出来事

2020年11月の記事一覧

特設駅伝部の練習、今日から始まる。

 冷え込みの厳しい朝を迎えました。

 新人駅伝大会に向けて、今朝7時から特設駅伝部の練習が始まりました。日々の積み重ねは、体力向上に大きな成果を生むものと思います。粘り強く頑張ってほしいものです。

ストーブへの給油作業

 11月27日(金)の清掃の時間に、12月からの暖房使用に備え、各教室のストーブに給油を行いました。エアコンについては、業者による試験運転が行われてから引き渡しとなる見通しであり、使用できるのは3学期からとなります。

思考力を伸ばす(3年 数学)

 写真は、本日1時間目の3年1組数学の授業の様子です。提示された課題に対して、生徒たちがさまざまな意見を出し、結論を得ようと皆で思考していました。

 3年生は、卒業まであと3か月半。進路選択を前にそれぞれにストレスを抱えていることとは思いますが、教室全体を包む和やかな空気の中、集中して学習に取り組んでいました。

徐々に進むICT環境整備

 GIGAスクール構想の実現に向け、学校のICT環境の整備が徐々に進んでいます。

 GIGAスクール構想とは、令和元年12月に文部科学省から発表されたプロジェクトであり、児童生徒1人に1台のPCと、学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、学校教育の充実を図ろうとするものです。

 市教育委員会の計画に沿って、このところ環境整備が進められています。

 これまでコンピュータ室に1台しかなかった「電子黒板」が各学級に整備されることになり、組み立て作業が行われました。

 「電子黒板」は、黒板に代わる電子機能を有したボードであり、授業の中で効果的に活用することで、授業内容を振り返ったり、わかりやすく説明したり、考えさせたり、興味・関心を高めたりということを、効果的に行うことが可能になります。

 早速、2学年の教室で「電子黒板」でデジタル教科書を活用した英語の授業が行われました。これまでのモニターではなく、電子黒板を活用することにより、デジタル教科書の機能を最大限に生かすことができます。

 タブレットPCの一人一台配備に向け、各教室に設置する充電保管庫の組み立て作業も行われています。

 高速大容量の通信ネットワークを整備するため、校舎内各所にWi-Fiの設置も行われています。

 月に2回、ICTサポーターの方が勤務し、教員の研修のお手伝いをしてくださっています。次の写真は、空き時間を利用して、教員がコンピュータ室のタブレットPCに搭載されたミライシードというソフトの活用の仕方を学んでいるところです。

平面図形の学習(1年 数学)

 1学年の数学では、現在、平面図形の学習を行っています。

 写真は、1年1組での授業の様子です。今日は、基本の作図についての学習の導入として、正六角形の特徴について把握し、作図の仕方を皆で考えました。明るい雰囲気の中で授業が進められていました。 

和食文化についての校内放送(11月24日は「和食の日」)

 11月24日は「和食の日」です。この日にちなみ、本校では先週金曜日の給食の時間に和食文化についての校内放送を行いました。その内容は次のとおりです。

 今日は、和食文化についてお話をします。日本の秋は実りの季節であり、自然に感謝し、来年の豊作を祈る祭りなどが、全国で行われる季節でもあります。そこで、和食文化の大切さを再認識するきっかけとして、11月24日が、「いい日本食」ということで、和食の日と制定されています。

 日本人の主食であるごはんをおいしく食べるために、汁物・おかず・漬物を組み合わせた形を「一汁三菜」といいます。この基本形を使うと、栄養バランスの良い食事を組み立てることができます。日々の食事にも、おもてなしにも使えるため、長く続いてきた形です。給食も漬物は無いですが、その分野菜がたくさん入って、とても健康的な献立ですね。

 和食のおいしさは「だし」がポイントです。どんな「だし」が思いつきますか?代表的なものは、鰹節、昆布、煮干し。ほかにも干し椎茸や、干しエビ、焼きアゴという、焼いたトビウオなども、おいしいだしになります。水やお湯を使って、素材からうまみを引き出した「だし」は、和食の味の基本となります。

 実は、和食文化は平成25年に、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。具体的な料理ではなく、「自然を尊重する」という、日本人の心から発展し続いてきた、「食に関する習わし」として登録されています。具体的には、日本の国土が南北に長いことから、多様で新鮮な食材が活用できること。バランスが良くて健康的であること。「おせち」や「かしわもち」のように、季節の行事に合わせた料理が多くあること。季節の花や紅葉などを飾ったり、季節に合う器を使ったりして、自然の美しさを表現していることなどがあります。このような和食文化の特徴について意識すると、普段の献立の味わいもさらに深まると思います。

 「いただきます」や「ごちそうさま」に心を込めて、毎日の食事をいただきましょう。

新しい本の貸し出しがスタート!

 11月20日(金)昼休み、図書室で新しい本の貸し出しが始まりました。期末テストが終わった開放感に浸りながら、生徒たちは書架の前で興味深げに本を見ていました。

 蔵書の整理や図書室の環境作りには、週2回勤務する学校司書さんが活躍してくれています。

 学校司書さん肝いりの絵本2冊です。生徒たちへの深いメッセージが感じられます。

 読書への関心を誘う掲示物

楽しく英語に触れる時間(ALTの先生による授業)

 11月16日(月)から18日(水)までの3日間、ALTの先生が来校し、各学年の英語の授業でゲーム的な活動を実施しました。生徒たちは、ALTの英語に触れながら、楽しそうに取り組んでいました。

 写真は、2年2組での授業の様子です。

税の意義、役割、仕組みについて学ぶ(3年 租税教室)

 11月18日(水)午後、福島県庁県税部の職員の方に来ていただき、3年生を対象に「租税教室」を開催しました。

 税に関するクイズをしたり、アニメーションビデオを視聴したり、グループワークで話し合ったりする活動を通して、税の意義や役割、仕組みについて学びました。3年生の生徒たちは、税について興味関心を高めることができたものと思います。今後、社会科の公民の時間に、税について学ぶことになります。

クイズを交えた講義を聴く。

ビデオを視聴する。

グループワーク

資料を活用し理解を深める(1年 社会)

 1学年の社会科では、現在、歴史的分野「中世の日本」の学習を行っています。授業の中では、わかりやすい板書で生徒たちに歴史的事実を整理して理解させるように努めています。また、さまざまな資料を提示して歴史の流れを立体的に捉えさせようとしています。

 生徒たちの教科書や資料集には、さまざまな図表や写真、絵などが数多く掲載されています。これらの資料をフルに活用しながら、歴史をイメージ豊かに学んでほしいものです。

地球の運動と天体の動き(3年 理科)

 3学年の理科では、現在、「地球と宇宙」という大きな単元の中で、「地球の運動と天体の動き」についての学習を行っています。地球の自転と公転に伴うさまざまな天体の現象について理解することが目標となります。

 写真は、11月16日(月)に3年1組の教室で、デジタル教科書を使い動画を視聴させ、地球の自転によって、太陽や星は天球上をどのように動いて見えるかということについての理解を促しているところです。頭の中で立体的にイメージできるか否かが、理解の鍵になることと思います。

混合物の蒸留の実験(1年 理科)

 1学年の理科では、現在、身のまわりの物質の性質についての学習を行っています。

 11月12日(木)、混合物の蒸留の実験を行いました。エタノールと水の混合物を熱して、出てきた気体を集め、水で冷やして液体に戻して試験管の中に集め、その性質を調べました。

 異なる種類の液体が混ざり合った混合物は、沸点のちがいを利用した蒸留によって、それぞれの物質に分けることができるということを、実験を通して学びました。

 

ほころび直しの基礎技能を学ぶ(2学年 家庭科 被服分野)

 2学年の家庭科では、現在、被服分野の学習でアイロンかけやほころび直しの学習を行っています。

 11月12日(木)、2年2組の生徒たちがほころび直しの基礎技能として、「まつり縫い」や「本返し縫い」、「波縫い」などの学習に取り組みました。

 動画で縫い方を学んだ後、実際に布を使っての実技に取り組みました。ほころび直しの基礎技能は、賢く生き抜くための知恵の一つと言えるかもしれません。

体つくり運動としての持久走(1学年 保健体育)

 1学年の保健体育では、現在、授業の導入時に一定ペースで長い距離を走る活動を取り入れています。

 持久走には、心肺機能の強化という効果のみらず、苦しさを乗り越えて走り通す精神力や全身持久力の強化も期待できます。

 生徒にとっては、あまり積極的に取り組みたいと思う活動ではないかもしれませんが、目標をもって継続的に取り組むことで、大幅な体力向上が期待できます。中学生の時期にしっかりと取り組んでおくことは、その後の健康的な生活に大きく影響するものと思います。

ついでにご覧ください!掲示物や展示物・・(今日から三者相談)

 今日の午後から各学年一斉に三者相談を実施します。保護者の皆様には、三者相談のついでに、ぜひ校内の掲示物・展示物をご覧ください。学習の成果や日々の教育活動の様子を少しでもお伝えできればと思います。

「ふるさとの和菓子」3年生作品展示(職員室前廊下)

ステンドグラス「合唱コンクールスローガン」美術部(1階渡り廊下)

各種の行事写真(校長室前)

学級新聞(1階渡り廊下)

生徒会専門委員会の活動計画

生徒会総会の議事録

「心でとらえた色・形」2年生美術作品(北校舎1階美術室前)

サイエンスレポート(北校舎1階理科室前)

 

窓辺の学級菜園(1-6)

 1年6組の窓辺では、水耕栽培でベビーリーフやレタス、チリメンチシャなどの野菜たちがすくすくと育っています。

 生徒たちは、学習を兼ね野菜の生育状況を観察しながら、栽培活動を行っています。

 最初は、種がスポンジの水や栄養分を吸って成長し、ティッシュペーパーの幕を破って小さな芽を出します。

 成長に合わせて、苗床を換えます。

 成長ぶりは見事!

 ところ狭しと葉を茂らせる様は、まるで個性豊かな生徒たちのようです。

 後日、野菜サラダにして食べるとのこと。自ら育てた野菜を食べるのは楽しみですね。

 

「ふるさとの和菓子」美術科 作品鑑賞会(3年)

 3年生の美術科で制作した「ふるさとの和菓子」作品鑑賞会の様子を紹介します。

 3年生の4学級で制作した作品群を相互に鑑賞し、感想をまとめました。

 来週11月10日(火)から、3年生の全作品を職員室前に展示します。また、2年生の美術科作品も北校舎1階の美術室廊下に展示します。保護者の皆様には、三者相談でご来校の折に、ご覧いただければ幸いです。

一斉安全確保行動訓練「シェイクアウトふくしま」

 10月5日(木)午前10時、地震発生時に行うべき安全確保行動を学び、身につけることを目的として、一斉安全確保行動訓練「シェイクアウトふくしま」を実施しました。

 2時間目の授業中、それぞれの教室で、地震から実を守るための3つの安全行動(①まず低く、②頭を守り、③動かない)を実践しました。非常時に備え、実際にやってみておくことが大切です。

生き方を学ぶ塾「いわきグローバルアカデミー『いわき志塾』」

 10月31日(土)午後、いわき市文化センターにて令和2年度第1回「いわきグローバルアカデミー『いわき志塾』」が開催され、本校から1・2年生4名が参加しました。

 「いわきグローバルアカデミー『いわき志塾』」は、いわき市において学校と行政が一体となって進めるキャリア教育の一環として教育委員会が主催する事業であり、平成26年度にスタートし今年度で7年目を迎えています。毎回、さまざまな職業で活躍される方々を講師としてお迎えし、渾身の仕事ストーリーを聞いて、中学生が学んでいます。さまざまな職業の方々の話を聞くことで、視野を広げ、将来に向けての夢、目標、志(こころざし)を醸成します。

 今回のテーマは、「いつか世界を変える力に」でした。JICA青年海外協力隊経験者の8名の方々を講師としてお迎えし、市内の中学生65名が学びました。

 開会行事の後、グループごとに講師の先生方からお話を聞きました。それぞれの講師の先生方から、発展途上国での経験から学んだこと、人生で大切にしてきたこと、現在の中学生へのメッセージなど、熱い思いのこもったお話を聞きました。中学生たちは、話に引き込まれ、メモを取りながら真剣に聞いていました。

 「いわき志塾」は、講師の先生からお話を聞いて終わりではありません。講師の先生から学んだことをグループで話し合い、グループごとに全体会でプレゼンします。各グループとも、プレゼンで発信する内容を、付箋を使いKJ法で練り上げます。短時間でグループとしてのプレゼンをまとめるには、相応のスキルが必要となりますが、リーダー役の生徒が牽引役となり、短時間で仕上げていきます。生徒たちは、回数を重ねるごとに、プレゼンのスキルを向上させていきます。

 最後に、全体会でグループごとにプレゼン発表行います。

 【参加した生徒の感想から】

 初めは知らない人たちと活動するということに、少し抵抗がありましたが、活動する中で楽になり楽しく参加することができました。講師の先生は、たいへん濃い内容のことを話してくれました。経験は全てがつながっているということがわかりました。また、他のグループの発表を聞いて、さまざまなことがわかりました。今回、学んだことを生活に生かしていきたいです。(2年TK君)

 今回、いわき志塾に参加し、とても貴重な体験ができました。はじめに全体でJICA職員の方からSDGsについての話を聞いた後、グループに分かれて一人の講師の先生から詳しく話を聞くことができました。発展途上国の現地の様子についての話の中で、教師不足で資格を持っていない人でも授業をすることに驚きました。世界中には他にもさまざまな問題があり、それらを解決するためには、多くの人の努力が必要であることを知りました。(2年MSさん)

 私の所属したグループの先生から、「やりたいことをやる」ということを教えていただきました。先生の生き方から、自分の意思で決断し行動してきたから、人との出会いがあり、出会った人たちのことを最大限に想えているのだなと思いました。また、他のグループの発表を聞いて、その人の立場になって考えるということも、当たり前のことだが大切なんだと思いました。相手の立場になって考えるというのは、決めつけるということではなく、コミュニケーションをとるための大事な準備なんだと思いました。私は、今回の活動を通して、自分が選んだ道に後悔をしないために、きっかけを大切にしたいと思いました。小さなことをたくさん積み重ね、自信をもって人と関わっていきたいです。(2年MEさん)

 私は、青年海外協力隊員としてガーナへ行き、学校を作った方の話を聞きました。その方は「やるべきことより、やりたいこと」という言葉を教えてくださいました。私は、これから失敗を恐れずにやりたいことをたくさんやていきたいと思います。(1年NSさん)

 「いわき志塾」の体験を通して、感じたこと・考えたことは、個々に異なりますが、生徒の内面に何らかの化学変化が生じていることは推測できます。「いわき志塾」の体験が、将来に向けてプラスのエネルギーとなって働くことを期待します。

※「いわき志塾」には、やる気のある中学生であれば誰でも参加できます。第2回は12月5日(土)の午後、いわき市内で働くいわき生徒会長サミットOBを講師として迎え実施する予定です。 

第27回福島県中学校新人野球大会 準優勝!

 10月31日(土)及び11月1日(日)、伊達市のほばら大泉球場で、県中学校新人野球大会の2回戦、準決勝、決勝が行われました。

 平二中は、2回戦で南会津・舘岩・荒海連合チームと対戦し、3対2でサヨナラ勝ち。準決勝は、会津若松の河東学園中と対戦し5対0で勝利しました。決勝戦は、県南の私立 石川義塾中と対戦し1対15で敗れました。

 少人数で選手層が薄く、しかもフィジカル面で決して優位にはない本校チームが、苦戦に苦戦を重ねながら、いわきで優勝し、さらには県大会で決勝まで駒を進めたことは、まさに快挙であり、心から祝意を表します。

 県大会 準優勝、おめでとう!