こんなことがありました

出来事

【5年】収穫祭!

 1年間の稲作体験の集大成として、本日、収穫祭を実施しました。

 前日からの準備に加え、今日も朝早くから、いわき市青少年育成市民会議渡辺支部の皆様、田んぼの学校応援団の皆様、公民館の皆様、ご協力いただける保護者の皆様など、本当に多くの方々が準備をしてくださいました。

 開会式では、この活動の中心となって支えてくださった、いわき市青少年育成市民会議渡辺支部長様より、

「感謝の心を持つこと」

「楽しんで行うこと」

などのお話をいただきました。

 その後、いよいよ餅つきです。

 最初はうまく臼の中央に杵を当てられず、周辺を叩いてしまう子もいましたが、だんだん慣れてきて、上手につけるようになっていきました。

 その後は、自分の分のおもちをあんこやきなこと合わせて、あんこもち、きなこもちを作っていきました。

 それと同時に、家庭科室ではお雑煮の準備も進めていただいていました。

 他の学年の分のおもちは、事前に地域の皆様が作って準備してくださいました。

 全員分のお餅が完成した所で、5年生が各学年へお餅を配って歩きました。

 嬉しくて駆け寄ってくる低学年の子ども達、とてもかわいらしかったです。

 閉会式では、これまで支えていただいたお礼として、5年生がリコーダーと鍵盤ハーモニカによる演奏を披露しました。

 そして、お待ちかねのお昼の時間です。

 今日は全校生がお弁当日なので、お餅をメインに食べている子が多かったようです。

 子ども達だけでなく、私たち教職員もいっしょに、お餅を美味しくおなか一杯いただきました。

 今年は特別に、「田んぼの学校応援団」の皆様が環境大臣賞を授業されたことを記念して、「祝」の文字が入ったお持ち帰り用のおもちも特別に用意してくださいました。

 本当に何から何まで至れり尽くせりの「収穫祭」でした。

 これこそ「渡辺ならでは」の体験活動だと思います。

 貴重な体験を1年間支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

 こんな素敵な活動が、これからも末永く続けられることを切に願います。

 

明日の収穫祭に向けて

 本校では、渡辺町の地域で結成された「田んぼの学校応援団」の皆様のご支援により、5年生が1年を通じての稲作体験を行っています。

 これまで、田植え、かかし作り、稲刈り、脱穀と実施をしてきており、いよいよ集大成として「収穫祭」を行います。

 今日は、「田んぼの学校応援団」の皆様、公民館の方々、ご協力いただける5年保護者の皆様がご来校され、明日の下準備をしてくださいました。また、本校SSS(スクールサポートスタッフ)もこのイベントではもうベテランで、今回もいろいろサポートしてくれました。感謝です。

 体育館横では、明日実施する「餅つき」の準備です。大きな杵や臼を運び、明日まで危なくないようカバーをかけ、固定してくださったり、寒い中もち米を研いで1日置いておくため、大きなポリバケツ(?)に次々と収めていったりされていました。

 家庭科室では、ついた餅を使って作る「お雑煮」や「あんこ餅」の下準備をしてくださっていました。お雑煮の具材を切ったり、あんこを温めながら水で伸ばしたりと、手間のかかるお仕事をてきぱきと進めてくださっていました。

 渡辺小学校が誇る「渡辺ならでは」の教育活動の最高峰とも言える活動です。

 こうして、地域の皆様、保護者の皆様に支えていただき、このような貴重な体験ができること、感謝の気持ちしかありません。

 明日はおいしいお餅をたくさんついて、みんなで感謝しながら味わって食べてもらいたいです。

 子ども達の満面の笑顔が今から楽しみです。

 本日、下準備にご来校いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

【5年】理科 しおりづくりの中で・・・

 学期末ということもあり、今学期に予定していた5年生の理科がほぼ順調に終わったことを受け、発展的な活動をしていました。

 6月に学習した「植物の発芽と成長」と、1月に学習する「人のたんじょう」をつなぐ学びとして、校庭にある木の葉っぱを使って、しおりづくりをすることになりました。

 子ども達は、春からの葉っぱの変化について、色や触感の変化だけでなく、なぜそのような変化をするのかも考えながら、落ち葉を集めていました。今後、色素を抜いて「葉脈しおり」を作るそうです。

 そんな活動の中、子ども達はカエデの種に注目。

 羽がついていて、くるくる回ってゆっくり落ちていく様子を

 何度も何度も投げ上げて楽しんでいました。

 これも植物が命をリレーをつないでいく「知恵」の一つ。

 遊びを通しても、素敵な学びが生まれます。

 

 

今日の給食

今日のこんだては

ごはん、ひじきの油いため、ほっけの昆布しょうゆ焼き、かきたま汁です。

 

【1年】国語科 たぬきの糸車

 「たぬきの糸車」は、長年、小学校国語科の教科書に掲載され、多くの世代の方々に親しまれている物語です。

 いたずら好きのたぬきが罠にかかってしまうのですが逃がしてもらい、そのお礼に、糸車を回して糸をつむぐといったあらすじです。

 今回、1年担任はこの単元を学習するに当たり、実物の「糸車」と「覗き穴の開いた障子」を準備しました。

 前任校で使っていたもので、ぜひ渡辺小学校の子ども達にも体験させてあげたいという思いから、前任校にお願いして借用してきました。1年担任の熱意には頭が下がります。

 授業では、子ども達が、おかみさんになり切って糸車を回したり、たぬきになって、糸車を回すおかみさんの様子を、障子の覗き穴から覗いたりする体験をしました。

 「糸車」はもちろんのこと、「覗き穴の開いた障子」も、現在の家庭環境ではほぼほぼ触れることがないものでしょう。

 物語の中に、実感をもって浸れるように、こうした配慮はとても効果的だと思います。

 体験をしてみた子ども達、どんなことを感じたでしょうか。

 そして、登場人物の心情に近づくことができたでしょうか。

 後で聞いてみたいと思います。

 ご協力いただきました藤原小学校様には心より感謝申し上げます。