こんなことがありました。

2020年12月の記事一覧

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(2)

 コロナ禍でたいへんな思いをしている全国のNPO法人を支援しようと全国の中高生が立ち上がった「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。12月5日(土)にはウェブ会議に続き、Facebook に生配信しながらの広報イベントが行われました。2年生チームは全体の進行を担当!緊張感漂う中、いよいよオンラインイベントが始まりました。

 趣旨説明などに続いて、活動をより広く知ってもらおうと、動画制作で苦労した点や支援しているNPO法人の紹介などがクイズ形式で行われました。

 全国の中高生や支援先のNPO法人のみなさんとは実は一度も会ったことがありません。しかし、ウェブ上ではありますが会議を重ねることで、お互いのことを理解し顔馴染みの人も増えていきました。和やかな雰囲気の中、50分の公開時間があっという間に過ぎていきます。

 無事に配信が終了。最後は笑顔でスクリーンショットの記念撮影です。参加した1・2年生のみなさん、お疲れさまでした!

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(1)

 12月は寄付月間。震災の時や去年の台風被害の時に自分たちが受けた支援を忘れることなく、今度は中学生の自分たちにできる社会貢献活動をしたい!と参加を決めた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。12月5日(土)に全国の中高生や支援先のNPO法人を繋いでウェブ会議が行われました。1年生チームは2人、2年生チームは3人が参加しました。今回はその時の様子をご紹介します。

 まず前半は今までの取り組みについて、事例報告やこれから寄付を増やすための活動について話し合いを行いました。イベントの実施やメディアへのアピール、知り合いへの口コミの大切さ…など、全国の中高生たちとアイディアを共有します。もちろんポスター制作やクラスへの呼びかけなど、平三中の取り組みも報告されました。

 この後はこのホームページでもご紹介した Facebook での生配信イベントが行われました。その様子は次回詳しくご紹介します。

 

国語科の授業研究会!

 市総合教育センター調査研究委員会による国語科の授業研究会が行なわれました。市内小・中学校の授業の質的向上に資することを目的に、各教科ごとに研究が行なわれています。

 本日は、2年3組で『走れメロス』の「メロスは真の勇者か」という課題の授業が行なわれました。事後研究会でどのような話し合いがされたかは分かりませんが、子どもたちは課題に向き合い、深く考え、伝え合いことにより考えを深めていたと思います。

 この授業の様子はビデオ撮影されており、今後の研究のために役立てられることになっています。(*事前に了承を得て撮影されています。)

 

浜通りスタディーツアーに向けての事前学習&打合せ

 キャリア教育の一環として、「エネルギーを通して いわき市のこれまでの10年とこれからの10年を考える」活動を行っている平三中の2年生。11月29日(日)にはその取り組みの様子がいわき市の広報番組「シルミルいわき」で紹介されましたが、まだまだ活動は続いています。8月の会津若松、10月のいわき市内に続いて、12月12日・13日には相双地区やいわき市内を巡るスタディーツアーに出発します。この日はいわき市役所産業振興部の江尻さんが来校して、見学先についての事前学習と打合せを行いました。

 かつて石炭産業が栄えたいわき市にとって、あるいは様々な発電所が設置された浜通りにとって、エネルギーは実に身近な存在です。しかし、約10年前の東日本大震災とその後の原子力発電所の事故は、エネルギーに対する考え方を大きく変えました。この10年間でどのようなことが起こり、どのような変化があったのか…江尻さんからレクチャーを受けましたが、具体的で生々しい数字が並ぶ資料に、生徒たちの目は釘付けとなりました。

 震災の傷跡が今もなお残る地区やオープンして間もない東日本大震災・原子力災害伝承館などはもちろん、将来に向けての取り組みが進む再生可能エネルギー施設などを巡る今回のツアー。自分たちは何を感じどのような思いを抱くのか…10日後の活動に思いを馳せた生徒たちは、さらに出発まで学習を進めます。ぜひ充実した2日間にして、その後の発表や映像作品に活かしてくださいね。

オーケストラのみなさんへのメッセージ動画撮影

 毎年生徒たちが楽しみにしている「ボクとわたしのオーケストラ」公演。震災後にいわき市内や双葉郡の小中学生を励まそうといわき芸術文化交流館アリオスで行われていますが、今年予定されていた公演はコロナの影響で中止になってしまいました。そして毎年素晴らしい演奏を聴かせてくれる東京都交響楽団のみなさんも、外出自粛やホールの人数制限などにより、練習も公演もなかなかできない状況が続いています。

 そこで、来年再びアリオスで素晴らしい演奏を聴かせていただけること、そしてコロナ禍の中でも演奏家のみなさんが音楽活動を続けられることを願って、FMいわきさんによるビデオメッセージの収録が行われました

 メッセージを寄せてくれたのは、吹奏楽部に所属する2年生2名。去年のコンサートの御礼、直接オーケストラ演奏を聴いての感想、コロナ禍での自分たちの状況、そして来年再び公演が行われることへの期待…などをカメラの前で話してくれました。

 

 東日本大震災後に自分たちを支えてくれたみなさんへの感謝の気持ちが込められた、素晴らしいメッセージを残してくれた二人。東京都交響楽団のみなさんにその気持ちは必ず届きますよ!