こんなできごとがありました

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小川江筋補修工事見学(4年)

低い太陽がまぶしく、あまり寒さを感じない穏やかな一日となりました。

 

さて、今日は4年生が、学校の裏で行われている「小川江筋」(用水路)の補修工事を見学させていただきました。4年生は社会科の学習で、郷土の偉人「澤村勘兵衛」や、澤村勘兵衛が今から300年以上も前に築造した「小川江筋」について学習しています。

一昨日に引き続き、今日もいわき農林事務所と建設会社の方が、この授業のために来てくださいました。お忙しい中、ありがとうございます。

早速、補修工事中の小川江筋へ移動。

今日は特別に、普段は入ることのできない水路の側道に入って見学をさせていただきました。

まずは、補修前の水路を見ながら、どうして補修が必要なのかを学びました。時間が経つと、コンクリートにひび割れなどが多くなり、水漏れにつながってしまうとのこと。この場所の補修工事は50年ぶりなのだそうです。

工事の過程を、資料を使って分かりやすく説明してくださいました。

 「江戸時代はどんな水路だったのですか?」「江戸時代はコンクリートはなく、かたい岩盤を掘ったものだったのですよ」積極的に質問して学びを深めました。

熱心に説明を聞きます。

遠くからではありましたが、江戸時代に岩盤をくりぬいた「ずい道」(トンネル)のあとも見ることができました。ちなみに、近づくと江戸時代の人々がほったであろう手彫りのあとも見えるそうです。

最後は、底面を補修した箇所を見学し、今後どのように補修されていくのかも教えていただきました。

この学習を通して、300年以上も大切に使われてきた小川江筋を、この先もずっと大切に使っていくために大切な工事だということが分かりました。そして、澤村勘兵衛の思いが今も受け継がれていることを感じることができました。

いわき農林事務所と建設会社の皆様、今日もお忙しい中、子どもたちのために特別に授業をしてくださりありがとうございました。おかげさまで、たいへん充実した学習となりました。ご協力に心から感謝いたします。

 

下校の様子から。

今週も元気にがんばりました。来週で2学期も終わり。土日もしっかり感染症の予防をして、来週も元気に登校しましょう。