出来事

徐々に進むICT環境整備

 GIGAスクール構想の実現に向け、学校のICT環境の整備が徐々に進んでいます。

 GIGAスクール構想とは、令和元年12月に文部科学省から発表されたプロジェクトであり、児童生徒1人に1台のPCと、学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、学校教育の充実を図ろうとするものです。

 市教育委員会の計画に沿って、このところ環境整備が進められています。

 これまでコンピュータ室に1台しかなかった「電子黒板」が各学級に整備されることになり、組み立て作業が行われました。

 「電子黒板」は、黒板に代わる電子機能を有したボードであり、授業の中で効果的に活用することで、授業内容を振り返ったり、わかりやすく説明したり、考えさせたり、興味・関心を高めたりということを、効果的に行うことが可能になります。

 早速、2学年の教室で「電子黒板」でデジタル教科書を活用した英語の授業が行われました。これまでのモニターではなく、電子黒板を活用することにより、デジタル教科書の機能を最大限に生かすことができます。

 タブレットPCの一人一台配備に向け、各教室に設置する充電保管庫の組み立て作業も行われています。

 高速大容量の通信ネットワークを整備するため、校舎内各所にWi-Fiの設置も行われています。

 月に2回、ICTサポーターの方が勤務し、教員の研修のお手伝いをしてくださっています。次の写真は、空き時間を利用して、教員がコンピュータ室のタブレットPCに搭載されたミライシードというソフトの活用の仕方を学んでいるところです。