こんなことがありました

出来事

今週の学校生活アラカルト!

間もなく年度末を迎えますが、今週もあちこちで子どもたちと先生方が「4つの力」を発揮し合い、手を抜かず全力で成長へのチャレンジを行ってきました。日の出の時刻も早くなってきましたね。まずは登校の様子を二宮金次郎さん目線で。

子ども広場はいつものように大賑わい。この日は1年生がなわとびにチャレンジ。あちこちから、見て!二重跳びできるようになった!オレ10回できるし!等々の声が響いていました。

3年生はオオタニさんグローブでキャッチボール!グローブにどうやって手を入れるの?というところからのスタートでしたが、これで野球やるんだ!すごいすごい!の声がとっても新鮮。

こちらは4年生。やっと使えた!とオオタニさんグローブをみんなで仲良く回してメジャーリーガー気分を味わっていました。

青空に向けてボールを投げてフライ捕球。もっと高く上げて!のご要望にお応えしたら3階に上がってしまい、失礼しました。そこから投げて!に応えてボールを落としたらナイスキャッチ!とはいかず...。それでも子どもたちを笑顔にしてしまうオオタニさんグローブのパワーはスゴすぎ!

やまなし学級では、一人ひとりのペースを大事にして学習のまとめにチャレンジ!同時進行で新入生を迎えるための掲示板の制作にもチャレンジしていました。徐々に桜の花が満開に近づいています。

こちら電子黒板で都道府県の名前と位置を答えるタイムレースにチャレンジ!正確かつ迅速に全問正解した3年生に大きな拍手!一方で「叶わない!」と悔しさをにじませた6年生、それでも諦めずに復習する姿、素敵です!

図書館も子どもたちのお気に入りの場所。そろそろ今年度の読み納めでしょうか。2年生は、このコーナーに新しい本が入ったんだっけ!このシリーズ読んだ!100冊読んだよ!と話をしながら本を返却していました。学校司書の先生のご支援により本の魅力を子どもたちに伝えることができました。

こちらは学校近くのガニラー公園に出かけた5年生。地域の美化活動にチャレンジしてきて善行賞をいただきましたが、今日は改めて現場確認をしたのだそう。残念ながら...という状況でしたが、子どもたちは笑顔笑顔でゴミを拾い、分別しておりました。

活動後は公園のアクティビティーを堪能。今年度、本校の子どもたちの学びの場は学校から地域に拡大していきましたが、その効果は絶大!これからも「地域に貢献したい」という子どもたちの純真な思いを大切にして参りましょう!

下校前の2年生、これまで制作してきた芸術作品を整理して持ち帰るのだそう。コレクションの数々を全身を使って披露してくれました!今週は、大きな荷物袋を手に下校する姿がありましたね。一年間、頑張りました!

校舎内は6年生の卒業に向けたお祝いモードへ。大好きな6年生と一緒に登校できるのもあと3回ですね...。

日の入りの時刻も遅くなってだいぶ春めいて参りました。二宮金次郎さんも読書時間を増やせる!と喜んでいるとのこと。来週は今年度最後の週となりますが、長倉小学校のチャレンジはまだまだ続いて参ります!

3・4年生、勝手にいわき湯本温泉シンポジウムを開催!

総合的な学習の時間で一年をかけて地元の温泉を探究してきた3・4年生、それぞれの学年・学級の成果を発表し合う会を3月8日(金)に開催しました。

これまでかかわっていただいた講師の皆様をご招待。久しぶりの再会に「◯◯さん、こんにちは!」「◯◯先生、ありがとうございます!」とご挨拶。自分たちの学びの成果を聞いてもらいたい!知ってもらいたい!という思いがひしひしと伝わってきました。

まずは3年生。これまで授業参観等で発表してきた経験を踏まえて、各グループの一体感がいっそう高まりましたね。一人ひとりノー原稿でハキハキと大きな声で報告・主張し、それらがを組み合わさってグルーヴ感がお見事!

まとめとして述べていた「こんなに魅力ある湯本温泉を全国の人に知って欲しい!入って欲しい!」「年間60万人の人に来て欲しい!」等々の発表は、子どもたちの単なる思いではなく、探究の成果を積み上げたからこそ湧き起こってきた思い、主張です!

3年生の発表を視聴した4年生、「長倉小の校章が鶴の伝説に関係しているかもって話にびっくり!確かにこれは鶴だね!」との感想。嬉しくなって校章を何度も見てしまいましたね。そして「相手に伝わるように僕らも頑張る!」等々の思いを抱いて、温泉ブラザーズを筆頭に4年生も熱い発表を行いました。

4年生もこれまでお互いの発表を見せっこして相互評価を行い、授業参観で披露し、さらに改善を重ねて本日を迎えました。研究内容・方法ともに磨きがかかって、堂々と発表する姿にビックリしました。

温泉クイズ、顔の洗い方の実践など視聴者参加型のプレゼンもあって楽しかったですね。さらに温泉体操の紹介では、講師の鈴木真澄先生も加わり、場を盛り上げてくださいました。心もほっかほか!

お互いの発表を視聴し合ってからの感想発表。率先して手を上げる姿がとても印象的でした。それだけ「温泉」にどっぷり浸かっているからですね。そして「やっぱり湯本の温泉は最高!」「未来につなげていきたい!」という思いに至りました。このことを多くの方に知っていただきたい!!

講師の皆様からは、「もはや皆さんは温泉の先生!」「温泉の百科事典!」「温泉は全ての人を幸せにするものですね!」「未来に向けての言葉・思いを聞くことができてよかったです!」「職場にこんなに温泉好きな子どもたちいることを広めていくね!」「将来につながる学び!何でだろうと突き詰めていったら将来の目標が見つかっていくよ!」「未来は明るいね!」等々のお言葉をいただきました。

子どもたちもお世話になった皆様に恩返しが出来た!と満面の笑顔を見せて、休み時間も惜しんで温泉トークを楽しんでいました。本日、素敵なシンポジウム?!大成功でございます。

本日の3・4年生の姿から私たちが学んだことは、子どもたちにはすでに立派に学ぶ力があって、それが自立しているということ。私たちは、これからも子どもたちが夢中になって学べる環境づくりと、伴走者としての腕を磨いていきたいと思います。

県共同募金会より感謝状をいただきました!

3月13日(水)、いわき市社会福祉協議会常磐地区協議会長の渡辺昌昭様がお見えになり、全校生を代表して6年生に感謝状をお渡しくださいました。

渡辺会長から「台風災害の時の募金活動ありがとうございました。今回の感謝状贈呈は、長倉小学校が共同募金運動に10年連続して協力していただいたことによるものです。本当にありがとうございます。」とのお言葉を頂きました。代表委員からは「10年前といったら私は2歳くらい?ずっと続けていたんだ...」「続けることは大事!」という気づきとともに御礼の言葉をお伝えしました。

「赤い羽根」「歳末助け合い」というキーワードで今年も募金活動に協力して参りました。ご高齢の方、障がいのある方、子ども等を支援する県内の様々な地域福祉活動、そして災害発生時に被災した人たちを支援活動にも役立てられているとのことです。「先輩たちにも感謝しなくちゃ!」という6年生の言葉とともに、この場にて本校卒業生の皆様にご報告させていただきます。これからも「今のわたしにできることは?」をテーマに地域貢献活動を大事にして参りましょう!

大谷翔平さんからのグローブ到着、そしてご披露!

3月11日(月)のオンライン集会では、メジャーリーガーの大谷選手から3つの野球グローブが本校にも届いたこともお伝えしました。当然、校内のあちこちから歓声が...。今朝登校してきた4年生から早速「大谷選手のグローブ使わせてください!」とのお申し出。「ん~...」と曖昧な返事をしたところ、お友達と目で会話して「やっぱ6年生でしょ!卒業する前に届いてよかったしさ!」との回答。「やさしいね。そうしようね!」ということで、本日6年生に体育館でご披露申し上げました。

「はいっ、これです!」と披露したところ、6年生から「黒色ではない。それは違います!」とつれない反応が...。

仕切り直しでございます。いただいたグローブはこちらです!と紹介すると「オオタニサンのグローブだ!」となって、すぐに手に取って、いいね!見して見して!かっけぇー!メジャーだ!オオタニさんのサインだ!すっげぇー!とやんややんやの大盛り上がりでございました。 

大谷選手からのメッセージには噂の通り「野球しようぜ。」と書かれてあり、早速キャッチボール!未来のメジャーリーガーが次々と誕生していきました。

初めてグローブに手を入れた!というお友達とともに飛球(フライ)を捕ろうチャレンジする様子もあって、みんな笑顔になって楽しい時間を過ごすことが出来ました。オオタニさん、ありがとうございました!

まっ、こんなエラーシーンもありましたが、オオタニさんのグローブは悪くない!というのが6年生の一致した見解でございました。

私の黒いグローブも大事に扱ってくれてありがとうございました!

私は大谷選手からのこのプレゼントが「3.11」に届いたのは偶然ではないように感じています。大谷選手は私たちと同じ東北地方の岩手県出身で「3.11」を経験している人ですから。そして6年生が卒業を迎えるこの時期に届いたことにも大変意義深く感じております。

幼いときから志を高くもち、努力を積み重ね、いわゆる「二刀流」の選手としてそれまでの野球の常識を打ち破ってきた大谷選手から、今日は元気と勇気をストレートにいただきました。これから各学年を巡回させて参ります。大切に使わせていただきましょう!

3.11追悼集会を開催しました。

「3.11(東日本大震災)」から13年目を迎えました。学校ではオンラインで全校集会を開催し、校長講話を行いました。子どもたちは直接の経験をしていない世代となりましたので、改めて「3.11」の概要をお伝えしました。

また、ぜひ当時の人々の表情や身近な地域の景色はどんなだったか、全国あるいは世界の人々からどんな支援をいただいてきているのか、そして今はどうなっているのかについて知り、自分なりの言葉で話ができる人になって欲しいと話しました。「3.11」のことを話ができる人は、災害発生時にだけでなく、ふだんの生活においても、命を大切にできる人、思いやりの心でやさしい行いができる人になると思うからです。今日は、「3.11」に関する報道が流れますから、家族の皆さんとぜひお話し合いくださいと呼びかけました。

集会後の1年生、校長講話の感想を発表し合っていました。「たくさん人が亡くなったんだ、大変だったんだ」「今こうして生きているってすごいと思いました」等々の声が。3年生は担任の先生の経験談。4年生は担任の先生が「僕が小学4年生の時だったんだよ。ちょうど皆さんと同じ年齢のとき。大変だったことを思い出します」とのこと。これには子どもたちも「そうだったんだ~。ビックリしたよね」との感想。どの学級も「3.11」について語り合ってくださいました。先生方ありがとうございました。

今朝は、青少年育成市民会議の皆様に朝のあいさつ運動を実施していただきました。毎月ありがとうございます。畑を見ると、じゃがいもを植える準備に来たよ!と長年お世話になっている今野先生のお姿が...。養護教諭とともに土作りをしてくださいました。ありがとうございます。今日はいつも以上にありがたい!という思いと幸せを実感した一日でございました。

今年度の登校日もいよいよ一桁となりました。今できる最善のことを精一杯積み上げて参りましょう!