※本ホームページ内容について、無断掲載を禁止します。
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この時期、ほぼすべての小学校では、市教育委員会の依頼のもと、来年度入学予定児を対象に就学時検診を実施します。
入学に際し、心身面で不安なことがないか、学校医の先生方に診察していただいたり、本校の職員で分担して視力や聴力、知能の発達の程度などを確認します。
本校では、保護者の皆様にお待ちいただく時間を利用して、小名浜地区保健福祉センターの家庭相談員の方を講師にお招きし、「子育て学習講座」を実施しました。講座では、新入学予定の保護者の皆様に、こどもへの暴力防止プログラム(CAP: Child Assault Prebention)についてお話をいただきました。小グループでの話し合いなども取り入れ、保護者の皆様が興味をもって参加できるよう工夫してくださいました。ありがとうございました。
今、本校に限らず、全国の多くの子ども達が、それぞれの困難さに応じた支援を必要としています。
それを的確に捉え、入学前や入学後の支援の在り方を検討するために、この就学時検診があります。
今回、様々な検査や面談等で得られた情報を有効に活用し、全員のお子様が安心して小学校生活を送れるように、関係機関とも連携を図りながら、校内体制を整えていきたいと思います。
(なお、就学時検診の様子の画像については、来年度入学予定の保護者様から個人情報に関する確認が取れていないため掲載いたしません。ご了承願います。)
本校は全校生92名の小さな学校です。
上学年児童で活動する児童会各委員会も少人数編成となります。
そのため、本校では図書委員会の児童がお世話をする、図書室の本の貸出日は週に2回としています。
今日はその貸出日でした。
本を返しにくる子、本を借りにくる子、時間内にひっきりなしに子どもたちが訪れており、図書委員会の児童が一人一人に借りるのか返すのかを確認しながら、丁寧に対応していました。
どちらもバーコードリーダーを使って対応するのですが、その関係で、返却したい子を優先して手続きを進めていました。
そのため、仮に並んでいた子に対し、6年生の図書委員の子が、ちょっと待っててくれるようやさしく声掛けをしていました。 こうした、ちょっとした配慮がさりげなくできるのが素敵です。
「読書の秋」です。
たくさん、いろいろな本に触れあって、自分の感性を高めたり、知識を広めたりしてくれることを願っています。
今日は本校で児童数が最も多い地区の登校班4・5班と一緒に登校しました。
澄み渡る秋晴れの中、気持ちよく登校できたことと思います。
この2つの班は、本校の通学班の中で最も人数が多いのですが、班長さんを中心に、2列になったりふざけたりすることなく、安全に歩くことができてました。
1つ気になることとしては・・・
通行量の多い道路を横断するのですが、人数が多いため、横断途中で信号が点滅となってしまいました。
子どもたちにも声掛けしましたが、青信号のうちに全員が渡り切ることができませんでした。
そのため、信号待ちをされていた車にしばらくお待ちいただく状況でした。お待ちいただいた運転手さんには心より感謝申し上げます。
横断時の歩行速度をもう少し速めるよう指導したいと思います。
本校では4年生となると、総合的な学習の時間で和太鼓を学びます。これが渡辺小の伝統の一つです。
4年生は初めて和太鼓を習うことから、1学期から取り組んでいますが、6年生は2年間の積み重ねがあるので、この時期からの練習開始です。
先週、音楽室から体育館へ和太鼓を運び、より広い空間で、本番に近い雰囲気を味わいながら練習できるようにしていて、6年生は今日が今年度初の体育館練習となります。
1回目の演奏を聞かせてもらいました。
予想通り素晴らしい演奏でしたが、久しぶりの練習ということもあり、微妙なずれも確かにありました。
しかし、担任からはそこを指摘しませんでした。
自分たちで自分たちの演奏を評価させ、課題を把握し、それらをどう解決するか考えさせていました。
教えてしまうことは簡単です。それでは今、学校が必死になって脱却しようとしている「教師が教える授業」になってしまいます。
自分たちで考え、自分たちで対策を講じる。担任はその話し合いをコーディネートし、必要があれば助言をする。
こうした姿が和太鼓の練習でも見られたことがとてもうれしいです。
子ども達からは、様々な「気づき」が出され、それらを踏まえて2回目の練習となりました。
2回目の練習の後、子どもたちに感想を聞いてみると、
「しっかり改善できた」「よくなった」
という声を聞くことができました。さすがです。
お披露目の場である「霜月祭」まで約1か月。
限られた練習時間の中で、自分たちの納得いくレベルまで仕上げてくれることを願っています。
【1回目の練習の後。出来栄えについて話し合います。】
【勇ましい6年生13名です!】
9日(木)の5・6校時に、日本科学技術振興財団・文部科学省放射線教育推進事業専任講師の石川哲夫先生にご来校いただき、6年生が放射線出前授業を行いました。主な内容は以下のとおりです。
〇 原子力発電所の事故について
〇 放射線とは何か
〇 放射線を遮るにはどうすればよいか
〇 放射線の利用
〇 放射線から身を守るには
〇 福島の復興状況
〇 廃炉に向けた今後の課題
東日本大震災当時、石川先生はいわき市にいらっしゃったので、その時の様子について写真を使いながら教えてくださいました。
その後、たくさんの機材や教材を持参いただき、さまざまな実験や体験を通して、子どもたちは放射線について興味をもって学ぶことができたようです。特に、ドライアイスを使った霧箱の実験で、普段は目に見えない放射線を目自分の目で見ることができたのは貴重な経験となったようです。
東日本大震災から13年。昨年度は複数の町村で避難指示が解除されるなど、福島県は着実に復興に向けて前進してはいます。しかしながら、廃炉の問題はもちろんのこと、例えば、漁業の売上は震災前には遠く及ばないなど、課題も山積しています。東日本大震災そして原発事故を経験した福島県、そしていわき市に生まれ育った子ども達が、これらの課題を自分事として捉え、自分たちの将来をどうしていきたいのかを考えるいいきっかけにもなったことと思います。
遠路はるばる渡辺小まで来てくださり、楽しい講座をしてくださいました石川先生に心より感謝申し上げます。
【スライドや霧箱など、様々な器具や教材をご準備いただきました。】
【身の回りにも放射線があることを学びます。】
【私達が食べている食品の放射線量を調べます。】
【霧箱を使った実験です。ドライアイスの効果で放射線が目視できます!】
【放射線をどうすれば遮ることができるかを学びます。】
【先生のアシスタントとしても大活躍です!】
〒972-8334
いわき市渡辺町田部字岸17番地の1
TEL 0246-96-6042
FAX 0246-96-6096