんもらってうれしそうでした。】